芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 予算特別委員会

今日は予算特別委員会。 各分科会で行われた審査を報告し、討論と採決を行いました。

委員会としての結論は?

討論と採決を行った対象は以下のとおり。 議案書もありますけど、議案書を見てもあまり情報がありません。 芦屋市がまとめている予算の概要ページの方が分かりやすいと思うので 紹介しておきます。

平成31年度予算の概要(芦屋市)

議案番号件名
第20号平成31年度芦屋市一般会計予算
第21号平成31年度芦屋市国民健康保険事業特別会計予算
第22号平成31年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
第23号平成31年度芦屋市都市再開発事業特別会計予算
第24号平成31年度芦屋市駐車場事業特別会計予算
第25号平成31年度芦屋市介護保険事業特別会計予算
第26号平成31年度芦屋市後期高齢者医療事業特別会計予算
第27号平成31年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
第28号平成31年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算
第29号平成31年度芦屋市水道事業会計予算
第30号平成31年度芦屋市病院事業会計予算
第31号平成31年度芦屋市下水道事業会計予算

結論としては、いずれの議案についても可決すべきものと決しました。 うちの会派としても、全議案とも賛成の立場です。 細かいところで意見があるところもありますが、トータルの予算としては賛成です。

会派としての意見は?

僕が総務分科会の座長報告を行った関係で、寺前議員に討論をしてもらいました。 本会議では、僕が討論する予定です。今回は討論に立つ議案が多い見込みなので、役割分担ですね。

詳しくは本会議でって感じですが、今日のところは以下のような内容で討論しています。 読む気しないと思うので、全文は書きません。そんなにメモってないというのもあります。

歳入と歳出について

幼児教育の無償化の財源を確保する必要が生じており、歳出に影響。 公立幼稚園保育所の保育料も無料となることで歳入にも影響が生じる。

また、高齢化率が阪神間でも1位であるように、社会保障費の更なる増加も見込まれている。

事業の進め方について

優先順位を付けた上での取捨選択が重要となる。 できないことを要望されたとき、できないことはきっぱりと断る勇気も必要となる。

病院事業会計予算について

例年、4~5億円程度の赤字での予算報告が多い中、 来年度は8000万円ほどの赤字で留まるという予算報告だった。 以下の要因が影響していると聞いており、成果に期待する。

  • 外科救急を増やすことによる「断らない医療」
  • コスト意識の徹底

下水道事業について

黒字報告であるが、公共インフラの老朽化や大規模災害への対策が必要となる。 今後も健全運営を期待する。

トータルとして

健全な行政運営を継続することを要望する。

今日は予算特別委員会 民生文教分科会。 以下の費目についての審査が行われました。

議案番号議案名区分費目
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入民生文教常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出5款 労働費
6款 農林水産業費
7款 商工費
10款 教育費1項 教育総務費
2項 小学校費
3項 中学校費
5項 幼稚園費
6項 社会教育費
7項 保健体育費

例によって、思うところをピックアップして紹介しておきたいと思います。

ふるさと納税について

全国的に話題になっているとおり、返礼品の自治体間の過当競争が過熱しています。 総務省の方針としては、以下のとおり、過当競争を終息させて、本来のふるさと納税の目的に戻そうとしています。

  • 返礼品の金額比率を寄付額の3割までとする
  • 地場産品以外の返礼品を許可しない

平成30年4月1日:ふるさと納税に係る返礼品の送付等についての総務大臣通知(総務省)

芦屋でも影響が

芦屋においてもふるさと納税の影響を受けています。 かつて本会議で示されていた金額を聞く限り、ふるさと納税の浸透が進むにつれて 市民税の減収も右肩上がりに増えているようです。

無題

制度見直しも必要

本来、都市部に移り住んだ方が故郷を思って寄附をするという目的で創設された仕組みです。 都市部の方で足が出るのは仕方が無い部分はあります。 ですが現行ルールだと、「芦屋市民が芦屋市にふるさと納税する」という不思議な構図も見られます。 故郷を思う気持ちという元々の制度の趣旨を尊重するためにも、制度の有り様は見直してほしいと思います。

芦屋の返礼品

制度の見直しについては国の議論になりますので、現行制度とうまく付き合いながら 芦屋の赤を減らす必要があります。芦屋も近年では返礼品を設定しています。

ふるさとチョイス-芦屋市

市内で事業をされている事業者から提供された商品が返礼品として取り扱われています。 事業者さんからすると、ビジネスチャンスでもあります。 総務省の通知に抵触しない範囲で、市内の魅力あふれる商品を全国にPRしてほしいと思います。

