芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 総務常任委員会

今日は本会議。

既に委員会審査を終えている市長提出議案と請願についての採決を実施しました。 また、議員提出議案も提出されています。議員提出議案の審査のための 総務常任委員会も開催されています。端的に言うと、しんどい1日でした。

それぞれについて触れておきます。

本会議

審査結果は以下のとおり。

種別番号件名結果
市長提出議案第52号芦屋市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第53号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について ×
第54号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第55号芦屋市障がいを理由とする差別のない誰もが共に暮らせるまち条例の制定について
第56号阪神間都市計画事業芦屋西部第二地区震災復興土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について
第57号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
第58号令和2年度芦屋市都市再開発事業特別会計暫定補正予算(第3号)
第59号令和2年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
第60号財産の取得について
第61号財産の取得について
請願第4号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための、2021年度政府予算に係る請願書
第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願
第6号少人数学級への前進を求める意見書採択を求める請願

二重丸は全会一致で可決。バツ(ピンク網掛け)は賛成少数で否決と決しています。 議員ごとの態度についてはこちら

また、以下の議員提出議案が出されています。

番号件名
第12号教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書
第13号芦屋保健所の存続を求める意見書
第14号少人数学級への前進を求める意見書
第15号市職員パワハラ問題について第三者委員会の設置による調査を求める決議

第12号~第14号については、請願の採択によって提出された議案になるので、 いずれも即決(全会一致で可決)となっています。第15号議案については 総務常任委員会に付託されることに(後述します)

議案第53号について

賛否が分かれた第53号議案について触れておきます。 こちらについては賛成討論をしています。なので、その辺を中心に自身(会派)の考えを。 全文を書くのは好きじゃないので、まとめます。

先般のハラスメント事案の管理監督責任を取る形で、市長副市長の給与月額を減額するというもの。 懲戒という位置づけではなく、自主的にやっているものです。

ペナルティの重さ

反対していた各会派の意見を聞く限り、ペナルティが軽すぎるという趣旨の意見が散見されました。 個人的には、それはジャッジできないものだと思います。

というのも、個人情報が絡む極めてセンシティブな案件。それぞれがどう思っているか? などの情報は出てきません。なので、ペナルティの重さを公正・公平にジャッジするだけの 根拠がなく、最終的には感情論で判断せざるを得ない範疇になると思っています。 議員として、感情論を根拠とする判断はしてはならないと思っているので、ペナルティの重さは 論じることができないだろうと思っています。

追加調査について

追加調査をすべきだ!という声があるのは承知しています。議員提出議案でも出されています。 そういう声がある以上、追加調査はすれば良い。その上で、仮に、更に新たな問題が出てきた場合は 改めて責任の取り方を考えれば良いものです。

一応、ハラスメントについては外部委員を含む内部調査委員会において 第一義的には結論が出ています。今回の議案は、その調査で出た事実に対する ペナルティとして、自らに課すと提案されています。それは認めれば良いと思います。

内部調査委方式での調査と後述する第三者委方式での調査、 地続きのものではなくて別立ての調査だと考えるからです。

金銭的ペナルティで終わりじゃない

金銭的ペナルティはあくまで付随するものであり、それで終わりってことはないと思います。 再発防止の取り組みを率先して実施し、組織改革の旗手となる姿勢を示し続けて初めて責任を取ったと言えます。 これからの動き方が見られているという自覚を持った上で、職務を行わなければならないと思います。 こうしたことは要望しています。

個人的には、ここが一番重きをおくべきであろうと思うので 討論の中では結びとして話している内容です。

総務常任委員会

出されている議案書はこちら

めっちゃざっくり言うと、ハラスメント事案の調査については 内部調査委員会だけで終わらずに第三者委員会を開くべきだ!という内容です。

それだけのはずなのに、誰も事実に即したやりとりができないはずなのに、 いたずらに時間を労してしまったよ…という印象。ややこしい話もありました。

タイムラインはこんな感じ

タイムライン的には以下のような流れです。

13:15委員会審査開始
14:45(頃)休憩(総務常任委員会協議会)
16:00委員会審査再開

時間ははっきりメモってないので間違ってるかもしれませんが、 とにかく長くなったよねっていう印象です。

休憩の理由は文面の調整

休憩を挟んだ理由は、議案の文面がちょっと…というところがあり、 修正動議をすることになったからです。

修正動議の内容としては、以下のとおり。

  • 理由:パワハラの被害者に配慮し,断定的な表現である文章を調整するため。
  • 修正箇所:
No修正箇所
1決議文中から「透明性」を削除
2修正前「今回のパワハラのために退職された方、長期療養休暇の方から事情を聴くことさえできない状況の中、調査を終了することは言語同断である」
修正後「今回一部の方からは事情を聴くことさえできない状況の中、調査を終了することは誠に遺憾である」
3「この問題の全容を徹底的に解明するため、」を削除

