芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 本会議

今日は本会議。

既に委員会審査を終えている市長提出議案と請願についての採決を実施しました。 また、議員提出議案も提出されています。議員提出議案の審査のための 総務常任委員会も開催されています。端的に言うと、しんどい1日でした。

それぞれについて触れておきます。

本会議

審査結果は以下のとおり。

種別番号件名結果
市長提出議案第52号芦屋市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第53号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について ×
第54号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第55号芦屋市障がいを理由とする差別のない誰もが共に暮らせるまち条例の制定について
第56号阪神間都市計画事業芦屋西部第二地区震災復興土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について
第57号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
第58号令和2年度芦屋市都市再開発事業特別会計暫定補正予算(第3号)
第59号令和2年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
第60号財産の取得について
第61号財産の取得について
請願第4号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための、2021年度政府予算に係る請願書
第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願
第6号少人数学級への前進を求める意見書採択を求める請願

二重丸は全会一致で可決。バツ(ピンク網掛け)は賛成少数で否決と決しています。 議員ごとの態度についてはこちら

また、以下の議員提出議案が出されています。

番号件名
第12号教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書
第13号芦屋保健所の存続を求める意見書
第14号少人数学級への前進を求める意見書
第15号市職員パワハラ問題について第三者委員会の設置による調査を求める決議

第12号~第14号については、請願の採択によって提出された議案になるので、 いずれも即決(全会一致で可決)となっています。第15号議案については 総務常任委員会に付託されることに(後述します)

議案第53号について

賛否が分かれた第53号議案について触れておきます。 こちらについては賛成討論をしています。なので、その辺を中心に自身(会派)の考えを。 全文を書くのは好きじゃないので、まとめます。

先般のハラスメント事案の管理監督責任を取る形で、市長副市長の給与月額を減額するというもの。 懲戒という位置づけではなく、自主的にやっているものです。

ペナルティの重さ

反対していた各会派の意見を聞く限り、ペナルティが軽すぎるという趣旨の意見が散見されました。 個人的には、それはジャッジできないものだと思います。

というのも、個人情報が絡む極めてセンシティブな案件。それぞれがどう思っているか? などの情報は出てきません。なので、ペナルティの重さを公正・公平にジャッジするだけの 根拠がなく、最終的には感情論で判断せざるを得ない範疇になると思っています。 議員として、感情論を根拠とする判断はしてはならないと思っているので、ペナルティの重さは 論じることができないだろうと思っています。

追加調査について

追加調査をすべきだ!という声があるのは承知しています。議員提出議案でも出されています。 そういう声がある以上、追加調査はすれば良い。その上で、仮に、更に新たな問題が出てきた場合は 改めて責任の取り方を考えれば良いものです。

一応、ハラスメントについては外部委員を含む内部調査委員会において 第一義的には結論が出ています。今回の議案は、その調査で出た事実に対する ペナルティとして、自らに課すと提案されています。それは認めれば良いと思います。

内部調査委方式での調査と後述する第三者委方式での調査、 地続きのものではなくて別立ての調査だと考えるからです。

金銭的ペナルティで終わりじゃない

金銭的ペナルティはあくまで付随するものであり、それで終わりってことはないと思います。 再発防止の取り組みを率先して実施し、組織改革の旗手となる姿勢を示し続けて初めて責任を取ったと言えます。 これからの動き方が見られているという自覚を持った上で、職務を行わなければならないと思います。 こうしたことは要望しています。

個人的には、ここが一番重きをおくべきであろうと思うので 討論の中では結びとして話している内容です。

総務常任委員会

出されている議案書はこちら

めっちゃざっくり言うと、ハラスメント事案の調査については 内部調査委員会だけで終わらずに第三者委員会を開くべきだ!という内容です。

それだけのはずなのに、誰も事実に即したやりとりができないはずなのに、 いたずらに時間を労してしまったよ…という印象。ややこしい話もありました。

タイムラインはこんな感じ

タイムライン的には以下のような流れです。

13:15委員会審査開始
14:45(頃)休憩(総務常任委員会協議会)
16:00委員会審査再開

時間ははっきりメモってないので間違ってるかもしれませんが、 とにかく長くなったよねっていう印象です。

休憩の理由は文面の調整

休憩を挟んだ理由は、議案の文面がちょっと…というところがあり、 修正動議をすることになったからです。

修正動議の内容としては、以下のとおり。

  • 理由:パワハラの被害者に配慮し,断定的な表現である文章を調整するため。
  • 修正箇所:
No修正箇所
1決議文中から「透明性」を削除
2修正前「今回のパワハラのために退職された方、長期療養休暇の方から事情を聴くことさえできない状況の中、調査を終了することは言語同断である」
修正後「今回一部の方からは事情を聴くことさえできない状況の中、調査を終了することは誠に遺憾である」
3「この問題の全容を徹底的に解明するため、」を削除

