芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

タグ:2020年3月定例会

ここのところ、敢えて沈黙を守っていたんですが満を持して更新。 ホントは都度、更新すべきやったと思うんですけど、色々ありまして。 コメント欄にたくさんのコメント、ありがとうございました。 コメントに返信するかは分からないですが、読んでますので。

さて、ご存じの通り、芦屋市議会ではJR芦屋駅南の再開発をめぐる色々な動きがありました。 これまでのことは新聞とかを見ていただくことにして、今日のことを書いておきたいと思います。

議案等審議結果一覧表(議員別)3月26日(芦屋市議会)

結論から言うと、会派として、個人として「先の議決のとおり決すること」について反対する姿勢を取りました。 この言い回しがややこしいんですが、修正案については反対。原案について賛成ということです。

あれれ~おかしいぞ~?と思う方もおられるかと。 確かに、16日の予算特別委員会、23日の本会議においては修正案に賛成しています。 その辺の話を書いておきたいと思います。

修正案が出た背景についておさらい

修正動議が出るきっかけになったのが事業計画変更に伴う事業費の増加…だと思ってます。 市が提示している資料から、数値をおさらい。

過去の委員会資料(2020/1/27建設公営企業常任委員会)によると、 総事業費が130億4200万円(2018/5/30時点)⇒188億700万円(2020/1/27時点)にアップ。

0020

また別の委員会の資料(2020/2/18JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会)によると、 財源の内訳としては、以下のようになるとのこと。

0002
 2018/2時点2020/2時点
市負担88.599.1
国庫補助41.944.1
特定建築者0.057.4

上と下で金額が異なるのは、国庫補助の補助率が異なるためだそうです。 総事業費は58億ほど上がるものの、市負担としては10.6億円の増となるということですね。

ここに、保留床処分金がプラスオンされます。 特定建築者に保留床処分をゆだねる計画に変わっているので、保留床処分益が小さくなる。

保留床処分益をプラスした場合の市負担は41.9億円⇒78.4億円。 結果的には36.5億円の負担増です。

本会議の中では、58億もの大金が云々…って話をよく聞いてたんですけど、 市負担にフォーカスを当てた場合はちょっと印象が違ってきますね。 まあそれでも大きいからいいんですけど。

判断基準について

判断基準は以下のポイントで、以前のときから一貫して変わっていないつもりです。

  • 事業の採算性や発展性など、事業が成功する可能性の部分がどうなのか?
  • 事業を一時停止した場合の財政効果とリスクを比較した場合、どちらがベターなのか?

とりわけ、一つ目の部分については、特別委員会とかでも聞き出そうと頑張っていましたが なかなか出てこなかった。確かに未来の話だし、芦屋だけで完結するものでもないから 答弁はしづらいと思うんだけども、再開発のその後のことはなかなか出てきませんでした。

でも、そもそも論として一番大事なところです。 ここがクリアになってないことには、そもそもの事業を認めること自体が難しいです。

事業を一時停止した場合はどうなのか?

事業を一時停止して見直した場合、 そもそもの事業計画にまで立ち返って見直す猶予はないだろうと思いますから 事業計画変更分を見直すことになるのだろうと思います。

そうなると、2020/1/27建設公営企業常任委員会において 示された情報に基づいた話で言うと工事変更に伴う予算増が大体15億円ほどになります。 あとは地価や資材の高騰による予算増ということですから、フルスペックで削減できるのは約15億円。

一方で、事業を一時停止して見直した場合に生じるリスクはかなり大きいです。 これは再議書の中でつらつらと書かれていたとおり。

両者を最悪想定で比較すると、一時停止した場合のリスクの方が大きいだろうと思います。 最悪想定で考えるのは、リスクマネジメントの観点です。

当日での確認事項

事業の採算性や発展性の部分について、特別委員会などで確認しても出てこなかったので 再議のフィールドがラストチャンスだろうと、質疑の中で確認しました。

危惧していたのは、再開発が単体で動いているんじゃないか?というところ。 正直、単体での採算性を上げるのはちょっときつい。それよりも、芦屋市全体のグランドデザインに基づいて 計画をされているのか?再開発を含めた点の整備をつなぎ、よりダイナミックなまちづくりに繋げることを考えているのか? が大事だと思っていました。