内容の根幹部分じゃないので、それは議案提出前にやろうよっていうところ。 ただ、この議案は期日(議会運営委員会)直前に出されたものなので、 調整する時間的余裕がなかったのだろうと思われます。

事実、僕らも文面がちょっと…という受け止めをしていましたが、 出すと聞いたのが議会運営委員会の前日の午後だったので調整の間がありませんでした。

議運があった18日の週は議会の予定が入ってなかったです。 うぬらには調整する時間があったのではないか?…っていうのはもう言わないでおこう。 言語道断!とか笑止!とかって、某神拳継承者で某4兄弟の長兄である拳王っぽいよねって 会派で盛り上がりました。

結論としては、可決

ややこしいですが、修正案と原案がともに可決すべきものとなっています。 要するに、原案プラス修正案ということで、修正案が修正されたのが最終版だよということです。

うちの会派としても賛成をしています。 提出者に名を連ねていないですし、諸手を挙げての賛成である!という状況ではないです。 こちらも討論しています。ざっくり書いてみます。

被害者の心情はわからない

被害者の心情が取り沙汰されていましたが、全部伝聞。 もしくは「だと思う」です。真相は分かりません。どの考え方も あるかもしれないし。この際、被害者の心情は置いておきました。

内部調査委員会で、ある程度の客観性・公平性は担保されている

弁護士を外部委員として招いて行った内部調査委員会方式における調査は 客観性・公平性には程遠い!って言われてましたが、それは違う。

弁護士の先生の名誉のためにも申し上げますが、非の打ち所がないほどに 完璧ではないかもしれないが、一定の客観性や公平性は担保されています。

足らないのは納得感

市が行った調査に足らないのは、納得感であろうと思っています。 話が異様に大きくなってしまった以上、それは理解できます。

納得感が足らない状況下において、再発防止策や色々な取り組みを 行っても、納得感がないので進みません。

第三者委員会を開催することで、納得感を埋めることができるのであれば 設置を否定するものではありません。やれば良いじゃんって思います。

今日は総務常任委員会。あ、自分の所属委員会です。

今日の審査対象は以下のとおり。議案書はこちら

種別番号件名
市長提出議案第53号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について
請願第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願

結論としては、いずれも可決すべきものと決しています。 ただ、市長提出議案は全会一致ではなくて賛成多数で可決すべきものと決しています。

また、以下の所管事務調査も行っています。

  • 本庁舎北館1階カフェ運営事業者募集について
  • 市立芦屋高等学校跡地活用事業計画について

気になるところをピックアップして書いときます。 と言っても、件数が少ないんであれですが(笑)

第53号議案

ハラスメント事案の監督責任ということで、市長と副市長の報酬について、1か月間10%減額するよというもの。 ぶっちゃけ「ああ、そうですか」っていう話だと思ってたんですけどね。

前提のお話

前提としては、幹部職員によるパワハラが認定され、懲戒処分(1か月の停職処分)が下されました。 という事実があります。一応、結果をまとめた記事を書いておりますので、そちらをご覧いただければ。

臨時議会とハラスメント疑惑の調査報告。長いけどまとめました

給料減額と言う責任の取り方、ペナルティについては、こっちからどうこう言うことではない。

個人的には、給料減額したから、責任は取った!ということではないと思ってます。 一連の流れで明らかになったシステムの不備、職員の意識レベルの欠損。こういった問題点に対し、 最後まで責任もって再発防止に取り組むというところまでやって初めて、お疲れ様でした。 になると思ってます。

と言いながら、給料減額を以って自分へのペナルティとするという姿勢については なんの異論もありません。ここでいうペナルティの重い軽いというのも、 僕が判断することでもないと思ってます。議会は裁判所ではないんだから。

