芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 本会議

今日は本会議。6月定例会の最終日です。 以下の議事を執り行いました。

  • 市長提出議案、議員提出議案、請願の討論と採決
  • 議員提出議案第26号、第27号の提出、討論と採決

市長提出議案、議員提出議案、請願の討論と採決

各種議案等の採決結果は以下のように決しました。

番号件名結果
報告
第1号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
第2号芦屋市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
市長提出議案
第46号芦屋市市税条例等の一部を改正する条例の制定について
第47号芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第48号芦屋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第49号芦屋市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定について
第50号芦屋市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について
第51号阪神間都市計画事業(芦屋国際文化住宅都市建設事業)第二種市街地再開発事業の施行に関する条例の制定について
第52号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第1号)
第53号JR芦屋駅改良工事等の施行に関する協定の締結について
議員提出議案
第25号台湾の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定参加に関する決議
請願
第15号国に「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択についての請願書×
第16号教職員定数改善と少人数学級の着実な推進をはかるための、2019 年度政府予算に係る請願書

上記表中で使っている記号の凡例は以下のとおり。

  • ◎(濃い青):全会一致で可決
  • ○(薄い青):賛成多数で可決
  • ×(ピンク):否決

議員ごとの態度については、市議会HPにアップされているPDFをご覧ください。 また各議案の内容については、以下のリンク先をご覧ください。

賛否が分かれている議案の中でも、 討論に立とうとしていた(実際には立たなかった)件について簡単に触れておきます。

議員提出議案第25号

台湾はCPTPPに参加すべきという決議案です。

本件、日本の利益だけを考えた日本ファーストだと違う判断になると思います。 個人的には、日本だけを見て云々というよりも、世界経済の約13%を占めるGDPを有する巨大な貿易圏をつくること。 日本がリーダーシップを取って、アジア圏の発展に寄与していくことが重要であると思います。 そしてCPTPPの拡大発展が続けば、アメリカの加盟に繋がっていく可能性も出てきます。

台湾が貿易圏に加入し、自由貿易を進めることで台湾の発展に繋がります。 一方で、貿易圏を更に拡大していくことにも繋がるため、台湾の加入を認めることに意義があると感じており 本議案には賛成をしています。

請願第15号

核兵器禁止条約にまつわる政治的駆け引きがあるのは理解します。 日本が核の傘に守られてきたという事実も否定できません。

しかし、芦屋市議会は昭和60年10月15日に「非核平和都市宣言」を決議しています

その中では、以下の文章を謳っています。

  • 核兵器の廃絶は、今や全人類の死活にかかわる最も緊急の課題であり、最大の願いにほかなりません。
  • わたしたちは、この理性と決意を信頼し、かけがえのない生命の星、青く輝く地球を笑顔にあふれる子供たちに残すため、いまふたたび、心をひとつにして核兵器を廃絶するよう、全世界によびかけます。

決議した当時は今とは全く違うメンバーです。 ですが、市議会としては、かつて決議した内容は重く受け止めるべきものです。 ないがしろにするんであれば、別途決議が必要になると思います。

ただ、芦屋市役所の正面玄関の一番よく見えるところに 「戦後70年及び非核平和都市宣言30周年記念銘板」を設置しており、 芦屋市としてのスタンスを示しています。

国には国の考えがありますが、地方には地方の考えがあって然るべきだと思います。 今までのスタンスを覆す態度は取れないということで、会派としては賛成に回りました。

議員提出議案第26号、第27号の提出、討論と採決

議員提出議案第26号について

全会一致で可決となった請願第16号の要望趣旨を国に提出する意見書として作成したもの。 所管委員会である民生文教常任委員会で全会一致となったため、同委員会として提出されたものです。

議員提出議案第27号について

同27号については、中島かおり議員に対する問責決議。 個人的には、問責決議を出さなければならない事態に陥ったこと自体、とても残念に思っています。問責決議の提出は避けられないか?と最後まで諦めずにいましたが、 問責提出も最終的には止むなしという形に。

多分、文面だけを見ても何が起こったのか、よく分からないと思います。 なので、何が起こっていたのか?ということだけ、時系列に記しておきたいと思います。 代表者会議は秘密会なので、詳細については触れずに概要だけ。