答弁の中では、再開発単体で終わるというものではなく、グランドデザインに基づいた計画であり 再開発を含めたブランディングプランを構想として持っているということが確認できました。

ここの部分は大きいです。今後、グランドデザインについての議論を進め より洗練したものにしていくというステップは必要かもしれませんが、 組織体はリーダーが決めたビジョンを実現するために中長期計画を練ります。

大事なのは、○○という事業者を誘致しますよ~とかミクロ的な視点のプランではなくて 民間参入を活発化させ、新たな歳入構造を創出するまちづくりをするというようなマクロ的視点のプランです。 今日の話では、ミクロ的なものは確認できないものの、マクロ的な部分は聞かせてもらいました。

それは個人的には妥当な方向性であろうと思います。

芦屋市の歳入を生むスキームは限界であり、新たな歳入確保をスキームを創出する必要がある

今後、後期高齢者の爆発的増加による社会保障費の高騰など、 義務的経費が加速度的に進むことが予想されます。時間がたてばたつほど、 政策的経費に回せる余裕は少なくなります。

一方で、歳入。人口減少は然ることながら、大規模自治体に囲まれているという立地に加え 自治体間競争が激化することを考えると、芦屋市の歳入のメインである個人市民税を確保する スキームが崩壊することだって起こり得ます。

こうしたことを考えると、新たな歳入の仕組みの模索は必至。 再開発単体でそれを背負うのは難しいものの、再開発を含めた大きな範囲でのまちづくりの中で 民間資本の投入を促すダイナミズムを生み出していくということであれば、 一定の妥当性はあると判断しました。

再開発を完全ストップしたら

ちなみに修正案の中では頓着されていませんが、個人的にはそっちも視野にいれて考えていました。 今現在、再開発ビルの事業費として200億が見込まれています。やめるとなると、これがまるっと浮きます。

その代わりに別の投資的事業を打つぞってことであればまた違う想定になるんでしょうが、 その対案も特に出てきていません。

となると、200億円が余剰金となり、半分の100億円が財政調整基金に乗ります。 2019年時点での財政調整基金は120億円ですが、長期財政収支見込みでは 2027年にはゼロになるという見込みになってます。

だから、プラス10年ぐらいは耐えられるかなーって感じになると思います。 20年耐え忍んだ先に光がっていうのが分かっているのならいいけども、 多分、なかなかしんどい状況だと思います。

耐え忍んだとしても、ジリ貧であることは変わらないだろうと。 芦屋市は歳入確保のスキーム自体を見直さないといけない。

個人の家計の話だと、子や孫に貯金を残すねっていう話もなくはないんでしょうが 組織の場合は違います。歳入確保のスキームを残す必要があるんです。

対案があれば良いんですが、示せないんであれば ちょっと凍結というのもつらいです。

ヒトモノカネがない芦屋市はまじしんどい

芦屋市の周りは神戸市、西宮市、尼崎市。 いずれも中核市以上で、人口も面積も財政規模も芦屋市とは雲泥の差です。 資本に劣る芦屋市が生き残ることを考えると、イメージ戦略しかないと思います。

いわゆる「芦屋らしさ」という表現が適当なんでしょうが、 それは市民のイメージと他市の人のイメージは違うと思います。 僕も芦屋市民なので、よその人は芦屋らしさを誤解しているぜ!っていうのは分かります。

ですが少なくとも、多くの人が来訪する駅周辺については 「世間が思う芦屋のイメージ」に限りなく近づけていく必要があるのだろうと思います。 世間が思う芦屋のイメージが膨らめば、民間の目が芦屋に向き、芦屋に資本が投入される 流れが出来上がるだろうと思います。

芦屋がこれからも20年、30年と生き抜いていくことを考えると、 より大きな歳入を生むためのブランディングプランが必要不可欠。 これをどう落ち着けるかで芦屋の将来が決まると思います。

今日は予算特別委員会。 これまでに行った分科会の結果を持ち寄って、 予算案についての議決を行う場となります。

分科会のやりとりは、座長報告にて

全体会なので、分科会座長による座長報告が行われています。 その際、細かな要望や意見については別途表としてまとめられています。 僕自身、分科会の中で細々と意見や要望をしています。

