芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

今日は議会機能継続訓練がありました。

議会機能継続計画(議会BCP)とは

議会機能継続計画(議会BCP)は、災害等が発生したときでも 議会機能を継続(早期復旧)するための計画として、昨年度に策定しています。

議会機能継続計画(議会BCP)(芦屋市議会)

ほんで、今年度は感染症が蔓延したときでも議会機能を継続できるように… ということで、計画を策定中です。

今日の訓練内容

「感染症の影響で議会事務局職員が登庁できない場合」というシチュエーションを 想定しての訓練を行いました。

クローズドな普通の会議であれば、別に普通にやればいいんですが、 芦屋市議会における公開の会議では、以下の工程が必要になります。

  • 会議実施に必要な手続きを踏んだ上で、円滑に議事進行をするための次第の作成
  • 会議録の作成、公開
  • 傍聴者の対応

これらの工程については、議会事務局が担当してくれているため、 普段の定例会において、議員が特段意識する必要はありません。 いわば、会議に専念できる環境をつくってくださっているということ。

感染症等で、議会事務局が出勤停止になった場合、 普段事務局が対応してくれている工程を議員自ら実施する必要が生じます。

次第の作成

テンプレがあるので、テンプレにしたがって作成しています。 これは正副議長、正副委員長が担当しました。

テンプレにしたがって…ということですが、 合ってるのかな?大丈夫かな?という感じで不安を感じながら 作成されたそうです。

記録の作成

記録自体は、会議内容を録音し、業者によるテープ起こしをベースに作成します。 なので、会議内容の録音が必要。

ある程度クリアな録音さえできていれば、別に記録媒体はスマホとかタブレットでも いいんですが、簡単に録音できるようにシステム構築されているものがあるので、 それを使ったほうが確実。

ということで、今日はそうした機器の使い方の確認も含めて、 お試しでやってみました。

今はできるけど、有事の際にもできるように

今は、精神状態は極めてニュートラルですし、 訓練ということで「やること」が明確になっています。

でも、災害でてんやわんやしているときに冷静に対応できるかは 正直わからない。意外と冷静かもしれないけど、びっくりするぐらい テンパってるかもしれない。

一つ一つのマニュアルは簡単だけど、それを冷静に繋ぎ合わせられるかは ちょっと分からないです。

アクションカードも必要かもしれない

災害編のほうでは「アクションカード」というのを作ろうということになっています。 アクションカードとは、TODOをまとめたカード。

災害発生時には、恐らくめちゃくちゃテンパってるので、 「何から手を付けたらいいか分からない」状態になっています。

やらないといけないTODOが順序だてて書かれているので、 その指示に従って行動すれば、バッチリ適切な行動をとることができるよ。 というものです。

感染症のときは災害と違い、 恐らくそんなにテンパってないんじゃないかなとは思うんですが、 アクションカードを用意しておいた方が安心ではあるので、 あったほうがいいのかなぁと思っています。

訓練の目的は、計画の不備を洗い出すため

こうした計画は、完成系はありません。 ブラッシュアップして、より使いやすく実用的なものに 仕立て上げていく必要があります。

いろいろなシチュエーションの訓練を実施し、 計画の不備等をチェックしていく必要があります。

BCP策定について議長から諮問を受けているBCP検討会議は、 任期中は継続して行うとされています。

また来年度には、別の観点での訓練を実施することになるだろうと思います。

今日は本会議。長かった3月定例会の最終日でした。 以下の議事を執り行っています。

  • 市長提出議案第10~36号議案の議決
  • 請願第8号の議決
  • 議員提出議案第17~20号の提案、議決

討論祭りだったため、すごく長くなりました。 最終日の本会議って、大体午前中には終わるんですが 今日は15時超えてました。別に予定とかは入れてないから良いんですけど。

