芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

今日は民生文教常任委員会。 以下の議案と請願を審査しています。

種別番号件名
市長提出議案第54号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第55号芦屋市障がいを理由とする差別のない誰もが共に暮らせるまち条例の制定について
第57号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
第60号財産の取得について
第61号財産の取得について
請願第4号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度を堅持するための、2021年度政府予算に係る請願書
第6号少人数学級への前進を求める意見書採択を求める請願

議案書はこちら

なお、以下の4件の所管事務調査も実施しています。

  • 芦屋市環境処理センター長期包括的運営業務について
  • 新型コロナウイルス感染症への対応について
  • 市立幼稚園・保育所のあり方について
  • 放課後児童クラブについて

結果としては、いずれの議案・請願も全会一致で可決すべきものと決しています。 今日のところも個人的に気になるところをピックアップして書いときます。

第55号議案

障がいを理由にする差別をなくそう!という趣旨の条例。 罰則規定とかは特になく、理念条例の類のものです。 しかし、行政として障がい者差別をなくすんだ!という姿勢を示している こと自体に意義があると思っています。

見た目で分からない障がい者もいることを「知る」ことが大事

ただ「障がい者」と一言で言っても、色々な方がいます。 また、身体障がい者と一言で言っても、体の中の障がいの場合、見た目からは分かりません。 四肢の障がいを持っている方のように、見た目だけでわかる人だけが障がい者だけではありません。

配慮してあげないといけない人に対して配慮できなかったら、 受け取り側に立てば「差別」と言われても仕方がない可能性があります。

しかし、自分の周りにそういう人がいなかったらなかなか気づかないものです。 これは差別意識による無配慮ではなく、無知から来る無配慮です。 差別の中で一番多く、根強いであろう無意識の差別をなくすためには、 「色々な障がいがあるということを知る」ことが 一番重要なのだろうと思います。

ヘルプマークの認知度を上げるというのもとても大事なことでしょう。 特定の事柄の認知度を上げる取り組みは、なかなか成果が見えてこないため、 もどかしいところもあると思いますが、粘り強く頑張ってもらいたいと思います。

柔軟な発想を持つ子どもの頃から教育することが重要だと思うが…

特に。固定観念が固まっていない子どものうちからそうした教育をするのが適当なのだろうと思います。 でも、インクルーシブ教育が全てをクリアにするのか?と言われるとなんとも言えないところがあります。

インクルーシブ教育は、健常者の子やその親からすると、とても意義ある教育だと思います。 「色々な人がいる」という認識を持つのはとても重要なことだからです。

でも、実際に障がいを持っている人からしたらどうなのだろうか? 身体障がいの方なら良いですが、発達障がいを抱えている人の場合、 皆と同じように授業に参加すること自体に苦痛を抱えている人もいるかもしれません。

学習障がいを持っている児童生徒が、みんなと同じ授業を聞いて同じように理解するのは難しい。 親や先生からは「なぜできないのか」と指摘されても、本人もなぜできないのか分からない。 そんな状態で、皆と同じ授業に参加し続けるのは、苦痛かもしれないわけです。

もし学校の先生が「色々な障がいがある」ことを知っていたら、違う切り口で提案できるかもしれません。 全ての子が苦痛に感じているとは言い切れませんが、相談してみないことには始まりません。 やはり、色々な立場の人が障がいについて「知る」ことが大事なのだろうと思います。

ハード整備も必要になる

こうした条例を制定した以上、少なくとも道路や公共施設のバリアフリーについては 完全実施を目指してもらいたいと思います。道路なんかは、バリアフリーになっていないところも多いです。 一番利用者が多いであろう駅回りが行き届いていないところが一番気になります。

段差の解消については、障がい者のみならず、高齢者にとっても優しいまちづくりになります。 全てを完璧に解消していくのは難しいですが、色々な立場の人に優しい街をつくってもらいたいと思うところです。

第57号議案

新型コロナウイルス関連の補正予算。 第何弾なんだろう…。早く経済の通常化を図らないことには、 矢継ぎ早に補正が組まれる状況は決して芳しい状況ではないよねっていう。