それらの発表というところも含め、当該ファイルをアップしときたいと思います。

僕自身は民文分科会に属していたので、特に民文分科会の資料を見ていただければ 僕がどういう発言をしたのかわかっていただけると思います。

予算への判断

予算は幅広いですから、その中の細かい事業について問題視している部分がないとは言いません。 ただ、細かな部分に引っ張られて予算全体を否定するのはいかがなものかと思っています。

あくまで全体を俯瞰して見た上で判断をすべきであると考えています。 気になる事業については改善要望をしっかりと伝えた上で、予算全体については認定すべきです。 これは会派というか、僕個人の個人的なスタンス。

そのスタンスを踏まえても、今回の予算特委については 5年間の議員生活で最も苦渋の選択・判断が求められた会であったと思います。

修正動議。難しすぎる判断

今回の予算については、一部の議員から修正案が示されました。 端的に言うと、JR芦屋駅南の再開発のうち、再開発ビルに関する新年度予算をカットするというもの。 詳しい数字が書いてある議案書については、次回の本会議で示します。 多分、詳しい数字はあまり重要ではないです。この修正については。

修正動議を出した意図としては、経済的、財政的にこれから厳しくなり JR芦屋再開発にかける財政負担があまりに大きいのではないか?というところが要因であると受け止めています。

めちゃくちゃ悩みました

他の議員さんは知りませんが、僕はこの修正案を聞いて以来、めちゃくちゃ悩みました。 それこそ日常生活に支障をきたすほどに悩みました。少なくとも、イケイケで即決できるようなものではない。

めちゃ悩んだ末の結論ですが、会派として賛成をしています。 ただし。個人的なスタンスとしては極めて消極的な賛成です。 今日のやりとりを聞くと、尚、揺らぎました。修正案を可決することのリスクも やはり小さくない。ギリギリまで修正案に反対した方が良いのではないか?と揺れ動きました。

というのも、どっちがベターか?という判断ではなくて どっちがマシか?という判断だったからだと思うからです。 正直、どっちにしてもあまりにも大きなリスクがあります。

なので、どっちが良いか?という判断基準ではなく どちらの方がリスクが小さいか?という判断で決めています。

個人的思いは討論にぶつけた。伝わったかしら?

非常に大きな決断であるわけですから、討論をしない訳にはいきません。 今日時点における僕の考えについて、かなり取り込んだ討論で。 賛成討論の中でも、少しは異彩を放つものになったのではないかと思っています。

とはいえ、いまだ正しい判断だったのか。大いにモニョっています。 こんなに後を引く判断は初めてだ。

ちなみに議論を聞きながらササっと書いたメモをもとにアドリブで話しているので しっかりした原稿が残ってないんですが、おおよそこんな感じということで。

  • 予算全体について
  • 「入るを量りて出ずるを制す」の基本原則に立ち返ろうとする予算組みをしていることが 審査の中で明らかになっており、その姿勢については高く評価する。

  • 再開発全般について
  • 日本全体の経済・財政状況が厳しい状況であり、耐え忍んだ先に事態が好転する見込みが極めて薄い。 よって、歳入確保のためのスキームである投資事業は必要であると考える。 しかし、可能な限りで成功確率を上げた状態で取り組む必要がある。

    が、事業の採算性や発展性、再開発がもたらす経済効果の部分が不透明な状態で進んでいる。 コスト縮減も含めた計画のブラッシュアップが必要であり、可能な限りローリスク・ハイリターンに 近づける必要がある。

  • 判断について
  • 修正案の判断については非常に悩んだ。 というのも、どちらがよりプラスか?という判断ではなく どちらの方がより低リスクか?という判断が求められると受け止めているため。

    いずれの選択についても重いリスクがあるのは間違いない。 ただ、事業の成功確率を上げることを考えると、事業の今後のプランが 固まっていないことによるリスクの方が高いと考えた。

  • 再開発事業に求める要望として
  • 計画の採算性、発展性についてのより明確な数値的裏付け。 そして再開発をこれからのまちづくり、経済効果のトリガーにつなげるための 具体的なプランについて検討してもらいたい。

