芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 建設公営企業常任委員会

今日は建設公営企業常任委員会。 また、常任委員会終了後には予算特別委員会建設公営企業分科会が開かれました。

議会運営の都合で、今日中に建設委員会の全工程を終わらせたかったみたいで 10時~19時ぐらいまでというえげつない時間の審査になっていました。 明日の民文の準備をしたかったのに…。

新型コロナウイルスの影響もあるので、 ちょいちょい休みを取って室内の換気をされていました。 会議はなるべく控えてと言われているので、良い対応ですね。

建設公営企業常任委員会について

以下の議案について審査。 議案はこちら

番号件名
第14号芦屋市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第16号芦屋市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第19号芦屋市下水道事業の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

いずれの議案についても可決すべきものと決しています。

民法改正を受けての市営住宅条例の改正(第16号議案)

ちょっと気になったのは、第16号議案。 市営住宅を借りる場合、これまでは保証人が必要だったけど 改正によってそれが不要になるというもの。

市営住宅を借りる方は、基本的に困窮されている方です。 そして高齢率もかなり高め。高齢者の方は特に、保証人をしてくれる人を 見つけるのが難しいケースがあります。

実際、保証人が見つからなかったので入居できなかったケースが 昨年だと4人。2年前だと2人ということでした。

困窮している人に住んでもらうためのセーフティネットであることを 考えると、保証人が見つからないことがボトルネックで入居できないというのもどうかなぁと 思うので、良い改正だったのではないでしょうか。

気になるのは改正によって徴収に差し支えるのでは?というところ。 ですが、実際には保証人を立てていたものの、保証人に請求したケースは近年ないらしいです。 また、市営住宅については徴収率が高い水準をキープしているので支障はないだろうという判断だそうです。

今回の改正のトリガーになったのが民法の改正。

連帯保証人が負う最大負担額である極度額を決めたうえで契約しないと 連帯保証人から徴収できないよという改正で、4月1日から施行されます。

これって何気にすごい改正じゃないですか? ドラマとかでは連帯保証人になっているから云々っていう話をよく見ますが、 事前に支払う限度額を把握した上での契約になるので、そういう話ができなくなりますね。

予算関係

以下の予算についての審査が行われました。

  • 一般会計予算
    • 災害復旧費
    • 土木費
  • 都市再開発事業特別会計予算
  • 駐車場事業特別会計予算
  • 病院事業会計予算
  • 水道事業会計予算
  • 下水道事業会計予算

病院。新年度は経常利益を目指します

病院、例年は経常損失を見込んだ予算を組んでいたと思いますが、 今年は経常利益が出るという予算を組んでいます。

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確かにここ数年、かなり経営状況が改善しつつあります。 公立病院は民間がパスする採算性の取りづらい医療も行うので、 総じて経常損失になりがちと思っていたので、すごい予算が出てきたと驚きました。 ぜひぜひ、計画を達成していただきたいと思います。

JR芦屋南の再開発。再開発を起爆剤にした経済効果を出してくれれば…

再開発ビルの建設と保留床処分については特定建築者が担当するということですが、 保留床の売却の責任についても特定建築者負担になるということでした。

よく保留床の売却残を市が負担しないとっていう話があるみたいですが 今回のケースではそれは回避されることになります。

当該地は市内でもトップクラスの一等地。立地だけでもかなりの高額物件となるはずです。 それの売れ残りを市が負担ということになると、リスクとしてはかなり重たくなっていました。

再開発ビルの費用が上がったことがやり玉にあがっていますが、 特定建築者が保留床を売りやすくするための事業計画変更ということもあるんだろうな。

再開発では、国の社会資本整備総合交付金を利用するにあたり 目標値を設定しているとのこと。

ちょっとの間、打ち合わせで離席していたこともあるので抜けてるかもしれませんが、 道路通行者を18287人⇒21944人に増やすという目標を掲げているそうです。

この数字だけではスケール感が分からないんですが、 芦屋市としては、このままだとジリ貧です。というか国全体がジリ貧な気が…。

なので正直なところ、再開発事業を起爆剤にしてほしいという思いがあります。 その辺の具体的なプランが市から示されるときは来るのだろうか。

今日は建設公営企業常任委員会。 僕は風邪気味だったこともあり、自宅でネット中継を見ました。 普段は委員外でも登庁して聞いているんですけど、時節柄、菌をまき散らしてもダメなので…。

