今日はホテルヒューイット甲子園で行われた「さくらFM開局20周年・未来への飛躍」式典に来賓出席。

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さくらFMとは、さくらFM(株)が運営しているコミュニティFMラジオ局です。 主に西宮市を中心として展開してきたFM局ですが、今現在では、芦屋市でも聴くことができます。

さくらFMは、西宮市や市内の事業所などが出資して平成10年3月に全国89番目のコミュニティFM局として開局した放送局です。 周波数78.7メガヘルツで、市内と周辺地域で家庭のラジオで受信できます。ニュースなど市民生活に密着した身近な番組や、 聴取者の参加で盛り上がる楽しい番組、また西宮市・芦屋市からは市政情報や台風や大雨などの緊急放送、お知らせ、催し物の案内などを放送しています。 災害時はその規模に応じて通常の放送を変更して災害情報をお送りします。 自社制作番組終了後であっても緊急に放送の必要がある場合は随時放送いたします。 災害時の情報収集には78.7MHz、さくらFMをご活用ください。

また、同社について芦屋市的に特筆すべきは災害時の緊急告知ラジオ。 元々、建物の中などで防災行政無線が聴こえづらいという苦情があったことを受け、建物の中でも 防災行政無線を聴けるようにするためにさくらFMを利用する方法が検討されました。

2016年4月に芦屋市・西宮市・さくらFM株式会社(当時は西宮コミュニティ放送株式会社)と3者協定を結んだことで、 自動で電源が入る緊急告知ラジオの販売を開始しています。現在では、1000台ぐらいの販売実績が上がっているとのこと。 さくらFM(78.7MHz)の電波が入るエリアであればご利用いただくことができます。8,640円での販売になっていますので、 まだ入手していない方は、安心・安全のためにも是非、ご検討ください。

緊急告知ラジオの販売(芦屋市)

今日の式典の中ではパーソナリティの方のご紹介もありました。 僕のイメージでは、FMラジオのDJはもっと若い方がやられているイメージがありますが、 紹介されていた中では80代の方もパーソナリティをされているとのことで驚きました。 これぞコミュニティFMというところなんでしょうね。

芦屋市には、こういった地域密着型のコミュニティFMラジオ局はありません。 コンテンツとしての魅力は高いものの、芦屋市の規模で常時生放送のラジオ局を持つというのは難しいところ。 ないものねだりをしても仕方がありませんが、さすが中核市ということを改めて感じさせられました。