内容の根幹部分じゃないので、それは議案提出前にやろうよっていうところ。 ただ、この議案は期日(議会運営委員会)直前に出されたものなので、 調整する時間的余裕がなかったのだろうと思われます。

事実、僕らも文面がちょっと…という受け止めをしていましたが、 出すと聞いたのが議会運営委員会の前日の午後だったので調整の間がありませんでした。

議運があった18日の週は議会の予定が入ってなかったです。 うぬらには調整する時間があったのではないか?…っていうのはもう言わないでおこう。 言語道断!とか笑止!とかって、某神拳継承者で某4兄弟の長兄である拳王っぽいよねって 会派で盛り上がりました。

結論としては、可決

ややこしいですが、修正案と原案がともに可決すべきものとなっています。 要するに、原案プラス修正案ということで、修正案が修正されたのが最終版だよということです。

うちの会派としても賛成をしています。 提出者に名を連ねていないですし、諸手を挙げての賛成である!という状況ではないです。 こちらも討論しています。ざっくり書いてみます。

被害者の心情はわからない

被害者の心情が取り沙汰されていましたが、全部伝聞。 もしくは「だと思う」です。真相は分かりません。どの考え方も あるかもしれないし。この際、被害者の心情は置いておきました。

内部調査委員会で、ある程度の客観性・公平性は担保されている

弁護士を外部委員として招いて行った内部調査委員会方式における調査は 客観性・公平性には程遠い!って言われてましたが、それは違う。

弁護士の先生の名誉のためにも申し上げますが、非の打ち所がないほどに 完璧ではないかもしれないが、一定の客観性や公平性は担保されています。

足らないのは納得感

市が行った調査に足らないのは、納得感であろうと思っています。 話が異様に大きくなってしまった以上、それは理解できます。

納得感が足らない状況下において、再発防止策や色々な取り組みを 行っても、納得感がないので進みません。

第三者委員会を開催することで、納得感を埋めることができるのであれば 設置を否定するものではありません。やれば良いじゃんって思います。

今日は本会議。一般質問3日目であり、最終日。

今日の質問者は以下のとおり。

No氏名会派名質問項目
1徳田 直彦公明党◆行財政改革について
◆広域連携について
◆パワハラ問題について
2寺前 尊文会派に属さない議員◆感染症流行時における避難所設置運営について
◆アフターコロナの学期編成について
◆気象警報に依存しない学校独自の対処方針を
3ひろせ久美子日本共産党◆高齢者の健やかな暮らしのために
4平野 貞雄日本共産党◆新型コロナウイルス感染症対策について
◆国民健康保険について
◆防災について
◆平和行政について
5川島 あゆみ日本共産党◆市内公立保育所・認定こども園及び私立保育園の定員について
◆パワハラ問題について
6山口 みさえ会派に属さない議員◆芦屋市の新型コロナ対策について

パワハラの話

今日もパワハラのことが出てます。 新たな情報があるか?っていうと、ないです。

ただ「ここまで大きな話になるとは思ってなかった。もうそっとしておいてほしい」 という職員さんの気持ちを代弁したやりとりがありました。今までのやりとりとは真逆ですね。

信憑性は?っていうところですが、元芦屋市職員という経歴を持つ議員さんの発言です。 この議員さんの発言を信じるかどうかはお任せします。

夏休みを短縮するかどうか?という話

あと、気になるところというと、学校関連でしょうか。 個人的には、長期休校になったから、リカバリのために夏休み短くしたら良いじゃんって思ってました。 芦屋市はエアコン完備だし、授業における支障はない。