市長提出議案の議決について

  • 全会一致で可決
  • 第10号芦屋市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第11号芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第12号芦屋市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
    第13号芦屋市震災復興地区住宅市街地整備総合支援事業に係る従前居住者用住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第14号芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例及び芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第15号芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第17号芦屋市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例及び芦屋市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
    第19号芦屋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
    第21号令和3年度芦屋市国民健康保険事業特別会計予算
    第24号令和3年度芦屋市駐車場事業特別会計予算
    第27号令和3年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
    第29号令和3年度芦屋市水道事業会計予算
    第30号令和3年度芦屋市病院事業会計予算
    第31号令和3年度芦屋市下水道事業会計予算
    第32号芦屋市指定金融機関の指定について
    第33号芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第34号芦屋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
    第35号芦屋市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
    第36号令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第12号)
  • 賛成多数で可決
  • 第16号芦屋市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例及び芦屋市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
    第18号芦屋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
    第25号令和3年度芦屋市介護保険事業特別会計予算
    第26号令和3年度芦屋市後期高齢者医療事業特別会計予算
    第28号令和3年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算
  • 修正可決
  • 第20号令和3年度芦屋市一般会計予算
    第22号令和3年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
    第23号令和3年度芦屋市都市再開発事業特別会計予算

うちの会派としては、第20~23号議案については、修正案に反対、原案に賛成。 その他の議案は賛成という態度を取っています。その他の議員さんの態度についてはこちら(3月22日の分)

各会計予算について

個別の事業で認められないものがあるというだけでは、予算全体の反対には至りません。 なので、基本的には賛成ベースで考えています。仮に、反対したいんだ!ということであれば 修正案を示すことになると思います。

修正議案について

先日の予算特別委員会でも示されていますが、再開発関連予算を削除するもの。 その心は、事業手法の変更も視野に入れて検討せよとのことです。

これについては討論してますので、簡単に紹介します。 12月議会の時と似てるんちゃうのん?というのは無しで。 (同じようなことを繰り返しているということでもある)

計画の実現性の問題

事業手法を変更したとしても、用地取得が必要になります。 それは、現状の道路幅員の狭さを見れば、誰でもわかること。

問題は「用地取得できるものなの?」という点です。 というのも、本件は長きに渡って地権者と市とで協議を進めてきた案件です。 協議の主となるのは、自身の資産の話。当該地で事業を進めることで損や後悔があってはならないので、 当然、考えられる全てのプランを検討してきているはずです。

都市計画決定され、事業認可されて具体的に話が動き出しているこのタイミングで 事業手法を変更するとなると、これまでの協議に要した時間が全てパーになり、 もう一度イチから協議しなおす必要があります。そうした手続きを踏み、地権者が交渉に応じてくれるでしょうか。

費用対効果の観点での事業有効性

街路事業などの費用について、市が試算したものが 特別委員会において示されています。

0010

それによると、事業手法変更の本丸である街路事業に変更した場合、 市負担額は以下のようになると示されています。

ケース市負担額
ロータリー、再開発ビルをつくらないケース67.9億円
再開発ビルを建てないケース88.4億円

一方で、12月議会で示された縮減プランの場合、市負担額は99億円。 両者の差分は以下のとおりとなります。

ケース市負担額縮減プランとの差分
ロータリー、再開発ビルをつくらないケース67.9億円31.1億円
再開発ビルを建てないケース88.4億円10.6億円

ロータリーと再開発ビルを設けないケースの場合

再開発ビルがないということは、デッキもつくられないということになります。 歩行者と自動車の動線を明確に分離するロータリーとデッキという仕組みなくして 現状の交通課題の抜本解決は難しい。

また、JRの北側にあるバス停のユーザビリティは決して高くない。 混雑時には歩道が利用者であふれかえるような事態を引き起こすため、 車いすの方が安心して通行できるシチュエーションを担保できなくなる可能性があります。

あと、そもそも論として、60億円以上のコストを投じて中途半端な対応を講じると言うこと自体に疑問があります。 中途半端な対応をした場合、後年に再整備が必要となる可能性が高くなります。そうなると、結局高くついてしまう。

再開発ビルをつくらない場合

公共施設、デッキを失うことになります。 いずれも、駅周辺の利便性を大きく改善させる施設であることは言うまでもありません。 プラン変更で失う効果は、10億円以上になるだろうと思います。

執行済みのお金も忘れてはいけない

執行済みのお金は以下のとおりです。

市負担額(令和元年度予算時点)15.4億円
国庫補助(令和元年度予算時点)10.3億円

国庫補助は、再開発事業として受け取っている補助金です。 事業手法を変更した場合、受け取りかつ執行済みの補助金を返還する必要があります。 そうなると、事業手法を変更した場合は25.7億円の損失となります。

