芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 総務常任委員会

今日は議会運営委員会、総務常任委員会などが行われました。 議会運営委員会については、明日行われる本会議に関する進行について協議されました。

明日の本会議は、以下の3種類の議案の討論・採決が行われます。

  • 新年度議案
  • 追加議案
  • 予算議案

なので、いつもよりも長くなる見込みです。 午前中いっぱいで終わるのかな…。昼休みの12時を超過するような気がします。

僕も予算の議案で討論に立つ予定です。 また、今日は少しイレギュラーなことがあり、予定よりも相当時間が長くなりました。 明日の本会議において、予算に関する討論で登壇することを予定していたため、時間が無い…って感じです。 イレギュラーなことについては、明日の本会議で分かることなので、今日の段階では書きません。 嬉々として書きたいものでもありませんので、ご了承ください。

総務常任委員会については、以下の3件の所管事務調査が行われました。 予算特別委員会総務分科会の際、資料請求があったものについて追加説明が行われたという扱いです。

  • 統一的な基準による財務書類について
  • 市立芦屋高等学校跡地活用事業について
  • 消防団の活動について

個人的に気になったのは、3つ目の消防団の活動について。

訓練や活動に参加していない団員が数名いるようです。 消防団については専業では無く、仕事を持たれている方が参加している団体です。 ですから、仕事の都合で一定期間、参加できないというケースがあるのは仕方が無いこと。

ですが、問題は活動を頑張っている人と同じように報酬や退職報奨金が支払われるというところ。 一般の企業であるような休職的な制度もありません。仕事の都合で参加できないケースは 決してレアケースではないと思いますが、そういう制度がないことに驚きました。

やはり、頑張った人が評価を受けられるような形にすべきであり、休団制度は必要な制度だと思います。今までそういった制度がなかった点は反省点だと思いますが、今後は休団制度について検討するとの答弁がありました。消防団は市民のためにと自発的に活動していただいている団体です。団員の方が気持ちよく活動できるよう、環境整備に努めていただきたいと思います。

今日は総務常任委員会。 予算審議にも入るかなと思ってましたが、予想外に時間を使ったため予算審議には入らず。 委員会対応のために待機していただいている職員さん達のことを考えると…。 所管部署一つ分でも良いから今日の間に終わらせた方が良かったとは思いますが、仕方ないですね。

総務常任委員会の審議対象議案は以下のとおり。 詳しい内容は、市議会のホームページをご覧ください

議案番号件名
第13号芦屋市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について
第14号芦屋市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第23号芦屋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
第36号芦屋市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第37号芦屋市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例の制定について
第40号芦屋市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について
第41号平成29年度芦屋市一般会計補正予算(第7号)

加えて所管事務調査として「市立芦屋高等学校跡地活用事業について」の報告を受けました。

議案については、全て全会一致で可決すべきものと決しました。 以下では主な議案について、紹介しておきます。

第36号議案

職員給与に関する条例について、以下の改正が行われることになります。

  • 扶養手当の月額の改定
  • 給料月額の減額割合の改定
  • 職務内容の変更

扶養手当の月額の改定

配偶者に関する扶養手当を段階的に減額する一方で、子供に関する扶養手当を増額します。

扶養親族現行(単位:円)改正案(単位:円)
H30年度H31年度
配偶者13,00010,0006,500
子(※1)※26,500
(11,000)
10,000
(10,000)
10,000
(10,000)
孫、兄弟姉妹6,500
(11,000)
6,500
(9,000)
6,500
(6,500)
父母、祖父母※3
重度心身障害者
  1. 満15歳に達する日後の最初の4月1日から満22歳に達する日後の最初の3月31日の間については5,000円を加算する。
  2. 満22歳(医学部の場合、24歳)に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者。
  3. 満60歳以上の者。

配偶者の扶養手当に関する減額は少なくありません。 ですが職員の中でも給与設定が低めである若手世代は共働き世帯が多く、 扶養手当を受けていない人が多い。そして子供がいるケースも少なくないため、 比較的恩恵を受けやすい立場であると考えているとのことでした。

平成31年度時点では、扶養手当を受ける315人中、増額になるのが176人。 減額が135人。変わらないのが4人を見込んでいるとのことでした。

トータルで言うと、増額になるのかもしれません。 僕の党では身を切る改革を標榜していますが、今回の対応は基本給とも異なります。 また今回の対応は単純な増額ではなく、女性活躍を推進する一方で子育て世代を応援するための 措置。政策判断とも言えるため、賛成の姿勢が妥当かと考えています。

