芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 予算特別委員会

今日は予算特別委員会。 先週まで行われていた分科会とは違い、全員参加で討論と採決を行うものです。

予算議案として上程されている議案は以下のとおり。

議案番号件名
第24号平成30年度芦屋市一般会計予算
第25号平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計予算
第26号平成30年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
第27号平成30年度芦屋市都市再開発事業特別会計予算
第28号平成30年度芦屋市駐車場事業特別会計予算
第29号平成30年度芦屋市介護保険事業特別会計予算
第30号平成30年度芦屋市後期高齢者医療事業特別会計予算
第31号平成30年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
第32号平成30年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算
第33号平成30年度芦屋市水道事業会計予算
第34号平成30年度芦屋市病院事業会計予算
第35号平成30年度芦屋市下水道事業会計予算

採決の結果は以下のとおりと決しました。

  • 賛成多数で採決すべきもの:第24号、第29号、第30号、第32号
  • 全会一致で採決すべきもの:上記以外

うちの会派としては全ての会計予算について賛成の立場をとりました。 賛成討論も行っています。僕は建設公営企業分科会の座長として報告がありましたので 寺前議員に討論を行っていただきました。本会議での討論は、僕がやる予定になっています。

委員会の討論については、事前に行われている議会運営委員会にて 「簡明に行う」ということが申し合わせされています。 なので、うちの会派のみならず、各会派とも簡明なものだったと思います。

今日行った討論のポイントとしては以下のようなところ。 どっちにしても、細かいところは本会議で…という感じですね。

  • 現状では財政的な大きな問題はないものの、今後は厳しい財政状況が続くことが予想されるので、慎重な財政運営が必要となる。
  • 会派として要望していた予算措置について、意を用いられている部分があるところも賛成の要因の一つ。

余談ですが、鼻水が出て何となく風邪っぽい気がします。 議会中は色々疲れるので、終盤に疲れが来ることが多いです…。 採決を行う大事な本会議は金曜日。それまでに万全にしたいと思います。

今日は予算特別委員会民生文教分科会。 終了時間が18時を超える長い会議となりましたが、何とか全ての費目についての審議が終わりました。 市長を初めとした執行機関側と調整して作っていた審議時間は今日が最後だったため、 何とか予定通りに終了できました。

今日の審議対象は以下のとおり。 終了済みの費目はグレーで網かけしてます。 各予算の詳細については芦屋市のホームページをご参照ください。

議案番号議案名区分費目
24平成30年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入民生文教常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出3款 民生費
1項 社会福祉費
2項 老人福祉費
3項 児童福祉費
4項 生活保護費
5項 災害救助費
4款 衛生費
1項 保健衛生費
2項 清掃費
3項 上下水道費
5款 労働費
6款 農林水産業費
7款 商工費
10款 教育費
1項 教育総務費
2項 小学校費
3項 中学校費
5項 幼稚園費
6項 社会教育費
7項 保健体育費
25平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計予算
29平成30年度芦屋市介護保険事業特別会計予算
30平成30年度芦屋市後期高齢者医療事業特別会計予算

なお、今日の午前中は都市景観審議会が開催されており 建設公営企業常任委員会の委員長を仰せつかっている関係でそちらに出席していました。 なので、午前中をメインに審議された衛生費については傍聴があまりできていない状況です。 ということもあり、今日の紹介は教育費が中心となります。

教育費-小学校費

義務教育児童就学援助費、要保護児童就学援助費について

事業費は以下のとおり。

費目予算額(千円)財源(千円)
国庫補助一般財源
義務教育児童就学援助費(※)11,03418710,847
要保護児童就学援助費258128130
  • 特別支援教育児童就学援助費:37万5000円含む(国庫補助:18万7000円、一般財源18万8000円)

平成30年度から、新入学学用品費を入学前に支給することになっています。
[参考]就学援助費(芦屋市)

支給額が変わる訳ではなく、予算的に大きく変わるものではありませんが 新年度からの取組みとして特徴的な施策となります。

教育費-中学校費

義務教育生徒就学援助費、要保護生徒就学援助費について

事業費は以下のとおり。

費目予算額(千円)財源(千円)
国庫補助一般財源
義務教育生徒就学援助費(※)16,93932216,617
要保護生徒就学援助費900450450
  • 特別支援教育生徒就学援助費:64万5000円含む(国庫補助:32万2000円、一般財源32万3000円)