だから、説明を聞いても「ああ、そうですか」ということなんですけどね。

継続審査とする動議が出された。

一連の調査が終わっていないという理由に基づき、継続審査にしたいという動議が出されました。 僕としては、結論を出せばいいと思っていました。なので、動議には反対。結果的には、反対多数で 動議は否決となり、結論を出すことになりました。

結果は賛成多数で「可決すべきもの」に

結果としては、賛成多数で「可決すべきもの」ということになりました。 委員会での結論は、あくまで諮問を受けている審査をした結果「可決が良いと思うよ」 という回答を出すというものです。

反対を主張する議員さんの意見を聞く限り、調査はまだ終わってないからということでした。 恐らく、調査が終わってないから、ペナルティの重い軽いの判断ができないという趣旨だと思います。

僕としては、一応調査は一段落ついていると認識しています。 まだ足りないところがあるかもしれないけど、それは今後やっていく。

その過程で、もし万が一、新事実があった場合。 そして、その事実についての責任が問われる事態になった場合。 そのときには改めて責任の取り方を考えてもらえばいい訳です。

今回の議案は、現状で明らかになっている事実に対する責任の取り方を示されている訳ですから、 それはそれで認めてあげればいいと思うんです。なので、反対の意見が出たことにとても驚きました。

請願について

公光町にある芦屋健康福祉事務所(芦屋保健所)についての請願です。 これは、市内にありますが県が所管する施設になります。

その保健所について、芦屋には窓口機能だけを残して宝塚に統合するよという 計画が進められています。

「阪神県民局」本庁舎は伊丹に 県が方針案発表(神戸新聞NEXT)

今回の請願は、以下の点についての意見書を提出してほしい。というものでした。

  • 芦屋保健所を存続させてほしい
  • (保健所の稼働がすごくあがっており、回っていないので)体制を強化してほしい。

個人的には、以下のことを考えるべきかと思います。

  1. 計画自体、新型コロナウイルスが流行する前にたてられたものであり、新型コロナウイルスの流行を踏まえ、計画の再考が必要ではないか。
  2. 全国的に、保健所の稼働が急激に増えており、通常業務が回っている状況ではないため、是正が必要ではないか。
  3. 西宮に統合されるというのならまだしも、近くて遠い阪神北県民局に位置する宝塚への統合はいかがなものか。

ちょっと、それぞれについて書いておきます。

計画の再考について

新型コロナウイルスは、非常によくできたウイルスで 「ほとんどの人には弱毒性で、免疫機能に不安がある人は重篤化するリスクが結構高い感染症」を引き起こすものです。

感染症法で定められている感染症はどれもかなり強毒性が高く、陽性患者がフラフラ出歩くこと自体、難しいものです。 季節性インフルエンザでも、感染すると38℃とか39℃とかの高熱が出たりします。 自由に出歩いて良いよと言われても、到底出歩けるものではありません。しんどすぎて。

ということを考えると、従来考えられていた感染症では 今のように日本全国で爆発的感染が生じ、全国の保健所がパンク寸前に陥る ということ自体、少し考えにくいものだったのかなと思います。

感染症対策の考え方を変えないといけないフェーズでは?

しかし、新型コロナウイルスの流行はその辺の考え方を一変させるものだったと思います。 そう考えると、通常業務と突発的業務である感染症対策を保健所が担うという体制自体、 妥当なものなのか、疑問が残ります。

今は緊急事態に近いですから、イレギュラー業務に追われている状況だと思います。 ですが、だからと言って通常業務をおろそかにしていいものでもないと思います。 両者が両立できる体制を必要がある。

その辺を踏まえると、そもそも論として、緊急的な対応が求められる感染症対策の司令塔の役割を保健所だけに 任せても良いの?という、もっと大きなレベル感の議論も必要なんじゃないか?と思っています。

今回の意見書では、芦屋保健所の存続とかがテーマになっていますが、 個人的にはもっと上のレベルの議論も繰り広げていってほしいなという思いがあります。 そうしないと、また別の弱毒性感染症が流行すると、また同じことになってしまう。

体制の強化について

体制の強化が絶対的に必要であるとは思いませんが、現状のように全国的に過重労働が生じている 状況は、早急に是正する必要がある状態です。「今月1か月だけ」とか、エンドが見えていれば頑張れますが 新型コロナウイルスの終息はいつになるか分かりません。そういう稼働がいつまでも続くとは考えにくい。