歳入を増やす仕組みをつくっていかないと、 歳出を削ってやりくりするだけではジリ貧です。

芦屋市の場合、大阪経済の動向に相当影響されますから 大幅な歳入増を考える上で、大阪経済の盛り上がりは必要不可欠。 そういう意味で、僕の所属政党の維新の頑張りに期待したいところ。 いや、お前も頑張れよっていう声が聞こえてきそう。頑張ります。

補正の内容としてはこんな感じ。

0014

やはり気になるのはGIGAスクール構想か。

やっぱ気になるのはGIGAスクール構想かな。 新型コロナウイルスを契機に一気に話が進んだ印象です。

大層な名前がついてますが、実際には一人一台タブレットを貸与して 授業の中にタブレットを入れ込んでいくよっていうレベルです。

適切なICT教育が進められていくのであれば、大賛成です。 また、「学校に来られないケースにおいても滞りなく授業を進めていける環境をつくる」 という点についても考えないといけない事情もよくよく分かります。

政府主導のこの取り組みについては大いに不安はあるものの、 応援したいとは思っています。

うまくいくの?って話

うまくいくの?という点についてですが、子どもの方は大丈夫やろと思ってます。 既に各家庭でPCなりタブレットなり、スマホなりのITガジェットを与えている 家庭も多いでしょうし。みんな大好きゲームも、プログラミングによってつくられてますし。

正直、この辺の成功可否は教職員の方がうまくアジャストできるか?というところにかかっていると思います。 でも、多分、手動でやっているところをIT機器を使いながら時短する…っていうところで 良いんじゃないかなと思います。IT機器って、本来はそういう目的で導入されてきてますからね。 社会を便利にするためのツールですから。

請願

全般的に、少人数学級の話がメインだったと思います。 個人的に、これは必要だろうと思っているので、両方とも紹介議員に名を連ねました。

新型コロナウイルス感染症対策で、密を防ぐためって言っちゃうと変な話になりますが 教育のあるべき論で言うと、少人数制でやるべきです。

現状、1クラス35人という基準を満たしているのは小学1年生だけ。 兵庫県は、2~4年生においても実現しているけど、5、6年生ではできてない。 これが公立学校の現状です。

私立はともかく、公立は少人数に倒していくべき

入試において同じぐらいの学力の生徒を選定している私立だったら、 多少人数が多くても良いと思います。でも公立は違う。学力一つとっても相当幅が広い。 めちゃくちゃできる子もいれば、かなり厳しい子もいます。

学力に非常に大きな幅がある児童生徒が大勢で授業を受ける。 しかも平均点レベルの授業。分かってる子からするとつまらないし、 分かってない子からすると難しすぎる。公立教育は、平等性を担保するがために どう考えても非効率なことをやっています。

少人数学級になると、この辺も少しは是正されます。 一番の理想は習熟度別でクラスを分けることですが、少人数でやるだけでも全然違う。

教室の不足はなんとかなると思う

今日の議論では、教室が足りないという話がありました。 芦屋市のことを考えると、確かにそういう話はあると思います。 でも個人的には、何も建て増しなんかしなくてもパーティションで区切るか、 簡易の壁を入れるでも良いと思います。 なんせ、授業を少人数でやることに大いに意義があるだろうと思ってますから。

そういう意味では、35人でもまだ多いと思いますけどね。

今日は建設公営企業常任委員会。 僕は委員ではないので、傍聴。 委員会は控室でも聞けるので、密を避ける意味で控室で聞いています。 もっと言うと、自宅でも聞けるんですけどね。

今日の審査対象は以下のとおり。いずれの議案も全会一致で可決すべきものと決しています。 なお、議案書についてはこちら

種別番号件名
市長提出議案第52号芦屋市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第56号阪神間都市計画事業芦屋西部第二地区震災復興土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について
第58号令和2年度芦屋市都市再開発事業特別会計暫定補正予算(第3号)
第59号令和2年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)

また、議案審査の他にも 新規の所管事務調査として「阪神本線立体交差化に係る取組等について」の説明を受けています。

所管事務調査も含め、個人的に気になるところをピックアップしときたいと思います。

議案第59号

兵庫県新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業を受け取り、支給するための補正予算。

芦屋病院は、感染症指定医療機関ではありません。 なので、原則としては陽性患者を入院させた経緯はありませんが 保健所の依頼を受けてPCR検査(検体採取)を行ったことがあるため、 今回の慰労金交付の対象となったそうです。区分としてはA(県から役割を設定され、実際に新型コロナウイルス患者等を受入れた施設) という位置づけになるとのこと。