今日の審査対象は以下のとおり。 議案書については、こちらをご覧ください。

番号件名
第5号 芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第9号 令和元年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第1号)
第11号 令和元年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)

また、以下の3件の所管事務調査も行われました。

  • 市立芦屋病院について
  • 都市施設の整備に関する基本方針等について
  • 芦屋市営住宅等ストック総合活用計画(後期計画)について

所管事務調査の資料は、こちらを参照ください。 今はまだアップされていませんが、後日アップされる予定です。

気になったところを中心に触れておきます。

芦屋病院について

補正予算も議案として上がっていますが、これは年度末による 歳入の確定によるところがメインなので、特筆すべきこともないかなと思います。

それよりは、所管事務調査で行われた 「第5回市立芦屋病院新改革プラン評価委員会の結果報告について」の方が重要度が高いかなと。

病院については個人的に気になるのは経営状況です。

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経常収支比率、医業収支比率が計画を超えており、上期の状況としては非常に好調であることが分かります。 長期計画を見る限りだと、今年度はまだ単年度赤字が出る見込みなので単年度黒字化はまだでしょうが、 徐々に経営状況が改善しつつあります。

まだ油断はならない

未処理欠損金がえげつないことになっているように、一時の芦屋病院の経営状況は本当に悪く 市として市立病院を保持することがプラスになっているのか?と疑問が残る時期がありました。

芦屋…というか、阪神南圏域の場合、自治体間の移動にはさほど困りません。 実際、芦屋市の方でも神戸や西宮、尼崎の病院を利用されている方も結構いると思います。

過疎地だと、市内に市立の総合病院がなければ市民が医療サービスを受けられないという恐れがあります。 ただ芦屋の場合、上述のとおり、他市の病院でもあまり不都合はなかったりします。なので、病院の統合という ような考え方も極めて現実的な考え方になります。

現状のように経営状態が改善しつつある状況ではそういう議論にはなりませんが 経営状態が前のように悲惨な状況に陥ることがあれば、そういう議論が再燃しないとも限りません。

近年の経営状況を見る限り、企業努力を重ねていらっしゃるので 大きな心配はしていないですが、まだまだ土俵際であることを意識した上でウォッチしていきたいと思います。

第5号議案について

芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例に以下の条件を加えるというもの。

  • 交通量の多い道路など、歩行者及び自動車から自転車の通行を分離する必要がある場合、自転車通行帯を設置する。
  • 設計速度60km/hの道路には、車道との間を工作物により分離した自転車道を設置する。

自転車通行帯とは、神戸とか伊丹で見られる青く塗られた通行帯です。 一番近いところだと、鳴尾御影線を西に行き、神戸市東灘区の方に入ると見られます。

実際にやるの?と心配になる

条例改正もされたため、芦屋市も稲荷山線や鳴尾御影線で試行的な実施も視野に入ってくるようです。 歩行者の安全を確保するのは大事だと思うのですが、個人的には「うーん」です。

というのも、前述の神戸市を走ると路駐の車が通行帯をふさいでいるケースが非常に多く見られます。 そして、自転車の多くは歩道を走っています。青色の通行帯の意味は何なんだろうと思いながら通ることが多いです。

僕は車も自転車も運転するので両方の立場が分かります。 自転車の立場だと、ガードもない通行帯を走るのはめちゃくちゃ怖いです。 そして、路駐があったら車道側に膨らまないといけない。もっと怖い。

車の立場でも、自転車が車道を走っているのは非常にストレスが溜まります。 自転車や原付の場合、何かの拍子に転ぶことがあります。車道でこけられると、命にかかわる事故に繋がりかねない。

一方で、歩行者の立場だと確かに危ない自転車も多いなぁと思います。 特に朝の通勤時間帯はかなりのスピードで飛ばしている自転車も多いです。 また、最近よく見られる電動アシスト付き自転車。これもかなりスピードが出ます。 こうした自転車が歩行者の横を走るときは、もう少し配慮してくれよ…と思うのは確か。

どういうゴールを目指した施策なのか分からない

自転車に歩道を走らせないという方針は一定理解するものの、 車道に色分けしただけの通行帯を走らせるというのはどうなのかなぁ。とずーっと思っています。

実態と照らしてもあまり意味がなさそうだし、 歩行者VS自転車の事故と自転車VS自動車の事故だと後者の方が 人命にかかわる事故に繋がる可能性が高く、ハイリスクです。 なんでわざわざハイリスクな方を採るんだろうと不思議でなりません。

