芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

タグ:2020年3月定例会

今日は総務常任委員会。 以下の議案についての審査を行いました。

番号件名
第6号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)
第8号令和元年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号)

それぞれの議案書についてはこちら。 なお、議案についてはいずれも全会一致で可決すべきものと決しています。

また、所管事務調査として「長期財政収支見込みについて」の報告もありました。

気になるところを書いておきます。

第6号議案について

一言で補正予算と言っても、かなり色々な要素が含まれていました。 今回は、その内訳が整理された資料が提示されたので分かりやすくなりました。

0001 0002

ひと際目立ったのが、プレミアム付き商品券事業費の不調。 国の補助金で実施している事業で持ち出しはないので、まあ構わないっちゃ構わないんですが 国の施策が空振りましたね。

ちなみに、どれぐらい空振ったかというと…。 歳入のうち、プレミアム付き商品券の売り上げを示す、商工費雑入を見ると分かります。 半分をちょっと超えるぐらい売れ残りました。

補正前歳入補正額補正後歳入
388,003△209,775178,228

プレミアム付き商品券の概要としては、最高で2万5000円の金券を2万円で買えますよ! 25%のプレミアムですよ!ということでした。5000円稼ぐのは大変ですから、確かに破格です。 商品券自体、市内の主だったスーパーマーケットで活用できたことを考えると、買った方がオトクだと思います。

でもなぜ半分しか売れなかったのか。原因調査はできてませんということです。 キャッシュレスのポイント還元と時期が被ったから?とかそういう話もありました。

個人的には、今回は購入できる層が限定されていたことが原因でもある気がします。 限定的なものだと、ワイドショーとかでもあまり取り上げられないですから。

ちなみに、購入できる人は以下の条件を満たすだけでした。

  • 2019年度の非課税世帯
  • 2016年4月2日~2019年9月30日までに生まれた子供がいる世帯

恐らく、二つ目の子持ち世帯の方々は購入されたんだと思います。 まだ若く、フットワークも軽いでしょうし、商品券をややこしいとも思わないでしょうし。

ただ、非課税世帯については、高齢者も多いでしょうし 「なんかめんどくさい」が勝ってしまったのではないかなと思います。 経済政策はなかなか難しいですね。

長期財政収支見込みについて

資料はこちら。

昨年の今頃に出された長期財政収支見込みでも5年後の基金残高が底をつきそうで ヤバイという話をしていましたが今年は更に悪化するという見込みになりました。

0016

なかなかショッキングなグラフです。今の流れだとそうなってもおかしくないと思っていたので 僕は驚きませんでしたが、委員会でもかなり危機感があるようなやりとりがありました。

公共施設の老朽化に伴う更新(建替えなど)をフルスペックで積み上げているものです。 なので、人口減少社会を受けての公共施設の統廃合。あるいは民間で同じような施設があるような 公共施設については廃止するなど、事業の取捨選択を進める必要があると思います。

投資的経費の投入については、市民にとってプラスのある投資に限るようにしていかないといけません。 そうでないと、投入時に起債した市債は将来の芦屋市民が支払うことになり、 あまりイケてない建物が負の遺産として残ってしまうことになります。

また、これまで以上に効率的な業務運営と要員配置をシビアにやっていく必要もあるでしょう。 いずれにしても、これからの10年、市長には厳しい判断が迫られるんじゃないかなと思っています。

僕も議員の立場ですが、今日聞いたヤバイ話を現実にしてしまわないための 取組み、提案を進めていきたいと思います。

今日は民生文教常任委員会。

今日の審査対象は以下のとおり。 それぞれの議案書は、こちらをご覧ください。

番号件名
第2号 芦屋市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
第3号 芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第4号 芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第7号 令和元年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第10号 令和元年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第12号 芦屋市霊園合葬式墓地等建設工事請負契約の締結について

また、以下の報告と所管事務調査を行いました。 所管事務調査の資料は、こちらをご覧ください。 今日時点でのアップはまだですが、後日アップされる予定です。

  • (報告)兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の報告について
  • (所管事務調査)芦屋市環境処理センター長期包括的運営業務について

なお議案の審査結果としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しています。

例によって、気になるところをピックアップしてご紹介。

霊園の合葬式墓地について

芦屋霊園に新たに合葬式墓地の建設が行われます。 今日の議案は、その発注業者が決まったというもの。

合葬式墓地って?