新型コロナウイルスの情報がなく、最悪想定で動かないと いけなかった間、一番精神的にきつかったのは医療現場の最前線で頑張ってくださっている 医療従事者の方々です。こうした方々には、感謝してもしきれないところがあります。 だから、慰労金をお支払いすることについて、何ら反対するものではありません。 無論、県から降りてきたお金だからというのもありますが。

指定医療機関について

指定医療機関としれっと書いてますが、 どういうことかちょっとだけ書いておきたいと思います。

新型コロナウイルスは、感染症法上では「指定感染症」と位置付けられています。 指定感染症とは、分類分けが追い付かない新型感染症について、迅速に対応するために 期限付きで与えられる指定になります。

新型コロナウイルスは、現状では指定感染症という位置づけですが、報道等では2類感染症相当と言われています。 なので、原則としては厚生労働大臣や都道府県知事が指定する第一種感染指定医療機関や第二種感染症指定医療機関に入院する必要があります。

所管事務調査について

資料はこちら(後日アップされる予定です)

阪神の立体交差化について、県・市・阪神電鉄の3者で勉強会を始めたよ!という報告でした。 阪神の踏切が渋滞を引き起こしたり(特に打出駅周辺)、色々と問題があるのは周知の事実だろうと思います。 個人的に、かなり大きな課題だと思ってます。

阪神の踏切はすごく問題がある

特に稲荷山線は43号線の交差点と踏切が近く、朝とかはドエライ渋滞になります。 また43号線の打出交差点は交差点のど真ん中に阪神高速の橋脚がドーンと陣取っており、 とても危ない交差点になっています。交差点⇒踏切までのゾーンは、芦屋でも屈指の危険ゾーンだと思います。

踏切でふんづまるのも嫌だし、交差点で事故に巻き込まれるのも嫌なので 僕は車で通行する際は基本的にこの道は迂回しています。個人の対応はそれでも 良いと思いますが、公共サービスとしては看過できない状況であることは間違いないです。

高架化すると、当該の踏切の課題はクリアされます。 また全体として、踏切がなくなると接触事故・接触事故による遅延がなくなるので 阪神電鉄としても是が非でもやりたい案件なのだろうと思います。 特に、西宮の鳴尾と東灘の深江の高架化が進んでおり、残る踏切ゾーンは芦屋だけなので余計に。

高架化は、すごくお金がかかる

ただ、工事を見ていると分かりますが、高架化はとても大変な工事です。 あまりに大きく変わるので、素人的には感動する工事です。現状でどれぐらいの 総事業費がかかるものなのか、試算さえ出ていない状況ですが 膨大なコストと時間を要する工事であることは間違いありません。

ちなみに、それぞれの費用負担は、ばくっというと以下のような形になります。

負担者負担割合
事業者(阪神電車)10%
55%
17.5%
17.5%

市の負担は全体の約20%。でも、分母自体がすごく大きい話なので 芦屋市の財政規模だと、なかなかしんどい話になってしまう訳です。

芦屋はお金が枯渇している訳じゃないんだけど、そもそものお財布が…

芦屋市って、歳入VS歳出の割合は悪くないんですが 政令市の神戸市、中核市の西宮市とはそもそものお財布の大きさが全く違います。 両市と比べたらお財布自体が相当小さいので、大きな案件をやるのは本当に大変。

また、芦屋市内の阪神沿線はかなり近くまで建物が建っており、 高架化するとセットバックも必要になり、用地取得も生じるのだろうと思います。 そう考えると、かなりのビッグプロジェクトとなり、 短期スパンのお話ではなく、長期スパンのお話になります。

勉強会を始めましたと言っても、具体的に事業化というのはまだまだ先。 国がらみの大きな変化が生じないことには、なかなか遠い先のお話になりそうです。

今日は以下のとおり、二つの会議が開かれました。

  • 本会議
  • JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会

重たい会議になるのではないかとドキドキしてましたが、それほど遅くならずに終わって良かったです。 一般質問の原稿作成もまだ残っているので、時間が欲しい!という状況です(笑)

本会議

今日から9月定例会が始まります。9月議会は決算もあるため、結構長いです。 会期としては、10月9日まで。この間に新型コロナウイルスに感染したら大変なので、 気を付けながらやりたいと思います。