小学校費と同様、中学校費においても新入学学用品費を入学前に支給することになっています。

中学校部活動推進事業について

事業費:348万1000円(県補助:67万2000円、一般財源:280万9000円)

新たに部活動支援員を配置します。支援員単独で技術的な指導等ができるようにしています。 そのため、学校職員の臨時的任用職員として採用する形になります(1日4時間、週5日) 各中学校に1名ずつ配置し、計3人を新たに雇用します。

事業の目的は、以下の2点だとのこと。

  • 教員の負担軽減
  • 部活動の充実

支援員の導入により、どのようなクラブ配置になるのかは現時点では未定だそうです。 教員の異動が完了してからになるそうですが、生徒からのニーズ等も含めて総合的に判断するとのこと。

教育費-幼稚園費

預かり保育について

利用者の状況は、1園平均10.9人。 預かり保育の時間延長については、検討したが 職員の勤務時間を超過するので、延長する場合は指導員、補助員の追加雇用が必要となり、 難しいとの答弁がありました。

それでも何かできないか?という観点で、以下の拡大は実施するとのこと。

  • 年少児の預かりをGW明けスタート ⇒ 4月下旬からスタートに変更
  • 式日の日も預かり保育を実施(これまでは休みだった)
  • 朝の預かりについて、10分前倒しの8:30から預かれるように拡大(特別な事情がある場合に限る)

預かり保育の拡大によって、パートタイムで働いている保護者を保育所から離せる可能性も出てきます。 引き続き、拡大を検討していただくよう要望がありました。

幼稚園の施設整備に要する経費について

事業費:943万円(一般財源:943万円)

具体的には以下の改修が行われるとのこと。

  • 小槌:駐輪場の設置と危険地域の改修
  • 潮見:空調改修
  • 西山:防水改修

駐輪場については、敷地に余裕がある潮見幼稚園以外には設けられていない状況です。 小槌幼稚園についても、砂利のところを整地して1台でも多く停められる程度の対応だとのことです。

芦屋市は徒歩通園というところにこだわっていましたが、 自由園区となったことで自転車通園される家庭も増えています。 常設の駐輪場は難しいようですものの、送迎の時間帯だけ駐輪スペースにすることで対応しているとのこと。

教育費-社会教育費

国指定重要文化財山邑家住宅保存修理工事補助金について

事業費:2155万円(一般会計:2155万円)

ヨドコウ迎賓館の修理費用を一部(1/6)負担するということになります。 ヨドコウ迎賓館は国指定重要文化財なので、なんで市が負担するの??というやりとりがありました。

修理後、市の事業でも活用させていただくことを話を話した上での負担になっているようです。 どこまで使えるかどうかは分かりません。ですが市民にとっても身近にある、とても貴重な文化施設です。 なのでうまく付き合って行ってもらいたいと思います。

留守家庭会事業について

待機児童数について

1月末時点の状況が示されました。 例年、夏休みまでが増加傾向。それ以降は減少傾向とのことなので、 現在はもう少し増えているかも…とのこと。

小学校定員応募入級者待機備考
精道80人83人80人3人 
宮川90人98人90人8人 
山手45人65人55人10人うち、3年生が2名
岩園50人77人59人18人うち、2年生が1名、3年生が5名
朝日ケ丘35人32人32人0人 
潮見90人79人79人0人 
打出浜90人70人70人0人 
浜風45人47人45人2人 

山手と岩園については、低学年の待機も出ています。 基本的には、低学年の方が入級審査の際の配点は高めに設定されているようです。 ですが、最優先事項と言うことでも無いようです。 なので、山手と岩園については、学年以上に深刻度の高い家庭からの応募があったという位置づけのようです。

定員を超えた場合の対応について

低学年については定員を超えて受け入れる「円滑化」を行います。 高学年については円滑化は行わない方針だそうです。 山手と岩園だけ定員を超えて受け入れているのは、低学年だからだとのことです。

高学年について円滑化を行わない理由について、 これまで低学年を優先し、高学年の円滑化は進めてこなかった背景があるので、 規則の厳格化は必要であると考える。というような答弁がありました。

