芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 民生文教常任委員会

今日は民生文教常任委員会。市長提出議案3件と陳情2件、1件の所管事務調査を受けました。僕は委員ではないので、傍聴です。ちなみに、審査対象の議案は以下のとおり。内容については、市議会のホームページをご覧ください。

第54号議案芦屋市立幼稚園の設置及び管理に関する条例及び芦屋市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第57号議案平成29年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第59号議案三条デイサービスセンターの指定管理者の指定について

結果としては、以下のとおりと決しました。会派としての見解と同じ結果になったので良かったです。

  • 第54号議案:賛成多数で可決すべきもの
  • 第57号議案:全会一致で可決すべきもの
  • 第59号議案:全会一致で可決すべきもの

今日の審査では「市立幼稚園・保育所のあり方について」に関連する54号議案と所管事務調査報告が圧倒的に長くなりました。ちなみに2件の陳情のうちの1件である陳情第13号も同様のもの。陳情については54号議案が可決すべきものとなったので、みなし不採択ということに。

なので、今日のところは「市立幼稚園・保育所のあり方について」がトリガーである部分について簡単に紹介しておきたいと思います。

所管事務調査:市立幼稚園・保育所のあり方について

待機児童について

報告の冒頭に、9月1日時点の待機児童についての報告がありました。委員会での報告は、3中学校圏域ごとの人数です。ただ、芦屋市のサイトにはもっと詳しい情報がアップされています。なので、この記事では詳しい方をベースに掲載しておきます。なお、参考にした資料はリンク先の『平成29年9月分地域別待機児童一覧』。

  1. 0~2歳児
  2. 0~2歳(H29年9月)
  3. 3~5歳児
  4. 3~5歳(H29年9月)

圧倒的に0~2歳児の待機児童が多いです。全体の総数としては、8月1日時点よりも30人増だとか。 今もなお増え続けている待機児童の問題は正に喫緊の課題。

精道の市立幼保連携型認定こども園について

場所の問題について

精道幼稚園の跡地につくる?精道保育所の跡地につくる?と保留になっていた場所の問題。今日の報告だと精道保育所の跡地につくることになるようです。

精道保育所の敷地面積は約1500㎡。認定こども園の敷地として考えているのは約2000㎡。約500㎡が不足。これは隣地を買収する方向で進めているとのこと。ただ、まだ契約には至っていないようです。

スケジュール感

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定員数

精道保育所で新規施設を建設中の対応である平成31年4月から平成33年3月までの間の定員数は以下のとおり。精道幼稚園を改修し、精道保育所の子ども達も受け入れる形で暫定的に認定こども園として運営します。よって、最終的な定数よりも小規模になっています。


0歳児1歳児2歳児3歳児4歳児5歳児
1号202040
2・3号61015252525106
61015254545146

平成33年4月以降、正式な形で開園する際の定員数は以下のとおり。

0歳児1歳児2歳児3歳児4歳児5歳児
1号20202060
2・3号61015303030121
61015505050181

第54号議案

ものすごーく簡単に言うと、条例から以下の施設を除外するということ。乱暴な言い方をすると、要は廃止です。

  • 精道幼稚園
  • 朝日ケ丘幼稚園
  • 精道保育所

幼稚園の所管は教育委員会。保育所の所管は市長部局(子ども・健康部)。別々の所管です。でも、トリガーが同じなので、抱き合わせで提出されたもの。

しかし、精道幼稚園・精道保育所は、両施設の冠とマインドを受け継いだ幼児教育施設である公立認定こども園として生まれ変わるため、純然たる廃園である朝日ケ丘幼稚園とは少し意味合いが異なります。

ただ、両園とも園児が著しく減っているという事情は同じ。今日の委員会において、9月1日時点の両園の園児数が示されています。いずれの園も年少、年長ともに教育的観点から「望ましくない」とされている単学級状態です。


