芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 総務常任委員会

今日は総務常任委員会。

議案について

種別議案番号件名
報告第1号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
第3号丹波少年自然の家事務組合規約の変更に係る協議について
市長提出議案第41号芦屋市市税条例等の一部を改正する条例の制定について
第45号芦屋市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
第48号災害対応特殊はしご付消防ポンプ自動車の購入契約の締結について

議案の内容については、市議会のHPをご覧ください

結論としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しました。 特徴的な議案について書いておきたいと思います。

報告第1号について

大きな改正としては、昨今話題になったふるさと納税に関する変更。

ふるさと納税による特別控除の対象とするのは、以下の基準を満たし かつ総務大臣通知で指定された市区町村へのふるさと納税に限りますよということです。

  • 寄附者を紹介する者への謝金その他の経済的利益の供与その他不当な方法による寄附金の募集を行わないこと。
  • 返礼品等を強調した宣伝広告を行わないこと。
  • 寄附者による適切な寄附先の選択を阻害するような表現を用いた情報提供を行わないこと。
  • 当該地方団体の区域内に住所を有する者に返礼品等を提供しないこと。
  • 寄附金の募集に要した経費を受領した寄附金の5割以下とすること。
  • 平成30年11月1日から申出書を提出する日までの間に,ふるさと納税制度の趣旨に反する方法により他の地方団体に多大な影響を及ぼすような寄附金の募集を行い,他の地方団体と比べて著しく多額の寄附金を受領していないこと。

ふるさと納税については、いつしか返礼品競争となっていました。 元々の制度の趣旨としては、都市部から地方にお金が流れるのは自然です。 ですが返礼品の競争が過熱することで、返礼品狙いによる寄附が行われていたのも事実。

芦屋市としても、かなりの税金が流出しています。 本来の趣旨で流出するのはまだしも、過当競争に発展したことによる流出は勘弁です。

  • 平成30年度:4億9500万円
  • 平成31年度:6億1000万円

全国的にルールを守っていただきながら、本来の趣旨のふるさと納税が執行される 形に変わることを期待したいと思います。

所管事務調査について

以下の3件について報告がありました。

  • 行政改革について
  • 市立芦屋高等学校跡地活用事業計画について
  • 適正な選挙事務執行の取組について

資料は後日アップされてから紹介します。

行政改革について

平成29年度からの5カ年計画として進められています。 一般的に行政改革というと、コストカットやコストリダクション的な改革が羅列された形がイメージされます。

今回、掲げられている行政改革は、どちらかというと職員の意識を改革することに 軸足を置いている計画のように感じています。どちらかというと、総合計画に基づいて 職員が組織横断的にプロジェクトチームをつくりながら検討を進めるという 「過程」を重んじているのかなと理解しています。

通常業務終了後にプロジェクトチームをつくりながら、 総合計画を達成するための有効施策はなんだろうか?と議論するのは大変だったと思います。 それがただの負担に終わることがないように、一定の結果が出ることを期待しています。

市立芦屋高等学校跡地活用事業計画概要の変更について

ここに至るまでの間、市立芦屋高校跡地の活用事業計画については 色々と変遷があったように記憶しています。また変わるかって感じですけど 流れをちょっと整理します。

平成28年1月16日事業予定者選定代表企業アーク不動産(株)
構成企業(株)ユニマットリタイアメント・コミュニティー
平成28年2月29日市立芦屋高校跡地売買契約締結(市議会可決)
平成30年3月13日構成企業変更申出変更前(株)ユニマットリタイアメント・コミュニティー
変更後社会福祉法人 福祥福祉会

それで、今回また計画変更になり、最終的な施設の仕様は 以下のようになりますよとのこと。

区域面積17,692.92m²
構造・階数A地区サービス付き高齢者向け賃貸住宅木造 1~2階建 連棟長屋タイプ 24戸
コミュニティ施設木造 2階建
B地区北エリアデイサービス木造+RC4階建
ケアハウス 80床
南エリア特別養護老人ホーム 79床木造+RC4階建