給料月額の減額割合の改定

ラスパイレス指数が高いことへの対応として、一部職員の給与月額を減額措置を講じるとのこと。

 現行改正案
減額割合減額期間減額割合減額期間
部長級5/100H28年4月1日~H30年3月31日4/100H30年4月1日~H32年3月31日
課長級3/1002/100
課長補佐級0.5/100H30年4月1日~H31年3月31日
係長級

芦屋市のラスパイレス指数は平成29年4月1日時点では102.5。全国ランキングとしては18位です。 しかし、兵庫県下の市町平均は100を切っている状況で、芦屋市の指数は県下でも高いレベル。 2位である姫路市と1ポイントの差ではあるが、非常に大きな1ポイントであると考えているとのことです。

ちなみにラスパイレス指数とは、国家公務員との比較で地方公務員の給与水準を表わす指数です。 組織体系も違う国家公務員と地方公務員を単純比較した指標が全てとは思いません。 ですが、現状、公務員給与の高さを判断する指標として用いられています。

芦屋市のラスパイレス指数が高い理由は職員の年齢構成のアンバランスさにあります。 震災の後、採用を控えていた時期があったらしく、その影響で若年層の管理職が増えています。 国家公務員がスピード出世するケースはレアである為、同年齢で比較すると役職手当分、 芦屋市の方が高くなるという寸法です。

年齢構成、組織体制が適正化された後は給与費の削減も不要となるはず。 なので給与費削減をしている間に粛々と抜本対策を講じておられると認識しています。 ですが、やはり一朝一夕でできるものでもなく、なかなか時間がかかっているようです。

平成32年度には会計年度任用職員制度が始まります。 それにより、これまで不要だったパートタイマーの職員にも期末手当を支給する可能性があるなど、 人件費が高騰することが予測されています。これは国が決めた制度なので、芦屋市に限った話ではなく全国的な話となります。なので国や県としても、何らかの財政措置を考えている模様。 ですがラスパイレス指数が高い状況だとその補助も受けづらくなる可能性があります。 早急な抜本解決を求めたいところです。

今日は総務常任委員会。現年度議案の審査も最終日です。 今日の審査対象は以下のとおり。

種別番号件名
市長提出議案第5号平成29年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
第8号平成29年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号)
第10号平成29年度芦屋市宅地造成事業特別会計補正予算(第1号)
陳情第16号臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情書

また、上記議案審査に加えて所管事務調査「長期財政収支見込みについて」も行われました。

議案については3件とも全会一致で可決すべきもの、 陳情については賛成多数で採択と決しました。

以下では、特徴的な議案について紹介しておきます。

第5号議案

一般会計の補正予算です。 歳入歳出ともに2685万円を追加をするという修正が入りました。

  • 歳出
    • 寄付金の確定に伴う基金計上
    • 市立芦屋病院事業助成費の追加(長期貸付金)
    • 国庫補助金減額に伴う事業費の減額    など
  • 歳入
    • 普通交付税の追加
    • 無電柱化工事(さくら参道)に伴う電気事業者等からの負担金追加
    • 国庫補助金の減額
    • 公共用地取得費特別会計からの繰入金減額
    • 宅地造成事業特別会計からの繰入金追加
    • 寄附金(ふるさと納税等)   など

第8号議案

今年度に売却予定だった東芦屋町86番3の土地について、 近隣住民への説明を実施するため、売却を延期。 そのため、歳入歳出ともに4億円が減額となりました。

同地は元々土地開発公社が都市計画道路である山手線を含む、 都市再開発事業の代替用地として保持していた土地です。 土地開発公社を解散させた際、同地は一般競争入札において売却し、 その収入を基金に積み戻す計画が策定されました。

…なんですが、どうも今年度中の売却はできなかったようですね。 山手線の計画自体も生きています。ただ代替地云々の話にまでは到底至っていないようです。 土地は、保持しているだけでも含み損も含めてランニングコストが発生します。 使わないなら早急に手放すべきなのが一般論。なので一旦売却という位置づけなんだと思います。

山手幹線が完成している今、山手線が必要なのかどうか?というのは微妙なライン。 ただ、東芦屋を東西に抜ける道については市内の南北の道が交差している割にとても狭い。 東から西への一方通行ですが、歩行者は車両通過時に端に寄らないと危ない道路になっています。 少なくとも芦屋川までは通した方が良い道とも言えると思います。 ただ必要度から考えると、強引に進めるほどの優先順位はありません。 なのであくまで地権者との話し合いを重んじるべきですが。