年少年長合計
朝日ケ丘幼稚園162743
精道幼稚園181735

会派としての見解について

当議案、賛否が分かれました。うちの会派から寺前議員が委員として参加しているため、会派としての見解を討論として披露してくれました。

ポイントとしては以下の4点。

  1. 幼稚園の社会的ニーズの減少と保育所の社会的ニーズの増加
  2. 社会的ニーズとは裏腹に、芦屋市の状況は幼稚園が過剰供給であるのに対し、保育所は供給不足の状況が続いている。ニーズとのアンマッチにより、待機児童の増加に歯止めがかからない。
  3. 山手圏域での待機児童対策
  4. 山手圏域は傾斜地ということもあり、大きな保育施設が無い状態(岩園保育所のみ) 山手圏域にも待機児童が一定数存在しているため、ダブつき気味である朝日ケ丘幼稚園を認定こども園に変更するのは妥当な判断と考える。
  5. ”精道”の名を持つ公立の幼児教育施設
  6. 精道幼稚園と精道保育所については、幼稚園と保育所としての形はなくなる。しかし、精道の冠を引き継いだ公立の幼児教育施設として生まれ変わる。精道幼稚園を残していこうという市の判断について、評価できる。
  7. コストの問題
  8. 公立の施設を維持する場合、人件費などの影響で私立よりもランニングコストが高くなる。芦屋市の今後の財政状況を考えると、民間で対応可能な事業は民間にシフトしていくべき。

今日は閉会中ですが民生文教常任委員会がありました。閉会中の継続調査事件である以下の2点についての説明を受けるための開催です。僕は委員ではないので傍聴参加。

  • 「市立幼稚園・保育所のあり方について」
  • 「請願第9号採択にかかる報告について」

市立幼稚園・保育所のあり方について

前回の報告で未定となっていた西蔵町市営住宅跡地につくられる市立幼保連携型認定こども園の定員規模が確定したことによる報告です。
【参考】「市立幼稚園・保育所のあり方について」計画変更が示されました

結論としては、計画が以下のように変更となります。

  • 伊勢幼稚園と新浜保育所の統合として、186人定員とする(幼稚園部分:90人、保育所部分:96人)
  • 宮川幼稚園は統合の対象から除外。
  • 伊勢幼稚園跡地に定員150名程度の私立幼保連携型認定こども園を誘致(平成34年4月開園)

西蔵町市営住宅跡地につくられる認定こども園の規模縮小は、地域住民や保護者の不安感を解消するための措置です。定員の根拠は、新浜保育所の定員100人のうち、5歳児定員を20人として設定した数字であるとのこと。また、人数補填のために伊勢幼稚園跡地に私立の認定こども園を誘致します。

計画を全て実施した場合の財政効果は単年度の運営費で1000万円ほどの効果があるのではないかとのこと。あくまで概算値なので確定ではありませんが、当局の感覚的にはトントンになるぐらいの感覚で認識しているそうです。

2月13日に初めて公開されてから、6月、今回と2回の大きな変更がありました。市としては、これが最終というつもりで出しているとのこと。参考として、変更点を洗い出すと以下のようになります。

山手圏域

  • 朝日ケ丘幼稚園を岩園幼稚園に統合し、市立岩園幼稚園として運営。
  • 朝日ケ丘幼稚園跡地に私立幼保連携型認定こども園を誘致(平成33年4月開園)
 変更前変更後
市立幼稚園朝日ケ丘幼稚園
岩園幼稚園
西山幼稚園
岩園幼稚園
西山幼稚園
市立保育所岩園保育所岩園保育所
認定こども園市立
私立朝日ケ丘幼稚園跡地に誘致

精道圏域

  • 精道幼稚園を精道保育所と統合し、精道幼稚園または精道保育所跡地に市立幼保連携型認定こども園を新設(平成33年4月開園)
  • 打出保育所と大東保育所を民間移管(平成34年4月民間移管)
  • 分庁舎に民間の小規模保育事業所を誘致(平成30年秋以降開園)
  • ハートフル福祉公社跡地に民間の認可保育所を誘致(平成32年4月開園)
  • 伊勢幼稚園、新浜保育所を統合し、西蔵町市営住宅跡地に市立幼保連携型認定こども園を新設(平成33年4月開園)
  • 伊勢幼稚園跡地に私立幼保連携型認定こども園を誘致(平成34年4月開園)
 変更前変更後
市立幼稚園小槌幼稚園
精道幼稚園
宮川幼稚園
伊勢幼稚園
小槌幼稚園
宮川幼稚園
市立保育所精道保育所
打出保育所
大東保育所
認定こども園市立精道幼稚園 or 精道保育所跡地に新設
西蔵町市営住宅跡地に新設
私立伊勢幼稚園跡地に誘致

潮見圏域

変更なし

全ての計画が完了するのは平成34年。計画完了後は数字上は定員規模>待機児童数となります。計画遂行による一定の効果が期待できますが、それまでの間も待機児童は増え続けます。なので、現在の待機児童をどうフォローしていくのか?というのが喫緊の課題です。