管理者であれば、当然、なるべく早く事態の解決を図るべきです。 応援要員を送るという話もありますが、在野の保健士がどれだけいるのだろうか。 そういう対症療法的な対応を繰り返していても、抜本的解決には至りません。

業務量を減らす(他に外出しにする)あるいは、体制を強化するという対策が必要だと思います。 現場がつぶれてしまう前に。

立地の話

宝塚って、同じ阪神間の自治体なんですけど、阪神北県民局と言われるように 結構遠いです。電車だと、乗り換えが必要なので結構時間がかかります。

仮に西宮と統合という話なら、立地的にそこまで変化があるとは思いませんが 宝塚と統合と言うこと自体、どうなんよ!って思う訳です。 芦屋から見た利便性という観点でいうと、かなり悪いです。

こういうところも考えて計画してほしいなと。行革の考え方で統合するという考え方自体が 悪いとは言いませんけど、ちょっと乱暴じゃない?というのが個人的な考えです。

どういう結論になるんやろ?と思ったけど、全会一致で採択されました。

途中、休憩が欲しいという申し出がありました。 これ、トイレとかとは違います。要するに、会派なりで相談したいんやけど! という申し出になります。

会派で相談するということは、議論を聞いたら考えに迷いが生じたよっていうことですね。 うちの会派は割と任せますから、休憩を取って相談というのはしないですけど。 タブレットのメッセージ機能も使えますし。

芦屋市民的には、芦屋市に保健所がある方が絶対に良いです。 採択することになるかなと思っていたので展開に少し驚きましたが、 結果としては全会一致で採択されることになりました。

意見書を出したらどうなるの?

分かりません。重く受け止めて再考してくれるかもしれないし、 いやいや、当初計画通り進めますよということになるかもしれない。

芦屋市議会が効力を発揮できるのは芦屋市に限ったもの。 地方自治法第99条に基づいて意見書を提出できるけど、受け取った後、 どうするかは受け取った人次第です。

でも、過去に民泊についての意見書を出したところ、 重く受け止めてくれたことがありました。今回はどうだろう。重く受け止めてくれたらうれしいですが。

今日は総務常任委員会。 議会は閉会中ですが、閉会中の継続調査事件の調査ということで 所管事務調査を行いました。テーマは「職場におけるハラスメント防止について」

新聞で話題になっていた芦屋市のパワハラ騒動に関する調査です。 全体的なお話としては、8月7日に行われた全体協議会にて報告を受けました。

同日のブログにも書いてますが、新聞等で言われていたような闇深い疑惑はなかったね という調査結果でした。

今日の議論は、これからの話が中心…のはず

今日は、総務常任委員会の場において、 どっちかというと、一般論としての調査を行っています。 他の委員は知りませんが、僕としては、これからの話に頓着して議論したつもりです。

報告自体は8月7日に聞いてますから、今日のやりとりにおいて 新たに判明した新事実はなかったかなと思っています。

なので、「自分が発言した=個人的に思うところ」に絞って書いときたいと思います。

事後の対策として、取扱指針を徹底的にブラッシュアップすべし

芦屋市におけるハラスメント対策は、『職場におけるハラスメント防止に向けた取扱指針』 に基づいて行われていますが、今回の個別事案の調査過程において、この指針のイケてないところが あるということが指摘されていました。

職場におけるハラスメント防止に向けた取扱指針(芦屋市)

この指針は今年の6月に改訂されています。 でもそれは今年の6月に施行された改正労働施策総合推進法(通称:パワハラ防止法)に アジャストさせるための改訂であり、今回の個別事案での指摘を受けての改訂ではありません。

監査や調査委員会から挙げられている指摘事項は、ごもっとも!っていう内容だったと思いますので まずはこれらを反映させるところから。ハラスメント事案というのは、最終的には属人的な 対応になってしまう事案だと思います。ですが、取扱指針を徹底的にブラッシュアップすることで 救われるケースもあるはず。

指針の精度向上=標準化に繋がる

また指針の精度を上げることは、いわゆる標準化を目指すということに繋がります。 個人的に、市役所の業務においては「標準化」はかなり大事な要素だと思っています。

というのも、市役所の場合は人事異動が活発に行われます。 なので、人事担当の人も人事畑ひとすじ!という人員ばかりという訳にはいきません。 民間企業のそれよりも、更に標準化を図る必要があるだろうと思っています。