また、市立芦屋高校跡地の南側にある前山公園についても以下の目的で再整備するとのこと。

  • 計画地へのアプローチである道路景観の向上や地区の魅力を向上させるため
  • 計画地のエントランス広場への近隣住民の利用を促すため

場所的には、芦屋市でもかなり北の方です。 景色は良いはずで、特養とかサ高住の立地としては悪くないと思います。 施設としての近隣住民との関わりがどれぐらい増えるかは分かりませんが、 特養はとにかく不足しています。市内に特養が増えるのは良いことだとは思っています。

もう計画変更はなしで、粛々と進めていただきたいです。

本会議が終わった後、総務常任委員会が開かれました。 第50号議案の「芦屋市指定金融機関の指定について」を審査するためです。

さて第50号議案。 一時、ちょっと話題になりました指定金融機関(指定金)のお話。 三菱UFJ銀行さんから芦屋市の指定金融機関を降りたいよという申し出が あったことが端を発しています。

第50号議案:芦屋市指定金融機関の指定について

結論としては、全会一致で可決すべきものに。 この議案については27日に行われる本会議において議決されます。

指定金融機関とは?

指定金融機関とは、日本において地方公共団体が公金の収納、支払の事務を取り扱わせるために指定する金融機関です。 議会の議決を経て1つの金融機関が指定されます。地方自治法で定められているとおり、 市の場合の設置は任意ではありますが、芦屋市としては昭和39年から指定金融機関を指定しています。

(金融機関の指定)
第二百三十五条 都道府県は、政令の定めるところにより、金融機関を指定して、都道府県の公金の収納又は支払の事務を取り扱わせなければならない。
2 市町村は、政令の定めるところにより、金融機関を指定して、市町村の公金の収納又は支払の事務を取り扱わせることができる。

今回の変更点

指定金融機関について

芦屋市では、昭和39年から三井住友銀行と三菱UFJ銀行の2行を 指定金融機関として位置付けていたようです。 2行体制なので、1年置きに交代しながらの運用していましたが 今年度以降は三井住友銀行のみで対応していただくことになりました。

指定期間について

2行が1年置きの交代していたので指定期間を年度末にすると 銀行側の人事異動と引き継ぎ業務が被って煩雑になります。 これを避けるためにも7月1日~6月末まで指定するという変則的な期間設定を採っていました。 今年度は7月1日~3月31日とし、次年度以降は4月1日~3月31日となります。

費用負担に係る条件について

前年度までの芦屋市の負担は年間で70,200円(公金収納67,500円,送金手数料2,700円)

今回の指定からは以下のように変更となります。

  • 派出に要する費用400万円(2人×@1人200万円)
  • 口座振替手数料(企業会計等を含む、全税・料目)を1件当たり10円に
  • 組戻し(振込み不能の場合)、訂正に要する費用を1件当たり600円に

変更の経緯

三菱UFJ銀行からの要望

平成30年3月20日に三菱UFJ銀行より、経費負担に関する要望書が芦屋市に出される。

  • 派出に要する費用1,500万円(2人×@1人400万円+警送費700万円)
  • 口座振替手数料(企業会計等を含む、全税・料目)10円/件
  • 組戻し(振込み不能の場合)、訂正に要する費用800円/件
  • ATM撤去又は運営経費(1千万円相当)

平成30年4月27日には、芦屋市の財政状況や近隣他都市及び他行との均衡から 上記の経費負担は認められないと芦屋市が回答。

平成30年5月14日には、次期(平成31年7月)からの指定金融機関は辞退するとの回答。

経費負担について

かつては、銀行側にも以下のメリットがあったようです。

  • 地方公共団体との取引⇒イメージや信用力の向上に役立つ
  • 公金預金の運用による利ざや
  • 地方債の引き受け手数料

でもマイナス金利政策による影響で預金を集めても利ざやが確保できなくなるなど、 イメージアップのメリット以上に経費負担がバカにならなくなってきたことということが、 今回の辞退に繋がっています。

