芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 建設公営企業常任委員会

今日は建設公営企業常任委員会。 以下の議案と請願の審査が行われました。

種類番号件名
市長提出議案第75号芦屋市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
請願第3号「マンション管理の適正化の推進に関する法律」の周知等に関する請願書

議案と請願の詳細についてはこちら。

なお、結果としてはいずれも全会一致で可決(採択)すべきという結論になりました。 気になるところだけちょっと触れておきます。

請願について

密かに紹介議員になっていました。 個人で紹介議員になったというよりも、概ね全会一致のような雰囲気のなか 複数の会派から紹介議員が出ていたという感じです。

紹介議員は委員と相対する理事者席に着席しますが 慣れない景色にめちゃくちゃ緊張します。

請願の内容

請願項目として、以下の2点が挙げられています。

  • 「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」における区分所有者の責任の内容について、 市民がさらに関心を持つように広報を行い、住宅課など市関連行政窓口が周知徹底を実施すること。
  • 管理組合同士の情報交換の場としてさらに「横のつながり」が生まれるように市として対策を講じること。

戸建住宅の場合、所有者は当事者意識を持って管理します。 ただマンションの場合、管理会社や管理組合に丸投げしてしまって 当事者意識を持たない区分所有者も多いようです。

市としては、その辺の啓発としてマンション管理セミナー等を実施していますが 周知が弱いのか、400旨を超えるマンションがあるのにも関わらず 20棟ぐらいのマンション管理組合しか参加がないとのこと。

芦屋も半分以上がマンション居住者です。請願の趣旨は正に、 良好な住環境を標榜する芦屋市としてはしっかりやっていかないといけないところです。

議会全体の意見として

今回は請願という形式なので、議会全体の意見として行政に働きかけることができます。 一般質問等で個別に取り上げるよりもインパクトのある働きかけになります。 結局、個人の所有物のところの話になりますから、行政ができる範囲には限りがありますが 良好なマンション管理を進めてもらうための手助けはできると思います。

所管事務調査

今日は以下の2件の所管事務調査報告がありました。

  • 都市施設の整備に関する基本方針等について
  • 南芦屋浜及び宮川における高潮対策について

資料はこちら。 現時点ではアップ無いですが、後日アップされると思います。

都市施設の整備に関する基本方針等について

芦屋には、都市計画道路とか面的整備など、莫大なコストがかかる計画が色々と眠っています。 まあ、コストもかかるしねぇ…。ということで長い間棚上げされてきた計画たちです。

とりあえず、今のまま置いておいても着手していくのも難しいし優先順位をつけましょうと。 色々な評価で以って優先順位付けの計画を練ってきましたが、このたび、優先順位が決まりましたと。

そして、その優先都市計画道路についてのパブリックコメントをします。 ということで説明がありました。

優先道路について

優先順位高の計画道路は以下のとおり。

  • 稲荷山線
  • 山手線

稲荷山線は、阪神打出駅周辺の立体交差や面的整備も絡みます。 駅周辺はかなり狭い道路もあり、緊急車両も通行できない道路も多いです。

また南北の動線という観点でも、JR以北に行けそうで行けない道路になっています。 JR以北に行こうとなると、もっと西に行く必要があります。ただ現状でJR以北に出られないものの 交通量が多い道路になっていて、打出駅周辺の踏切のせいで朝とかは尋常じゃない交通渋滞を引き起こす 道路でもあります。まあ、課題の多い道路です。

山手線は、山手幹線も開通した今、いるかしら?という気もする道路。 ただ、精道奥山線から東に流れる車が通行する道路が無い状態で、夕方のお迎えの時間帯とか 阪急の線路沿いの細い道路にかなりの車が流れている状態でもあります。

お金があるなら…

優先順位を決めたとして、いつ事業が進むのだろうか? 僕が現役の間に決まるのだろうか?という危惧があります。 これら2本の道路の事業を実施する場合、いったいどれぐらいの規模の事業になるのかは分かりませんが、 とにかく膨大なコストがかかりそうなのは確か。

