今日は市議会の議会機能継続訓練がありました。芦屋市議会では、議会機能継続計画。いわゆる議会BCP(Business Continuity Plan)を策定しています。それに基づいての訓練を年1回開催しています。

今日は以下のような流れで訓練をおこなっています。

  • 控室にいるときに大規模地震が発生したと仮定し、シェイクアウト訓練や室内の危険を確認する
  • 議会で保持している簡易担架の使用
  • 市役所南館の南にある非常用階段を使い1階まで脱出
  • 精道小学校の防災ボックスおよび防災倉庫の中身を確認
  • 市役所東館の非常用階段を確認
  • 津波一時避難施設である市役所東館屋上を見学

割と色々なことをしています。やってみて気づいたことが何点かあります。

非常階段に手すりがない

非常用階段は実は普段、大会議室への移動の際に使ってます。ですが今日、訓練という体で通行したところ、手すりがないことに気づきました。

普段、市民が使う階段ではないということもあると思うんですが、非常時は気が動転していることもあります。歩けるものの怪我をしていることもあります。暗くなっていることもあります。平時に使うときには手すりがなくても良いんですが、非常時には手すりがあったほうが良いと思います。避難時に階段でコケてしまって要救助者になってしまったら目も当てられないので。

これは庁舎の施設の話なので、議会でどうこうの話ではなく管財の方で対応してもらうことですが、手すりの設置は凄くお金がかかることでもありません。非常用階段としての安全性を高めるために設置してもらいたいと思いました。

精道小学校、施錠していても大人なら乗り越えられる

あと、小学校の門。普段、施錠されています。これは児童が学外に出てしまわないという目的もありますし、外部からの侵入を防ぐという観点での目的もあります。

ただ、精道小学校の門は大人なら余裕で乗り越えられるなぁと思いました。監視カメラはついてましたが、乗り越えて侵入してきた者がいたときに迅速な対応ができるのかなと。

でも、仮に迅速に対応したとしても、タイムラグが生じます。捕まっても良いからグラウンドにいる児童を一人でも多く〇してやるという意図のある人間が侵入してきた場合、多分、間に合わないと思います。実際、捕まっても良いから一人でも多く〇してやるというのは池田附属小学校の事件の犯人の思考としてありましたので。

監視カメラはあるんですが、それに過信するんではなく、簡単に乗り越えられないような形にしたほうが良いと思いました。防災関係ないですが、防災ボックスから鍵を取り出して開けているときに感じました。

他の小学校は見てないから精道小学校しか分からないんですが、教育委員会に対策してもらうようお願いしときたいと思います。

「機能継続」ではないんだよなぁという話

本来、BCPですから、災害等によって機能不全になった議会をどのように早期復旧させるか?というところが一番大事です。発災直後に市長が議会を開くということはまあないと思いますが、ある程度落ち着いた後なら当然補正予算等が生じます。その際、議会が機能不全状態だと専決処分が連発されることになります。

議会のやるべきことを「できない」状態を一刻も早く復旧するという観点は凄く重要。使ってるシステムはそんなに多くないので、そこまでシビアな計画はいらないのかもしれませんが、お題目としては議会BCPですから。

今日のもそうですし、芦屋市の計画はどうも発災後の災害対策マニュアルって感じが強いです。いや、これもすごく大事なんですけども、お題目としては議会BCPですから。

システム周りは普段、事務局の人が対応してくれています。しかし、災害等で事務局の人が来られないということは想定されうる状況です。議員がシステム(またはそれに類するもの)を立ち上げて議会を開かなければならない状況も考えられます。

その訓練も一度やってますが、まあ普段触らないものは忘れますよね。定期的にやっとく必要があると思います。通しでやってみないと、計画の不備も分かりませんし。