    また事業実施の場合のリスクと事業未実施の場合のリスクを可能な限り定量化し 判断に資するだけの情報を持った上で進めてほしい。

  • 今後の財政運営について
  • 今後の10年は後期高齢者の爆発的増加や公共施設の更新など、大きな負担も予定されている。 しかしそれは全国的な流れであり、自治体間競争が更に激化することも予想される。 なので、サービス量の削減に頼らないコスト削減が求められる。事業効率性の改善などによる コスト削減を求める。

    そして、激化する自治体間競争の中で埋没してしまわないためにも 本市の強みを理解し、発展させ、また新たな強みの開拓も実施し、 歳入の確保、増加の推進を求める。

    コスト削減と歳入確保を同時並行で進め、持続可能で安定的な 行政運営を厳守することを要望する。

今日は予算特別委員会総務分科会。 審査対象は以下のとおり。

議案番号議案名区分費目
20一般会計予算第1条 歳入総務常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出2款 総務費
12款 公債費
13款 諸支出金
30款 予備費
第2条 継続費
第3条 債務負担行為
第4条 地方債
第5条 一時借入金
第6条 歳出予算の流用
22公共用地取得費特別会計予算
27打出芦屋財産区共有財産会計予算
28三条津知財産区共有財産会計予算

今日一日で全部終わるとは思ってましたが、14時ぐらいで終わりました。 普段なら、予算審査はじっくりやった方が良いと思いますが、新型コロナウイルス対策の こととかもあるので、控えめの時間で良かったのかな。

今日は聞くだけ。 範囲も広いので、全部を取り上げることはしないですが 1点だけ興味深い話があったので書いときます。

予算の組み方の原則は入るを量りて出ずるを制す

それは予算の組み方について。 これまでは、各所管課から上げられてきた概算要求ベースで予算を組み上げていたが、 新年度予算については歳入ベースで予算を組んでいるとのこと。 予定されている歳入の範囲のなかで義務的経費を除いた額を政策的経費に回すようにしているそうです。

良いことですね。というか逆に、今まで歳入ベースでの予算組みをしてなかったんだと衝撃を受けました。 そら、色んな事業を実施出来たら良いですけど、理想を追求していくとお金がかかります。

一般的には、そんなにお金は捻出できませんから。 良いものですよ!と言っても限られた予算枠の中で勝負するものです。

福祉的な事業なんかは良いものだからすべきという主張もわかります。 ですが、市として入ってくるお金には限度があります。

足らないところはどうするの?というと、基金を取り崩すぐらいしかありません。 もしくは、補助金をフル活用するというところですが、それは釈迦に説法。 当然、使えるメニューはフルに使っています。

予算が使えないなら工夫するしかない

「各課の政策的経費に使えるお金はこれだけよ」と示されることで 恐らく、職員さんの原価意識だったり、歳入確保のための創意工夫が生まれてくるんだろうと思います。 今芦屋市に求められる行革はそうした意識改革だと思います。 意識改革が進めば、不断の努力でコストは下がります。

部内の予算を確保するためには、自分たちが努力する。 「頑張った人が報われる組織に」みたいなことがよく言われますが、 この「頑張った」という部分にはこうした努力も多分に含まれるだろうと思います。

議会としても応援を

僕自身、今期は歳出削減と歳入確保の2本立てをメインテーマとして取り組んでいます。 まあ、永遠のテーマかもしれんですが。なんせ、予算さえあれば各所管課の方で素晴らしい事業を 展開してくれるはずですから。僕らがテレビやら雑誌やらネットやらから得る情報ぐらいのことは、 職員さんも承知だと思いますし。

ただ、ちょっと歳出削減に寄ってたかもしれないので、今後は歳入確保についても もっと踏み込んだ形で取り組みたいと思います。

今日は予算特別委員会民生文教分科会。 今日の委員会で審査した費目は以下のとおり。

予算種類
一般会計予算3款 民生費3項 児童福祉費
4項 生活保護費
5項 災害救助費
介護保険事業特別会計予算
国民健康保険事業特別会計予算
後期高齢者医療事業特別会計予算
一般会計予算4款 衛生費1項 保健衛生費
2項 清掃費
3項 上下水道費
5款 労働費
6款 農林水産業費
7款 商工費
10款 教育費1項 教育総務費
2項 小学校費
3項 中学校費
5項 幼稚園費