また平時でも、新学習指導要領で科目が増えるから、 夏休み短縮で対応という判断があっても良いと思ってました。

教室はクーラーあるけど、通学路は外

でも、よくよく考えると、夏休みである真夏日は登校がめちゃ暑い。 もうここ数年は、クーラーが壊れたら死ぬってぐらいの猛暑です。

僕ら大人も、昼間はなるべく車を使ったりして外を歩かないようにしています。 子どもは風の子かもしれないが、猛暑にはかないません。

そう考えると、暑さのピークである夏休み期に 学校に歩いていかせるのはどうだろうねって思うようになりました。

車送迎とかで対応できないこともないんでしょうが、そんなん毎日とか親がキツイ。 やっぱり夏休みはゆっくり休んだ方がいいかなって思います。 長い夏休みがあるのは子どものときだけだから。大人になったら、取りたくてもバカンス取れないんだから…。

どうしても長期休暇を短縮でっていうなら、冬休みの方が良いんじゃないかなと。 寒さは厚着で耐えられますが、暑さはほんま我慢できない。 裸になっても回避できないですからね。

熱中症はマジで怖い病気

熱中症は、すでに新型コロナウイルス以上の人が亡くなっています。 本当に恐ろしい病気。兵庫県たつの市の高校生(当時)に重大な障がいが残ったケースもあります。

あんまりこういうのをアップしたくないけど、 文字で見るよりも写真で見たら本当に痛ましいと思うし、 真剣に考えなあかん。と思うから、敢えてリンクを貼っておきます。

兵庫龍野高校のブラック部活動の実態…!!!事故から8年後の姿が衝撃的過ぎる…(HACHI8)

僕は、熱中症は本当に恐ろしい病気だと思っています。 そして、ここ数年は本当に命に支障をきたすレベルの猛暑です。 授業時数も大事だけど、命が一番大事だと思います。「生きてるだけで丸儲け」とはよく言ったもの。 安全面を最優先に考えた上で検討してもらいたいと思っています。

決算特別委員会も立ち上がった

本会議終了後に決算特別委員会も行われました。 今日は正副委員長の互選と、決算の概要説明を受けただけですけど。

例年は、各会派からの代表者が委員となって委員会審査を行っていましたが、 それだと一部の人しか決算審査に携われないということで、全員で審査することになりました。

常任委員会で所管している費目別に分科会という形式で分けて審査。 僕は総務常任委員会に属しているので、企画部とか総務部とか、総務常任委員会で所管する 費目を審査することになります。

なんか副委員長になった

別に特筆すべきことではないんですが、知らぬ間に、副委員長になることになりました。 一言もやりたいとは言ってないんですが、なんか回ってきました。

と言っても、審査は各分科会で行いますので、特にやることはないです。 まあ、全体会の日とか、本会議の日に委員長が休んだら代打っていうことになりますが、 あまりないことですしね。

今日も本会議。昨日に引き続き一般質問です。

今日の質問者は以下の通り。

No氏名会派名質問項目
1田原 俊彦公明党◆公共の場所におけるマナー向上について
◆行動経済学「ナッジ」理論を行政に活用しては
2米田 哲也自由民主党◆芦屋市内防犯カメラの現状について
3大原 裕貴日本維新の会◆人口の社会増減についての分析及び流入促進のための取り組みについて
◆業務量の可視化による業務改善について
4長谷 基弘あしや しみんのこえ◆芦屋市の財政力と街づくりについて
5中村 亮介あしや しみんのこえ◆財政の考察とこれからの政策の推進・まちづくりについて
6たかおか 知子あしや しみんのこえ◆学校教育における子どもの未来への投資の重要性
◆教育現場における熱中症対策について
◆幼稚園・保育園、小学校等で災害発生時の連絡の取り扱いについて

僕も登壇しています。 なので、自分の質問について書いときます。 まあまあ建設的な議論ができたかしら?と自分では思っています。

なお、当局の答弁については間違いがあってはいけないので、 確認した上で後日更新します。

人口の社会増減についての分析及び流入促進のための取り組みについて

質問に至る背景

人口減少社会に入っており、歳入の多くを個人市民税に依存している芦屋市としてはつらい状況となる。 人口減少社会は全国的に同様の傾向にあり、自治体間での人口の取り合い、自治体間競争に繋がる恐れがある。 人口を確保しないことには自治体存続さえも危ぶまれるため、人口の社会増減の流れを掴み どこの層へのアプローチをするのか?を明確にしておく必要がある。

質問要旨

  • 住民基本台帳人口移動報告によると転出超過にあるのは10代20代が中心だが、その理由について分析済みか?
  • 10代20代の転出者については、恐らく実家が芦屋にあるため将来的なUターンによる再流入も期待できる。こうした層に対するアプローチについてどう考えるか?
  • 今後、人口流入のためのアプローチとして、引き続き首都圏を狙うのか。それとも大阪経済圏内を狙っていくのか。中長期スパンでの戦略はどうなっているのか?