6月15日(金):議長宛に匿名の市民から投書

投書内容は、要約すると以下のような内容でした。

  • 中島かおり議員から議会報告ビラとともに、ポスター掲示の依頼文を含む封書が届いた。
  • 国会議員や県議会議員はともかく、市議会議員は人数が多い。
  • 21人全員がポスターを掲示するとなると、市内の景観が乱されるため、看過できない。
  • 市議会議員のポスターについて、議会として検討してほしい。

6月18日(月):代表者会議

議長より、市民から投書があった件が報告される。 市民あての封書の中の文面にある「中島かおりの名前を広めることにご協力頂ける方はご連絡頂けましたらとても嬉しいです。」 という文言が、公職選挙法違反にならないかという疑義が生じる。

選挙管理委員会の見解としても、ポスター単独であれば問題ないが この文章とセットとなる公職選挙法に抵触する可能性があると指摘。

とは言え状況が全く分からない状況なので、議長から本人にヒアリングし 代表者会議で再度報告を受けるということに。

6月19日(火):代表者会議

議長から、ヒアリング結果について報告。 結局、よく分からないので代表者会議に中島かおり議員を呼び、状況を聞くことに。

6月21日(木):代表者会議

中島かおり議員からは、議員のポスターを掲示しないような 申し合わせや決議を進めてほしいという提案があった。

ただ、そのタイミングで議会として問題にしていたのは政治活動のポスター掲示の是非ではなく 公選法に抵触している可能性があるというところだった。

なので、各会派代表者からの質問が行われた。

  • 当該ポスターは何枚印刷したのか?
  • 当該ポスターは何枚掲示したのか?
  • 当該文書を何人に送付したのか?

という数字の部分が話題にあがる。 本人は、資料を持ち合せていないので回答できないと回答。

議長より、資料を確認の上、再度回答するよう要請。 本人より、文書で提出してほしいとの要望があったため、議長より質問書を出すことに。

6月22日(金):議長からの質問書送付

中島かおり議員に対し、以下の点を問い質す質問書を送付。 6月27日(水)までに回答を求めた。

  • 代表者会議で問題となっていた以下の点について、議員本人の見解を求める
    • 市議会議員全員がポスターを掲示することになった場合、市内景観に与える影響について
    • 公選法に抵触している恐れがある部分について
  • 資料が手元にないので回答できないという上述の問いについての回答を求める

6月27日(水):中島かおり議員からの回答文書が議長に提出

6月28日(木):代表者会議

中島かおり議員からの回答を見ると、景観に対する見解についての回答はあるものの、 それ以外の質問に対する回答については触れられていなかった。

回答が不足しており、本人に直接聞く必要があると決定。 中島かおり議員に登庁可能かどうかを確認するが、連絡がつかなかったため 代表者会議は後日開催することに。

6月29日(金):代表者会議

本会議開催前に急きょ開催することに。 中島かおり議員も登庁していたので、同席してもらい、本人から事情を確認。

本人からの反省の弁はなく、会派代表者との質疑は平行線。 あしや真政会から、問責決議を出したい旨が報告され、代表者会議で認められた。

所感

僕も代表者会議に出席していました。 正直なところ、今日の代表者会議がラストチャンスだと感じていました。

議長の質問書に対してきちんと回答しない、事務局からの連絡に応じないなど、 一連の流れの中で、不誠実な対応が目立っていました。

公選法に抵触してしまう恐れの部分は、非常にファジーな要素が強い部分で 自分では大丈夫と思っていても、他者から見ると抵触していると取られる可能性がある部分だったりします。 だから、他者からの指摘については真摯な対応が必要だと思います。 それが議員の倫理観であり、議会の自浄作用だと思います。

だからこそ、中島かおり議員には不誠実な部分については謝罪をしていただきたかった。 その上で、真摯な対応をしていただければ、こういう形にはならなかったと思います。 そういう意味では本当に残念です。

僕としては、助け船を出そうと質疑を繰り返していたんですが、その思いが伝わりませんでした。 真政会の提案に対し、苦渋の選択として、提出も止むなしという態度を取らざるを得ませんでした。 問責決議という形は回避できたと思います。だからこそ、本当に無念でした。 本会議での採決のときは、ずっと悔しい思いでいっぱいでした。

