今日は全体協議会、議会運営委員会、代表者会議と会議がありました。 議運と代表者会議は狭い部屋でやっているのと控室でも聞けるので、 会議室には入ってませんが…。

さて、今日の内容についてオープンにできる範囲で書いておきます。

全体協議会

全体協議会は、人事案件の報告。 9月定例会において教育委員と人権擁護委員の任命がありますので、 それの説明。31日の本会議で即決になりますから、詳しくは31日に。

議会運営委員会

31日から行われる議会の進行についてが主な議題です。

いつも通り…と言いたいところですが、今回は少し変わった点があります。 今回の議会で少し違うところは以下のとおり。

  • 一般質問の時間を40分⇒30分に短縮(継続)
  • 本会議の際、議場に入る人数の制限を解除し、全議員が出席
  • 決算特別委員会の委員構成を会派代表⇒全員参加の分科会方式に

一般質問の時間について

一般質問の時間については、新型コロナウイルスの感染予防の観点で行われます。 個人的には、40分でも30分でもあんまり変わらなかったので、別にこれでいいです。 いずれにせよ、他市の人数が多い議会に比べたら発言時間は恵まれています。

人数制限の解除について

人数制限の解除については、個人的には残念でした。 確かに、人数制限の根拠は?と言われると特にありません。

でも、人数制限というのは、これから先、議会のあるべき姿を議論していくまでの 暫定措置であると考えています。「緊急事態宣言が出てるんで、とりあえず何かやっときますね」 というようなその場しのぎの対応ではないと思います。

緊急事態宣言は出ていませんが、新型コロナウイルスの感染状況は改善はされていません。 色々なデータから、どうやら思っていたほどの恐ろしさはなさそうだぞ…ということが分かってきています。

でも、今まで当たり前にやってきた働き方は見直さないといけないぞ という流れになっているのも事実。というのも、見直す方向は「改悪」ではなく テレワークなど「本来目指すべき方向」への変化だからです。 もうちょっと先の話だと思っていたSociety5.0への強制転換というか。

そうしたことを受け、民間では半ば強制的に働き方を変更している状況です。 ですが一方で、本来民間をリードしていく立場でもある議会が「従来のあるべき論」を 守るために従来に戻すというのは、議員特権と言われても仕方がないと思います。

というか、議場で聞くのも控室で聞くのも実質的には変わりません。 「体がそこにある」ことを以って「出席」と位置付ける考え方は テレワークの考え方を真っ向否定する旧態依然とした考え方そのもの。

一番簡単なやり方を選択するよりも、新しいあるべき論をつくっていくための 議論が欲しかったなと思います。

と、恨み節的なものをツラツラと書きましたが、 議会が決めたルールなので、それには従います。 なのでこの話はここでおしまい。

決算審査のやり方の変更

これは改善です。市の事務全般を包括的に審査できる立場は超楽しくて超やりがいがあるので 決算委員という席はプラチナチケットと思ってました。それがなくなるのはちょっと残念ではあります。 会派の中で決算やりたがる人も少なかったので、やりたい!って言えばできたのも大きい(笑)

膨大な資料を読み込むから寝られない日々が続くものの、 やりがいに満ちていた訳です。システム開発という、デスマーチと隣合わせの 仕事に従事していたからでしょうか。基本的に、デスクに向かってるのが好きなんよね(笑)

でも、21人いる議員のうち、1/3ぐらいの人数しか審査に 携われない審査体制というのは、やはり組織の進め方としては問題があります。 また、21人の議員の専門性が発揮されやすくなるという意味では、よりよい審査が できるようになるんだと思います。

新しい審査体制での決算審査には乞うご期待ですね。 というか、アドリブ勝負なので各議員のスタンスが一番わかりやすいのは委員会。 なので、議会を傍聴したい人には委員会の傍聴はマジおすすめです。