一般的に考えて、学年が上がるにつれて指導員の手がかからなくなります。 だから高学年を多く受け入れたとしても、特に問題はないような気がします。 仮に教室が狭かったとしても、高学年は適当にやるでしょうし…。

なので、高学年の円滑受け入れをしない理由についてはよく分からんなーというのが率直な意見です。

にじいろ学級について

事業費は以下のとおり。

財源金額(千円)
国庫補助1,884
県補助1,884
雑入1,546
一般財源14,427
19,741

朝日ケ丘幼稚園の空き教室で運営する学級です。 事業者からの応募があったらしく、明日、選定委員会を開催するとのこと。

単年度の事業となります。平成31年度以降はどうなるの?という質問については 条例改正が必要になる項目があったりするらしく、現段階では示せないそうです。 遅くても9月定例会での報告になるのではないか?ということでした。

大きな方向性さえも示せないぐらいナーバスなところがあるのか、ちょっと分かりません。 議員さえも方向性が分からない事業について、保護者が困惑するのは当然です。 なるはやの情報公開を求めたいところです。

  1. 対象について
  2. 精道圏域以南でも待機が出ている状況で、対象エリアにおける対策ができない以上、 市内全域から利用できるように裾野を広げるべきではないか?という質問がありました。

    距離のことを考えると、それが適当な施策かどうかは分かりませんが 待機になるよりはマシという考え方においては、妥当な要望だと思います。

    これについても、理由は分からないですがつれない返答でした。 個人的には、潮見小学校と打出浜小学校の学級の空きに余裕があるので そこも利用したら良いじゃないかって思うんですが、そういう意見は出ませんでした。

  3. 案内について
  4. 入級希望がかなわなかった家庭に対してのみ案内を行ったとのこと。 山手圏域を対象にする事業とのことだから、対象者全員に対して案内を出し、 選択を求めた方がフェアなんじゃないか?との要望がありました。

    仲良し同士で、「今のところは飽きたから新しい方に行こうぜ」っていうこともあります。 やはり、全員に対して案内を出すべきではないのかなぁと思いますが、つれない返事でした。

    一連の動きの中で目立つのは、保護者に対する丁寧さに欠けるということです。 事業者も決まっていない、事業内容も決まっていない中で案内を出されたとしても 決めかねる家庭があるのは当然です。

    今回はもう仕方が無いですが、今後、同様の対応が求められるときには丁寧な対応をお願いしたいところ。 委員会でもそのような要望が出ていました。

市側の答弁がもやっとした答弁だったので、もやっとした感じで終わった印象です。 本件については委員会の所管事務調査に挙げて、定期的なチェックをした方が良いのかもしれません。

今日は予算特別委員会総務分科会。 今日一日で終わりましたが、終わったのは20時。例年より遅い感じ。

審議時間は決まってないので、お尻の時間がある訳ではないです。 早く終われば良いと言うものでもないですし、発言を遠慮する必要はありません。 でも審議時間は市長を初めとした大勢の執行機関側と調整して作ってます。

予算審議は対象範囲が広いものだからこそ、いつも以上に簡潔な質疑になるよう努める必要があるのは間違いないです。個人的な感覚では、はたして簡潔だったかな??という質問もあったように思います。民間の会議だったら簡潔な発言というのは当たり前なんですけど…。

さて、審議対象は以下のとおり。なお、分科会においては質疑を行うのみで、討論、採決は行いません。討論、採決は後日行われる全員参加の予算特別委員会の場にて行われます。

議案番号議案名区分費目
24平成30年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入総務常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出1款 議会費
2款 総務費
9款 消防費
12款 公債費
13款 諸支出金
30款 予備費
第2条 債務負担行為
第3条 地方債
第4条 一時借入金
第5条 歳出予算の流用
26平成30年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
31平成30年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
32平成30年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算

予算審議なので、やりとりも多岐に渡っています。 全ての紹介はできないので、特徴的なところなどをピックアップして紹介したいと思います。

各予算の詳細については芦屋市のホームページを参照ください。

消防費

衛星携帯電話導入に要する経費について

事業費:396万9000円(一般財源:396万9000円)