12月定例会、3月定例会、本定例会と、こういう形が続いています。 他議員の落選行動に繋がる行動をしてしまった議員に対する対応はともかく、 後はコミュニケーションも含めた応対が問題になったために大きな話になってしまったこと。

信念を曲げないのは素晴らしいと思います。 ですが完璧な人間はいません。おかしいんじゃないか?と指摘を受けた際には 真摯な対応をすることで、お互いに高い倫理観が保持できる、自浄作用がある議会を目指したいと思います。

今日も昨日に引き続き、本会議。 今日は以下の議事を執り行いました。

  • 一般質問
  • 議員提出議案第24号の提案、採決
  • 議員提出議案第25号の提案、委員会付託先の決定

一般質問について

今日、質問した議員は以下のとおり。

No氏名質問項目
1岩岡 りょうすけ◆地域包括ケアにおける健康寿命の延伸について
◆地籍調査・土地における固定資産台帳の活用について
◆災害時の母子支援について
◆児童のインフルエンザ予防接種助成について
◆精道中学校建て替え時における運動施設について
2前田 辰一◆国道43号・阪神高速道路の低周波振動について
◆阪神・淡路大震災アスベスト対策の強化について
◆子どもの豊かな育ちを保障する教育・保育の充実を
3森 しずか◆図書館行政について
◆社会保障としての生活保護について
4平野 貞雄◆幼稚園・保育所統廃合問題に関わっての市長の基本姿勢について
5福井 利道◆学校教育施設の地域開放による有効利用について
◆山手中学の給食開始を早急に
◆山と浜のごみ出し格差の是正へぜひとも個別収集を
◆歩道が狭く危険な道はいっそ一方通行に
◆出産できない芦屋病院のあり方について

今日のやりとりの中で、個人的に一番関心があったのは図書館について。 現在、市内の公立の図書館機能を持つ施設は以下のとおり。

  • 図書館
    • 図書館本館(伊勢町)
    • 打出分室(打出小槌町)
    • 大原分室(大原町)
  • 図書室
    • 公民館図書室(業平町)
    • 上宮川文化センター図書室(上宮川町)

今日の話だと、徒歩圏内を800メートル圏内と考えると芦屋の北部と南芦屋浜をフォローできないとのこと。 立地は大体頭に入っていましたが、地図上にプロットしたのが分かりやすかったので、僕も貼っときます。 なお、議会では手書きでした。すいません、僕はPCで割とパパッとつくっちゃいました。

図書館プロット

南芦屋浜については、涼風町に新たに設置された教育施設の中に図書室を設けたので、 新たな設置については考えていないとのことでした。その図書室がどれぐらいの規模感なのか分かりません。 ですが一定の蔵書数があるのであれば、問題は阪急以北。

やりとりの中ではかつて行革の一環で廃止にした移動図書館を~という話がありました。 その発想は選択肢としてなくはなかったんですが、今日は市が試算した費用が示されました。

500冊を週5で運用した場合、イニシャルで1200万程。ランニングで800万程かかる試算だそうです。 正直言って、費用対効果悪すぎです。500冊程度の書籍を車に積んで図書館だよ~と言われても…。 500冊って、普通の部屋に設置可能な本棚一つですむサイズですからね。 なので、移動図書館はあまりにも非現実的な話だと言うことが分かりました。

それよりは、別の議論の中であった学校の図書館を地域に開放する提案の方が現実的。 先日、仙台市さんで視察させていただいた内容でもあります。

運用面の課題が色々あるものの、山手中学校のハード的には地域利用にも耐え得る設計にしているとの答弁。 阪急以北にはまとまった大きな敷地がなく、図書館施設を新設するのは物理的に困難。 なので、学校図書室を利活用するのは良い方法だと思います。

地図を見て改めて思ったのは「エリア的に被ってるとこ多いな!」ということ。 公共施設は、基本的にはエリアが重複しないように設置すべき。 図書館本館以外の施設をJR芦屋駅南の再開発ビルに集約させることはできないのかな?と思います。 小規模な図書館が点在しているよりも、ある程度の規模の図書館に集約されている方が機能性が良いです。 委員会で発言するか一般質問で取り上げるか分かりませんが、また市に対して提案したいと思います。

