今日も予算特別委員会民生文教分科会。以下の費目についての審査が行われました。
予算種別 | 款 | 項 | |
令和5年度芦屋市一般会計予算 | 4款 衛生費 | ||
5款 労働費 | |||
6款 農林水産業費 | |||
7款 商工費 | |||
10款 教育費 |
今日のトピックはなんだったかな…って感じのする委員会ではありましたが、ちょっとだけ気になるところを書いておきます。
指定ごみ袋の話
今でも、分別が合わないごみについては、黄色の啓発シールを貼り付けて置いていきます。これは、ビンや缶、ペットボトルやその他粗大ごみなど、臭いを発さないものだからできることだったりします。
指定ごみの対象となるうち、燃やすごみについては放置すると大変なことになる。生ごみが腐って臭いですし、からすの被害にあうと別の問題も生じてしまうので。
この辺の取り扱いが本当に難しいですね。きっちりしたほうが良いことは間違いないんですが、燃やすごみの放置によって、周辺の衛生環境が悪化することも本末転倒でもあります。
めちゃくちゃ分かりやすい警告をステーションに残していくとか、周辺にポスティングしていくとか?いずれにしても余計な手間が生じることは間違いない。この辺の運用については、答えがあるものでもないので、しばらくは頭をなやませるのかもしれません。
ただ、指定ごみ袋の運用が長い神戸市の状況を見てる限り、指定ごみ袋を使わないことで放置されているケースを見かけることはほとんどありません。結局、利用者側の立場としては、スーパーやドラッグストアで普通に買える状況であればごみ袋にこだわる必要もないかなって気もするんですね。
今も、生ごみを二重袋にせず捨ててる人がいて、カラスにやられて生ごみを散乱させている。後片付けをしてくれたらいいんですが、そういう人は結構早朝に出かけたりするので後片付けはその他の住民がやってくれている。
「こんな有様です。いつも他の人が片付けています」みたいな張り紙をしても良いのかなと思いますが、そういう捨て方をする人は、そういう張り紙をそもそも見なかったりもするので、難しいところです。
学校(特に教室内)の不備の話
コロナ対策で換気しないといけないため、冬の教室が寒いという話がありました。空気清浄機を購入しているのだから、使ってほしいという意見がありました。確かに。でも、空気清浄機がコロナ対策に万全か?って言われると何とも言えないところ。殺菌作用のある空気清浄機もあるっちゃあるんですが、教室というそこそこ広い空間においても有効性を発揮できるのか?というのも何とも言えないところ。
なので、換気も大事。ただ寒すぎて授業に集中できんわいっていうのも本末転倒だと思うので、100かゼロかの対応をするんじゃなくてその辺はバランスを取りながら…と言っても、難しいよねっていうのもあります。自宅でも冬こそ換気が必要と言われていますしね。
この辺は科学的エビデンスはどうや?と言われると難しいところなので、ほどほどに頑張ってくださいというところなんですが、個人的に気になるのは、こういう局所的な話が議員(保護者)から出てくるということ。日常の疑問だったり、教室内の不備というのに一番敏感に気付けるのは、担任の先生だと思います。
担任の先生も大変?というのは分かりますが「換気大事やけど、寒いんですよね」とか、「そもそも学級内、普段から寒いようで、児童生徒が寒そうにしています」というのは大人なら分かると思います。
もちろん、こういうインシデント対応には予算が伴うことがあり、優先順位を伴うことがありますが日頃から気づいたインシデントを報告しておくことが重要です。だからそういう情報は、都度報告できるような仕組みを構築してほしいです。
新年度予算においては統合校務支援システムなるものが導入されるそうで、電子掲示板機能なども使うようになるそうですから、学校内インシデントは報告するような運用をしてほしいと思います。
議員(保護者)からの情報も貴重だとは思いますが、言われる前に対応してほしいなというのがあります。そういうのを細かく動いていくと、学校内の環境は間違いなくよくなるので、期待したいです。
コメント
コメント一覧 (3)
・ゴミ出しルールはゴミ出し収集カレンダにある説明のままである。
・袋は10月1日以降は指定ゴミ袋に限定する。それまでに現在使用している袋を使い切ってほしい。
それから収集日が異なるので袋は一種類で十分と私は思います。
大きさは複数メニュー用意されますが、袋としては1種類です。
指定ごみ袋導入の心としては、分別を徹底してほしいというところに尽きます。ごみ行政に注目を集めるための仕掛けとしての指定ごみ袋だと思っています。注目は期待通り集めていますので、この機を捉えて分別の徹底を進めてほしい。
ただ、真剣に燃やすごみの排出量を抑えたいということであれば、紙ごみの分別を促すための指定ごみ袋をつくればよかったんじゃないかなと思うところでもあります。プラの場合、リサイクルに多大なコストが必要となることから、世界に目を向けても結局燃やしている。紙のリサイクルについては手法が一定確立されているものなので、確実に焼却量は減らせると思います。
但し環境施設課に確認のところ、多種の不燃ごみを混ぜることはできない。