今日のトピックは時間だと思うの

こうやって書くと、そんなにボリュームない感じしますね。 でも実際には引くぐらい時間をかけてやりました。

10時から始まって、終わったのが20時半ぐらい。 えっ、新型コロナで会議はなるべく控える?なにそれ。 当然、間に休憩は挟んでますが…。議員生活5年目ですが、 一番疲れたんちゃうか?ってぐらい疲れる会議でした。

今日のやりとり

準備時間も結構たっぷりありましたから、今日は多岐にわたって質疑しました。 やりとりや要望は、各分科会が終わった後に行われる予算特別委員会の全体会のなかで示されます。 なので、そのPDFをバーンと貼ることでご勘弁いただこうと思っています。 今日書いた方が良いのかもしれませんが、今日はもうしんどいので。

ちなみに。どういう方針で質問したかと言うと 基本的には問題提起として一石投じられるような形になるように質問しています。 その石が大きいか小さいかは別にして。

意味あるやりとりをしたいものです

議会における質問って色々あります。内容の確認にとどめるものもあります。 でも、新人のときからそうですが、議会での質疑をするときには、何らかの問題提起になるような形にしようと。 調べたらわかる確認~みたいな質問はしないように心がけています。だってその質問、意味ないんだもの。 職員さんのお時間も割いていただいているんだから、何らかのお土産は持って帰ってもらわないと。 というのが個人的ポリシーです。

さて、明日も予算特別委員会です。 明日は総務分科会で僕の出番はないので、ゆっくり傍聴します。

民生文教分科会の続きは明後日水曜日です。 教育費の残り。社会教育費と保健体育費。 色々ときつい指摘もありそうですね、僕も準備しときます。

今日は総務常任委員会。 委員会終了後には、予算特別委員会総務分科会も開かれました。

常任委員会

以下の議案の審査が行われました。 議案書についてはこちら

番号件名
第34号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
第32号訴えの提起について
第13号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び芦屋市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第33号芦屋市指定金融機関の指定について

いずれの議案も可決すべきものと決しています。 じゃあ、気になるところをピックアップして。

談合で生じた損失について、損害賠償します(32号議案)

  • 相手方
  • 沖電気工業(株)
  • 理由
  • 相手方の消防救急デジタル無線設備整備事業無線機器購入に係る入札における談合行為により本市が損害を被ったため。
  • 経緯
  • 2013-05-16 入札執行
    • 予定価格(非公表):284,325,000円(税抜)
    • 入札業者及び入札金額
      • 沖電気工業(株)   262,000,000円(税抜)
      • 日本無線(株)    294,000,000円(税抜)
      • (株)富士通ゼネラル 268,000,000円(税抜)
    • 契約業者:沖電気工業(株)
    • 契約金額:275,100,000 円(税込) 落札率:92.15%
    2013-05-17仮契約を締結
    2013-06-07市議会へ第49 号議案「財産の取得について」を提出
    2013-06-28議会の議決を得たため,本契約を締結
    2014-03-19納品(同日,検査実施)
    2014-04-30本契約に係る支払いを完了
    2017-02-02
    1. 公正取引委員会が独占禁止法の規定に基づき排除措置命令及び課徴金納付命令を実施
      • 違反事業者
        • (株)富士通
        • ゼネラル日本電気(株)
        • 沖電気工業(株)
        • 日本無線(株)
        • (株)日立国際電気
    2. 公正取引委員会が本市の入札における談合の事実を認定していることが判明
      • 沖電気工業(株)の談合期間は2009年12月21日~2014年4月8日まで
    3. 全国で236件、県内で9件の談合があったことを確認。
    2017-03-08沖電気工業(株)に対して指名停止措置を実施
    2017-04~2019-12談合による損害額算定などの対応を顧問弁護士と協議
    2020-01-06 沖電気工業(株)本社及び関西支社へ請求書を送付
    • 損害賠償請求金額:44,178,617 円(納付期限1 月31 日)
    2020-01-07沖電気工業(株)本社及び関西支社に請求書が到達
    2020-01-31損害賠償金の納付がないことを確認
    2020-02-02談合(不法行為)の消滅時効
    2020-07-07提訴までの期限(請求書送達から6か月)