質問の前提

総務省が公開している「住民基本台帳人口移動報告」から芦屋市関連のデータを引っ張り 抜粋した上で議論を行っています。これが結構見にくいデータで…。加工して、見やすい形にしています。 データとして見ると、イメージが少し変わる可能性があります。

当日、使用した資料もアップしときます。

年齢別人口流出数

スライド1

プラスは人口流入超過。人口が増えた年です。 マイナスは人口流出超過。人口が減った年です。

人の出入りを集計した社会増減については、 過去5年間だと基本的には流出超過傾向にあります。

その中でも、20代の転出超過が圧倒的に多くなっています。 一般的に子育て世代と言われている30代、40代については概ね横ばいという感じです。

芦屋市は子育て世代に優しくないから子育て世代が出て行ってしまう! という議論がなされることが多いですが、それはイメージによるものであり、 データから見ると、必ずしもそうとも言い切れないよね。ということが分かります。

地域別人口流出数

スライド2

人口流出を地域別に分けると、圧倒的に流出しているのは首都圏を中心とした他地方。 他地方への転出は、学校や職場に依存するものが多いです。例えば、職場が東京の人が 芦屋から通勤するなんてことは現実的にはあり得ないため、そういう人が流出するのは当然。

芦屋の場合、大阪経済圏に属しており、大阪で勤務する人が圧倒的多数です。 他地方への流出を止めるということを考えると、大阪経済圏vs他の経済圏という話になり、 芦屋単体でどうこうできる話ではありません。ということで、ここの数字は敢えて考えない。

とすると、やはり阪神間への流出が多くなりがちということが言えます。

阪神間人口流出数

スライド3

最も多く流出しているのは、尼崎市と神戸市中央区。 これは大阪、三宮へのアクセスの良さというところに引きずられているのだろうと思います。

また、神戸市長田区、兵庫区、伊丹・宝塚・川西の阪神北圏域の3市への流出も多くなってます。 これについては、何がキーになっているのか?現時点ではちょっと予測が立てづらくなっています。

業務量の可視化による業務改善について

質問に至る背景

行政組織の中に極端に稼働時間が多い部署が散見される状況が続いている。 過重労働が続くとパフォーマンス悪化や組織内の空気が悪くなるなど、市民サービス低下にも繋がる可能性を孕んでいる。

質問要旨

市役所で抱えている業務を工数管理し、各業務の細かな単位でのボリュームを可視化。 それにより効率的な業務運営を進めることはできないか?

期待される効果

  • 業務量を定量的に把握することができる。
  • 業務を細かな単位で分類することができるため、外注や応援要員に外出しできる業務を切り出せる。
  • 本来業務に注力できる環境づくりが可能となり、稼働時間抑制・パフォーマンス改善にもつながる。

今日は本会議。一般質問です。 僕は今日は出番なかったので、聞いてるだけ…。 うん、オンラインでも大丈夫なやつです。

今日の質問者は以下の通り。

No氏名会派名質問項目
1福井 美奈子自由民主党◆内部統制の強化に向けて
◆犯罪から市民生活を守るために
2松木 義昭自由民主党◆市長の政治姿勢について
◆ごみ問題と減量化について
◆小中学校の学習指導について
3川上 あさえ自由民主党◆公益通報者保護法に基づく市の対応とパワハラ問題について
◆オンライン授業の在り方とその影響について
4大塚 のぶおBE ASHIYA◆本市幹部職員のパワーハラスメントについて
5帰山 和也公明党◆芦屋市の職場におけるパワーハラスメント等について
6青山 暁BE ASHIYA◆市内ペット霊園火葬場の設置について
◆芦屋市働き方改革の取組について
7浅海 洋一郎日本維新の会◆こどもの医療費の無償化について