平成30年5月時点では阪神間で同行をしている自治体もありましたが、 今年度の指定で全て撤退したようで、影響は芦屋だけに留まっていません。

UFJがイケずというよりは、制度そのものを見直していかないといけない 契機になったのかもしれないと思っています。まあ、僕も勉強不足ですけど。

ATMが…

市役所地下にATMが設置されていましたが、3月末を持って撤去されました。 市民レベルで言うと、これが一番つらいのかなと。

しかし、運営経費が1000万円ほどかかるようですから新規に設置してください~ とは言えません。ほんなら運営費を芦屋市が出してくれやと言われても仕方がありません。

今日の委員会でも、報道で言われている連携に期待したいです。 というやり取りがありました。

三菱UFJと三井住友、ATM相互開放へ 来年度にも、店外2千数百カ所(産経新聞)

キャッシュレスが進めば潮目が変わる?

キャッシュレスの推進が叫ばれています。 僕も最近はかなりキャッシュレスに目覚めているんですが、 一度キャッシュレスに慣れてしまうと、現金は時間かかるしめんどくさい。

という社会情勢もありますから、しばらくはウォッチしていく必要があるのだと思います。

今日は総務常任委員会。 市長提出議案第35号「芦屋市放課後児童クラブ(学童保育)の民間委託の賛否に関する住民投票条例の制定について」の審査を行いました。

議案の内容についてはこちら

委員会の採決結果は賛成少数で否決すべきものと決しました。

なお、タイトルを見ていただいたら分かるとは思いますが、 本議案は住民投票条例の制定を求める議案であると同時に 学童保育の民間委託の賛否についての議論も含まれる議案です。

住民投票条例の所管は、どう考えても総務常任委員会。 ですが、学童保育の所管は民生文教常任委員会。このミスマッチを解決するため、 今回の審査は総務常任委員会・民生文教常任委員会の連合審査という位置づけで行いました。 連合審査会の正副委員長は総務常任委員会の委員長と民生文教常任委員会の委員長が務めました。

連合審査は芦屋市議会でも分かる範囲では過去に1度しか開かれていないものです。 前例のない審査ですし、手探りで委員会運営を行いました。 なんせ14人の委員が一堂に会して議論する訳ですからね…。

円滑な委員会運営を行うためにも、以下の約束事を前提に審査を行いました。

  • 審査中の意見の表明は極力控える。
  • 同会派から複数委員が参加する場合、なるべく1名が発言し、それ以外の委員は補完する程度に留める。

これは非公式の協議会で事前に諮り、3月5日でも確認し、今日の冒頭でも確認して進めています。 皆さんのご協力もあり、極めて円滑に委員会を進められたと思っています。 今日を迎えるに当たり、非常にプレッシャーがありましたが、委員長として公平に審査が 行われるように努めたつもりです。

以下では、今日のやりとりのうち、新たな情報かな?という部分を少し紹介しながら、 自身の考えも少し記しておきたいと思います。学童保育については、保護者に説明していた 内容が変化したのは何故か?というやりとりがメインになっていたと思います。

住民投票について

費用について

単独実施した場合は2400万円。 統一地方選と重複実施の場合は800万円ほどかかる見込み。

なお、統一選を目前に控えた現状において住民投票を執行するのは厳しいというのが 選挙管理委員会の見解でした。

条例案について

法的な精査は行っているが、基本的には直接請求者から出された案をそのまま提案している。 全体の意見を付しているため、条例等への個別意見は付していない。

条例規則について

まだ案もできていないが、可決された場合には規則もつくった上で住民投票を進める。

放課後児童クラブ(学童保育)について

要員体制について

民間委託により直営の学級が減る。直営学級の減少に伴い、 指導員配置について現行の嘱託職員2名体制から嘱託職員3名体制と充実した体制とする。

委託事業者への指導については、仕様書に基づき、市から指導をする。

考えについて

今日は委員長として委員会運営に注力していたため、 討論や採決において、自身の意見は言えませんでした。 22日に行われる本会議において討論、採決を行う機会がありますが、 現時点での自身の考えについて簡単に記しておきたいと思います。