お金に余裕があるのなら、絶対に有益な事業です。 でも、芦屋の財政力でこれらの大型事業をこなせるのだろうか。 財政的に厳しい時期が来そうですが、なんとか乗り越えて、より良い芦屋を 創れたら良いなぁとは思います。

南芦屋浜及び宮川における高潮対策について

昨年発生した台風21号では、南芦屋浜と宮川周辺での水害が発生しました。 国県が連携して行われた原因調査の結果もある程度クリアになったとのことで、 再発防止策としてのハード整備が行われているところです。

工事をやっているのは知っていましたが、どんな感じの完成形になるのか? をあまり分かっていなかったので、今日の資料でイメージ図が示されて良かったです。

なんでも、川や海が見えないのは良くない!ということで、 一部アクリル板の壁になるところがあるようです。

…水辺ってすごく汚れそう。水垢とかで。 汚れたら見えないし、経年で却って見栄えが悪くなるんじゃないか… と思ってしまいます。県のお金と県の責任で行われる工事なので文句言えないですけど。

ただ、ハード整備が完了するとハザードマップも変わってくると思います。 南海トラフ地震が発生すると浸水被害が出る地域があるのは仕方ない部分があると思いますが 浸水被害の地域が少しでも減れば良いなと思います。

今日は建設公営企業常任委員会。 6件の議案の審査が行われました。僕は委員ではないので控室で傍聴。 委員会室だと、ノートPCでバチバチできないので…。

議案番号件名
第62号市道路線の認定について
第63号平成30年度芦屋市下水道事業会計決算の認定について
第64号平成30年度芦屋市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
第65号平成30年度芦屋市水道事業会計決算の認定について
第66号平成30年度芦屋市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
第67号平成30年度芦屋市病院事業会計決算の認定について

議案の結論としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。 議案の詳しい内容については、芦屋市議会のHPを見てください。

ちなみに、今日は以下の2件の所管事務調査もありました。 ですが、新たな報告はないなぁという感じなので、記載は割愛します。 当日資料のリンクはこちら。今日時点ではまだアップされていませんが、後日アップされると思います。

議案の中で気になったところ等を記載しておきたいと思います。 というか、とりわけ経営状態が気になるのは芦屋病院なので、芦屋病院特集になっちゃうわけですけど。

芦屋病院について

平成30年度の収益力について

  • 営業部門(単位:円)
  •  予算(補正含む)決算達成率
    営業収益4,913,017,0004,920,089,126100.14%
    営業費用5,466,831,0005,247,441,698104.01%
    差額-553,814,000-327,352,572140.89%

    営業損失:3億2735万2572円(達成率:140.89%)

  • 営業外部門(単位:円)
  •  予算(補正含む)決算達成率
    営業外収益418,223,000417,331,31799.79%
    営業外費用150,705,000238,978,01241.43%
    差額267,518,000178,353,30566.67%

    経常損失:1億4899万9267円(達成率:147.96%)

  • その他(単位:円)
  •  予算(補正含む)決算達成率
    特別利益1,000,0002,659,143265.91%
    特別損失30,000,00026,827,952110.57%
    予備費30,000,0000-
    差額-59,000,000-24,168,809159.04%

    純損失:1億7316万8076円(達成率:149.85%)

  • まとめ
  • 結果、純損失は出ているものの、予算に対する達成率が100%を超えています。 予算額は、病院の長期経営計画であるである市立芦屋病院改革プランに基づいて 設定されているため、長期的に見ると非常に良い状態で推移しているというべきなんでしょうか。

    いずれにしても、芦屋病院の経営状態を改善させるためには 市立芦屋病院改革プランの達成が必要不可欠。公立病院の場合、 採算度外視という側面があるのは理解しますが、だからといって 経営努力をしないというのは違います。

    市民に医療サービスを提供するのが目的である訳で、病院を維持することが 目的では無い訳です。芦屋が過疎地で、芦屋市民にとって芦屋病院が最後の砦なんだ! という状況でもありませんから、経営状況が見られるのは当然のことだとは思います。

