阪急芦屋川駅周辺は色々な問題をはらんでおり、再開発が必要な地域として認識されています。兵庫県の都市再開発の対象としても挙げられているエリア。

例えば、歩道が異常に狭い道路が存在していたり、道路の広さに対して交通量が多すぎたりと周辺住民の方にとって安全とは言い難い地域になっています。道路の拡幅などについては、周辺の都市再開発も視野に入れた大規模な改修が必要。単年予算での抜本対応が難しい地域になっています。

なので二重投資を控えるため、芦屋市としても当該地の対応については積極的とは言い難い状況があります。と言いつつも、阪急芦屋川駅周辺の再開発の開始目処は全く立っていません。開始目標すらも立てられない状況のようです。

再開発が直近に迫っているので、対策を講じるのは難しいという話なら理解できます。しかし、実際には再開発が何十年後になるか全く分からないという状況です。二重投資を理由に対応を敬遠するというのは少し違うと思っています。

地域を利用されている住民の方にとっては「今」が重要です。危険だったり不便な地域について、大規模改修なしで対応できるのであれば、随時対応してもらいたいというような話を12月定例会でやりました。

そしてその一つが、阪急芦屋川駅の北側に位置するサンモール商店街沿いの道路です。
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ここは山手小学校の児童や、甲南女子の生徒たちが通学に利用する通学路です。なのでスクールゾーンとして朝7時~9時の時間帯は車両通行止めになっています。

ここは僕が朝、駅立ちをしていることが多いところです。その際、いつも感じていたのが通行止めとされていながらも進入する車が相当多いということ。中には、かなりのスピードを出して通行する車も。

ただ、以下の写真を見ていただけると分かると思いますが、スクールゾーンを示す標識が見づらくて地元の人でなければ進入禁止に気付いていない可能性があります。
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また北から右折してくる車については、以下の写真のような看板を見ることができます。しかし左折してくる車からだと角度的に見えません。
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普通のドライバーの感覚だと、違反はなるべくしたくないはず。進入禁止が分かっていれば、違反をしてまで進入しないと思います。少なくとも僕は嫌です。ゴールドが無くなってしまいますし。

なので、南から左折してくるドライバーからも比較的分かりやすいと思われる看板を設置してもらいました。これで事故や違反がゼロになるとは思っていないですが、看板設置ぐらいで事故や違反が減るのであれば安いもんだと思います。
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効果のほどは、また朝の駅立ちでチェックしたいと思います。