これはスペシャリストを育成するというよりも、ゼネラリストを育成するという方針だからです。 これはどっちが良いとも一概に言えない部分であり、ゼネラリストを育成する組織方針を 否定するつもりもないし、方針転換を求めるというつもりもありません。

不足気味のノウハウは外部知見で補うべき

ハラスメント事案って、そうそう頻発するものではありません。 また、日本社会においては概念として長い歴史があるものでもありません。

ということは、行政においても経験値が不足しているとも言えます。 行政の人は優秀なので、法案を作成するのは上手ではあるものの 「ハラスメント」という概念そのものがそんなに定着していないのだろうと思います。 だからこそ、今回のような対応になっちゃったんでしょうし。

というところをフォローアップするためにも、 弁護士の方々の力をお借りしたら良いだろうと思います。 やはりハラスメント事案は、司法の世界を主戦場にしている部分もありますから 色々な事例の経験がおありです。取扱指針のチェックもそうだし、相談窓口とか そういうところでも力をお借りしたら良いじゃんと思います。

ハラスメント研修は全員必修で。

ハラスメントの行為者は、相手を傷つけたくてやっている人は少ないと思います。 パワハラなんかも、良かれと思ってやったことが、相手にとっては苦痛だったりすることが多いです。

だからこそ、この言動をするとハラスメントになってしまうんじゃないか? 実際にやってしまう前に頭の中でブレーキをかける工程が大事なんだろうと思います。 それをするためにも、ハラスメントについての意識、理解を常にアップデートしておく必要があると思います。

現状、ハラスメント研修の受講率は高くなかったようです。 ハラスメントは、パワーがある人だけが起こすものではありません。 セクハラやマタハラ、ジェンハラ、逆パワハラなど、新人の職員さんであっても 行為者にさせてしまう可能性があります。

だからこそ、全員がハラスメントに対する意識を持ち、起こさない組織風土を作る必要があるのだろうと思います。

議会も研修を受講すべき

つーか、当たり前の話ですが議会も受講する必要ありますよね。 対職員に限定すると、いわばお客さん。ある意味、市長副市長以上のパワーを持ちますからね。 かくいう僕も、気を付けているつもりが、向こうからしたら苦痛に思われてるかもしれない。

今回は行政で発生したことだから、各議員はすごく強く指摘してましたが、 自分たちもハラスメントやりかねないということを肝に銘じながら、 「人の振り見て我が振り直せ」を真剣に考えないといけないと思います。

そもそもの発端は過重労働にあるのでは?という疑念

芦屋市の場合、稼働が極端に多い部署があります。 当該の部署も、やはりかなりの過重労働。僕も会社員時代に経験がありますが、 残業がかなり多い状況を支えるのはプロとしてのプライドとか、極めて危ういものです。 そのなけなしの支えが折れたと同時に心も折れてしまったという人もたくさん見ています。

100時間200時間の残業も、ゴールが見えていたら頑張れます。 でも「あ、ゴール無理だ」と思った瞬間、緊張の糸が切れます。

体力を気力でカバーしなければならないような過重労働が常態化している職場は、 ハラスメントを重く受け止めてしまう土壌をつくっているとも言えます。

稼働を減らすにしても、抜本解決が必要

ただ、残業を減らせと言われても業務量が変わらない以上、減りません。 期限を守るために残業する訳ですから、業務量を見直すか、要員を増やす必要があります。

ですが、手の空いた人を入れればいいっていうもんではありません。 人を増やすにしても、業務の切り分けを徹底的にする必要があります。

業務の中には、マニュアルのとおりやるだけの業務や、雑務など、 経験や能力を問わない業務も含まれているものです。そうした業務を 外出しにして、もともとの職員は専門性の高い業務に注力させる。

管理職のマネジメントの範疇かもしれませんが、役所の中に存在している 過度に稼働が上がっている部署については、抜本対策を講じ、負荷を分散させて もらいたいと思います。

負荷を減らせると、色々なメリットがある

そうすると、職員さんのパフォーマンスも上がります。 パフォーマンスが上がると、作業効率も上がり、コスト削減にもなります。 また、サービスの質の向上に寄与する可能性も大いに含んでおり、 市民にとってもプラスに繋がると思います。