幼児教育の無償化について

国のトップダウンで進められることになる事業ですが、 その財源は地方が負担しなければならないと言われています。

幼児教育無償化が芦屋市に与える財政面の影響

幼児教育の無償化によって、芦屋市の財政面に以下の変化が起こります。

  • 公立幼稚園入園者から得られる歳入がなくなる。
  • 私立幼稚園に支払う歳入が増える(国:1/2、県:1/4、市:1/4)

次年度については、子ども・子育て支援臨時交付金として4486万円の交付金が入ります。 ただこれについては「臨時」とついている通り、平成32年度からは無くなります。

無償化の余波は他にも

幼児教育の無償化によって、公立幼稚園の園児数にも影響を及ぼしている可能性があるとのことです。

  • 平成30年度予算時の園児数:547人
  • 平成31年度予算時の園児数:411人

予算ベースで言うと130人ほど減っています。 朝日ケ丘幼稚園については新年度の入園を募集していないので 30人ぐらいは除いたとして、平成30年度よりも100人ほどの減員となります。

幼児教育の無償化によって、公民の保育料格差がなくなります(いずれも無料) それの影響があるのではないかというのが教育委員会の見解でした。

私立のサービス(送迎、毎日の給食、英会話 etc)に魅力を感じながらも 保育料の壁があり、公立を選択していた層が私立を選んだ影響が出たということです。

教育委員会の話は、保護者からの聞き取り調査等に基づく話ではないため、 厳密に分析されたものではありません。しかし、公立幼稚園の入園者が減っているという事実があります。

これからの公立幼稚園

予想外の幼児教育の無償化によって、芦屋市の公立幼稚園は分水嶺に立たされたと思います。 少子高齢化、女性活躍が進むことが予想されるため、遠くない将来にはそういう事態に陥るとは 思っていましたが予想外に早く到来した感があります。

公立幼稚園の方向性について、これ以上棚上げする時間はないだろうと思います。 保護者のニーズを限りなくデジタルなデータで掴み、需給バランスを考えた配置を進めないと。 その際には、かねてから要望がある3年保育の実施も含めて検討する必要があります。

今日は予算特別委員会 総務分科会。 以下の費目についての質疑を行いました。

なお、予定している全ての質疑を終えることができました。 大よそ例年の所要時間と同じぐらいになりましたね。

議案番号議案名区分費目
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入総務常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出2款 総務費
12款 公債費
13款 諸支出金
30款 予備費
第2条 継続費
第3条 債務負担行為
第4条 地方債
第5条 一時借入金
第6条 歳出予算の流用
22平成31年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
27平成31年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
28平成31年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算

僕は座長という位置づけで、委員会運営が主な役割です。 色々と細々と意見もしたいという思いをグッとこらえて委員会運営に努めてきました。 まあ、被らない範囲でちょっとだけ発言しましたけどね。端的に。

今日もどうしても言いたかったけど、他の委員と重複するところがあるから 自重した部分がありますので、その辺も含めながらちょっとだけ紹介しておきたいと思います。

シティプロモーションについて

国が進めている創生総合戦略の範囲内の事業です。 首都圏を中心として、子育て世代の人口流入を促していく…というのが目的です。

目的自体は理解します。 また、阪神間の自治体間同士で人口の取り合いをしても関西全体のプラスには繋がらないということから 首都圏をターゲットにするというところも理解します。

人口流入と言う形で成果が出るのか

ですが、この進め方で人口流入と言う形で成果が出るのか…疑問が残ります。 というのも、首都圏の人が首都圏に住んでいるのは、仕事や学校が首都圏にあるからです。 芦屋のように高級住宅街に住むのであれば、田園調布や白金で良い訳です。 関西での仕事を創出しない限り、首都圏に張り付いた人をひきはがすのは難しいです。

子育て世代のニーズと実態との乖離

メインターゲットに据えている子育て世代の人たちのニーズはどこにあるんでしょうか。 一般的に言われるのは子育て施策の充実です。自治体間のサービス競争が過熱しているところを見ると、 各自治体ともに「子育て施策の充実がカギだ!」と考えています。それは芦屋市としても同様です。

ですが単純な補助金とか、サービスの部分で勝負すると自治体規模が大きな自治体にはかないません。 芦屋市が勝負できるところと言えば、自治体が小さいというところを活かした小回りの良さや スピード感だと思います。