    平成30年度は純損失ということで、累積欠損金は更に膨らんでいます。 しかしながら、損失の中には現金支出を伴わない減価償却費も含まれています。 なので現金の流れであるキャッシュフローも見ておく必要があります。

キャッシュフローについて

病院が純粋な営業活動で生み出せるキャッシュ量である フリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)のチェックが大事です。

営業キャッシュフロー713,476,488
投資キャッシュフロー-359,993,785
フリーキャッシュフロー353,482,703

単年度のフリーキャッシュフローとしては優秀です。 ちなみに、過去の決算ベースでのフリーキャッシュフローは以下の通り。

 営業キャッシュフロー投資キャッシュフローフリーキャッシュフロー
H30年度713,476,488-359,993,785353,482,703
H29年度142,251,683-47,207,41095,044,273
H28年度317,820,280-83,446,141234,374,139
H27年度217,819,659-141,844,69275,974,967
H26年度266,963,721-48,081,205218,882,516

5ヵ年平均で言うと、1億9555万1720円。芦屋病院は、キャッシュの流れとしては割と安定しています。 ざくっと言うと、毎年1億円ぐらいの投資はできると思います。 今後は、医療単価をあげるための外科系手術を増やして増収を狙いますということでした。 そのためにも、スタッフや医療機材に対する投資は必要不可欠。適切な投資を行い、 更なる業績改善を期待したいと思います。

今日は建設公営企業常任委員会。 審査対象の議案が2件、所管事務調査が1件ありました。

議案の審査について

種別議案番号件名
市長提出議案第43号芦屋市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第44号芦屋市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について

議案書の内容については、市議会のHPをご覧ください

結論としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。

議案第43号について

JRの南側にある以下の自転車駐車場について、廃止するというものです。

名称車種台数利用シーン
JR芦屋駅南自転車駐車場7原付19台定期
JR芦屋駅南自転車駐車場8自転車33台定期

自転車

これら2件については、元々JRから土地の貸与を受けて設けていました。 この度のJR駅舎改修の際の支障があり返還を求められたための閉鎖だとのことです。

同駐輪場を利用している方々については、その他の駐輪場に回っていただくとのこと。 場所が変わると不便になることもあると思います。 ですが将来的には統括的な駐輪場を設けるので、その前段階としてご理解いただきたいとのことでした。

自転車で来られている方は、恐らくかなり遠いところから通われていると思いますので 徒歩に切り替えるのは難しいと思います。なので、一刻も早い統括的な駐輪場の設置をお願いしたいところです。

議案第44号について

給水装置工事の施行が許可された事業者(指定給水装置工事事業者)について 5年ごとに指定の更新を受けなければならなくなりました(更新料1万円)

改正の理由としては資質の保持や実体との乖離の防止を図るためということです。 まあ、免許制については定期的な更新が必要なのは仕方が無いと思います。 特に水道はかなり重要度の高いインフラですし…。

所管事務調査について

新たな所管事務調査として、『都市施設の整備に関する基本方針等について』の報告がありました。

当日の資料はこちら

芦屋市には街づくりの方向を決定づける『都市計画マスタープラン』というのがあります。 これが令和2年度が計画目標年次となっているため、令和3年度には改訂することになっています。

都市計画マスタープラン(芦屋市)

計画策定の前段階として、棚上げになっている都市計画道路の棚卸しを考えているよ!というのが 今日の報告の趣旨です。

都市計画審議会の中でも報告を受けています。 それと基本的には同じなので、そっちを見ていただいたら大丈夫ですかね。

市内の都市計画道路の優先順位について、一定の方針が出たようです(都市計画審議会)

なお、今後のスケジュールは以下のようになっています。

令和元年度6月24日所管事務調査
庁内での検討委員会の開催
12月頃パブリックコメント実施
令和2年度都市計画マスタープラン改定

行政は計画ありきで進んで行きますから、この計画策定は重要。 まちづくりの方向付けにも関わってくる計画ですから、ウォッチしていきたいと思います。

今日は建設公営企業常任委員会。 以下の新年度議案についての審査が行われました。

議案の内容についてはこちら

議案番号件名
第11号芦屋市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第18号芦屋市自転車駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第19号芦屋市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