これは、事業手法を変更した場合に得られるであろう最高の差額とニアリーな数字です。 再開発ビルだけを無くした場合だと、減少額よりも損失額の方が大きい。 やはり、このタイミングでの事業手法の変更は現実的ではないと言えます。

潜在リスクの問題

本事業は、既に具体的に話が進んでいる話です。机上で計画を練っている段階ではなく 関係事業者や地権者、国・県を巻き込み、現在進行形で進んでいるもの。 そうした状況の中で計画を急きょストップすると、芦屋市の計画ありきで進んでいる関係者が何らかの損失を被ることになります。 関係者の過失によるものではなく、芦屋市の約束不履行による損失。 関係者が市に対して何らかの賠償を求めるリスクを内包していることは、誰の目にも明らかです。

特に地権者が被る被害は甚大

特に、地権者は市の判断によって人生を翻弄されることにもなりかねません。 こうした方々が受ける損失は計り知れないものがあります。 既に売却されている方は当然として、転居を含めたライフプランを検討されていた地権者においても、同様に損失があると思います。 芦屋市の判断による損失であり、損失を受けたことは客観的に見ても明らかであるため 損失補償を市に求めたとしても、何ら不思議ではないと思います。

JR西日本にも損失が生じる

駅の駅舎改良については、既にJR西日本と芦屋市とで交わした「JR芦屋駅改良工事等の施行に関する協定」に基づいて工事が執り行われています。 同協定は平成30年の6月議会において全会一致で可決されているものであり、 紛れもなく議会が関わっているものです。同協定では、芦屋市負担として36億5905万3000円の支払い義務が規定されています。 芦屋市がどういう判断を下そうが、この部分についてはJR西日本に支払う義務があるものです。

なお、当時の委員会での市答弁によると、市負担額の部分の50%程度は国庫補助を見込んでいたとのこと。 ただし、それは再開発事業における補助金を活用することを想定しており、事業手法が変更となると 前述の36億5905万3000円の負担は、100%市が負担することとなります。

同協定には違約金条項がない

そして、同協定では、違約金条項がありません。 同協定は、市が再開発事業を進める前提で締結されたものであり、市が再開発事業を実施しないとなると前提が覆ります。 民法で定める債務不履行に該当して然るべき事象であり、本来であれば違約金の支払い義務があるものだと思います。 市の債務不履行によって生じた損失を含む違約金が後から請求されても不思議ではありません。

駅舎はデッキとつなぐ想定で設計されている

駅舎は再開発ビルとデッキでつなぐことを想定して設計されているため、この前提が覆る場合は設計変更が必要となります。 特に、デッキについては避難経路として想定したものになるため、デッキがなくなると大きな設計変更が必要となります。 工事は着々と進んでいるものですから、芦屋市の判断が遅くなると、変更に必要となる金額も大きくなります。 芦屋市マターによるJR側の損失については、芦屋市が追加で負担しなければなりません。 これを固辞すれば、それこそ訴訟ものです。

事業手法の変更を論じるタイミングではない

都市計画決定前であれば、財政を理由とした事業手法変更の考え方は議論の余地はあると思います。 また、以下のようなシチュエーションであれば、大きな路線変更も必要になるでしょう。

  • 芦屋で大災害が発生し、大規模復興が必要となる
  • 市と業者の癒着が発覚する

現実にはそうした事態には至っていません。 また、将来の財政が厳しいという状況は議会が条例を全会一致で認めた平成30年の頃から何ら変わっていません。 別にこのタイミングで急に悪くなったわけではありません。それはJRも認めているから、JRの工事が粛々と進んでいるんです。

市の路線変更に大義名分が見いだせるのであれば、関係者各位も芦屋市の判断に一定の理解を示してくれると思います。 でも、現実はそうじゃない。動き出している案件について、ここまで大きな路線変更を求めるというのであれば、 客観的指標に基づいた根拠を示す必要があるだろうと思います。