住民投票について

学童保育の民間委託の是非について、住民投票にかけるという手法については、なしだと思っています。 本件が重要な案件であることは否定しません。ですが本件は特定の市民のみが受益者となる事業であり、 また事業そのものの存続か廃止かを問うものではなく、事業手法の進め方について問うものです。

住民投票を行うとなると、前述のとおり一定のコストもかかります。 またイギリスで行われたEU離脱の是非を問う国民投票の際には虚偽のPRに 踊らされてしまうという事例もありました。

細かな事案でも住民投票を用いる前例をつくると、今後乱発されることが懸念されます。 そうなると、イギリスのように正しく判断できるだけの「正確な」情報をお伝えできないために 判断を見誤ってしまう恐れも出てきます。

住民投票については篠山市で行われた「市名の変更」や大阪府で行われた「大阪都構想」など 市の存在、あり方そのものが変わってしまうような事案で伝家の宝刀として使われるべきではないかと考えます。

学童保育について

所管である社会教育部の委員会での説明は歯切れが悪く分かりづらいんですが、 今回の民間委託は以下の目的で行われると認識しています。

  • 加配職員や予備指導員の確保が難しく、回りきらないところがあるので直営数を減らすことで安定した運営ができる体制を構築する。

大幅なコスト削減には繋がらないものの、確実に運営できる体制をつくることで 安定的なサービス供給を維持する狙いがあると理解しています。

ただ、大幅なコスト削減には繋がらないですよと言われると困りますところがあります。 なので9月定例会の際にも討論で表明しましたが、市の計画に諸手を挙げて賛成している訳ではありません。 市の提案には賛成しているものの、別に教育委員会の立場を慮るつもりはないということです。 改善すべきところは早急に改善すべき。それこそ、ありとあらゆる可能性を模索して、 多少妥協しながらでも、保護者ニーズを意識しながら進めてほしい。

拠点校方式について

市の提案の中でも、一番問題だと思っているのは拠点校方式です。 これについては早急な見直しが必要であると考えています。 公立の小学校に通っている以上、子供の足で通える範囲で完結させるべきです。

拠点校方式については、山手小学校の敷地不足に端を発している話です。 先日実施した総括質問においても、民有地(テナント)を使ってでも 小学校区内で整備できないのかと確認しましたが、グラウンドがない等の理由で質を担保できないため、 民有地を使っての対応は考えられないとのことでした。

保護者の要望ってそうなんでしょうか。保育の質はもちろん大事だけど、 イレギュラーケースでも対応できる安心感が最優先事項なんじゃないのかなと思っています。 この辺は、アンケート等で聞き取り調査しないと分かりませんけど、僕が話をしてきた 保護者の人たちの話を総合すると、保護者ニーズはこっちなんだろうと推測します。

その他改善すべき点

また、教育委員会の説明についても反省点があったと思います。 今日の委員会審議においても、イマイチ噛みあわないというか、スッと言えば良いのに と思う局面も少なくありませんでした。

何か言いづらいことがあるのか。真相は分かりませんが、 ここまで大事に発展してしまうとリカバリするのは大変だと思います。 今後、何をするにも拗れてしまうのではないか?と懸念します。 口では丁寧な説明を…とお願いしますが本当に信頼を回復できるような対応をお願いしたいと思います。

今日は総務常任委員会。 委員会が午前中に終わったので、午後からは予算特別委員会総務分科会も行いました。

ちなみに、今日は芦屋市立中学校の卒業式もありました。 ちょうど委員会の時間と被っていたので参加はできませんでした。 卒業生の皆様、ご卒業、おめでとうございます。 なお、総務委員会委員以外の議員さんの多くは朝、市役所に来られていなかったので 卒業式に出席されたんでしょうね。

総務常任委員会について

審査対象は以下のとおり。

議案番号件名
市長提出議案
第14号芦屋市立あしや市民活動センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第32号芦屋市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第33号芦屋市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議員提出議案
第30号辺野古新基地建設について政府に対し沖縄県民の民意を尊重することを求める決議