さて、今日は大きく分けると以下の議事が執り行われました。

  • 議案・請願の上程と各委員会への付託
  • 人事案件の即決

議案・請願の上程と各委員会への付託

以下のとおり、委員会に付託されました。

  • 建設公営企業常任委員会
  • 種別番号件名
    市長提出議案第52号芦屋市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第56号阪神間都市計画事業芦屋西部第二地区震災復興土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について
    第58号令和2年度芦屋市都市再開発事業特別会計暫定補正予算(第3号)
    第59号令和2年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
  • 民生文教常任委員会
  • 種別番号件名
    市長提出議案第54号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第55号芦屋市障がいを理由とする差別のない誰もが共に暮らせるまち条例の制定について
    第57号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
    第60号財産の取得について
    第61号財産の取得について
    請願第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願
    第6号少人数学級への前進を求める意見書採択を求める請願
  • 総務常任委員会
  • 種別番号件名
    市長提出議案第53号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    請願第5号保健所統廃合に関する意見書採択を求める請願

人事案件の即決

以下の2議案については、委員会審査を飛ばして即決となりました。 人事案件については、反対したところで行政が出してくる以上の人を推薦できないです。 パイプが違いすぎる。ということで、質問等を飛ばして全会一致です。

第50号議案教育委員会委員の任命につき市議会の同意を求めることについて
第51号議案人権擁護委員の候補者の推薦につき市議会の意見を求めることについて

こうした人事案件はいつもの通りなんですが、今回は少しだけイレギュラー。 なので、ちょっとだけ触れておきます。

教育委員の任命について

今回は小児科の先生が選ばれました。お医者さんです。 教育委員に選ばれる人は「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」で以下のように定められています。

  • 日本国民で満25歳以上である
  • 人格が高潔
  • 教育、学術、文化に関し識見を有するもの
  • 委員の中に保護者を含める必要がある。
第四条
2 委員は,当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で,人格が高潔で,教育,学術及び文化(以下単に「教育」という。)に 関し識見を有するもののうちから,地方公共団体の長が,議会の同意を得て,任命する。
5 地方公共団体の長は、第二項の規定による委員の任命に当たつては、 委員の年齢、性別、職業等に著しい偏りが生じないように配慮するとともに、 委員のうちに保護者(親権を行う者及び未成年後見人をいう。 第四十七条の五第二項第二号及び第五項において同じ。)である者が含まれるようにしなければならない。

これまでだと、4名の委員の内訳は以下のように分類していました。

  • 学術枠×2(教育関連、弁護士)
  • 文化枠
  • 保護者枠

しかし、昨今の新型コロナウイルスの問題で、子どものストレスなど、心身に影響が出るような事柄がいつも以上にクローズアップされています。 実際、テレビ等では心身の不調を訴える子どもたちも増えていると言われています。 芦屋の教育を円滑に進めるにあたり、健康面に精通しているお医者さんの見地が必要だとのこと。 当該の委員さんは、市内で小児科を長くやられており子どもたちのことは熟知されているとの判断が下されたそうです。

なお、法的根拠としては今回のケースだと「学術」にカテゴライズされるそうなので、 以下のような内訳になります。

  • 学術枠×3(教育関連、弁護士、医者)
  • 保護者枠

文化に精通された委員さんがおられなくなるところは一抹の不安もあります。 ただ、子どもたちの健康を最優先するという市の考え方も分かります。 新たな体制で、教育を更に推進することを期待したいところです。

人権擁護委員の推薦について

人権擁護委員は、全国で2万人という枠があり、法務大臣(法務省)の方で調整した上で 各自治体の枠を設けています。SNS等での誹謗中傷など、人権擁護が必要となるケースが 非常に増えている背景を受け、芦屋市でも定員が1名増員ということになりました。