議員提出議案第17~20号の提案、議決

全会一致なので即決しているんですが、僕的には大きな要素だったと思うので、 敢えて触れておきます。

第17号議案:芦屋市議会議員及び市長等の倫理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

芦屋市議会議員及び市長等の倫理に関する条例のうち、「倫理規準の遵守」を示す第3条に以下の条文を追加するもの。

  • その地位や権限を利用して,他者に対する嫌がらせ,強制,圧力をかける行為,各種ハラスメントその他人権侵害のおそれのある行為を行わないこと。
  • 職務上知り得た情報を,自己若しくは特定の者の不正若しくは不当な利益のため使用し,又は特定の者に対する誹謗中傷のため使用する等,不正若しくは不当な目的のために使用しないこと。

昨今の社会情勢を反映した良い条文だと思います。これを議会側から提起したことが意義あるだろうなと。 というのも、昨年7月に市が実施した『芦屋市職員ハラスメント実態把握調査結果報告書』によると、 「議員からハラスメントを受けた」とする職員が5名いたからです。

職員のハラスメントを強く糾弾していた議会ですから、ゼロが当たり前やろと思っていたので 衝撃を受けたのは覚えています。その後、議会としてハラスメントについての調査はしてません。 それもどうかなとは思うんですが、ただ、「やったらあかん」ルールに自ら含めたのです。 自然と自浄作用が働いてくるのかなと淡い期待を持っています。

今日は議会運営委員会。 週明け月曜日に行われる本会議の進行について。

修正議案の処理とか、イレギュラーなことはあるものの 大きな進行としては特に変わったことはありません。

その他のトピックスとしては、本会議における委員長報告の簡略化について。 ちょっと思うところもありますから、書いておきます。

委員長報告の簡略化について

現行の委員長報告はめっちゃ長い

本会議を傍聴された方はご存じだと思いますが、3常任委員長の報告が年々長くなっています。 委員長報告だけで小一時間かかっていることもあります。

委員会の内容が分かるということでは、重要な報告であることは否定しませんが、 長々と朗読を聞かせられるのはつらい。原稿の朗読って、案外頭に入ってこないです。

「朗読を聞くだけ」が嫌いな僕としては、もう、その原稿を印刷して配るなり、 ホームページにアップするなりすれば良いよって思ってしまいます。 なので、なるべく読み上げ原稿は手短にしたいという思いがあります。

委員会審査そのものも長く、内容をチェックするのはすごく大変な労力がかかる

委員会の中継はアップされているんですが、原則として、委員会の動画は長いんですよ時間が。 皆さんお忙しいのに、丸一日かけて議論しているような内容を動画でなんか観てられないです。

最近、YouTubeとか観てても、いろんな解説動画とかも増えてます。 でも、アニメーションとか使わないんだったら別に動画である必要性皆無ですから。 そんな長い動画観てられないから、ある程度要約してよね!って思う訳です。

芦屋市議会の委員長報告は、そういう形になっています。 なので、それはホームページに掲載するなり、ペーパー配布なりをしたら良いんじゃないの?と思います。 傍聴者にとっても、委員長報告を聞くよりも絶対に分かりやすいです。

原稿と本会議での発言内容は異なるということはあると思いますが、 「原稿であり、本会議で発言した内容とは異なる可能性があります」というような 注釈をつけたら良いことだと思いますし。

事務局負担の軽減なら、議員がつくれば万事解決

実は委員長報告は事務局が頑張って作ってくださっているものです。 委員長が自分で作れや!っていうのもあると思いますが、 音声を聞いて、齟齬や漏れがないようにつくるのはなかなか骨が折れるものです。

ただ、各委員の質問はこんなんだったよっていうのは、一番分かってるのは各委員です。 なので、そこは各委員に書いてもらったらいいんじゃないの?って思います。

答弁については、間違ったことを報告するわけにはいかないので 音声チェック等は必要だと思いますが。

とりあえず、小さな変更はコンセンサス取れました

まあ、色々書きましたが、こうした変更は全会一致でなければならないので、一気に変えるというのは難しいです。ただ、今日のところは「委員会での討論は省く」ということになりました。

これでどれだけ短縮化、簡略化できるのかは分かりませんが、まず第一歩ということで。

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