あと、ド派手な青色に塗られた通行帯は景観的にはチーンです。 芦屋市内の鳴尾御影線は街路樹もあり良い感じの景観になっているのに台無しだなと。 色々と、困った制度になってしまったなぁと思わざるを得ません。

理想としては、西宮市内の国道2号線のように、歩道の中に明確に区分けされた 自転車道を設けるのがベストです。芦屋でも、臨港線や中央線の場合、歩道の中に 自転車通行帯が設けられています。これで良いのに!って心の底から思います。

今日は以下のとおり、たくさんの会議がありました。 閉会中はなるべく予定がまとめられるようになっていますが、それでも多い(笑)

  • 議会運営委員会
  • 代表者会議
  • 議会報編集委員会
  • 議会報告会準備会 代表者会
  • 建設公営企業常任委員会
  • 民生文教協議会

とりわけ、常任委員会と常任委員会の協議会が重たい内容だったので そっちを紹介しておきたいと思います。

建設公営企業常任委員会の内容

閉会中の継続調査事件となっていた「JR芦屋駅南地区について」の説明を受けました。 いわゆる、JRの再開発のお話。

図面など、詳しい内容は市議会HPに後日アップされる委員会資料をご覧ください。

今日の説明そのものは、事業計画が変更になったということで説明を受けています。 変更点の概要について、資料から抜粋しているので下記画像ファイルでご確認ください。

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思うところ

今回の変更については、色々と説明がありましたが 個人的には以下の2点が問題だと思います。委員会でもそんな感じでしたね。

  • 事業の期間が延びる
  • 事業費が大きく上昇する

期間が延びるのが良くないのは言わずもがな。 工事期間が伸びると、色々と余剰コストが生じてくるものですし、 市民側の立場で言うと、いつになったらできるねん!ということもあります。

事業費は増えるが、市の負担が減る?

一番問題なのはコスト面だろうと思います。 総事業費としては今回、57億ほど増えています。 ただ、実は市の負担としては減少するという説明がありました。

というのも、当初計画では再開発ビルを市が自力で建設する予定だったため まるっと市が負担する必要がありました。ただ、今日の説明では再開発ビルの建設を 特定建築者にお願いする計画に変わったので、特定建築者からも費用が投入されることになると 説明がありました。財源が増えるので市の負担は少し軽くなるよってこと。

ただねぇ、総事業費がポンと増えているのも気になるわけです。 国庫補助とか、色々な策を講じながら市負担を軽減させる方針なのは理解しますが、 総事業費が大きくなると、ペイするために求められる効果のハードルも高くなります。

事業費をかけてつくったけど、イマイチやんね。っていうことになると 負の遺産になります。それは避けないと。そのためには、財政的な観点での 考え方も大事になってきます。議会としては、財政やばいよねという方向性で ある程度合意できてる節がありますから、その観点での何か仕掛けをすることができるかもしれませんね。

民生文教協議会

今日は委員会じゃなくて協議会です。 というのも、閉会中の継続調査事件に加えていない案件を取り上げたから。

後期高齢者医療費の改定についての説明を聞きました。 後期高齢者医療制度については、広域連合で対応しています。 他の兵庫県内の自治体と同様、芦屋も兵庫県後期高齢者医療広域連合議会に所属しています。 ちなみに、広域連合議会の議員は副市長。

後期高齢者医療費については、2年に一度改定しています。 来年がその改定のタイミングであるため、事前に説明を受けました。 詳しくは、これから開かれる広域連合議会において決定されることになっています。 改定の内容については3月定例会の中で説明を受けることになっていますので、そのときに。

後期高齢者医療制度については少子高齢化の影響をもろに受けます。 現役世代の保険料も財源に含まれていますし、2025年には団塊世代という人口の山が 後期高齢者になるために爆発的に人数が増えます。そうなってくると、将来的にも 制度を維持できるのか?と危惧しています。

今日のところは、将来の課題についても協議してくださいねと要望しておきました。

今日は建設公営企業常任委員会。 以下の議案と請願の審査が行われました。

種類番号件名
市長提出議案第75号芦屋市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
請願第3号「マンション管理の適正化の推進に関する法律」の周知等に関する請願書