議案の内容については、以下のリンク先をご覧ください。

審査結果としては、以下のように決しました。

  • 市長提出議案:全会一致で可決すべきもの
  • 議員提出議案:賛成少数で否決すべきもの

細かいところも多いんですけども、議案について簡単に紹介しておきます。

第14号議案について

あしや市民活動センターがリニューアルされます。 厳密には、これまで公光分庁舎にあった男女共同参画センターが市役所東隣の分庁舎に移転されたため 公光分庁舎の1階も市民活動センターとして利用できるようになりますよというもの。

20人収容と50人収容のオープンスペースについて、全面利用できるようになりました。

室名広さ収容人員施設使用料金
9:30~12:0013:00~15:0015:00~17:00
多目的室6m²4人300円200円200円
オープンスペース184m²50人3,500円2,800円2,800円
オープンスペース235m²20人900円800円800円

委員会の中では、利用料金が高い!という意見が出ましたけど、僕はそうは思いません。 夜間利用ができたら最高やなとは思うものの、この規模の部屋で借りられるのであれば、安いと思います。 駅からちょっと離れているところはネックですけど、もし夜間利用できるなら、僕は多目的室を使いたいです。 日中は市役所で打合せできますが、夜間で込み入った打合せをする場所がないんですよね。

今回の改修は便利な改修になると思いますので、多くの方に活発にご利用いただきたいですね。 なお、僕はこの施設では輪転機を使うことが多いです。白黒印刷なら、一番安く印刷できるので。

第32号議案について

一般職職員の給与に関する改定です。 改定内容は以下のとおり。

  • 給料月額の減額割合の改定
  • 認定こども園に勤務する職員の給料月額の特例
  • 給料表別級別標準職務表の改定

給料月額の減額割合の改定について

課長補佐級と係長級の給料月額について、現行0.5%の減額措置を講じていたところ、 1%の減額措置を講じるよう変更するもの。期間は平成31年度の1年間。

ラスパイレス指数が高い(102%超)ことを受けての暫定措置です。 芦屋市のラスパイレス指数が高い理由には以下の理由があります。

  • 阪神淡路大震災の後、財源確保のために採用をストップしていた時期がある
  • 団塊世代が一斉に退職した
  • 抜擢人事が多い

抜擢人事については、組織の活性化のためには必要だと思います。 国家公務員の場合、抜擢人事がほとんどありません。これは芦屋の良いところだと思うので 変える必要は全くないと思っています。抜擢人事の場合、妬み嫉みの原因になるので特段のケアは必要ですけどね。

採用を止めていた時期があることが問題です。それによって、職員構成が歪になっているため。 これについては、組織の体制を見直したり中途採用をしたりするしか策はありません。 しかも、一気にはできません。それこそ組織がぐちゃぐちゃになります。

現状は、じっくりと根本問題の解決に当たっており、ラスパイレス指数も微減していることから 成果は出ています。しかし、ずっと高い!という状態が続いているため、対症療法的に一気に下げる策として 講じられているのが減額措置です。

仕事は給与だけがモチベーションではないです。 それを言うと、頑張っておられる職員さんにすごく失礼です。 ですが、目に見える改善が出てこないことにはつらいです。 しっかりと根本解決に向けて取り組んでもらいたいです。

また、災害があっても採用をストップするのはNGです。 採用枠を減らすのはまだしも、長い期間採用を止めてしまうと 今のように職員構成が歪になります。 市役所と言う特性を考えると底辺が広くないピラミッド型か、 極端にずん胴ではないゆるやかな釣鐘型を維持することが理想です。 何せ、特徴的な形にならないよう、コントロールしてもらいたいと思います。

ただ…芦屋市と国家公務員では、組織体系も組織風土も業務範囲も全く異なります。 そういう組織を公務員と言うくくりだけで比較して、高いも低いもないと思うなぁと。 前提条件が違う比較は、物事の本質を見誤ると思います。 でも、ラスパイレス指数以外の指標がないので…仕方ないのかもしれませんけど。 比較分析の仕方としては間違ってると思います。