平成30年度から新たに導入されるものとなります。 初動医療での使用を想定しており、15台の導入を予定しているとのこと。

携帯電話は、各地にある基地局から発される通信電波を用いて通話します。 なので、災害等で基地局が破損すると通信不能となることがあります。

衛星携帯電話とはその名の通り、地上のネットワークを経由しないで通信する電話になるので 災害時でも通信不能となる可能性が低いため、主に災害時に力を発揮します。

救護所など初動医療を実施する拠点に配置し、災害時に通信不能となるリスクを 回避するための投資という格好になります。

総務費

地方交付税について

昨年の長期財政収支見込み段階では、平成30年度から不交付団体になるという見込みでした。 しかし税収について再計算した結果、平成32年から不交付団体になるという見込みが示されました。 なので、新年度については普通交付税が交付されることとなります。

普通交付税1億3000万円
特別交付税7億5000万円
8億8000万円

公共施設等総合管理計画に要する経費について

事業費:445万2000円(一般財源:445万2000円)

公共施設等綜合管理計画とは、市民が客観的に評価ができるよう、各施設の収支や利活用状況等を公にするものです。 現在は各所管課から情報を集めている段階で、来年度の12月頃を目処に公表する予定で動いているとのことです。

芦屋市にもたくさんの公共施設がありますが、それらの存在意義を客観ベースで判断できるようになる本計画は、優先度の高い事業に税金を回していくために必要な計画であると考えています。 次年度の12月頃には何らかの形になるとのことなので、待ちたいと思います。

防犯カメラ設置費について

事業費:1217万4000円(一般財源:1217万4000円)

新年度についても通学路や公園等における安全確保のために、防犯カメラを設置します。 新年度では全部で20台が追加される見込みになっています。

最終的な完成形として、具体的に何台…という計画はないとのことです。 ただ市内の安全の担保として必要な台数は整備していきたいとの答弁がありました。

完全に同意です。防犯カメラを過信しすぎるのも良くないですが 安心・安全なまちづくりというのは住む人間としてはとても魅力。 とりわけ、小さいお子さんがいるような子育て世代には大きな魅力に感じると思います。

そして、芦屋市には安全・安心な街という土壌があります。 それを更に伸ばして、周知していき、広く芦屋の魅力を発信していってもらいたいと思います。

今日は予算特別委員会民生文教分科会。 重み的に、1日で全ての審議を終えるのは難しいやろうなぁって思っていましたが 案の定、1日で終わりませんでした。続きは3月14日(水)です。

民生文教分科会の審議対象項目は以下のとおりです。 なお、分科会においては質疑を行うのみで、討論、採決は行いません。 討論、採決は後日行われる全員参加の予算特別委員会の場にて行われます。

議案番号議案名区分費目
24平成30年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入民生文教常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出3款 民生費
1項 社会福祉費
2項 老人福祉費
3項 児童福祉費
4項 生活保護費
5項 災害救助費
4款 衛生費
1項 保健衛生費
2項 清掃費
3項 上下水道費
5款 労働費
6款 農林水産業費
7款 商工費
10款 教育費
1項 教育総務費
2項 小学校費
3項 中学校費
5項 幼稚園費
6項 社会教育費
7項 保健体育費
25平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計予算
29平成30年度芦屋市介護保険事業特別会計予算
30平成30年度芦屋市後期高齢者医療事業特別会計予算

審議は、なるべく所管が被っているところから進めています。 なので議案番号順の審査という訳ではありませんが、 ピンクで網かけした費目についての審議は今日の時点で終了しています。

予算審議ということで、多岐に渡っています。 全ての紹介と言うのはできませんが、特徴的なところとかを紹介したいと思います。

平成30年度予算の詳細については、芦屋市のホームページを参照してください。

民生費-社会福祉費

地域まなびの場支援事業について

事業費:440万円(国庫補助:220万円、一般財源:220万円)

高浜町1番の社会福祉複合施設において、「こども食堂」や「子どもの学習支援」等の機能を含めた「共生型の居場所」の整備を進めていくとのことです。

こども食堂とは、家でおなかをすかせていたり、一人でごはんを食べたりしている 地域の子どもたちに無料または低額で食事を提供する取り組み。 子どもだけでも訪れることができる。多くは地域住民がグループをつくり、 公民館などで開いている。朝日新聞のまとめでは、16年5月末時点で 少なくとも全国に319カ所ある。

