今日は芦屋市立保育所の生活発表会。

僕は精道こども園の生活発表会を見に行きました。 というのも、市立のこども園は精道が初めてのことだから。 こども園になって、どんなもんなんかなーというところを確認したかったのもあって 精道にお邪魔しました。

保護者を全員収容するのは難しい

精道幼稚園と精道保育所が合体している施設ですから、 市内の既存の幼稚園や保育所と比べて単純計算で倍の人数がいます。

彼らとその保護者が一堂に会してというのはお部屋の容量的に難しい。 そして、全員を収容できる大きなホールを設けたとしても、 後ろからだと子供の姿はよく見えないですから。

こうしたハードルの解決策として、精道こども園では会そのものを3部に分けて実施していました。

  • 第1部:2、3歳児(9:00~9:40)
  • 第2部:4歳児(9:50~10:45)
  • 第3部:5歳児(10:55~12:00)

実際、2~3歳児の子たちに長い時間大人しく見ていてねというのも酷な話だと思います。 また、実際に来られるご家族にとっては、お子さんの出番以外は別に見なくても良いかなって感じでしょうし。 複数部会の構成で実施するやり方は課題解決でありながら、生活発表会としては適当なのかなと思いました。

異なる施設の利用者が一緒になることの弊害?

幼稚園と保育所は似ているようですが、少し異なる施設です。 大人目線で言うと、大丈夫なのか!?と心配になるところです。

ですが、子供たちにとっては大人の心配はあまり関係ないようです。 実際、発表会を見る限り誰が幼稚園出身で誰が保育所出身なのかがパッと見では分からないほどでした。 幼稚園出身の子も、保育所出身の子もたくさん練習していることがよく分かりました。

大人は施設が変わると色々と御託を並べて心配するけど、 実際にはそこまで心配しなくても良いのかなと思いました。 子供の適応力はやはり凄いものがあり、大人の予想を上回ります。 当然、先生方のご尽力あっての賜物だと思いますけどね。

特に5歳児は良かった

年次が上がるごとにお話も難しくなっていきますし、 通しで見ていたら子供たちの成長がよく分かりました。

特に5歳児クラスの出し物は友情とか親の愛情など 深い心情のところも取り入れられた出し物でした。

親が子供を叱るのは、愛情があるからこそなんだ ということをお話を通して子供たちが知ったようです。 大人が見ても、ストーリーとしてしっかりしているお話でした。

あと、『こころのねっこ』という歌は良かったです。 調べてみると、卒園式で歌う歌のようですね。モロにそういう歌詞でした。 僕は別に子供いませんけど、子供の声で歌われると泣きそうになるやつです。 でも、ロングトーンがあったりして難しい歌だったんじゃないかな。

素晴らしい第1回目の発表会でした

ただ、どの学年の子もたくさん練習したんだろうなぁというのがよく伝わりました。 第1回と、緊張感もあったと思いますが、結果としては素晴らしい会でした。 同園には、これからの新しい芦屋の幼児教育のフラグシップとしての活躍を期待したいです。