今日は建設公営企業常任委員会。以下の議案の審査を行いました。議案はいずれも全会一致で可決すべきものと決しています。

議案番号議案名
第76号芦屋市マンションの管理の適正化の推進に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第77号市立芦屋病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第80号令和7年度芦屋市水道事業会計補正予算(第2号)
第81号市道路線の認定について

また、所管事務調査として以下の2件の報告を受けています。所管事務調査に用いた資料はこちら

  • 持続可能なみらいの都市づくりについて(継続)
  • 芦屋市みどり豊かな美しいまちづくり税条例の骨子について(新規)

このうち、特に市民生活に関係が深い以下の3点について委員会で議論した内容を中心にまとめます。

  • 市立芦屋病院の利用料変更(第77号議案)
  • 水道事業の債務負担行為(第80号議案)
  • 新しい目的税「みどり豊かな美しいまちづくり税」の骨子(所管事務調査)

芦屋病院の利用料変更について(議案第77号)

今回の第77号議案は、病室の設備更新や清掃・修繕費の上昇を踏まえて、個室料金と設備使用料を見直すものです。3月定例会でも一度提出されていましたが、委員会での指摘を受け撤回。再検討の上、改めて提出されました。

今回の改正は、設備更新や諸経費上昇を踏まえ以下の改正を行うものです。3月定例会での指摘を踏まえて内容を再検討し、改めて提出された経緯があります。

  • 個室Aの料金改定
  • 個室Bの設備使用料の整理

具体の改正内容は以下の通りです。施行日は、周知期間等を加味して令和8年6月1日となります。

  • 個室A利用料(1日当たり)
  • 区分現行改正案
    市内在住10,000円13,000円
    市外在住12,000円15,000円
  • 個室B
  • 設備区分現行改正案
    テレビ1,000円スマートTV+冷蔵庫 一式 1,500円
    冷蔵庫200円
    インターネット回線 1,000円1,000円(据え置き)

なお、利用率、設備の必要性、急性期病棟における実際のニーズなど、論点が多岐にわたるため、詳細は別の記事で整理します。

水道事業の債務負担行為について(議案第80号)

奥山浄水場の運転管理等の業務を、令和8年度から11年度まで民間に委託するための債務負担行為を設定するものです。条件付き限度額は1億8,273万2千円です。

技術職員の高齢化や退職により人員確保が難しくなっていることから、一部業務を民間に委託し、24時間体制を維持するという説明でした。民間委託を全面的に進めるものではなく、一時的な人員不足を補うための措置とされています。

選定方式は条件付き一般競争入札を予定。予定価格漏洩があれば逮捕案件に直結する厳しい仕組みでもあり、透明性が高く、不正が入り込む余地はほぼありません。

また、市は以下の方針を持っていることを確認しました。

  • 直営を基本とする
  • 技術職確保を並行して進める

水道は命に直結するインフラであるため、効率よりも安定性や信頼性を取るべきです。よって、民間委託よりも直営で行うべき事業です。ですが、だからといって人手不足を理由に業務を止めるわけにはいきません。足りない要員を民間で補って、滞りなく運営しようとする市の方針については賛成です。

新しい税「みどり豊かな美しいまちづくり税」について(所管事務調査)

今回の委員会では、「みどり豊かな美しいまちづくり税条例」が審査されました。新築の集合住宅など一定規模以上の開発に対して課税し、その税収を市内の緑化・景観整備・公園・街路樹など芦屋の美観向上に活用する目的税とする内容です。

芦屋は、緑の質や歩行環境が街のブランド価値を支えています。しかし、これらの維持・向上には相応のコストがかかり、一般財源だけでは今できていない整備が多数あるという課題がありました。

税の是非というよりも、使途の明確化・エリア設定・既存制度との整理・市民やデベロッパーへのメッセージの出し方がポイントになった印象です。芦屋市のブランド価値をあげることにもつながると考えるため、個人的には賛成です。

なお、詳細は別の記事で整理します。