損害賠償請求に応じてくれたら提訴ということにはならなかったようです。 ただ相手方的には、市が示した請求額は高すぎる!という判断だったらしく こういう形になりました。

今後、上訴するのか和解するのかは分かりません。 いずれにせよ、談合があると公募をかけている側としては損をすることになるので 賠償請求ということになっています。

僕が議員になる前の話が未だに続いているのが驚きですが、 双方が納得いく決着がつくことを期待したいと思います。

ラスパイレス指数は依然として高いんですが(第13号議案)

芦屋のラスパイレス指数がまだ高いんで…ということの対策として 部長級と課長級の職員の給料を引き下げますよということです。 ちなみに、両者については既に引き下げを実施しており、減額期間を延長しますということです。

 改正案現行
減額割合減額期間減額割合減額期間
部長級職員5/100令和2年4月1日~令和4年3月31日4/100平成30年4月1日~平成32年3月31日
課長級職員3/1002/100

加えて、部下の給料を引き下げるのに上司がやらんわけにはいかんだろうということで、 特別職である市長・副市長・教育長の期末手当の減額も併せて提案されています。

 改正案現行
減額割合減額期間減額割合減額期間
市長・副市長10/100令和2年4月1日~令和4年3月31日8/100平成30年4月1日~平成32年3月31日
教育長10/1004/100

ラスパイレス指数とは

国家公務員と地方公務員の給料水準について、国家公務員の職員構成を基準として 学歴別、経験年数別に平均給料月額を比較した指数です。 100だと国家公務員と同じ。100を超えていると国家公務員<地方公務員ということになります。

ただ、国家公務員と地方公務員は職責の範囲も違うし仕事の内容も当然異なります。 個人的には、単純比較して高い低いを言うのはちょっと乱暴だろうとは思っています。

じゃあ他の地方自治体と比較してっていうのも、 バックボーンが全く異なってくるので、それを比較するのはどうなんだろうか… と思います。

公務員の給料について、分かりやすい指標があればいいんですけどね。

芦屋のラスパイレス指数は

本市のラスパイレス指数について(芦屋市)

平成31年時点で102。国家公務員よりもわずかに高いという位置づけ。 県下では1番高いそうです。

ただ、年齢区分ごとのラスパイレス指数を見た場合、 勤続15年未満の職員のラスパイレス指数は100を切っています。 これは抜本的なラスパイレス指数対策を講じていることの影響だとのこと。

よって、高齢層がラスパイレス指数を引き上げていることになります。 年月が進み、高齢層が退職するとラスパイレス指数は下がってくる見込みになります。

数値的な業績がないから難しい

個人的には仕事内容に胸を張れるなら、もらえば良いやんとは思っています。 ただ、行政の職員さんも利潤最大化にこだわってほしいなと。 行政に対して利潤とか利益とか言うと、抵抗感があるみたいです。

確かに民間企業の目的は利潤最大化です。 でも、別にアコギなことをして儲けてやろうじゃないかグフフ。 ということを思って儲けているわけではありません。

民間企業で働く人は収入を少しでも増やして、支出を少しでも削ろうという 不断の努力の積み重ねで利益最大化を図っているわけです。 こういう姿勢は行政職員も見習うべきだろうと。

確かに単純に利益という言い方は確かにできないです。 でも、業務効率化を進めれば支出を減らせますし、ものやサービスが売れたら歳入は増えます。 例えばネーミングライツとか、税収以外の歳入を確保できないか?と取り組んだり 業務効率化を進めて支出を削った部門については勤勉手当の部分で色をつけてあげるように すればいいと思うんですよね。

今、芦屋に求められる行革があるとすれば、職員さんのマインド改革だと思っています。 そもそも、行革は市長が音頭を取って大々的にやるものじゃなくて不断の努力で行うべきものです。 これを事業の柱に据えられても困るんですよ。それをするのは当たり前やんって話ですから。

予算特別委員会

今日も15時頃まで委員会があったので、予算はちょっとだけ入りました。

  • 一般会計予算
    • 消防費
    • 議会費

続きは10日(火)です。 例年、総務の予算審査は2日かかっているので、まあまあ予想通りですね。

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