実際、各学校で調理する学校給食や、空調設備の各学校園への整備なんかは 巨大自治体が簡単にマネできるものでもないと思います。「質」という定量化するのが難しい部分については 芦屋は本当に優れています。

しかし、保護者のニーズはそこか?子育てにはお金がかかります。 また若年層は収入的に余裕はありません。他市で行われているような 好待遇の補助金等と比較されると、そっちに魅力を感じると言われても仕方がないと思います。 だって、余裕ある生活をするということが第一ですから。

また、芦屋の場合、致命的なネックなのが不動産価値の高さです。 同じ金額を出した場合、西宮や東灘区だと1グレード上の物件が見つかります。 同じ金額で、もっと広くて新しい物件に住める状況下で、誰が好き好んで芦屋を選びますか?

芦屋が持っている芦屋ブランドは全国的にも名が知れた素晴らしいものだと思います。 ですが、その特色は子育て世代のニーズと合致しているのか。疑問が残ります。

芦屋の魅力発信はどこに主眼を置くべきか

芦屋の現行のブランドイメージを尊重すると、やはり一定の世帯収入があって 少し余裕がある世帯になってくるのかなと思います。 あるいは、リタイア後に静かに暮らしたいなと思っているシニア層です。

高所得者層をメインターゲットに据えることについては賛否あると思います。 ですが、シティプロモーションとして成果を求めるのであればそれぐらい とんがったやり方が必要になると思います。

休日の阪神芦屋~JR芦屋駅当たりのエリアの感じを見ると、 「オシャレで楽しくて、インスタ映えする街、芦屋」の素養があるように感じます。 歩いていても、惜しいところまで来てるよなーと感じます。

こういった街並みをつくっていくことは、芦屋の高い創業比率が関連します。 どんどんオシャレで小粋な店を開業していってもらい、人を呼ぶ。 また、女性受けするお店づくりには、女性経営者の視点は欠かせません。となると女性活躍も絡みます。 芦屋市のエリアブランディングそのものの方向性は間違っていないように思います。

それだけが芦屋の魅力じゃないよというのは分かります。 当然、他にも色々魅力はあります。でも、税金を投じて戦略を講じるのであれば 現行の芦屋ブランドを活かしながら効果的に進めていくことも必要だと思います。

防犯カメラ設置について

設置箇所を公開しないのか?ということを聞きました。 その意図としては、以下のとおり。

  • 市内で住む人に防犯カメラがあることを知らしめることで、安全地帯を教えるため
  • 他市から転入を考えている人に対し、芦屋の防犯力を訴えるため

芦屋の特色として、都市部でありながら、犯罪認知の割合が低いというところです。 阪神間では一番低いはず。いわば、犯罪の少ない街です。

小さなお子さんがいるご家庭にとっては、大きな魅力だと思います。 防犯カメラや防犯グループによる取組みを推進している結果が犯罪認知率の低さに繋がっています。

防犯カメラ設置箇所の公開については考えていないとのことでしたが、 「芦屋市 防犯」とかで調べたらすぐ特集ページが見られるようにしておくなどして せっかくの売りである「犯罪の少なさ」をもっとPRしてほしいということを要望しました。

今日は予算特別委員会民生文教分科会。 民生文教常任委員会の担当所管である以下の費目のうち、 衛生費までの費目についての審査が行われました。 残りは労働費、農林水産費、商工費、教育費の4つです。

審査済議案番号議案名区分費目
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入民生文教常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出3款 民生費1項 社会福祉費
2項 老人福祉費
3項 児童福祉費
4項 生活保護費
5項 災害救助費
25平成31年度芦屋市介護保険事業特別会計予算
21平成31年度芦屋市国民健康保険事業特別会計予算
26平成31年度芦屋市後期高齢者医療事業特別会計予算
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入民生文教常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出4款 衛生費1項 保健衛生費
2項 清掃費
3項 上水道費
 20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入民生文教常任委員会の所管に関する歳入
 第1条 歳出5款 労働費
 6款 農林水産業費
 7款 商工費
 10款 教育費1項 教育総務費
 2項 小学校費
 3項 中学校費
 5項 幼稚園費
 6項 社会教育費
 7項 保健体育費

議案番号が前後していますが、なるべく所管課ごとにまとまるように順番を変えています。 議会対応は部課長以外の方々にも待機していただいています。職員さんには議会対応以外にも 通常業務がありますから、なるべく拘束時間を短くする必要があります。順番の入れ替えはその辺の工夫ですね。

予算のやりとりは多岐に渡るので、全部を書くと書ききれません。 やりとりの中でも、個人的に思うところを中心に紹介しておきたいと思います。

乳幼児等医療費助成、こども医療費助成

0~9歳(小3)、小3~中3までの子ども達に対して医療費助成を行う制度です。 受給対象世帯については、入院・外来ともに医療費は負担なしとなります。 芦屋市の場合は所得制限があり、一定の所得がある世帯を除く世帯に対して助成を行っています。

サービスの拡張?