なお山手線についてですが、適当な資料が見つからなかったので 芦屋市のホームページ上のキャッシュ的な資料になってしまいますが、一応添付しておきます。
http://www.city.ashiya.lg.jp/toshikeikaku/fuzokukikan/documents/siryou20150527-2.pdf

第10号議案

宅地造成事業特別会計の補正予算。 要するに、戸建分譲をしている高浜町の松韻の街のことです。

10年位前から分譲してますが、今年度で全ての物件が完売したとのことです。 それに伴い、土地売払収入として400万円の追加がありました。 そこに前年度歳計剰余金の3140万円を追加した3540万円が追加となっています。 追加となった予算は、一般会計への繰出金として処理されます。

長期財政収支見込みについて

今日報告があった最新のものはまだ市ホームページにはアップされていません。 ですが後日アップされるはずなので、長期財政収支見込みが添付されているページを 連携しておきます。

上記リンクを見ていただいたら分かる通り毎年作成・報告されているものです。 なので基本的には大きな変動はありません。ですが1点だけ、普通交付税について変動がありました。 昨年度の報告では、平成30年度から不交付団体になると報告を受けていました。 しかし再度計算をしたところ、平成31年度までは少額ながらも交付税を受けられるとのことです。

近年中に不交付団体になるということからも、芦屋市の財政状況は他市に比べれば比較的安定していると言えます。しかし市債残高は減っていくものの、基金残高も10年後には大きく減らし、 平成29年度には108億円ある基金が平成39年度には33億円にまで減少します。 一般家計で考えると、住宅ローンは年次で減っていくものの、貯金は1/3ほどにまで減ってしまうという具合です。

将来的な財政事情を考えると、今の芦屋市に無駄遣いをする余裕は全くないと認識しています。 今後も、費用対効果とバランスを考えて政策判断を下していく必要があると強く感じました。

今日は以下のとおり、立て続けに会議があり忙しい日でした。

  1. 総務常任委員会
  2. 議会運営委員会
  3. 代表者会議
  4. 芦屋浜・南芦屋浜まちづくり調査特別委員会
  5. 民生文教常任委員会

こんなに後から後から色々と会議が入る定例会は初めてかも。

全部それなりに重たい内容なので、分割して書きます。 とりあえず総務常任委員会から。

以下の追加議案についての審議が行われました。 結論としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。

第81号芦屋市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第82号芦屋市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第83号平成29年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)

いずれも人事院勧告等を参考とした給与改定に関する議案です。 81号議案は一般職。82号議案は特別職の改定議案。 83号議案は増額に伴う予算措置に関する議案になります。

「人事院勧告等」となっているのは、国の人事院だけでなく 兵庫県や神戸の人事委員会も参考にしているためだとのこと。

芦屋市でも人事委員会を持っていれば、国の人事院を参考にしなくても良いです。 でも芦屋市のように一般市では規模的に持つのが難しいとのことです。 なので、多くの一般市は同じようなタイミングで議決することになると思います。

この手の議案は例年、勤勉手当や期末手当の事務処理の都合で12月1日頃に先に議決します。 ですが今年は衆議院議員選挙なんかもあり、国会での議決が遅れた都合で このタイミングまでずれ込んでいます。

一般職について(81号議案)

月々の給与ベースと勤勉手当(ボーナス)がアップとなります。

給与ベースのアップについて(行政職)

給与ベースについては若年層とそれ以外で対応を分けています。 ざっくり言うと以下のような感じになります。 厳密には号給によって細かく分かれてますが、そこまではここでは書けないので、 詳しくは議案の中身にありますので、そちらを見てください。

1級800~1000円アップ
2級400~1100円アップ
3級200~1100円アップ
特3級~5級アップなし

若年層に重きを置いたアップで課長補佐以上の管理職はアップなしって感じです。 こういう風に書くと、芦屋市としては無闇なアップというよりは アップの仕方にある程度の方針を感じるんだよな…。

勤勉手当(ボーナス)のアップについて

 改正案現行
6月期12月期6月期12月期
支給率支給率支給率支給率
再任用職員以外85/10095/10085/10085/100
再任用職員40/10045/10040/10040/100

要は、1年間の勤勉手当の支給率が再任用職員以外は0.1ヶ月分。 再任用職員は0.05ヶ月分アップするということです。

特別職について(82号議案)