パフォーマンスが上がると、市民にとってもプラスに繋がります。 職場改善は、巡り巡って芦屋市のためになると思います。 過去からの悪しき習慣に終止符を打ち、新しいリーダーである 伊藤市長を中心とした新しい芦屋市を改めてつくってもらいたいと思います。

今日は総務常任委員会。 昨日の本会議で上程された追加議案(第48号議案)の審査が行われました。

令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第4号)

県補助、市費の投入もありますが、基本的には国の令和二年度第二次補正予算で決まった 国庫補助に基づく補正になります。国マターの話なので、このタイミングでの追加提案になってるはずです。

補正の概要としては、以下の通り。

費目事業名補正額財源内訳
国・県一般財源
1民生費ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業79,21179,211 
教育費家計急変世帯への支援事業新型コロナウイルス対策臨時見舞金7,440 7,440
芦屋市奨学金2,844 2,844
小学校・就学援助費2,644 2,644
中学校・就学援助費2,350 2,350
2教育費学習指導員配置事業(小・中学校)17,38817,388 
学校再開に伴う感染拡大防止対策事業小学校10,3875,1935,194
中学校4,1132,0572,056
スクール・サポート・スタッフ配置事業小学校5,8735,341532
中学校1,4691,336133
家庭でのオンライン学習支援事業(小・中学校)3,3903,390 
学校再開に伴う学習支援事業(小・中学校)2,0001,0001,000
3民生費感染拡大防止対策事業保育所等25,50025,500 
教育費放課後児童健全育成事業9,0009,000 
市立幼稚園、一時預かり事業6,0006,000 
衛生費母子保健事業1,0001,000 
4議会費市議会議員の議員報酬及び行政視察に要する経費の削減▲10,604 ▲10,604
総務費市長及び副市長の給料月額の減額▲875 ▲875
教育費教育長の給料月額の減額▲329 ▲329
168,801156,41612,385

結構細かい費目が追加されています。 詳しくは、議案書を見ていただければと思います。 個人的に気になるところを書いておきます。

小中学校で夏休みを短縮して授業を実施。ただ熱中症対策も欠かせない。

体育館に大型扇風機とスポットクーラーが設置されることになります。 長期間の休校期間があった今年は、夏休みを短縮して授業を行います。 芦屋市の場合、各教室へのエアコン設置は完了しているため、通常授業については 熱中症の心配なく実施することができます。

一番の問題は体育

問題は体育。真夏の体育館は恐ろしく暑いです。 熱がこもりやすいのもあり、地獄の暑さです。でも館内全体を冷やすようなエアコンを設置するには 金銭的にも施設キャパ的にも難しいものがあります。例年だと、使用を控えるなどの運用での対応をしていました。

しかし今年の場合、休校期間を補填する形で真夏に授業が行われます。 体育の授業時数も不足しているはずなので体育を避ける訳にはいきません。 なので、熱中症対策も講じる必要があります。

という問題を受け、今回の補正で大型扇風機とスポットクーラーが設置されることになりました。 これらの対応で完全に対策できるものではありませんが、あるとないでは大きな差があります。

熱中症対策と感染症対策は相反する対策になる

熱中症対策としては、クーラーを効かせることが必要です。そのためには閉め切る必要がある。 しかし、閉め切ってしまうと感染リスクが高まります。熱中症対策と感染症対策という相反する 対策を講じながら授業を行う必要があり、現場としては難しい対応が必要になると思います。 ですが、授業時数が足りないというのも子どもの学力という観点で問題があります。

教育は子ども達のためでもありますし、将来の国益に繋げるための投資でもあります。 難しい問題が山積している状況ですが、知恵を絞りながら対応してもらいたいです。

真夏日の授業実施は意外なところに影響が

ちなみに、夏休みを短縮しての授業。他市では給食をどないすんねん…というのが課題になっているようです。 真夏の対応を考えていなかったために給食室に空調が完備されていないなど、通常の給食の提供は難しく 簡易給食にせざるを得ない自治体が多いとか。

その点、芦屋市は自校で調理する自校方式を全校で対応しています。 それぞれの給食室も空調完備なので、真夏日でも問題なく稼働できるとのこと。 当然、感染症の状況次第というところはありますが、今ぐらいの状況であれば 通常と同等の給食を全校で提供できる見込みでいるそうです。

学校給食できっちり栄養を採れるのは、育ち盛りの子ども達にとってはメリットが大きいです。 共働き世帯が増えている昨今においては、特に給食の持つ意味合いは強いと思われます。 イレギュラーな中でも通常通りの対応ができるというのは、コンパクトシティである芦屋市の 強みにもなっているのだろうと思います。