今日の議論では、以下の議論がありました。

  • 所得制限の廃止
  • 対象を高校生まで拡張

他市で進められているところもありますね。 所得制限を廃止した場合、約2億2000万円の予算が必要になるだろうとのこと。 また対象を高校生まで拡張した場合、約5000万円の予算が必要になるだろうとのことでした。

これについては、かなり厳密に精査した上で進める事案であると考えます。 助成金や補助金は無闇にお支払いするものではなく、経済的な理由で当該サービスを受けられない人に サービスを受けてもらうためのお金だと考えています。

医療費補助で子育てできる?

実際、医療費が負担なしとなると助かります。 もらえるもんは何でも欲しいというのが人の常です。 が、そのお金は誰かが負担しています。完全なる無料サービスなんてありません。

また、当然ながら医療費だけでは子育てできません。 市の子育て施策全体のバランスを見ながら、どこに予算を手厚くするかを 慎重に見ていく必要があると思います。現在、芦屋市の予算に余裕があるとは思いません。 歳入が増えない限り、どこかを手厚くすると、どこかを減らす必要があると思います。

要するに財源の問題。補助を手厚くと言うのは簡単ですが、 その財源はどうしましょうか?というところも考える必要があると思っています。

補助金の拡張はバランスが肝心

仮に所得制限を廃止すると医療費という観点で助かる世帯が増えます。 しかし、その一方で他の補助金等が減るようであれば改善されたのか改悪されたのか分かりません。 「子育て」と一言で言っても、色々なお金が必要です。必要なのは医療だけではありません。 肝心なのは、全体のバランスだと思います。

よく先進事例を披露されることがあります。でも、大体芦屋市よりもお財布が大きな自治体です。 芦屋市の場合、標準財政規模が大きな自治体でないことは忘れてはいけないと考えます。 個人市民税が多いと言っても、あくまで個人の税金です。法人税収を得ている自治体等とは歳入が根本的に異なります。 使えるお金に制約があるなか、限りある資源の中で予算の傾斜をどうやってつけていくか? 議員にもシビアな判断が求められていると思います。

保育士の確保策

保育士の確保や子育て世代の確保という観点において、自治体間の競争が過熱化していくと感じます。 確かに子ども達は次代を担う存在でありますし、共働きの子育て世代はある程度の世帯収入もあり、 担税能力という点でも流入の促進は必要不可欠です。

なので、各市においてもすごく頑張っている分野です。 芦屋市も頑張ってます。可能な範囲でなるべく傾斜をつけようとしています。

子育て施策で先を行く明石市

兵庫県下で言うと、明石市は他市に先んじて子育て施策に力を入れています。 子育てするなら明石市というイメージもついており、多くの子育て世代が流入しています。

気分としては、芦屋市も明石市や他市に負けないように頑張れと思います。 しかし、明石と芦屋では不動産価値が異なります。芦屋はご存知のとおり、物件の金額はお高めです。 インターネット等でマンション等の物件を見ても、芦屋市の物件は他市よりも高いです。

同じ金額を出したら他市に住んだ方がグレードが上の物件に住めると言われると、揺れますね心が。 子どもがいれば、将来のことを考えると広い物件の方が良い訳ですし。

PR合戦に勝ち抜けるか

子育て施策に関連したサービスについて、他市と比べて明らかに劣っているというのは問題ではあります。 ですが、PR合戦に1位で勝ち上がることを考えるとかなりしんどいです。 PRとなると知名度にかなり依存します。ですが知名度については完全に後発の弱みがあります。 先に言ったもん勝ちなところがあるのは否めません。