今回増員されるのは民生児童委員の方で、今回の増員で以下のメンバー構成になるそうです。

社会事業家家事調停委員2名
民生児童委員3名
教育家3名
弁護士会2名
その他団体保護司1名

JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会

事業費が高すぎる!ということで、議会の反発を受け塩漬け状態となっている本事業。 現状は「コスト縮減のための見直しを行い、12月議会で報告します」というフェーズ。

今日は中間報告ということでしたが、資料には特段新たな情報はなかったかなと。 資料は後日ここにアップされますので興味があればご覧ください。

補助金の行方

今日は国庫補助の行方というのが議論に及びました。 というのも、今年度当初予算では、国庫補助を受けた上で事業を進めるという計画がありました。 ただ、3月の臨時会にて行われた再議の場において、当初予算が否決されちゃったので、 国庫補助を受け取る予算がなく、宙ぶらりんになっている状況です。

それが約11億。国としては、芦屋市が必要というから確保したお金です。 補助金という「限られたパイ」を各自治体で取り合っている状況ですから、 年度に入ってから「やっぱいらんわ」と言われても困ると。いらんのやったら、 初めから申請しないでよ…というのはありますね。

使えと言われても使えないしっていう

不用額という形で処理しても良いのでしょうが、国からは、他の自治体も欲しがっているけど 芦屋市の案件が優先順位高と判断し配分しているわけなので「使ってほしい」と言われているそうです。 国…といっても国交省の担当者さんなんだろうと思いますが。

仮に12月に動き出したとて、1年の3/4が経過している段階で芦屋市が使い切る目途はありません。 なので、県内の他の自治体で使ってくれる自治体はありますか?と探しているようです。 しかし、年度途中で別途予算を確保して事業を進めてくれる自治体も出てきていないようです。

他、使える人いる?って探してるけど

まあ、そらそうです。 今回宙ぶらりんになっている補助金というのはあくまで「補助」。 財源内訳のメインは市のお金である一般財源が中心になります。

なので、補助をもらったからそのお金でなんかやるわ!っていう訳にもいきません。 補助金に一般財源をプラスして何らかの事業をやるということになります。 しかし、補助金もなんにでも使える魔法のお金ではなく、交通課題の解消とかにしか使えないものです。 交通課題の解消という大きな事業を年度途中で急きょ差し込める自治体もいないよね… ということで、今は補助金が宙ぶらりんになり、そのまま焦げ付きそうな模様だそうです。

次年度以降の内示に影響するか?誰にも分からない。

一度はくーださい!と手を挙げておきながら、 指名された後、議会がアカンていうから止めときますわ! というようなことをやっちゃった場合、今後の補助金申請の内示がどうなるか分かりません。 ということでした。というのは、脅しとかそういうことじゃなく、国の担当者も初めての経験だから 分かりません。ということなんでしょう。

個人的に気になるところ

また、今までのやり取りでは出てこなかったところで 個人的に気になるところを確認しました。個人的には、結構踏み込んだつもりですけど。

一連の塩漬けによる進捗率への影響は?
半期止まっているので、それ相応の影響が出ている。
事業の継続可否を決めるデッドラインは設けているのか?
現状は、12月の説明に向けて注力しているので、その先のことは考えていない。
地権者の年齢構成を考えると、ここでストップすると地権者の顔ぶれが変わる。 地権者の顔ぶれが変わると、協議もイチからやり直しになるので、 前と同じように長い年月が必要となる。また、芦屋市の財政状況を鑑みると、 今止まると、リスタートできるのは20年、30年後ということになるのでは?
今止まると、すぐにリスタートするのは難しいと考える。
JRの駅舎改良についての協定書を締結している中で、JRの支障移転 (再開発を進めるにあたり邪魔なので、JRさん動かして~という工事) については全額市負担だが、内訳として国庫補助を活用する予定。 再開発が止まった場合、この補助は期待できず、20億円は市がまるまる負担することになるか。
そのとおり。
JRの駅舎改良についても、約11億円を市が負担する。この内訳にも 国庫補助を活用するが、これは再開発と別物のメニューとなるのか?
再開発とリンクしているものなので、再開発が止まった状況では 補助は受けられないものと考える。

答弁の裏にはまた別の思いがあるのでしょうが、 答弁できないということだろうと飲み込みました。

再開発を止めてしまった場合、JRの駅舎改良一つとっても10数億の実損失が出ます。 数十億単位のお金を使って話を動かしておいて、お金かかりすぎるから止めるわ!というのは あまりにも…。その議論は立ち上がる前にすべきもの。

12月議会での報告を待つしかありませんが、その時点でかなりの進捗遅れも生じています。 終わった後、なんだったんだろう…ってならないようにお願いしたいです。

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