パワハラが多かったです。通告タイトル上でハラスメントが出てきてない人も 取り上げてたので…。一日中、同じようなやりとりを聞いていたような気がします。

シンプルな感想として。 ミスった人が叱責されるのは仕方がないかもしれませんが、 一方的に殴り続けられるのを見せられるのは決して気分の良いものではありませんね。

ハラスメント。第三者委員会は立ち上げたら良いんじゃないかと思う

一応、ハラスメントについても触れておきますが、個人的には市の調査結果以上の事実は知りません。 なので、詳しくは触れません。一つ言っておくと、第三者委員会は立ち上げても良いんじゃないの?って気もします。

調査の公平性・中立性というのは、外部委員(弁護士)を入れた内部調査委員会方式でも十分担保可能だと思います。 恐らく、市の顧問弁護士さんも同じ見解だったのではないでしょうか。さすがに相談なしで対応したということはないでしょう。 仮に顧問弁護士さんが第三者委員会を立ち上げたほうが良いですよというアドバイスをしていたとしたら、 恐らく、初っ端から第三者委員会を立ち上げていたでしょうし。

ただ、ここまで色々な議員が第三者委員会をやってくれないと信じない!って言ってるのであれば、 してあげたら?と思います。外部委員として参画していただいた弁護士の先生が不正調査に加担しているのだ! けしからん弁護士だ!と言っているようなものなので心苦しいですが…。

子ども医療費の問題

同じ会派の浅海議員の取り上げたところも興味深いところなので、ちょっと触れときます。

個人的には、子育て支援の名のもとに、医療費の無償化を広げていくのはどうだろうか?と思ってます。 というのも、医療サービスは必要な人にとっては命にかかわるレベルで必要だからです。 無償自体が悪いってことじゃなく、無償化にしてしまうと、コンビニ受診やはしご受診が起こりやすいと言われています。これが問題。

はしご受診

はしご受診は、同じ症状で2軒、3軒とクリニックや病院を回るという行為です。 思い病気を背負う人が、最善の治療を選択するために複数のお医者さんの見解を聞くという セカンドオピニオンとは明確に違う行為です。

再診料と比較して、初診料はかなり高いです。 薬を飲んでるけど、まだ治らないんです。と再診してもらうよりも高くつきます。 同じような検査を何度も受け、同じような薬をたびたび処方されるというデメリットもありますが、 第一義的には、医療費がめっちゃ膨らむというのが最大のデメリットだと思います。

医療費の高騰も看過できない問題ですが、ここで言う問題は「医療サービスの提供」なんだろうと思います。 なので、特に問題はコンビニ受診だと思います。

コンビニ受診

コンビニ受診とは、一般的に外来診療をやっていない休日や夜間に緊急性のない軽症患者が病院の救急外来を自己都合で受診する行為です。

軽症患者が増えると、緊急性の高い重症患者の治療に支障をきたす恐れがあります。 重症患者が待たされることになると、ダイレクトに命に係わる可能性があるわけです。

「やめてね」という啓発で止めてくれるなら良いんですが、実際にはコンビニ受診は全国的に問題にされており、 どこの自治体のHPを見ても「やめてください!」と強めに書かれています。

子育て支援の観点での医療費無償化が必要不可欠かどうかという話

前述の通り、無償化が全て悪いってことじゃないです。 経済的な事情を理由に受診を控えるようなことがあってはなりません。 なので、児童福祉の観点で、貧困層に対する無償化という考え方は必要不可欠。

ただ「子育て支援の観点で医療費無償化ってどうなんやろ?適当なんだろうか?」 これって議論されてきましたか?っていうのが気になるんです。

なにも今すぐに無償化をやめるべし!というつもりもありません。 それに、芦屋だけで云々という話でもないでしょう。

この問題で言いたいのは、子育て支援の観点で医療費無償化ってどうなんやろ? という観点での議論も並行して行うべき。というのが個人的見解です。

今日は以下のとおり、二つの会議が開かれました。

  • 本会議
  • JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会

重たい会議になるのではないかとドキドキしてましたが、それほど遅くならずに終わって良かったです。 一般質問の原稿作成もまだ残っているので、時間が欲しい!という状況です(笑)