こども食堂とは他市では最近よく聞きますが、芦屋市ではまだ無いんじゃないかな? ただ全てを把握している訳ではないので、個人の方がやられている小規模なものがあったらすみません。

今日の議論では、「こども食堂」という名称には負のイメージが付きまとうのでは? という意見がありました。市としても同様に捉えているようで、「地域食堂」と 命名することを考えているとのことでした。 名称のとおり、子供以外にも地域の方々もご利用いただくこともできるそうです。

民生費-児童福祉費、生活保護費、災害救助費

認可外保育施設利用者補助事業について

1079万7000円(一般財源1079万7000円)

認可保育所等の利用ができずに認可外保育施設を利用している0歳~2歳までの保護者に対する補助事業です。一応、幼保再編計画の整備が完了するまでの4年間に限定し、保育料の助成制度を 設ける形になります。4年間に限定しているのは、整備計画の完遂により、待機児童が無くなる 見込みで動いているためだとのこと。

精道幼稚園改修工事費について

1億1505万8000円(一般財源1億1505万8000円)

精道保育所にて認定こども園の建設をしている間、 精道幼稚園で精道保育所の子供たちを受け入れるための措置です。 調理室等の更新となります。

1億円以上の事業費をかけて行う工事なので、臨時的なものではなく、 幼稚園としての用途終了後にも、子育て支援に関する施設として有効活用してもらいたいとの要望がありました。

僕もそう思います。 利益施設ではないので減価償却的な考え方になると思いますが、 少なくとも1億円分のペイができるまでは使ってもらいたいと考えます。 市としては、恒久的な利用は難しいとしても、何らかの形を検討したいとの回答でした。

介護保険特別会計

介護保険法改正に関する変更について

2017年5月に介護保険法が改正されました。
平成29年(2017年)介護保険法改正(厚生労働省)

色々と変わっていますが、とりわけ今日の議論で話題に挙がったのは、 「高所得者層の自己負担額について3割負担を新設する」という部分。

年金収入等が340万円以上の人については、これまで2割負担だったのが3割負担に変わります。 改正法の施行が8月からなので、平成30年度予算にも影響するという格好です。 予算編成時にも、影響を加味しているという答弁がありました。

市として、どれぐらい影響するかの試算はまだですが、国としては全体の3%程度の話だろうと見込んでいるとのこと。 ただし芦屋市の場合は所得水準が高めなので、国試算よりももう少し上乗せになってくるだろうとのことです。

国民健康保険特別会計

制度の変更について

これまで、市独自でやっていた事業が県主導の事業に変わります。
平成30年4月から国民健康保険制度が変わります(芦屋市)

芦屋市だけで見ると、市町村ごとに運用する形でも問題なかったんですが 全国的に見ると、歳入不足で一般会計からの法定外繰入をしている自治体が多い状況でした。

特に田舎の自治体になると保険料の総量が少なく、一般会計から繰入をしないと制度を維持できず、 国保制度の運用が自治体財政に大きなダメージを与えている状況がありました。 それを解消し、国民皆保険を将来に渡り守り続けるための制度変更であるとのこと。

平成30年度予算から、新制度運用を前提とした予算編成がされています。 細かい費目等が変わりますが、一応、加入者負担が大きく増えるような事態は避けられるはずです。

今日は建設公営企業常任委員会と予算特別委員会建設公営企業分科会。 建設公営企業常任委員会については審議対象の議案がなかったので、10分で終了しました。

やはり今日のメインディッシュは予算審議。 審議対象は以下の予算です。

議案番号議案名区分費目
24平成30年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入建設公営企業常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出8款 土木費
11款 災害復旧費
27平成30年度芦屋市都市再開発事業特別会計予算
28平成30年度芦屋市駐車場事業特別会計予算
33平成30年度芦屋市水道事業会計予算
34平成30年度芦屋市病院事業会計予算
35平成30年度芦屋市下水道事業会計予算

個人的な感想としては、所管事務調査等で既に話を聞いていた範囲内の予算編成だったなと言う感じ。 僕は座長を仰せつかっており、一番の任務は円滑な委員会進行です。 ただ座長と言いながらも、聞きたいことがあれば聞いたろ!と思って夜な夜な準備していました。