結果としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。

とりわけ、市民生活において直接的に影響のありそうなのが18号議案です。 具体的な話でイメージもしやすいので、紹介しておきたいと思います。

18号議案について

阪神打出駅の南側に新たに自転車駐輪場を設けます。 定期利用の自転車用に45台分のキャパになります。

既存の駐輪場の定期利用枠の回転率が9割を超えているため、 適正値である8割ぐらいになることを目指しての設置とのことです。

場所はここ。

打出駐輪場

国が保持する環境防災緑地を無償で借り受け、設置します。

市の分析によると、阪神打出駅利用者のうち、自転車利用者は 国道43号線以南、打出駅以東にお住まいの方が半数近くを占めている状況だとのことです。 一見、不便な立地ではあるものの、動線と言う意味ではあまり問題はないだろうとのことでした。

打出については、駐輪場が線路よりも北側にある関係で、朝の通勤ラッシュ時は南から自転車が爆走してきます。 当然歩行者も多い時間帯ですから、時々、危ないなと思うこともありました。 少し傾斜があるので、普通の自転車の場合は押すかスピードが緩むので大丈夫なのですが、 最近はやりの電動自転車だとスピードが緩まなくて特に危ないんです。 南側に駐輪場が新設されることで、この辺の危険が少しは改善されることを期待したいと思います。

予算について

今日は予算特別委員会建設公営企業分科会も開催されました。 審査対象は以下のとおり。1日で全行程が終わったので、良かったです。

議案番号議案名区分費目
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入建設公営企業常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出8款 土木費1項 土木管理費
2項 道路橋梁費
4項 都市計画費
5項 住宅費
11款 災害復旧費
23平成31年度芦屋市都市再開発事業特別会計予算
24平成31年度芦屋市駐車場事業特別会計予算
29平成31年度芦屋市水道事業会計予算
30平成31年度芦屋市病院事業会計予算
31平成31年度芦屋市下水道事業会計予算

割と細かいやりとりが多かったなぁという印象。 一般会計とかは細かい費目も多いですし、ここでは一番大きい話で 芦屋市の財政を語る上で避けて通れないところやろ…と思う 病院について細かく見ていきます。

病院事業会計予算

色々報告がありました、僕は委員ではありませんので発言権はありませんが、 あまりにバクっとしたやりとりに終始しているので、改めて数字をひも解いてみました。

平成31年度予算時の収益力について

  • 営業部門(単位千円)
  • 営業収益5,160,205
    営業費用-5,433,150
    差額-272,945

    営業損失:2億7294万5000円

  • 営業外部門(単位:千円)
  • 営業外収益402,377
    営業外費用-151,343
    差額251,034

    経常損失:2191万1000円

  • その他(単位:千円)
  • 特別利益1,000
    特別損失-30,000
    予備費-30,000
    差額-59,000

    純損失:80,91万1000円

  • まとめ
  • 単年度だと純損失(赤字)です。 過去の数字と比較すると、赤字の額は収まってきています。 ですが、赤字です。

    平成30年度までの累積欠損金は125億5180万6000円。 平成31年度の純損失を加えると、平成31年度時点の未処理欠損金(累積欠損金)は126億3271万7000円。

    当然のことながら、単年度黒字を出せない限りは累積欠損金は増えます。

    ただ、累積欠損金の中には、現金支出を伴わない減価償却費も含まれています。 平成31年度予算の場合、減価償却費は4億6348万円です。 それを現金支出を伴う収支で言うと、黒字には転じます。 その辺をキャッチするためには、キャッシュフローを見る必要があります。

キャッシュフローについて

先ほど、純損失の中で触れた減価償却については、現金支出を伴いません。 なのでキャッシュフロー(現金の流れ)も見ておきたいと思います。

病院が純粋な営業活動で生み出せるキャッシュ量である フリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)を見てみます。