その名の通り、亡くなられた方のご遺骨を共同で埋蔵するお墓です。 近年の都市化・少子高齢化といった社会情勢の変化によって、墓地へのニーズも多様化しています。

具体的には、以下のような特徴を持っています。

  • 管理者(市)が合葬室とモニュメント(玉石や樹木など)でひとつの大きなお墓を建設
  • 骨壺から出して他の方々と一緒に納骨(共同埋葬)(はじめは骨壺のまま一定期間安置し、その後に骨壺から出して納骨されるケースもある)
  • 納骨後の遺骨の取り出しは不可(安置期間中の遺骨の取り出しは可)
  • 使用期限は永年
  • 承継は不要
  • 墓の管理は管理者(市)
  • 使用料は「一般的な墓地」や「納骨堂」と比べると安価
  • 安置期間中は維持管理費が別途かかる場合もある

一般的なお墓と比べた場合、個別での納骨はできないものの 安価で納骨でき、かつ普段の管理の手間も省くことができます。 また、無縁墓になる恐れもありません。

ニーズが高まっている

芦屋市が平成28年に行ったアンケートにおいても、以下のような心配事が見られました。

  • 子供や孫に負担をかけるのではないか
  • 世話する人がいないため、無縁にならないか

実際、仕事などで田舎から都市部に出てきた人にとっては田舎にあるお墓を定期的に手入れするのは大変です。 また、お墓の維持費にもそれ相応のコストがかかります。ご先祖様を軽んじるわけではありませんが、 現実的には管理運営が難しくなってきているのも事実な訳です。

そうした声は芦屋市だけではなく全国的な流れになっています。 特に、都市部の自治体では顕著なのではないでしょうか。 事実、ここ数年で色々な自治体で合葬式墓地が設けられだしています。

芦屋の場合はどういう形でつくられる?

芦屋の場合、以下の2種類のお部屋を用意する計画になっています。

  • 一時安置室:骨壺に入れたまま個別に区分けされたロッカーで一時的に安置する。
  • 合葬室:骨壺から出し、他のお骨と一緒に納骨する。

一時安置室は800体を安置し、合葬室には4500体を納骨することになっています。 一時安置室に置いておける年数やそれぞれの利用料については現段階ではまだ決まっていないとのこと。

合葬式墓地の建設は安いものではありませんが、 故人が眠られるお墓についてはちゃんとすべきだと思います。

近年では、無縁墓になってしまい、そのまま撤去されるというケースも増えているそうです。 無縁墓になってしまうのはあまりに不憫です。芦屋市を創ってこられた方々に敬意を表しながら 安らかにお休みになることができるお墓にしてもらいたいと思います。

兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の報告について

後期高齢者の医療費については2年に一度改定されます。 令和2年度が改定年度とのことで、その説明もありました。

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後期高齢化の影響で人数も増えており、後期高齢者医療費は年々増加しています。 各人の医療費負担を小さくするためにも、個人負担が重くなるのはやむを得ないところがあります。

ただ、これから先。2025年には団塊世代が後期高齢者になり、人数は爆発的に増加します。 また、平均寿命は年々伸びているため、しばらくは総医療費がどんどん増えることが見込まれます。

そうなると、個人負担を上げるということになるのでしょうが 後期高齢者の方々は、年所得が低い方が多いです。 個人負担が重荷になる方も多くなってくることが予想されます。

今のペースで進めていくと、いずれ制度維持が難しくなるのではないかと危惧します。 健康寿命の延伸により、個人にかかる医療費を抑制するしか今のところは策がなさそう。 今日の委員会では敢えて発言しませんでしたが、終末期医療の在り方も議論しなければならないフェーズが来るのかもしれません。

今日は建設公営企業常任委員会。 僕は風邪気味だったこともあり、自宅でネット中継を見ました。 普段は委員外でも登庁して聞いているんですけど、時節柄、菌をまき散らしてもダメなので…。

今日の審査対象は以下のとおり。 議案書については、こちらをご覧ください。

番号件名
第5号 芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第9号 令和元年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第1号)
第11号 令和元年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)