議員提出議案第24号について

議員提出議案第24号として『2025年日本万国博覧会の大阪誘致に関する決議』を提出しました。

本件については、議案提出に至るまでの間、代表者会議の場において協議が行われてきました。 なので委員会での審議は省略して、今日の本会議で即決することになりました。 結論としては、賛成多数で可決。各議員の審議結果は以下のとおり。

議案等審議結果一覧表(議員別)6月21日

なお、今回の議案は意見書ではなく決議です。この手の決議は今任期中は初めてと記憶しているので、 決議について紹介しておきます。

決議
議会の意思を表明するもので、政治的効果を期待して、 あるいは議会の意思を対外的に表明することが必要であるなどの理由でなされる議決をいいます。 提出先の制限もなく、関係機関に提出されないこともあります。

本文にあるとおり、大阪・関西における国際博覧会の開催を支持し、誘致実現に向けた機運の醸成など、 必要な取り組みを積極的に推進することになります。具体的に何ができるかは分かりませんが 議会としての姿勢を示しました。万博には期待したいと思います。

議員提出議案第25号について

議員提出議案第25号として『台湾の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定参加に関する決議』を提出しました。

こちらについては、議会としての議論が交わされていないということで、委員会にて審議することになりました。 総務常任委員会に付託されています。総務常任委員会は明日、開催されます。

ちなみに、僕は同委員会の委員長ですが、今回、色々あって賛成者に名を連ねています。 委員長は公平な立場で臨まないといけないので、委員長の役割は重村副委員長にお願いすることになります。 なんだかイレギュラー続きですが、しっかりと対応したいと思います。

今日も本会議。昨日に引き続き、一般質問が行われました。 質問を行った議員は以下のとおり。

No氏名質問項目
1徳田 直彦◆保育について
◆図書館について
◆こどもの遊びの広場について
2いとう まい◆創生総合戦略におけるエリアブランディングと市民参画について
◆女性施策について
3山田 みち子◆芦屋川の環境保全について
◆耐震改修の補助金について
◆終活支援事業について
◆JR芦屋駅南地区再開発事業について
◆みどり香るまちづくり企画コンテストについて
4帰山 和也◆認知症対策について
◆市民との協働による公共施設の維持管理について
5ひろせ 久美子◆石炭火力発電所増設について
◆障がい者支援について
6田原 俊彦◆公園管理について
◆終活支援について
◆高浜町1番市営住宅集約事業について

登壇予定が無い日は、やりとりをただ聞いてるだけ。 不毛っちゃあ不毛ですが、人のやりとりを聞くことで参考になることもあります。 今日は、自分だったらどういう風に聞くか?どういうことを聞くか?と考えながら聞きました。

おかげで、次の機会に聞きたいことも何点か思いつきました。 9月定例会前になってバタバタすることはなさそうです。

今任期中で一般質問ができるのは残り2回。型にはまったお利口さんなことばかりを聞くのでは無く、 自由で柔軟な発想で提案や確認をしていこうと思います。それを求められているとも思いますし。

今日は聞いていただけなので、フムフム。と思ったことをメモ的に書いておきたいと思います。

図書館改修について

建物の長期保全が主目的。 他にも利便性向上として、トイレのバリアフリー化と授乳室の追加。 快適性向上として空調設備、LED化、案内表示板の更新、椅子の更新などが挙げられる。

老朽化した建物を長期保全するための改修は必要ですが、その他の更新は微妙です。 あまり綺麗では無く、臭いがしたトイレが綺麗になるのは良いことですが、 大規模工事に含めなくてもできる改修。総合的には、リニューアルとは到底言えない改修になります。 工事で使えなくなるならリニューアルを期待しちゃいますが、期待はできません。

西蔵町市営住宅跡地につくるもの

市立の認定こども園がつくられる計画ではありますが、 プラスアルファで屋外型の児童遊戯施設も併設されるとのこと。

子育て支援のための施設になるのは分かりますが、認定こども園と併設する形だったら 敷地面積的に小規模なものになるんじゃないかなと予想します。 小規模の施設だったら公園との差もさほどなく、結局誰も使わなくなるんじゃないか?? と危惧します。どこかのタイミングで、方向性を確認したいと思います。

