今日は総務常任委員会。常任委員会終了後には、 予算特別委員会総務分科会も行われています。
常任委員会+予算審査ということで、ボリュームが多く 1日では終わりませんでした。続きは水曜日。
総務常任委員会
審査対象の議案は以下の通り。
区分 | 番号 | 件名 |
---|---|---|
議案 | 10 | 芦屋市パートタイム会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について |
11 | 芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について | |
32 | 芦屋市指定金融機関の指定について | |
33 | 芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について | |
36 | 令和2年度芦屋市一般会計補正予算(第12号) | |
請願 | 8 | 春日集会所の統廃合計画に関する請願書 |
議案書等はこちら。
結論としては、いずれの議案・請願ともに全会一致で可決すべきものと決しています。
請願について
便宜上、「統廃合計画」としてますが、市から示されているのは方針の域を出てません。 プランの具体性については、ほとんど固まっていない状況です。それも今日の委員会で確認済み。 なので、プランの是非なんて今の段階ではなんとも言えません。
うちの会派における判断基準として、本件、どういう趣旨なのか?というところが最大の焦点でした。 結論ありきの願意ということであれば、ちょっと難しいなと。
請願書を読む限りでは、どっち?と言う感じの書きっぷりだったので 願意を掴みかねていましたが、紹介議員とのやり取りの中で 「プロセスの話である」ということが明らかになりました。
その辺については、討論の中で表明したつもりです。 委員会の中で結論を出し、アドリブでワーッと喋ったので原稿はありませんが、 こんなことを言ったよということで、まとめておきたいと思います。
- 上位計画である、公共施設等総合管理計画で言われている 公共施設の延べ床面積を縮小して、ランニングコスト、更新コストを削減しなければ ならないという大方針については必要であると考える。
- ただし、やり取りの中で明らかになった「計画の進め方が問題である」。 より丁寧に住民との合意形成を図らなければならないという点については、 全くの同意見であり反対するものではない。
- コストを含めて総合的に判断する一方で、 丁寧に説明を進めてもらうことを要望する。
予算特別委員会総務分科会
今日の審査はこちら。
予算種類 | 款 | 項 | 目 |
令和3年度芦屋市一般会計予算 | 9款 消防費 | ||
1款 議会費 | |||
2款 総務費 | 1項 総務管理費 | 目01一般管理費 |
僕も何点か質問してますので、かいつまんで書いときます。 どっちかというと、要望ベースですね。未来の話なので。 なので、答弁は割愛しときます。
といっても、やっぱりライブ感で発言してるので、発言とはちょっと違ってるかもしれないですが…。 ちゃんと原稿書いたほうがいいのかしら。メモ程度に書いてても、議論を聞いたり、当局とやり取りする中で変わってて、 後から見返したら全然違うこと言うてたわっていうことがしばしば。うん、やはりライブ感は大事。
自律的な業務改善組織へのプロジェクト関係経費
行革を進めるプロジェクトチームとして、民間の力を借りながら進めるのは分かる。 中長期のゴールは行革のゴールとして明確にされているが、短期的な成果をあげる必要はないか?
この手の取り組みは職員を巻き込んで、理解を示す職員を増やすことが肝要。 成功体験を積み重ねることで、理解を示す職員を増やすことにも繋がると思う。
また、芦屋の場合は超勤過多の部署が見られる。超勤過多=問題があるとは一概に言えないが 問題があるかもしれない有力候補。全庁的にバクっと進めるよりも、ターゲットを絞って 成果をあげていく方が良いのではないか。
RPA等ICTを活用した事務効率化関係経費
特定の部署で深掘りしていくというよりも、なるべく多くの部署において活用する と言う方向性で進めたほうが良いのでは?Excelマクロを組むよりもRPAでシナリオを作る方が 専門知識が不要なので、なるべく多くの部署で活用してほしい。
人事評価システム関係経費
現状では、勤勉手当に反映しているが、昇給への反映は、少し慎重にしたほうが良いのではないか。 人事評価の目的は、昇給システムに組み込むためではなく、人材育成に軸足を置いて取り組まれている。 目的が異なる仕組みを用いると、却って不公平感が残り、モチベーションダウンにつながりかねない。
頑張りを昇給に反映させるのは必要だとは思うが、既存の人事評価を用いるのは気を付けたほうが良い。