今日は総務常任委員会。

以下のとおり、専決処分報告が2件と市長提出議案が4件と議員提出議案が1件。 そして所管事務調査の報告が1件。ボリューム的にはそこまで多くないかなと思ってましたが 終わったのは18時前。まあ、僕も長くなっちゃったので仕方ないか(笑)

それぞれの議案の詳しい内容についてはこちら

種別番号件名
専決処分報告第1号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
第7号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
市長提出議案第38号芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第39号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
第42号芦屋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
第43号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第3号)
議員提出議案第10号中国公船の尖閣諸島領海侵犯に対し警備監視体制強化と日本漁船の安全操業確立を求める意見書

議案については全部書くと多いので、興味があるところ(≒発言したところ)を中心にピックアップします。 なお、いずれの議案についても「可決すべきもの」と決しています。

第43号議案

補正の内訳は以下のようになってます。

0101

大きな要素は学童

大きな要素は放課後児童クラブ。いわゆる学童保育です。 新型コロナウイルスの影響で密を避けるという目的のため、過密状態である 山手小と宮川小については近隣の幼稚園(西山幼稚園、宮川幼稚園)の空き教室を使って 学級を開設するというもの。

コロナ対策での流れを機に、拠点校方式の解消が必要

狭い教室にたくさんの児童が入る構図は避けないといけません。 コロナ対策というところは当然やる必要があります。それ自体は問題なし。 ただ、個人的に放課後児童クラブの最大の問題は「拠点校方式」だと思っています。

山手小で超過した場合は岩園小学校へ。宮川小学校で超過した場合は浜風小学校へ。というように 拠点校と言われる学校に移動して利用してもらう形で対応しています。

宮川小⇔浜風小はともかく、山手小⇔岩園小はかなり距離があります。 大人でも歩いて行くのはしんどいです。明らかに離れすぎた学校に移動するというのは 緊急時のことを考えるとあまりにリスクが大きいと思います。

従前から、小学校内に増設するのがベストだけど、 難しい場合はせめて歩いて行き来できる同一小学校区内に増設する必要があるでしょう! ということは言ってきています。これは教育の質云々というところよりも リスクマネジメント的感覚で言っています。

小学校から近い幼稚園で対応可能なのであれば、拠点校方式の早期解決を図るべきだろうと思っています。 答弁はのらりくらりとかわされましたが、ここはなるはやで対応してほしいところです。

所管事務調査(行政改革)

令和3年以降の行財政改革の案が示されました。 もともと、現行のプランを令和3年まで延長する予定でしたが、人口減少社会等を受け 1年前倒しで進めるということになったそうです。

令和3~7年の行革方針は、『持続可能型』。 10年間の効果額として、40億円を目指すとのこと。

ただし、平成15年行革のように市民サービスを容赦なく廃止していくやり方ではなく、 市民サービスを維持しながら効率化などにより効果をあげていく。 個人的に、これからの芦屋市に必要な方向性だと思っており、議会でも度々口にしてきた 方向性とほぼ同じ方向性が報告されました。

効果額を出すための方針

目標達成のため、以下の基本方針と取組方針を掲げるそうです。 個人的な考えに近いところだったので、スッと落ちました。

  • 未来に向けた公共施設等の最適化
  • 前例に捉われない業務効率化
  • スクラップの徹底
  • 資源と連携を活かした歳入確保・歳出抑制

この辺には思うところもあり、ちょっとだけ熱く議論を交わしました。 いずれにしても、削減ありき、効果額ありきで進めるのではなく、 「あるべき論」の積み重ねの結果、効果額が得られた。というスキームで進めてもらいたいと思います。

議会も改革が必要。環境も意識も

行政は聖域なき行革。平成15年行革よりも更にレベルを上げた行革に取り組むと強い意志を示されました。 僕ら議員は、行革とは一線を画した立ち位置だと思います。だけど、芦屋市のバリューを更に向上させる建設的なサジェッションをしなければならないなと。ただの市民代表と言う立ち位置ではなく、 将来ビジョンを描く、経営者的視点も必要です。個人的に、今期は特に課題解決を意識して取り組んでるつもりなんですが、更に研ぎ澄まさないとダメだなぁ。

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