議案と請願の詳細についてはこちら。

なお、結果としてはいずれも全会一致で可決(採択)すべきという結論になりました。 気になるところだけちょっと触れておきます。

請願について

密かに紹介議員になっていました。 個人で紹介議員になったというよりも、概ね全会一致のような雰囲気のなか 複数の会派から紹介議員が出ていたという感じです。

紹介議員は委員と相対する理事者席に着席しますが 慣れない景色にめちゃくちゃ緊張します。

請願の内容

請願項目として、以下の2点が挙げられています。

  • 「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」における区分所有者の責任の内容について、 市民がさらに関心を持つように広報を行い、住宅課など市関連行政窓口が周知徹底を実施すること。
  • 管理組合同士の情報交換の場としてさらに「横のつながり」が生まれるように市として対策を講じること。

戸建住宅の場合、所有者は当事者意識を持って管理します。 ただマンションの場合、管理会社や管理組合に丸投げしてしまって 当事者意識を持たない区分所有者も多いようです。

市としては、その辺の啓発としてマンション管理セミナー等を実施していますが 周知が弱いのか、400旨を超えるマンションがあるのにも関わらず 20棟ぐらいのマンション管理組合しか参加がないとのこと。

芦屋も半分以上がマンション居住者です。請願の趣旨は正に、 良好な住環境を標榜する芦屋市としてはしっかりやっていかないといけないところです。

議会全体の意見として

今回は請願という形式なので、議会全体の意見として行政に働きかけることができます。 一般質問等で個別に取り上げるよりもインパクトのある働きかけになります。 結局、個人の所有物のところの話になりますから、行政ができる範囲には限りがありますが 良好なマンション管理を進めてもらうための手助けはできると思います。

所管事務調査

今日は以下の2件の所管事務調査報告がありました。

  • 都市施設の整備に関する基本方針等について
  • 南芦屋浜及び宮川における高潮対策について

資料はこちら。 現時点ではアップ無いですが、後日アップされると思います。

都市施設の整備に関する基本方針等について

芦屋には、都市計画道路とか面的整備など、莫大なコストがかかる計画が色々と眠っています。 まあ、コストもかかるしねぇ…。ということで長い間棚上げされてきた計画たちです。

とりあえず、今のまま置いておいても着手していくのも難しいし優先順位をつけましょうと。 色々な評価で以って優先順位付けの計画を練ってきましたが、このたび、優先順位が決まりましたと。

そして、その優先都市計画道路についてのパブリックコメントをします。 ということで説明がありました。

優先道路について

優先順位高の計画道路は以下のとおり。

  • 稲荷山線
  • 山手線

稲荷山線は、阪神打出駅周辺の立体交差や面的整備も絡みます。 駅周辺はかなり狭い道路もあり、緊急車両も通行できない道路も多いです。

また南北の動線という観点でも、JR以北に行けそうで行けない道路になっています。 JR以北に行こうとなると、もっと西に行く必要があります。ただ現状でJR以北に出られないものの 交通量が多い道路になっていて、打出駅周辺の踏切のせいで朝とかは尋常じゃない交通渋滞を引き起こす 道路でもあります。まあ、課題の多い道路です。

山手線は、山手幹線も開通した今、いるかしら?という気もする道路。 ただ、精道奥山線から東に流れる車が通行する道路が無い状態で、夕方のお迎えの時間帯とか 阪急の線路沿いの細い道路にかなりの車が流れている状態でもあります。

お金があるなら…

優先順位を決めたとして、いつ事業が進むのだろうか? 僕が現役の間に決まるのだろうか?という危惧があります。 これら2本の道路の事業を実施する場合、いったいどれぐらいの規模の事業になるのかは分かりませんが、 とにかく膨大なコストがかかりそうなのは確か。

お金に余裕があるのなら、絶対に有益な事業です。 でも、芦屋の財政力でこれらの大型事業をこなせるのだろうか。 財政的に厳しい時期が来そうですが、なんとか乗り越えて、より良い芦屋を 創れたら良いなぁとは思います。

南芦屋浜及び宮川における高潮対策について

昨年発生した台風21号では、南芦屋浜と宮川周辺での水害が発生しました。 国県が連携して行われた原因調査の結果もある程度クリアになったとのことで、 再発防止策としてのハード整備が行われているところです。

工事をやっているのは知っていましたが、どんな感じの完成形になるのか? をあまり分かっていなかったので、今日の資料でイメージ図が示されて良かったです。

なんでも、川や海が見えないのは良くない!ということで、 一部アクリル板の壁になるところがあるようです。

…水辺ってすごく汚れそう。水垢とかで。 汚れたら見えないし、経年で却って見栄えが悪くなるんじゃないか… と思ってしまいます。県のお金と県の責任で行われる工事なので文句言えないですけど。