認定こども園に勤務する職員の給料月額の特例

精道幼稚園から精道こども園に異動する職員について、現給保障するものです。

精道幼稚園の教員は教育職給与表に基づいて給与算定されますが、 こども園の教員になると行政職給与表に基づく給与算定に変わります。

教育職給与表と行政職給与表の間が差があることで 人によっては異動によって給与が下がる人が出てしまうケースがあるため、 そういう人の現給保証をするための特例措置になります。

給料表別級別標準職務表の改定

認定こども園の園長と副園長の職務を行政職給料表上での課長級、係長級の職務とするものです。

次年度より、精道幼稚園が市立認定こども園となり、芦屋市で初の施設となります。 それに伴い、ポストを新設するということです。

予算特別委員会について

審査対象は以下のとおり。

議案番号議案名区分費目
20平成31年度芦屋市一般会計予算第1条 歳入総務常任委員会の所管に関する歳入
第1条 歳出9款 消防費
1款 議会費
2款 総務費
12款 公債費
13款 諸支出金
30款 予備費
第2条 継続費
第3条 債務負担行為
第4条 地方債
第5条 一時借入金
第6条 歳出予算の流用
22平成31年度芦屋市公共用地取得費特別会計予算
27平成31年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計予算
28平成31年度芦屋市三条津知財産区共有財産会計予算

今日のところは消防費と議会費についての審査を行いました。 15時頃に終わりましたが、総務費の審査には例年4時間ほどかかっています。 なので、強行すると終わるのが19時を超えてしまう見込みなので 早めですけど終わらせました。

議員は委員会終わったら、お疲れっしたーでOKですが 職員さんは終わってから本業の作業がありますので、議会の終わりが遅くなると 残業も発生させてしまいます。また、時間が遅くなってくると審査が駆け足になってしまう弊害もあります。 総務費は一般会計の中心的な位置づけですから、しっかりと綿密な審査をしたいです。 よって、委員長として審査を打ちきりました。勇気ある撤退です(笑)

続きは13日の朝10時からになります。

今日は総務常任委員会。水木と行われた委員会同様、 現年度分の市長提出議案の審査を行うものです。まあまあ時間がかかるかなと思いましたが、 無事に1日で終了しました。


議案審査、陳情審査について

下記3件の市長提出議案と3件の陳情について審査しました。

種別議案番号件名
市長提出議案第3号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)
第5号平成30年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号)
第8号平成30年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計補正予算(第1号)
陳情第18号消費税10%への増税中止を求める意見書を採択の陳情書
第19号全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書の提出を求める陳情書
第21号奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書

各議案、陳情の詳細については以下に記載しているリンク先のPDFをご覧ください。

結果としては、議案についてはいずれも全会一致で可決すべきものと決しました。 陳情については以下のとおりです。

  • 陳情第18号:不採択
  • 陳情第19号:結論を得ず
  • 陳情第21号:結論を得ず

一般会計補正予算など、範囲が広い議案があるので大きく変わるところなどを簡単に紹介します。

第3号議案について

歳入歳出ともに26億3652万4000円を減額する補正予算です。 それにより、最終的な予算額は439億7843万1000円となります。

減額の金額について

26億円と大きく減額されています。主な要因としては以下のとおり。

  • 前年度(29年度)に前倒しで実施した事業の事業費を減額(単位:千円)
  • 無電柱化事業(さくら参道)54,816
    山手中学校改修関連1,305,034
    合計1,359,850
  • 国庫補助が受けられなかったため、事業実施を後年に見送り(単位:千円)
  • 芦屋浜線歩道橋(潮見町)の掛け替えと修繕240,820
    公園緑地等施設整備費(中央緑道関連)63,912
    合計304,732
  • JR芦屋駅南地区再開発関連:4億4854万5000円

国庫補助が得られなかったところについては、申請の見直し等の工夫は必要になるかもしれません。 ですが、金額とは裏腹に、全体として大きな問題点があったようには感じませんでした。

補正で挙げられた主な新規事業について

水面監視カメラの設置(1800万円:一般財源)

以前発生した台風21号の際、水面の状況をリアルタイムで把握できなかったという反省がありました。 その改善として、水面の監視カメラを設置するものです。高潮対策としての水面監視カメラは県下でも3市目だそうです。 なお、設置個所としては以下を検討しているとのこと。