お問い合わせフォームの改修

市への要望等を伝える際に使用するメールフォームがありますが、画像の添付ができませんでした。 画像は道路など市内の状況を伝える際に有用な情報です。画像添付ができるようになると、 正確な情報伝達が可能となります。

僕も以前に提案していた部分です。本当はツールでの対応をお願いしていました。 でもツールでの対応は難しいと言うことで、お問い合わせフォームの画像添付で対応してくれる 話になっていました。

ファイルの添付ができてしまうと、ウイルスなども埋め込むことができるようになります。 なので、通常の内部イントラと隔離されたネットワーク上で受け付けるように構成を変える必要があり、 大変な作業だったと思います。7月から変わるようです。UI(ユーザーインターフェース)の部分の ユーザビリティも含めて、より良い形に変わるように確認したいと思います。

SNS(LINE)での通報サービス

LINEを使用して通報ができるようにするらしいです。 四条畷市でも採用しているとのことで、芦屋市でも進めるみたいです。

ただ、以下の点が気になります。

  • LINEは匿名性が高い(高いと言うか、匿名性しかない)
  • ユーザー数も多いSNSサービスであり、敷居が極めて低い

気軽に送信できるので、今までは敷居が高かったと言う人からの通報も期待できるようになります。 でもその半面、ガセネタやウイルスの送付も可能性として考えておく必要があると思います。 この辺も考慮した対応を考えているのか、確認しておきたいと思います。

今日は本会議。一般質問の1日目でした。 今日質問した議員は以下のとおり。

No氏名質問項目
1松木 義昭◆ふるさと納税について
◆路線バス空白地域でのコミュニティバスの運行について
◆学校教育のさらなる充実を目指して
2中島 かおり◆安全・安心なまちづくりについて
◆介護予防センターについて
◆政治分野における男女共同参画の推進に関する法律について
◆ごみ処理広域化の検討について
◆公文書について
3寺前 尊文◆芦屋の都市イメージと広報戦略について
◆健康寿命への取り組みについて
4長谷 基弘◆宮塚町旧市営住宅の有効活用法と歴史的建造物の保存について
◆朝日ケ丘幼稚園跡地の活用法について
◆芦屋市内で違法営業している外国人経営の民泊問題について
◆放課後児童健全育成事業の受け入れ体制について
◆芦屋市の認定こども園について
5大原 裕貴◆創業支援強化による人口流入促進について
◆介護予防について
6中島 健一◆シティプロモーションの推進について
◆パンデミックへの備えについて
◆いじめの重大事態と自殺対策について

今日は僕も質問しました。 今日のところは「どんな質問をしたのか?」について書いておきたいと思います。 全文を書いても良いですが、結局分からないと思うので、要旨を。

創業支援強化による人口流入促進について

質問の背景

芦屋市の高い高齢化率

芦屋市の高齢化率、後期高齢化率は兵庫県平均、全国平均よりも高い数値で推移している。 (芦屋市『第8次 すこやか長寿プラン21』より)

高齢化率推移 後期高齢化率推移

高齢化率の引き下げを考えると、現役世代の人口流入が必要。

人口流出リスク

2014年までは社会増減数は増加傾向にあったが、2015年からは減少傾向に転じている。 (Resas『人口増減マップ』より)

人口増減 - グラフ

人口流入を促していく必要がある。 だが、東京で仕事がある人に芦屋に転入してもらうことは物理的に不可能。 市内雇用の創出が必要。

芦屋市の魅力は近隣他市と比較して突出したものではない

芦屋市の最大の特徴である「優れた住環境」は阪神間の近隣市においても 比較的共通した魅力となっている。芦屋市が突出した魅力を強化しないと人口流入には繋がらない。

一方で、芦屋市は県下でも極めて高い創業比率を誇る。 (Resas『企業活動マップ-企業情報マップ-創業比率マップ』より)

創業比率 - グラフ

既に芦屋市に魅力を感じている層がいる。 魅力をゼロベースで伝えていくよりも、この層に対して人口流入を促す方が効果が高い。

質問概要

以下の施策を実施することで創業支援を強化し、人口流入を促すことはできないか?