本会議

今日から9月定例会が始まります。9月議会は決算もあるため、結構長いです。 会期としては、10月9日まで。この間に新型コロナウイルスに感染したら大変なので、 気を付けながらやりたいと思います。

さて、今日は大きく分けると以下の議事が執り行われました。

  • 議案・請願の上程と各委員会への付託
  • 人事案件の即決

議案・請願の上程と各委員会への付託

以下のとおり、委員会に付託されました。

  • 建設公営企業常任委員会
  • 種別番号件名
    市長提出議案第52号芦屋市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第56号阪神間都市計画事業芦屋西部第二地区震災復興土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について
    第58号令和2年度芦屋市都市再開発事業特別会計暫定補正予算(第3号)
    第59号令和2年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
  • 民生文教常任委員会
  • 種別番号件名
    市長提出議案第54号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第55号芦屋市障がいを理由とする差別のない誰もが共に暮らせるまち条例の制定について
    第57号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
    第60号財産の取得について
    第61号財産の取得について
    請願第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願
    第6号少人数学級への前進を求める意見書採択を求める請願
  • 総務常任委員会
  • 種別番号件名
    市長提出議案第53号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    請願第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願

人事案件の即決

以下の2議案については、委員会審査を飛ばして即決となりました。 人事案件については、反対したところで行政が出してくる以上の人を推薦できないです。 パイプが違いすぎる。ということで、質問等を飛ばして全会一致です。

第50号議案教育委員会委員の任命につき市議会の同意を求めることについて
第51号議案人権擁護委員の候補者の推薦につき市議会の意見を求めることについて

こうした人事案件はいつもの通りなんですが、今回は少しだけイレギュラー。 なので、ちょっとだけ触れておきます。

教育委員の任命について

今回は小児科の先生が選ばれました。お医者さんです。 教育委員に選ばれる人は「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」で以下のように定められています。

  • 日本国民で満25歳以上である
  • 人格が高潔
  • 教育、学術、文化に関し識見を有するもの
  • 委員の中に保護者を含める必要がある。
第四条
2 委員は,当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で,人格が高潔で,教育,学術及び文化(以下単に「教育」という。)に 関し識見を有するもののうちから,地方公共団体の長が,議会の同意を得て,任命する。
5 地方公共団体の長は、第二項の規定による委員の任命に当たつては、 委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに、 委員のうちに保護者(親権を行う者及び未成年後見人をいう。 第四十七条の五第二項第二号及び第五項において同じ。)である者が含まれるようにしなければならない。

これまでだと、4名の委員の内訳は以下のように分類していました。

  • 学術枠×2(教育関連、弁護士)
  • 文化枠
  • 保護者枠

しかし、昨今の新型コロナウイルスの問題で、子どものストレスなど、心身に影響が出るような事柄がいつも以上にクローズアップされています。 実際、テレビ等では心身の不調を訴える子どもたちも増えていると言われています。 芦屋の教育を円滑に進めるにあたり、健康面に精通しているお医者さんの見地が必要だとのこと。 当該の委員さんは、市内で小児科を長くやられており子どもたちのことは熟知されているとの判断が下されたそうです。

なお、法的根拠としては今回のケースだと「学術」にカテゴライズされるそうなので、 以下のような内訳になります。

  • 学術枠×3(教育関連、弁護士、医者)
  • 保護者枠

文化に精通された委員さんがおられなくなるところは一抹の不安もあります。 ただ、子どもたちの健康を最優先するという市の考え方も分かります。 新たな体制で、教育を更に推進することを期待したいところです。

人権擁護委員の推薦について

人権擁護委員は、全国で2万人という枠があり、法務大臣(法務省)の方で調整した上で 各自治体の枠を設けています。SNS等での誹謗中傷など、人権擁護が必要となるケースが 非常に増えている背景を受け、芦屋市でも定員が1名増員ということになりました。

今回増員されるのは民生児童委員の方で、今回の増員で以下のメンバー構成になるそうです。

社会事業家家事調停委員2名
民生児童委員3名
教育家3名
弁護士会2名
その他団体保護司1名

JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会

事業費が高すぎる!ということで、議会の反発を受け塩漬け状態となっている本事業。 現状は「コスト縮減のための見直しを行い、12月議会で報告します」というフェーズ。

今日は中間報告ということでしたが、資料には特段新たな情報はなかったかなと。 資料は後日ここにアップされますので興味があればご覧ください。

補助金の行方

今日は国庫補助の行方というのが議論に及びました。 というのも、今年度当初予算では、国庫補助を受けた上で事業を進めるという計画がありました。 ただ、3月の臨時会にて行われた再議の場において、当初予算が否決されちゃったので、 国庫補助を受け取る予算がなく、宙ぶらりんになっている状況です。