  • 南芦屋浜の南護岸、東護岸
  • キャナルパーク
  • 宮川(呉川町と西蔵町の間)

主に、浸水が発生したポイントに設置する模様です。 得られたデータは、市の災害対策本部にて活用していくとのことです。

阪神打出駅の南側に駐輪場を新設(780万円:一般財源)

阪神打出駅の駐輪場の稼働率が9割近くになっており、ほぼ満杯状態なので新設するとのこと。 打出駅の駐輪場を利用するのは概ね南からの利用者なので南側に設置したようです。

また新年度分の議案として挙がってくるため、詳細についてはその時に紹介しますが 立地的に果たしてニーズを満たすのか?個人的には疑問に感じているところです。 駅に自転車で行った後、駐輪場に駐輪したいのは山々ですが、あんまり駅から離れていたり 停めた後に信号をたくさん渡らないといけないのはちょっと使いにくいよね。。。 というのが自転車使用率が極めて高い、僕のチャリダーとしての見解です。

所管事務調査について

以下の2件の所管事務調査を行いました。 それぞれの資料はこちら。後日アップされます。

  • 長期財政収支見込みについて
  • 消防署奥池分遣所敷地購入について

長期財政収支見込みについて

財政の方で毎年作成していただいている資料です。 10年間、安定して予算編成するための資料という位置づけになります。

ポイントとしては、以下の点かなと思います。

  • 平成32年度(2020年度)に不交付団体になる。
  • 平成40年度(2028年度)には、剰余金+基金残高の合計が9億4500万円にまで減少する。

あくまで試算ですし、必ずしもこの通りに行く訳ではありません。 剰余金と基金残高の合計については、芦屋市の標準財政規模が236億7500万円ほどであることを考えると 市全体のお財布から考えると、大よそ4%ほどの額となります。

平成30年度現在の基金残高が大体、109億円であることを考えると…。 計算しませんけど、何だか恐ろしくなってきます。 報告を聞いてちょっと愕然としました。芦屋市も財政ちょっとヤバイなと…。

10年後の基金残高がほとんどなくなります。 一般の家計で言うと、貯金がほぼ底をつくということですから、すごく不安です。 何かイレギュラーな事態でお金が必要になることを考えると、換金が不要な貯金は一定額残しておきたいもの。

ここまで基金が減る大きな要因として、幼児教育の無償化が絡んでいるようです。 この間の衆院選挙の目玉施策の一つでしたけども、国のトップダウンの政策です。 財源は地方にお任せ!と言われても困ります。

世の中、実際に無償はありません。無償化と言うことは、誰かがどこかで肩代わりしているのです。 大阪とか、無償化している自治体もあります。ですがそれは、それぞれの自治体で財政的に調整をした上で 重点施策として取り入れているものです。

使えるお金の額が変わらない以上、あれもこれも実施するなんてことはできません。 つくり方は色々ありますが、事業をするためには財源が必要なんです。無い袖は振れない。 だからトップダウンで地方に無償化してくださいなと言われても困る訳です。

芦屋市では、JR芦屋駅南地区の再開発とか無電柱化事業とか、 老朽化している学校の建替えなど、大きな事業が建てこんでいます。

歳入の半分以上を市税収入で賄っている以上、再開発事業とか無電柱化とかの 芦屋市の住宅地としての魅力向上の施策を進めて人口流入を促すと言う事業は必要っちゃあ必要です。 老朽化した学校の建替えは命に関わることですし、当然、棚上げなんてことはできません。

山中市長は今期限りの引退を表明されていますが、次の市長さんは大変やなと。 夢みたいな政策を語るのも結構ですが、かなり慎重な財政運用をしていかないと…。 10年後に長期財政収支見込みみたいなことになると、かなり大変なことになります。

「芦屋市はお金ある」みたいな幻想は言ってられないなと、改めて感じました。 議員である以上は、しっかりと監視していかないといけないと思いました。 事業提案するにしても、財源をつくるところから考えないとです。

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