補助事業に関して言えば、芦屋のお財布事情を考慮しつつ、 他市とのバランスに大きな差が出ないよう動向を注視しながら 都度判断するしかないんだろうなと思います。

認可外保育施設利用者補助事業

幼児教育の無償化が進むことが決まっているので、 認可外保育所を利用している方に対しても補助金を用意することになったようです。

認可外保育施設の規模感は

芦屋市としてキャッチできている認可外保育施設数は約20施設。 利用者数は以下の人数だそうです。

  • 0~2歳:176人
  • 3~5歳:278人

全てをカッチリ把握できている訳ではないんでしょうが、分かる範囲でもこんなにいます。 幼児教育無償化となると、ここの層にも保証をする必要が生じます。

国のトップダウン施策なのに

幼児教育の無償化と言うのは国のトップダウン施策なのに、財源は何故か地方が負担せい! という話になっています。大阪なんかは幼児教育の無償化をやってます。 でもそれは財源の調整をした上で、地方の判断でやっている訳です。

無償化といっても利用者負担がないというだけのことであり、 実際には事業者や保育施設に対して、行政が支払います。 急にトップダウンで押しつけられても受け入れ体制が取れていないので、困りますよね。

やはり現状把握

ただ、ここで挙げている認可外の施設については、はっきりした数字がよく分かりません。 待機児童対策は大事ですが、課題認識と対策を講じる上で、現状の受け皿がどれぐらいなのか? 現状把握は必要だと思います。

保育の質というのもとても大事なことです。 ですが、毎日のことだから保育所の立地もすごく大事です。 場合によっては、認可外の施設の方が都合が良いこともあるはず。

質が良いからと言って、朝日ケ丘の人が南芦屋浜の施設に預けますか? 南芦屋浜の人が朝日ケ丘の施設に預けますか?ってことです。 市内の各地域に網羅的に公立施設を整備できればベストでしょうけど、 予算と言う制限があることを考えると、必ずしもベストな方策がベストな選択とは限りません。

情報を収集、提供して保護者の選択肢を増やすということも重要かと思います。 無償化の段取りを進めるのであれば、市内に点在している認可外施設の把握も しっかりやってもらいたいと思います。

明日の予定

明日は予算特別委員会総務分科会。審査対象は以下のとおり。 網かけ部は終わっているので、白いところが対象です。 例年の所要時間を見ると、全部で5時間ぐらいでしょうか。

審査済議案番号議案名区分費目
 20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入総務常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出9款 消防費
1款 議会費
 2款 総務費
 12款 公債費
 13款 諸支出金
 30款 予備費
 第2条 継続費
 第3条 債務負担行為
 第4条 地方債
 第5条 一時借入金
 第6条 歳出予算の流用
 22平成31年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
 27平成31年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
 28平成31年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算

総務費では僕もちょっとだけ発言しようかと思います。 基本は進行が主業務なので、最後にチョロっとだけ。

今日は総務常任委員会。 委員会が午前中に終わったので、午後からは予算特別委員会総務分科会も行いました。

ちなみに、今日は芦屋市立中学校の卒業式もありました。 ちょうど委員会の時間と被っていたので参加はできませんでした。 卒業生の皆様、ご卒業、おめでとうございます。 なお、総務委員会委員以外の議員さんの多くは朝、市役所に来られていなかったので 卒業式に出席されたんでしょうね。

総務常任委員会について

審査対象は以下のとおり。

議案番号件名
市長提出議案
第14号芦屋市立あしや市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第32号芦屋市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第33号芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案
第30号辺野古新基地建設について政府に対し沖縄県民の民意を尊重することを求める決議

議案の内容については、以下のリンク先をご覧ください。

審査結果としては、以下のように決しました。

  • 市長提出議案:全会一致で可決すべきもの
  • 議員提出議案:賛成少数で否決すべきもの

細かいところも多いんですけども、議案について簡単に紹介しておきます。

第14号議案について

あしや市民活動センターがリニューアルされます。 厳密には、これまで公光分庁舎にあった男女共同参画センターが市役所東隣の分庁舎に移転されたため 公光分庁舎の1階も市民活動センターとして利用できるようになりますよというもの。

20人収容と50人収容のオープンスペースについて、全面利用できるようになりました。

室名広さ収容人員施設使用料金
9:30~12:0013:00~15:0015:00~17:00
多目的室6m²4人300円200円200円
オープンスペース184m²50人3,500円2,800円2,800円
オープンスペース235m²20人900円800円800円

委員会の中では、利用料金が高い!という意見が出ましたけど、僕はそうは思いません。 夜間利用ができたら最高やなとは思うものの、この規模の部屋で借りられるのであれば、安いと思います。 駅からちょっと離れているところはネックですけど、もし夜間利用できるなら、僕は多目的室を使いたいです。 日中は市役所で打合せできますが、夜間で込み入った打合せをする場所がないんですよね。