請願第9号採択にかかる報告について

平成28年12月議会において採択された請願第9号では、学童保育に関する以下の2つの要望が挙げられていました。

  • 学校休業日における午前8時開級
  • 3月31日の開級

要望事項のうち、学校休業日の午前8時開級が実現することが決まりました。3月31日の開級については、まだ調整中。ただし来年の実施に向けて調整を継続するとのこと。

一連の対応は、学童保育の保護者会から提出された請願を議会が採択し、それを受けて行政当局が対策を講じるというスキームで動いています。請願のあるべき姿と言うか、請願のパワーが発揮された好例です。3月31日開級についても早期の実現を期待したいところです。

今日は民生文教常任委員会がありました。僕は委員ではないので傍聴です。民生文教常任委員会は先日も行われましたが、時間内に終わらなかったので予備日を消化しての実施です。

今日の審議対象は以下の3件。

第51号議案芦屋市立山手中学校改築工事請負契約の締結について
所管事務調査精道中学校の建てかえについて
所管事務調査芦屋市霊園「合葬式墓地」について

件数が少ないので、午前中で終了。51号議案は全会一致で可決すべきものと決しました。これで今回提出された議案についての全ての委員会審議が終わりです。

山手中学の業者選定については、条件付き一般競争入札で行われました。ただ、名乗り出る業者が少なく苦労した模様です。ですが最終的には何とか2社が名乗り出てくれたので、最低制限価格にニアリーな金額を提示した業者を選定できました。

別に市が業者をいじめるようなオーダーをした訳ではなく、以下の条件が重なったために業者的にも名乗り出るのが難しかったのでは?ということでした。

  • 4年に渡る大規模な工事である
  • 東日本大震災復興、東京五輪の影響で国内の工事量が増加している
  • 現場は立地的にかなりの傾斜地である

山手中学と精道中学の建てかえ工事については老朽化対策という点も大きいですが、中学校給食を開始するために給食棟を新設するというのも大きな目的の一つです。

山手中学については平成30年度の2学期に、精道中学については平成32年の秋頃には給食を開始したいというスケジュール感で動きます。芦屋市では、市内全ての小中学校で自校方式での給食提供を行います。自校方式はセンター方式に比べて圧倒的にコストがかかるため、自校方式を選択している自治体は少ないです。

でも芦屋市ではずっと前から食育の教育的効果の大きさを認め、自校方式でやっています。教育的なこだわりですね。だから「芦屋市の給食は美味しい」と子どもたち、保護者、先生方にも大人気。ちなみに芦屋市の給食を紹介した本も出版されているので、興味があればご覧ください。
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今日は民生文教常任委員会。僕は委員ではないので傍聴として参加です。審議内容は以下のとおり。

第43号議案芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第44号議案芦屋市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定について
第45号議案芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第48号議案芦屋市立浜風小学校大規模改修工事(Ⅱ期工事)請負契約の締結について
請願12号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための,2018年度政府予算に関する請願書
請願13号市立幼稚園・保育所のあり方について(統廃合・民間移管)に関する請願書
所管事務調査市立幼稚園・保育所のあり方について
所管事務調査精道中学校の建てかえについて
所管事務調査芦屋市霊園「合葬式墓地」について
所管事務調査西宮市・芦屋市ごみ処理広域化検討会議について

市立幼稚園・保育所のあり方についてに関連する審議が長引いたため、全行程の消化には至りませんでした。続きは委員会の予備日として設定している6月22日(木)に行われます。

審議結果ですが、4つの議案と請願12号については全会一致で可決すべきもの、請願13号については賛成少数で採択すべきでないものと決しました。

今日の内容を振り返ると、やはり圧倒的時間を要した市立幼稚園・保育所のあり方についてでしょうね。とりわけ、今日のメイントピックスは当初計画から見直しが入ったということでしょうか。

なので、変更内容について紹介しておきたいと思います。審議内容については、ここに書いていたらとても書ききれないぐらいのやりとりがあったので、記載はちょっと差し控えます。最終日の本会議にて委員会での審議内容をざっくり紹介した委員長報告が行われますので、本会議の際にそれを紹介するということでご勘弁ください。

とりあえず、変更点だけをピックアップして紹介します。芦屋市の方針の全体図については、芦屋市のHPにアップされているPDFをご覧ください。
市立幼稚園・保育所のあり方について(芦屋市)