また、以下の3件の所管事務調査も行われました。

  • 市立芦屋病院について
  • 都市施設の整備に関する基本方針等について
  • 芦屋市営住宅等ストック総合活用計画(後期計画)について

所管事務調査の資料は、こちらを参照ください。 今はまだアップされていませんが、後日アップされる予定です。

気になったところを中心に触れておきます。

芦屋病院について

補正予算も議案として上がっていますが、これは年度末による 歳入の確定によるところがメインなので、特筆すべきこともないかなと思います。

それよりは、所管事務調査で行われた 「第5回市立芦屋病院新改革プラン評価委員会の結果報告について」の方が重要度が高いかなと。

病院については個人的に気になるのは経営状況です。

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経常収支比率、医業収支比率が計画を超えており、上期の状況としては非常に好調であることが分かります。 長期計画を見る限りだと、今年度はまだ単年度赤字が出る見込みなので単年度黒字化はまだでしょうが、 徐々に経営状況が改善しつつあります。

まだ油断はならない

未処理欠損金がえげつないことになっているように、一時の芦屋病院の経営状況は本当に悪く 市として市立病院を保持することがプラスになっているのか?と疑問が残る時期がありました。

芦屋…というか、阪神南圏域の場合、自治体間の移動にはさほど困りません。 実際、芦屋市の方でも神戸や西宮、尼崎の病院を利用されている方も結構いると思います。

過疎地だと、市内に市立の総合病院がなければ市民が医療サービスを受けられないという恐れがあります。 ただ芦屋の場合、上述のとおり、他市の病院でもあまり不都合はなかったりします。なので、病院の統合という ような考え方も極めて現実的な考え方になります。

現状のように経営状態が改善しつつある状況ではそういう議論にはなりませんが 経営状態が前のように悲惨な状況に陥ることがあれば、そういう議論が再燃しないとも限りません。

近年の経営状況を見る限り、企業努力を重ねていらっしゃるので 大きな心配はしていないですが、まだまだ土俵際であることを意識した上でウォッチしていきたいと思います。

第5号議案について

芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例に以下の条件を加えるというもの。

  • 交通量の多い道路など、歩行者及び自動車から自転車の通行を分離する必要がある場合、自転車通行帯を設置する。
  • 設計速度60km/hの道路には、車道との間を工作物により分離した自転車道を設置する。

自転車通行帯とは、神戸とか伊丹で見られる青く塗られた通行帯です。 一番近いところだと、鳴尾御影線を西に行き、神戸市東灘区の方に入ると見られます。

実際にやるの?と心配になる

条例改正もされたため、芦屋市も稲荷山線や鳴尾御影線で試行的な実施も視野に入ってくるようです。 歩行者の安全を確保するのは大事だと思うのですが、個人的には「うーん」です。

というのも、前述の神戸市を走ると路駐の車が通行帯をふさいでいるケースが非常に多く見られます。 そして、自転車の多くは歩道を走っています。青色の通行帯の意味は何なんだろうと思いながら通ることが多いです。

僕は車も自転車も運転するので両方の立場が分かります。 自転車の立場だと、ガードもない通行帯を走るのはめちゃくちゃ怖いです。 そして、路駐があったら車道側に膨らまないといけない。もっと怖い。

車の立場でも、自転車が車道を走っているのは非常にストレスが溜まります。 自転車や原付の場合、何かの拍子に転ぶことがあります。車道でこけられると、命にかかわる事故に繋がりかねない。

一方で、歩行者の立場だと確かに危ない自転車も多いなぁと思います。 特に朝の通勤時間帯はかなりのスピードで飛ばしている自転車も多いです。 また、最近よく見られる電動アシスト付き自転車。これもかなりスピードが出ます。 こうした自転車が歩行者の横を走るときは、もう少し配慮してくれよ…と思うのは確か。

どういうゴールを目指した施策なのか分からない

自転車に歩道を走らせないという方針は一定理解するものの、 車道に色分けしただけの通行帯を走らせるというのはどうなのかなぁ。とずーっと思っています。

実態と照らしてもあまり意味がなさそうだし、 歩行者VS自転車の事故と自転車VS自動車の事故だと後者の方が 人命にかかわる事故に繋がる可能性が高く、ハイリスクです。 なんでわざわざハイリスクな方を採るんだろうと不思議でなりません。