対象となる役職は以下のとおり。

  • 市議会議員
  • 市長、副市長、教育長
  • 病院事業管理者

支給率が222.5/100⇒232.5/100となり 一般職と同様に、期末手当が0.1ヶ月分アップします。

減額措置について

なお、本市の独自事情を勘案した結果、 市長・副市長・教育長の期末手当については以下のとおり、減額措置が講じられます。

 改正案現行
減額割合減額期間減額割合減額期間
市長、副市長8%H30年4月1日~
H32年3月31日
10%H27年12月1日~
H30年3月31日
教育長4%H30年4月1日~
H32年3月31日
5%H27年12月1日~
H30年3月31日

ラスパイレス指数について

本市の独自事情というのは、ラスパイレス指数が高いというもの。 本市のラスパイレス指数は以下の推移をしています。

H27年度104.7(1位)
H28年度102.6(16位)
H29年度(試算)102.5(?位)

ラスパイレス指数は組織が異なる国家公務員と地方公務員を比較しますので、 比較指標としては何とも言えない指標です。 ですが公務員の給与を示す指標ではポピュラーな指標になってます。 一応、ラスパイレス指数上では芦屋市の給与は国家公務員よりも高いということに。

根本の原因としては、職員の年齢構成の歪さがあります。 阪神淡路大震災の後に採用を止めていた時期があったため、少ない年齢層があります。 なので、若年層の管理職が多くなりがちに。国家公務員は若年層での管理職は有り得ないので 管理手当分だけ、芦屋市の給与が高くなっているとのこと。

と言いながらも、ラスパイレス指数がずっと高いのは問題ですよと 国や県から言われているようです。 今、採用の強化や管理職の配置基準の見直しで年齢構成の歪さの是正をしています。 ですが如何せん、スピード感を持たせるのが難しい。

なので、一時的に減額措置を講じさせて欲しいという意思表示として 特別職が率先して減額措置を講じているということだそうです。

今日は総務常任委員会。僕は委員では無いので、傍聴しました。 今日の審議対象は以下のとおり。

第69号芦屋市文化基本条例の一部を改正する条例の制定について
第70号芦屋市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第71号芦屋市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第77号平成29年度芦屋市一般会計補正予算(第4号)

所管事務調査の報告は無し。議案件数も少ないので もしかしたらお昼ちょっとすぎぐらいには終わるかもって予想してました。 ですが結局、終わったのは14:30。議案審査をやると、何だかんだでまあまあな時間になります。

審議時間が長くなる分には構いません。ですが補正予算の議論の中で、 これまでの委員会審議の中で出たなぁというのもチラホラ。 効率という点を考えると補正予算はそれぞれの所管の委員会で取り扱った方が良いよなぁと考えさせられました。

それはさておき、審査結果は以下のとおりに決しています。

  • 第77号議案:賛成多数で可決すべきもの
  • それ以外:全会一致で可決すべきもの

今日の議論で一番長かったのは補正予算について。まあ当然っちゃあ当然。 補正予算について、簡単に紹介しておきます。

大きな変更点

  • 歳出歳入予算に7016万2000円を追加
  • 債務負担行為の追加
  • 地方債(市債)の追加

追加された歳出について

総務費-総務費-戸籍住民基本台帳費

  • 住民基本台帳システム改修経費
  • 446万円(財源:国庫補助)

マイナンバーカードと住民票に旧姓を併記する欄を追加する対応。 全国市町村に対応が求められており、財源は国庫補助100%。

民生費-児童福祉費-児童福祉対策費

  • 認定こども園誘致に要する経費
  • 6386万9000円
    • 国庫補助:4522万4000円
    • 県補助:288万4000円
    • 市債:1020万円
    • 一般財源:556万1000円

南芦屋浜にできる認定こども園と、浜風幼稚園跡地にできる認定こども園に関するコストです。 両者とも私立の施設なので、法人に対する補助金は国と市で折半。

また、南芦屋浜にできる認定こども園内部に学童保育がつくられるとのこと。 南芦屋浜地域には小学校がなく、学童保育が無い状態なので民設民営で設けられることに。 学童保育の運営法人に対しては国・県・市から補助が出されます。 なので今回は、そのための費用も計上しています。

しれっと書いていますが、民間での学童保育は市内でも初めての試みとなるようです。 学童保育に求められているのは放課後や休みの日の子供たちの居場所となること。 そこに公立私立はあんまり関係ないはず。

正直、補助金についての予算がついただけでまだどんな感じになるのか分かりません。 ですが学童保育の今後の展開の試金石ともいえる事業。 うまく地域に溶け込んだ、良い施設になることを期待するばかりです。

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