ただ、ハード整備が完了するとハザードマップも変わってくると思います。 南海トラフ地震が発生すると浸水被害が出る地域があるのは仕方ない部分があると思いますが 浸水被害の地域が少しでも減れば良いなと思います。

今日は建設公営企業常任委員会。 6件の議案の審査が行われました。僕は委員ではないので控室で傍聴。 委員会室だと、ノートPCでバチバチできないので…。

議案番号件名
第62号市道路線の認定について
第63号平成30年度芦屋市下水道事業会計決算の認定について
第64号平成30年度芦屋市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
第65号平成30年度芦屋市水道事業会計決算の認定について
第66号平成30年度芦屋市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
第67号平成30年度芦屋市病院事業会計決算の認定について

議案の結論としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。 議案の詳しい内容については、芦屋市議会のHPを見てください。

ちなみに、今日は以下の2件の所管事務調査もありました。 ですが、新たな報告はないなぁという感じなので、記載は割愛します。 当日資料のリンクはこちら。今日時点ではまだアップされていませんが、後日アップされると思います。

議案の中で気になったところ等を記載しておきたいと思います。 というか、とりわけ経営状態が気になるのは芦屋病院なので、芦屋病院特集になっちゃうわけですけど。

芦屋病院について

平成30年度の収益力について

  • 営業部門(単位:円)
  •  予算(補正含む)決算達成率
    営業収益4,913,017,0004,920,089,126100.14%
    営業費用5,466,831,0005,247,441,698104.01%
    差額-553,814,000-327,352,572140.89%

    営業損失:3億2735万2572円(達成率:140.89%)

  • 営業外部門(単位:円)
  •  予算(補正含む)決算達成率
    営業外収益418,223,000417,331,31799.79%
    営業外費用150,705,000238,978,01241.43%
    差額267,518,000178,353,30566.67%

    経常損失:1億4899万9267円(達成率:147.96%)

  • その他(単位:円)
  •  予算(補正含む)決算達成率
    特別利益1,000,0002,659,143265.91%
    特別損失30,000,00026,827,952110.57%
    予備費30,000,0000-
    差額-59,000,000-24,168,809159.04%

    純損失:1億7316万8076円(達成率:149.85%)

  • まとめ
  • 結果、純損失は出ているものの、予算に対する達成率が100%を超えています。 予算額は、病院の長期経営計画であるである市立芦屋病院改革プランに基づいて 設定されているため、長期的に見ると非常に良い状態で推移しているというべきなんでしょうか。

    いずれにしても、芦屋病院の経営状態を改善させるためには 市立芦屋病院改革プランの達成が必要不可欠。公立病院の場合、 採算度外視という側面があるのは理解しますが、だからといって 経営努力をしないというのは違います。

    市民に医療サービスを提供するのが目的である訳で、病院を維持することが 目的では無い訳です。芦屋が過疎地で、芦屋市民にとって芦屋病院が最後の砦なんだ! という状況でもありませんから、経営状況が見られるのは当然のことだとは思います。

    平成30年度は純損失ということで、累積欠損金は更に膨らんでいます。 しかしながら、損失の中には現金支出を伴わない減価償却費も含まれています。 なので現金の流れであるキャッシュフローも見ておく必要があります。

キャッシュフローについて

病院が純粋な営業活動で生み出せるキャッシュ量である フリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)のチェックが大事です。

営業キャッシュフロー713,476,488
投資キャッシュフロー-359,993,785
フリーキャッシュフロー353,482,703

単年度のフリーキャッシュフローとしては優秀です。 ちなみに、過去の決算ベースでのフリーキャッシュフローは以下の通り。

 営業キャッシュフロー投資キャッシュフローフリーキャッシュフロー
H30年度713,476,488-359,993,785353,482,703
H29年度142,251,683-47,207,41095,044,273
H28年度317,820,280-83,446,141234,374,139
H27年度217,819,659-141,844,69275,974,967
H26年度266,963,721-48,081,205218,882,516

5ヵ年平均で言うと、1億9555万1720円。芦屋病院は、キャッシュの流れとしては割と安定しています。 ざくっと言うと、毎年1億円ぐらいの投資はできると思います。 今後は、医療単価をあげるための外科系手術を増やして増収を狙いますということでした。 そのためにも、スタッフや医療機材に対する投資は必要不可欠。適切な投資を行い、 更なる業績改善を期待したいと思います。

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