27日~29日の3日間、会派視察で長崎県に行っていました。今回の視察は、公明党さんから一緒に行きませんかとお誘いいただいたため、公明党・維新の党の共同視察ということに。

3日間の視察内容は以下のとおり。

  • 27日(月) 島原市「すこやか赤ちゃん支援事業について」
  • 28日(火) 長崎市「職員力アップを目指す取り組みについて」
  • 29日(水) 雲仙市「リフォーム助成商品券交付事業について」
  1. 島原市での視察
  2. 子育て支援に関する事業内容をご説明いただきました。芦屋市においても、少子化や人口減少問題は避けて通れない問題。出生率の向上に向けた取り組みを進めていく必要があります。そういった意味で、非常に参考になる取り組みでした。

  3. 長崎市での視察
  4. 市職員の能力アップや作業効率アップに関する取り組みをご説明いただきました。所属会社において「どうやって意識改善をすれば良いか?」といったテーマでの取り組みを実施していた関係で、個人的には非常に興味深い内容でした。

    職員の意識改善を効果的に進めていくには、遊び心が必要だと思っています。ある程度の遊び心がないと、物事を考える上で、固定観念や今までの経験や常識で凝り固まった状態から抜け出せないためです。

    経験や常識は、ノウハウとして非常に有益です。ですがノウハウが完成されていればいるほど、改善の邪魔をすることも多いと思います。長崎市役所では「これが役所のやることか?」と思うほど、遊び心を持ったユニークな取り組みを実施されていました。長崎市役所では、ワンマンにならずに部下がトップの思いを正しく汲みとれているんだろうなと羨ましく思いました。

  5. 雲仙市での視察
  6. リフォームという切り口で景気アップを推進する事業についてご説明いただきました。「市内業者を使用してリフォームを施工すれば、市内で使える商品券を助成する」という事業は市内経済を回す効果のある良い事業だと思いました。

    また、芦屋市の建物は20年前の阪神大震災の後に建て替えられた建物が多いです。そのため、リフォーム時期に差し掛かっている建物が多い状況です。そう考えるとリフォームの需要は大きいはず。実現したら面白いのではないかという話になりました。

今回は議員になってから初めての視察。「どんな感じなんやろ」と心配でしたが、いずれの視察内容も芦屋市が抱える問題の解決へのアプローチの一つとして大いに参考になるテーマでした。非常に良い視察になったのではないかと思います。今回ご説明いただいた内容を元に、芦屋市が抱える問題を少しでも軽減していけるよう、提案をしていきたいと思います!