それが約11億。国としては、芦屋市が必要というから確保したお金です。 補助金という「限られたパイ」を各自治体で取り合っている状況ですから、 年度に入ってから「やっぱいらんわ」と言われても困ると。いらんのやったら、 初めから申請しないでよ…というのはありますね。

使えと言われても使えないしっていう

不用額という形で処理しても良いのでしょうが、国からは、他の自治体も欲しがっているけど 芦屋市の案件が優先順位高と判断し配分しているわけなので「使ってほしい」と言われているそうです。 国…といっても国交省の担当者さんなんだろうと思いますが。

仮に12月に動き出したとて、1年の3/4が経過している段階で芦屋市が使い切る目途はありません。 なので、県内の他の自治体で使ってくれる自治体はありますか?と探しているようです。 しかし、年度途中で別途予算を確保して事業を進めてくれる自治体も出てきていないようです。

他、使える人いる?って探してるけど

まあ、そらそうです。 今回宙ぶらりんになっている補助金というのはあくまで「補助」。 財源内訳のメインは市のお金である一般財源が中心になります。

なので、補助をもらったからそのお金でなんかやるわ!っていう訳にもいきません。 補助金に一般財源をプラスして何らかの事業をやるということになります。 しかし、補助金もなんにでも使える魔法のお金ではなく、交通課題の解消とかにしか使えないものです。 交通課題の解消という大きな事業を年度途中で急きょ差し込める自治体もいないよね… ということで、今は補助金が宙ぶらりんになり、そのまま焦げ付きそうな模様だそうです。

次年度以降の内示に影響するか?誰にも分からない。

一度はくーださい!と手を挙げておきながら、 指名された後、議会がアカンていうから止めときますわ! というようなことをやっちゃった場合、今後の補助金申請の内示がどうなるか分かりません。 ということでした。というのは、脅しとかそういうことじゃなく、国の担当者も初めての経験だから 分かりません。ということなんでしょう。

個人的に気になるところ

また、今までのやり取りでは出てこなかったところで 個人的に気になるところを確認しました。個人的には、結構踏み込んだつもりですけど。

一連の塩漬けによる進捗率への影響は?
半期止まっているので、それ相応の影響が出ている。
事業の継続可否を決めるデッドラインは設けているのか?
現状は、12月の説明に向けて注力しているので、その先のことは考えていない。
地権者の年齢構成を考えると、ここでストップすると地権者の顔ぶれが変わる。 地権者の顔ぶれが変わると、協議もイチからやり直しになるので、 前と同じように長い年月が必要となる。また、芦屋市の財政状況を鑑みると、 今止まると、リスタートできるのは20年、30年後ということになるのでは?
今止まると、すぐにリスタートするのは難しいと考える。
JRの駅舎改良についての協定書を締結している中で、JRの支障移転 (再開発を進めるにあたり邪魔なので、JRさん動かして~という工事) については全額市負担だが、内訳として国庫補助を活用する予定。 再開発が止まった場合、この補助は期待できず、20億円は市がまるまる負担することになるか。
そのとおり。
JRの駅舎改良についても、約11億円を市が負担する。この内訳にも 国庫補助を活用するが、これは再開発と別物のメニューとなるのか?
再開発とリンクしているものなので、再開発が止まった状況では 補助は受けられないものと考える。

答弁の裏にはまた別の思いがあるのでしょうが、 答弁できないということだろうと飲み込みました。

再開発を止めてしまった場合、JRの駅舎改良一つとっても10数億の実損失が出ます。 数十億単位のお金を使って話を動かしておいて、お金かかりすぎるから止めるわ!というのは あまりにも…。その議論は立ち上がる前にすべきもの。

12月議会での報告を待つしかありませんが、その時点でかなりの進捗遅れも生じています。 終わった後、なんだったんだろう…ってならないようにお願いしたいです。

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