今回の改修は便利な改修になると思いますので、多くの方に活発にご利用いただきたいですね。 なお、僕はこの施設では輪転機を使うことが多いです。白黒印刷なら、一番安く印刷できるので。

第32号議案について

一般職職員の給与に関する改定です。 改定内容は以下のとおり。

  • 給料月額の減額割合の改定
  • 認定こども園に勤務する職員の給料月額の特例
  • 給料表別級別標準職務表の改定

給料月額の減額割合の改定について

課長補佐級と係長級の給料月額について、現行0.5%の減額措置を講じていたところ、 1%の減額措置を講じるよう変更するもの。期間は平成31年度の1年間。

ラスパイレス指数が高い(102%超)ことを受けての暫定措置です。 芦屋市のラスパイレス指数が高い理由には以下の理由があります。

  • 阪神淡路大震災の後、財源確保のために採用をストップしていた時期がある
  • 団塊世代が一斉に退職した
  • 抜擢人事が多い

抜擢人事については、組織の活性化のためには必要だと思います。 国家公務員の場合、抜擢人事がほとんどありません。これは芦屋の良いところだと思うので 変える必要は全くないと思っています。抜擢人事の場合、妬み嫉みの原因になるので特段のケアは必要ですけどね。

採用を止めていた時期があることが問題です。それによって、職員構成が歪になっているため。 これについては、組織の体制を見直したり中途採用をしたりするしか策はありません。 しかも、一気にはできません。それこそ組織がぐちゃぐちゃになります。

現状は、じっくりと根本問題の解決に当たっており、ラスパイレス指数も微減していることから 成果は出ています。しかし、ずっと高い!という状態が続いているため、対症療法的に一気に下げる策として 講じられているのが減額措置です。

仕事は給与だけがモチベーションではないです。 それを言うと、頑張っておられる職員さんにすごく失礼です。 ですが、目に見える改善が出てこないことにはつらいです。 しっかりと根本解決に向けて取り組んでもらいたいです。

また、災害があっても採用をストップするのはNGです。 採用枠を減らすのはまだしも、長い期間採用を止めてしまうと 今のように職員構成が歪になります。 市役所と言う特性を考えると底辺が広くないピラミッド型か、 極端にずん胴ではないゆるやかな釣鐘型を維持することが理想です。 何せ、特徴的な形にならないよう、コントロールしてもらいたいと思います。

ただ…芦屋市と国家公務員では、組織体系も組織風土も業務範囲も全く異なります。 そういう組織を公務員と言うくくりだけで比較して、高いも低いもないと思うなぁと。 前提条件が違う比較は、物事の本質を見誤ると思います。 でも、ラスパイレス指数以外の指標がないので…仕方ないのかもしれませんけど。 比較分析の仕方としては間違ってると思います。

認定こども園に勤務する職員の給料月額の特例

精道幼稚園から精道こども園に異動する職員について、現給保障するものです。

精道幼稚園の教員は教育職給与表に基づいて給与算定されますが、 こども園の教員になると行政職給与表に基づく給与算定に変わります。

教育職給与表と行政職給与表の間が差があることで 人によっては異動によって給与が下がる人が出てしまうケースがあるため、 そういう人の現給保証をするための特例措置になります。

給料表別級別標準職務表の改定

認定こども園の園長と副園長の職務を行政職給料表上での課長級、係長級の職務とするものです。

次年度より、精道幼稚園が市立認定こども園となり、芦屋市で初の施設となります。 それに伴い、ポストを新設するということです。

予算特別委員会について

審査対象は以下のとおり。

議案番号議案名区分費目
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入総務常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出9款 消防費
1款 議会費
2款 総務費
12款 公債費
13款 諸支出金
30款 予備費
第2条 継続費
第3条 債務負担行為
第4条 地方債
第5条 一時借入金
第6条 歳出予算の流用
22平成31年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
27平成31年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
28平成31年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算

今日のところは消防費と議会費についての審査を行いました。 15時頃に終わりましたが、総務費の審査には例年4時間ほどかかっています。 なので、強行すると終わるのが19時を超えてしまう見込みなので 早めですけど終わらせました。

議員は委員会終わったら、お疲れっしたーでOKですが 職員さんは終わってから本業の作業がありますので、議会の終わりが遅くなると 残業も発生させてしまいます。また、時間が遅くなってくると審査が駆け足になってしまう弊害もあります。 総務費は一般会計の中心的な位置づけですから、しっかりと綿密な審査をしたいです。 よって、委員長として審査を打ちきりました。勇気ある撤退です(笑)

続きは13日の朝10時からになります。

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