  • インキュベーション施設の常設
  • 創業前、創業後の支援を実施する施設を常設。 ここに来れば疑問・問題が解決するという支援体制を構築する。
  • 市内に点在する空き家を活用した住宅支援
  • 売上・収入が安定しない起業直後の金銭的不安を解消する。

当局答弁

創業支援

創業時の支援は、今年度芦屋市商工会館1階をコワーキングスペースとして改修し 経営指導、事業者同士の交流の機会や情報提供を行う創業経営継続支援事業を 芦屋市商工会と共同して実施する。

住宅支援

8月に戸建や共同住宅の空き家を住宅・事務所・地域交流拠点として 活用する方を対象とした改修費用の一部助成制度を創設する。起業を目指す方にもご利用いただけるものと考えている。

介護予防について

質問の背景

芦屋市の高い高齢化率

高齢者の生きがいの創出機会を増やし、元気な高齢者を増やす。 高齢者の経験やスキル、ノウハウを享受できるメリットがある他、医療費や介護保険費の抑制にも繋がる。 高齢化率が高いと言う弱みを強みに変える。

質問概要

介護予防・通いの場づくり事業の強化について

  • 周知強化により、市内の通いの場を増やす。
  • 長期運営の支障となる部分を解消し、長期に渡り運営される体力のある通いの場を創出する。
  • 高齢者の安定した居場所を確保する。

セカンドライフのサポート強化について

高齢者が高齢者のセカンドキャリアを支援する仕組みを構築する。 最前線で働いてきた高齢者が、引き続き前線で働けるセカンドキャリアの創出。

高齢者世代の恋愛サポートについて

独居高齢者にパートナーを見つけてもらうことで、生きがいを創出する。 高齢者になったとしても、恋愛感情は強烈な生きがいとなる。

当局答弁

介護予防・通いの場づくり事業について

介護予防・通いの場づくり事業は、昨年度から始まった事業であり、更なる周知に努めていく。 通いの場は、市が主催する行事や公共的団体に該当しないため、集会所の利用料金の全額免除の 対象にはならないが、地域交流スペースを開放している福祉施設を案内するなど、 継続的な運営を支援していく。

通いの場の広報については、ホームページへの掲載に加え、広報あしや臨時号「高齢者福祉特集」や 広報番組「あしやトライあんぐる」での紹介、敬老会など、イベントでのチラシの配布など、 更なる支援に努めていく。

高齢者の生きがいづくりについて

高齢者の生きがいづくりについては、老人クラブ連合会などの関係団体のご協力のもと、 趣味活動、就労、生涯学習、交流の場づくりなどを進めており、誰もが生きる喜びを 享受できる、活力ある超高齢社会の実現を目指す取り組みに加え、シルバー人材センターの はつらつコールや、総合事業における生活支援型訪問サービスなど高齢者が支援の担い手になる 取り組みも進めている。

高齢者世帯の恋愛サポートについて

高齢者世帯の恋愛サポートは、高齢者の社会参加と生きがいづくりなどの事業が 出会いの場の創設に繋がるものと考えている。 が、シルバー人材センターや老人クラブと話をする機会の中で、 そういう試みはどうかと提案することは可能。

通告全体について

いずれの通告にしても、芦屋市の高い高齢化率に着目しての提案となりました。 一方は、高齢化率を引き下げるための提案。 そしてもう一方は、高齢化率の高さと言う弱みを強みに変えていくための提案。

高齢者を守るだけでなく、現役世代と同じように楽しみを持って元気に生活してもらいたい という思いから提案をしています。高齢者が元気に過ごすということは、 本人にとっても、家族にとっても、社会にとってもプラスです。

年々高騰している後期高齢者医療費、介護保険費の抑制という意味でも効果があります。 団塊世代が後期高齢者に突入すると言われている2025年には、これらの費用は爆発的に増加すると言われています。 その前に、健康寿命を引き延ばすための施策を模索していく必要があると考えています。