あと、ド派手な青色に塗られた通行帯は景観的にはチーンです。 芦屋市内の鳴尾御影線は街路樹もあり良い感じの景観になっているのに台無しだなと。 色々と、困った制度になってしまったなぁと思わざるを得ません。

理想としては、西宮市内の国道2号線のように、歩道の中に明確に区分けされた 自転車道を設けるのがベストです。芦屋でも、臨港線や中央線の場合、歩道の中に 自転車通行帯が設けられています。これで良いのに!って心の底から思います。

今日は本会議。今日から3月23日までの間、3月定例会が行われます。 伊藤新体制になってから初めての予算なので、何かにつけて注目を集める会になりそうです。 と言いつつも、今日は傍聴者は少なく感じました。コロナウイルスの影響でしょうかね。

今日は以下の議事が執り行われました。

  • 議案第1号の議決
  • 現年度分議案(第2号~第12号)の上程
  • 施政方針演説
  • JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会の設置

議案第1号の議決

議案書はこちら

固定資産評価審査委員会の委員の任期が切れたので、新しい人を任命するというものです。 根拠法である地方税法第423条によると、固定資産評価審査委員会の委員は3人以上の定数で 構成する必要があり、以下の者のうちから市長が選任します。

  • 当該市町村の住民
  • 市町村税の納税義務がある者
  • 固定資産の評価について学識経験を有する者

芦屋市は、3人の委員で構成する委員会として設置しており、 今回の方は、学識経験者枠です。

地方税法第423条に定められているとおり、市長が選任する際には 市議会が同意する必要があるために第1号議案として上程されています。

こうした人事案件については、委員会を通さずに即決するものとしています。 仮に否決する場合、代わりの候補者を示す必要がありますが 適任者を探すツテも含めて、地方自治体の方が優れています。

なので、即決なのは妥当と捉えています。 当然、全会一致で可決(同意する)という結果になっています。

現年度分議案の上程

それぞれ、以下の委員会に振り分けられました。 明日から順次行われる常任委員会において審査されます。

  1. 建設公営企業常任委員会
  2. 番号件名
    第5号 芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
    第9号 令和元年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第1号)
    第11号 令和元年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
  3. 民生文教常任委員会
  4. 番号件名
    第2号 芦屋市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
    第3号 芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第4号 芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第7号 令和元年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
    第10号 令和元年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
    第12号 芦屋市霊園合葬式墓地等建設工事請負契約の締結について
  5. 総務常任委員会
  6. 番号件名
    第6号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)
    第8号令和元年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号)

施政方針演説

長かったですね。議会が言論の府であり、議会で発言した内容が公式記録になるという 前提については理解するものの、原稿の丸読みを1時間近く聞かされるのはしんどいですね。

民間の企業で働いていたときの会議だと、資料は事前に読んでるので丸読みするなら結構です。 とやってましたが、議会ではできないんですよね。だから、議会の会議はすごく長い時間が 経過しているように感じちゃいますね。

ちなみにどんな内容やったん?っていう話は 市当局の方でまとめてくれているサイトがあるので、ここを見た方が早いと思います。

令和2年度施政方針(芦屋市)

まあ、詳しい話は3月2日と3日に行われる総括質問の中で~ということにします。

JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会の設置

今日はメンバーと正副委員長を決めただけです。 なぜ設置した?ということは、特に言わなくてもわかると思います。

今後の芦屋市の流れに大きく影響を与えるほどに大きな事業だからです。 一つの事業、当事者だけの話という考え方ではなく、広い視野で考えないといけないだろうということで 常任委員会からは切り離して、しっかり議論していこうということですね。

委員と正副委員長は以下のとおり(敬称略)

役職氏名会派
委員長徳田 直彦公明党
副委員長福井 利道自民党
委員川上 あさえ自民党
大塚 のぶおBE ASHIYA
大原 裕貴改革維新の会
中村 亮介あしや しみんのこえ
川島 あゆみ日本共産党

僕も委員として参加します。重要案件なのでしっかりやります。 しかし…。もっとベテランが揃うのかしら?と思っていたら 1期目と2期目の議員ばっかりの構成になりました。 この極端な人選がどういう風に作用してくるかですね。

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