今日は芦屋市シルバー人材センター主催の成年後見制度の勉強会に参加。
成年後見制度とは、認知症などで判断力が無くなってしまった方が自身の権利と財産を守るための制度。本来ならば、ご家族や地域の方が対応する必要があるのかもしれません。昭和の時代ならそうだったのかも。しかし、近年は核家族化により地域コミュニケーションが希薄化しています。また、判断力が鈍った方を標的にするような悪徳な業者が跋扈している有り様。そんな状況において、判断力が鈍った方を守るために必要な制度だと言えます。
高齢化社会である日本においては、多くの方が必要とする制度です。しかし、認知度の低さや手続きの煩わしさなどの影響で日本ではまだまだ普及が進んでいない状況。
制度には以下の2種類がありますが、いずれも保健福祉センターの1階にてご相談いただくことが可能です。
- 法定後見制度(ご家族の方が申請)
- 任意後見制度(本人が元気の間に申請)
お年寄りですら「自らの身は自らで守らなければならない」時代になってしまったのは非常に寂しい時代です。ですが、現状を憂えていても高齢者の方は増え続けます。若い議員である僕としては普及に少しでも寄与していきたいと思います。
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