変更点は大きく分けて3つ。変更前との比較表は以下のとおりです。

変更施設
変更前変更後
朝日ケ丘幼稚園岩園幼稚園に統廃合。
跡地の利用は未定。
岩園幼稚園に統廃合。
跡地には私立幼保連携型認定こども園を誘致(平成33年4月開園)
打出保育所平成31年4月に民間移管平成34年4月に民間移管
認定こども園
(西蔵町)
定員250人~300人程度規模縮小
(定員200人程度 or 250~60人程度)

1)朝日ケ丘幼稚園の扱いについて

  • 山手圏域での保育所不足に対する対策。
  • 全庁的な合意形成済み(変更確定)

2)打出保育所の扱いについて

  • 大東保育所の民間移管タイミングと合わせる形での対応。
  • 全庁的な合意形成済み(変更確定)

3)市立幼保連携型認定こども園(西蔵町)の扱いについて

  • 規模縮小の方向性は確定だが定員規模は要検討。
  • 規模縮小の代替案として、伊勢幼稚園跡地への私立幼保連携型認定こども園誘致も視野に入れて検討。

変更の背景としては、2月13日に計画が示された後、周知を進めるに当たり、各種団体などから計画の見直しに関する申入れが行われたことも受け、計画の一部変更を行ったとのことでした。

一連の進め方には問題があったかと思いますが、説明会などで懸念点として挙げられていた部分への解決策が示されたと思っています。これらの部分は説明会でのやりとりを聴き、個人的にも「どうだろうか」と思っていた部分なので計画変更による改善は良かったです。市の判断も評価に値すると思います。

色々と注目を集めている方針ですが、市から示された案を白紙撤回ということは難しいですが、これから議会での審議を経ることで細部の調整が行われていくものだと思います。

僕たち会派としても、市から示された方向性の大筋については同意しています。ただ、今後も計画を進めていくにあたり、細かなところのブラッシュアップがまだまだ必要だと考えていますので、また色々とご意見をお聞かせいただきながら判断していきたいと思います。

さて、明日は総務常任委員会。2年連続総務だったので、自分が参加しないと思うと変な感じです。明日の審議対象は以下のとおり。

報告第1号芦屋市市税条例等の一部を改正する条例の制定について
報告第2号芦屋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
第40号議案芦屋市職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第41号議案芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
第47号議案平成29年度芦屋市一般会計補正予算(第1号)
所管事務調査ふるさと納税の寄附金税額控除適用漏れについて

委員会は南館4階大会議室にて朝10時から開催です。興味のある方は是非、傍聴してみてください。

今日は民生文教常任委員会の所管事務調査として、建て替え工事が完了した岩園幼稚園の視察がありました。委員外の議員も参加可能だったため、僕も含めてほとんどの議員さんが参加されていました。

岩園幼稚園の建て替え工事はは老朽化対策によるものです。期間としては平成27年4月~平成29年3月で、それまでの間は休園となっていました。岩園幼稚園って来たこと無い気がすると思いましたが、統一地方選挙のときには既に休園していたんですね。そりゃ来る機会無いわ(笑)

長らく続いていた建て替え工事も一段落し、4月から開園スタートするということで今回の委員会で視察をさせていただいたという格好になります。

一通り施設を見せていただきましたが、目を引いたのは教室の日当たりが非常に良いということ。岩園幼稚園の隣は岩園小学校なので、日光を遮る大きな建物もありません。そのためか、日中は電気を点けなくてもすごく明るく感じるほど、教室に日光が差し込んでいました。お天気の日は気持ちが良さそうですね。夏は暑そうですけど。
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全体を通して見ると新しくてきれいですし、とても良いように感じました。子供たちはあまり分からないかもしれないですが、保護者の方々は気に入っていただけるんではないでしょうか。僕には専門的な見地が無いので、幼稚園はどういう施設が望ましいのかよく分かっていないんですが、施設には幼児教育の専門の方も関わっていますから、専門的な見地でも問題ないと思います。
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議員ばかり特別扱いでは無く、私たちも見てみたい!という方、一般の方向けの内覧会があります。

日時:平成29年3月30日(木) 14時~15時
http://www.city.ashiya.lg.jp/kanri/youchien.html

平日の午後と働いておられる方には難しい時間帯ですが、施設が幼稚園ということで働かれていない保護者の方が利用されるだろうという想定の下での時間設定だと思います。ご了承いただきたく存じます。

岩園幼稚園は4月から開園です。次年度分の申し込みは終わっていますが、定員に空きがある場合は年度途中でも入園できるらしいです。そして、3月時点で定員には空きがあるとのこと。通わせたい!という方はぜひご利用いただければと思います。

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