  • 営業キャッシュフロー:462,770
  • 投資キャッシュフロー:△509,919

フリーキャッシュフローは△4714万9000円となります。 要するに、病院が純粋な営業活動で生み出せる現金はマイナス。

ただ、今年について有形固定資産の取得による支出として 5億391万9000円が計上されています。決算ベースで過去の実績を見ていくと 営業活動によるキャッシュは結構残せているので、 平成31年度のケースはイレギュラーケースだと思います。

決算ベースで過去のフリーキャッシュフローを見ていくと、以下のようになります。 累積欠損金は増やしながらも、病院の一定のキャッシュは残す力はあったというところです。

H28年度2億3437万4139円
H27年度7597万4967円
H26年度2億1888万2516円

一般企業の場合、資本金をはるかに超える累積欠損金(160%超)がある時点で資金調達はしんどいです。 ですが、公立病院の場合は最悪、芦屋市の一般財源があります。なので資金調達はよっぽどのことが無い限り何とかなります。 なので、病院の経営体質を見直していくことが可能なのであれば、累積欠損金の多さはそこまで大きな問題ではないのかも。

いや、ここまで放置してきたこと自体、大いに問題があるんですけどね。

病院の経営計画を見てみる

0031

市立芦屋病院新改革プランという形で経営計画が出されています。 入院収益を以下のように年間、7~8%ほど増やしていくという計画。 単位は1000円です。

H29年度2,586,658
H30年度2,789,026
H31年度3,000,975
H32年度3,241,044

うーん、そんなにうまく行くのかな…。 兵庫県立西宮病院と西宮市立中央病院の統合再編も決まりました。 それにより、600床ほどの県立県営の巨大公立病院が出来上がります。 規模が大きくなることで先端医療とかもやっていくでしょうし、 神戸の公立病院と西宮の県立病院に挟まれる形でこの計画通りに進められるのかな。 外的要因も入っていない計画だし、絵に描いた餅になりそうな気もするな。

芦屋病院の今後を考える

個人的には、この計画が最後のチャンスだと思っています。 計画がこけてしまうようであれば、これからのことを真剣に考える必要があるんだろうなと。

芦屋市という自治体が山間部の中に位置しており、 芦屋病院が無ければ山を越えないと医療サービスを受けられない! というような事情なら、赤字だろうがやらなければなりません。

でも、芦屋市の立地はそうじゃありません。 西宮の病院も神戸の病院も立地的に近く、利用しようと思えば余裕で利用可能です。 芦屋市内にあるセントマリア病院も朝日ケ丘町に病棟を追加し、好調です。

累積赤字は一旦置いておくとしても、毎年赤字を出しながらも継続していく必要性は何なのか? をはっきりと示す必要がある訳です。肝心なのは、市民が医療サービスを受けられるかどうかであり、 芦屋市内にある公立の総合病院を利用することではありませんから。 目的と手段を履き違えないようにしないといけませんね。

まあ、芦屋病院を潰してしまえ!という訳ではなく、 緩和ケアに高い評価があるように、ホスピス的な位置づけを更に強化していく等、 芦屋の山手に位置した素晴らしい眺望を活かした専門病院的な生き方もありだとは思いますね。

ちょっと話が大きくなりましたが、一旦は、計画がうまく進むことに期待します。 いずれにしても、平成30年~31年ぐらいの実績が分水嶺になるんだろうなと。 平成30年の決算が出る頃には、質問しないとあきませんね。 議員を辞められない理由がまた一つできました。

今日は建設公営企業常任委員会。現年度分の市長提出議案の審査を行うものです。 委員会が1日で終わらなかったときのために予備日が設けられていますが、予備日を使うことなく終了しました。


議案審査について

以下の2件の審査が行われました。 議案の詳細については、市議会HPにアップされたものをご覧ください。

結論としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。

議案番号件名
第6号平成30年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第2号)
第9号平成30年度芦屋市病院事業会計補正予算(第2号)

第9号議案について

所管事務調査として行われた「市立芦屋病院について」とセットで審査されました。

補正予算について

今回組まれた補正予算は、収入支出ともに114万円を追加するというもの。

  1. 収入
  2. 一般会計に納入された寄附金のうちの市立芦屋病院事業のための寄附金を 一般会計から病院事業会計に繰り入れたものです。 寄附金108万円に一般財源から6万円を追加した114万円を繰り入れています。
  3. 支出
  4. 今回得た収入を基金に積み立てることで資本的支出としています。