座長は他の委員さんが発言を終了した後、最後に質問します。 なので質問内容は重複しまくりですし、雰囲気的に細かいことは聞きづらい…。 結果的に、病院以外は満を持して聞くほどのことでもないなというところでした。 その病院も、他の委員さんと概ね被ったので、結局聞かず。 まあ、7人目に発言しようとなると仕方ない部分があるのかな。

なお、今日は分科会なので質疑のみです。 討論や採決は後日行われる全員参加の予算特別委員会の場にて行われます。

以下では、今日の内容の中で個人的に重要だと思う芦屋病院について紹介します。 それ以外の予算については、芦屋市のホームページでの特集ページをご覧ください

平成30年度芦屋市病院事業会計予算

詳細については、芦屋病院のサイトにアップされるであろうPDFを見てください(現在は未アップ)
芦屋市病院事業会計決算報告(市立芦屋病院)

業務予定量

項目人数前年比
H30年度H29年度
年間入院患者数63,87562,0501,825
年間外来患者数85,40085,050350
1日平均入院患者数1751705
1日平均外来患者数3503500

24時間救急を実施し、外科救急の件数を増やしていく方向なので、 平成29年度予算よりも多めの計画としているようです。 芦屋病院は60%が内科であり、外科(オペ)件数を増やすことで増収増益を図りたいとのこと。

収益的収支

  1. 収入
  2. 項目金額(千円)前年比
    H30年度H29年度
    病院事業収益5,290,0125,017,737272,275
     営業収益4,913,0174,650,166262,851
    営業外収益375,995366,5719,424
    特別利益1,0001,0000
  3. 支出
  4. 項目金額(千円)前年比
    H30年度H29年度
    病院事業費用5,635,3085,461,270174,038
     営業費用5,424,6035,246,958177,645
    営業外費用150,705154,312-3,607
    特別損失30,00030,0000
    予備費30,00030,0000

業務予定量で示しているとおり、オペ件数を増やすことで増収増益を図りたいということで純利益は増えています。

資本的収支

  1. 収入
  2. 項目金額(千円)前年比
    H30年度H29年度
    資本的収入531,748525,7326,016
     企業債364,300338,70025,600
    出資金167,448187,032-19,584
  3. 支出
  4. 項目金額(千円)前年比
    H30年度H29年度
    資本的支出1,027,018996,38630,632
     建設改良費369,372343,79825,574
    企業債償還金311,246351,288-40,042
    他会計からの長期借入金償還金340,400291,30049,100
    投資6,00010,000-4,000

不足金である4億7065万4000円については、以下の項目で補填します。

過年度損益勘定留保資金445,187千円
当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額25,467千円

その他

芦屋病院の方向性については、デパート的な位置づけから専門店の集合体を目指すとのこと。 事実、緩和ケアなどは評価が高いです。 今後も独自色を設けながら、総合病院としての最低限の体制は維持していくとのこと。

所感

民間病院さえも経営が苦しい時代。 採算性の低い医療も提供しなければならない公立病院は更に苦しい経営が強いられます。 それは毎年の決算で当たり前のように経常損失が出ていることからも明らか。

また、総合病院には先進医療が求められますが、 それには最先端の機器、優秀なドクター・スタッフが必要不可欠です。 芦屋病院の規模(病床数199床)でそれを揃えていくのはあまりにも厳しい。

仮に芦屋市が過疎地であれば、どんなに赤字が出ようが総合病院は絶対に必要となります。 しかし、実際には芦屋市は立地的にも神戸市や阪神南医療圏域(尼崎市、西宮市、芦屋市)にもほど近い立地。 芦屋からも近い神戸市、阪神南医療圏域に大型総合病院が多数存在している状況を鑑みると、 芦屋市内に総合病院を保持し続けることに妥当性があるのか…疑問が残ります。

芦屋市単独で考えると言うよりは、阪神南医療圏域での整備を検討し、 役割分担をしていくことも必要なのではないでしょうか。 広域連携ということに近い考え方になると思いますが…。

本当は委員会でこういうことをビシっと言いたかった。 でも委員会の中で他に似たような意見が出てしまったので、発言なしとなりました。残念(笑)

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