所管事務調査について

第3回市立芦屋病院新改革プラン評価委員会の結果報告を受けました。 資料については市議会HPに後日アップされます。

市立芦屋病院新改革プランとは、平成27年3月に総務省から示された公立病院改革ガイドラインに基づき、 病院機能の見直しや病院事業経営の改革に総合的に取り組んでいくために策定されたプランです。 芦屋病院では、平成29年度から改革プランに基づいて事業経営改革に取り組んでいます。

市立芦屋病院 新改革プランについて(市立芦屋病院)

詳しい数字は資料をご覧いただきたいですが、 平成32年度からは純損益がなくなる計画で策定されています。

そして、平成30年度上半期の状況で言うと、経常収支比率の達成率114.2%と 計画達成見込みで推移しているとのこと。今の段階では計画プランが絵に描いた餅にはならず 経営努力の成果が出てきているのでは?という評価とのことでした。

数年前まで芦屋病院の経営不振はかなり厳しいものがあり、神戸市も西宮市も尼崎市も近い中で 芦屋が独自で総合病院を持つ必要があるのか?と疑問視していたところがあります。 芦屋は山間部のように、市民が物理的に医療サービスを受けられないため、公立病院が絶対に必要。 という状況ではないからです。

しかし、ここ数回の報告を聞く限り、少しずつ改善の兆しが見えてきた感じがします。 もうしばらく、病院の経営努力に期待してみても良いのかな?という報告でした。

第6号議案について

都市再開発事業特別会計というと、ここのところはJR芦屋駅南の再開発で持ちきりです。 今回の補正も、それに絡んだ補正という格好です。

変更点は以下のとおり。

  1. 繰越明許費への計上
  2. 関係者との協議に時間がかかり、施設建築物実施設計業務の年度内の完了が困難になったため、翌年度に持ち越し。
  3. 歳出(一般会計)の減額
    • 施設建築物実施設計業務を次年度に持ち越しするため、今年度予算としては減額。
    • 用地取得費の減額
      • 転出者が当初想定よりも少なかったため、転出に伴う土地の取得が不要となり減額。
      • 契約合意に至っておらず、処遇が確定していない人もいるが、その場合の協議は翌年度に持ち越しする。
      • 再開発ビルへの移転者については、再開発ビルでつくった床と、既存の土地を交換する形。 転出の場合、既存の土地を買い上げるために用地取得費を予算計上している。

所管事務調査(芦屋市下水道事業の経営戦略策定について)について

資料については市議会HPに後日アップされるものをご覧ください。

芦屋市下水道事業の経営戦略を策定し、パブリックコメントを募集していました。 下水道事業という、普段目にしない地下インフラであるにも関わらず、8名の方から28件のご意見がありました。 経営戦略の見直しに至るご意見はなかったようですが、所管課にとってもプラスとなっていたようです。

都市部において、下水道は整備されているのが当たり前となっている感もあるインフラです。 ですが、災害対策、またはきれいな街並みをつくるためにも安定して維持管理していく必要がある 重要なインフラでもあります。長期計画に基づき、安定的な運用をしていただくようお願いしたいところです。

明日の予定

明日は民生文教常任委員会。 審査対象は以下のとおり。

種別議案番号件名
市長提出議案第2号芦屋市地域包括支援センターの職員に係る基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第4号平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
第7号平成30年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第10号三条デイサービスセンターの指定管理者の指定について
陳情第20号市営西蔵町住宅敷地における市立認定こども園に関する陳情書

また、以下の3件の所管事務調査も行われます。

  • 第2次芦屋市市民マナー条例推進計画について
  • 西宮市・芦屋市ごみ処理広域化検討会議について
  • 精道中学校の建てかえについて

なかなか時間がかかりそうな感じがしますね。 ネット中継もありますので、興味のある方は是非ご覧ください。

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