介護予防については、これからも研究テーマとして取り組んでいきたいと思います。

今日は本会議。以下の議事を執り行いました。 6月定例会は年度初めということもあり、色々と動きがある定例会になります。

  • 正副議長を初めとする4役の役選
  • 常任委員会委員決定と正副委員長の互選
  • 議会運営委員会委員の決定と正副委員長の互選
  • 市長提出議案・請願の趣旨説明、委員会付託
  • 市長提出議案6議案の採決

役選について

平成29年度の議長、副議長、阪神水道企業団議会議員、監査委員が辞職しましたので 新たに選任しました。芦屋市議会ではそれぞれの役職は1年で辞職するのが通例となっています。 なので、予定調和というか何というか。結果としては、平成30年度は以下の顔ぶれに。

議長畑中 俊彦(あしや真政会)
副議長福井 美奈子(あしや真政会)
監査委員山田 みち子(あしや真政会)
阪神水道企業団議会議員徳田 直彦(公明党)

監査委員については、市長からの選任という扱いなので市長提出議案に同意する形で決定(第55号)。 残る3つの役職については、議員間投票による決定です。議場での投票は、何度やっても緊張します。

常任委員会と議会運営委員会について

  • 総務常任委員会
  • 委員長大原 裕貴(日本維新の会)
    副委員長重村 啓二郎(あしや真政会)
    委員岩岡 りょうすけ、松木 義昭(あしや真政会)
    徳田 直彦(公明党)
    森 しずか(日本共産党)
  • 民生文教常任委員会
  • 委員長福井 利道(あしや真政会)
    副委員長帰山 和也(公明党)
    委員長野 良三、福井 美奈子(あしや真政会)
    平野 貞雄(日本共産党)
    長谷 基弘、前田 辰一(無所属)
  • 建設公営企業常任委員会
  • 委員長田原 俊彦(公明党)
    副委員長中島 健一(あしや真政会)
    委員山田 みち子、畑中 俊彦(あしや真政会)
    ひろせ 久美子(日本共産党)
    寺前 尊文(日本維新の会)
    いとう まい(無所属)
  • 議会運営委員会
  • 委員長松木 義昭(あしや真政会)
    副委員長帰山 和也(公明党)
    委員岩岡 りょうすけ、山田 みち子(あしや真政会)
    森 しずか(日本共産党)
    オブザーバー大原 裕貴(日本維新の会)

自分のところにはピンクで網かけしています。ええ、何故か総務常任委員会の委員長になりました。 個人的には、役職なしの委員として参加して質問に全力投球したいと思っていたんですが…。 会派2人とも同意見でした。なので、希望としては、他の会派の方でお願いしていました。 でも会派間の調整で色々あるので、僕が委員長として頑張りますということに。

ただ、委員長だと委員会視察の視察先を決める際のイニシアティブを取れるので、 そこについては良かったなと思います。視察は、少人数でお願いするには先方にあまりにも申し訳ない。 なので、少数会派の場合は人数集めが大変なんです。

なお、最終年度は会派幹事長も兼任することになりました。 なので、議会運営委員会にオブザーバーとして参加し、代表者会議にも出席することになります。 1年目のときにも同じような役割をやることになりましたが、そのときよりは経験を積んでいます。 1年目のときよりももっとしっかり頑張りたいと思います。

市長提出議案・請願の趣旨説明、委員会付託

それぞれの議案、請願の委員会付託先は以下のとおり。

  • 総務常任委員会
  • 種別議案番号件名
    報告第1号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
    市長提出議案第46号芦屋市市税条例等の一部を改正する条例の制定について
    第52号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第1号)
  • 民生文教常任委員会
  • 種別議案番号件名
    報告第2号芦屋市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
    市長提出議案第47号芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第48号芦屋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
    第49号芦屋市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定について
    第50号芦屋市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について
    請願第15号国に「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択についての請願書
    第16号教職員定数改善と少人数学級の着実な推進をはかるための、2019 年度政府予算に係る請願書
  • 建設公営企業常任委員会
  • 議案番号件名
    第51号阪神間都市計画事業(芦屋国際文化住宅都市建設事業)第二種市街地再開発事業の施行に関する条例の制定について
    第53号JR芦屋駅改良工事等の施行に関する協定の締結について

なお、詳しい議案の内容については市議会HPを参照してください

市長提出議案6議案の採決

以下の6議案については、委員会審査を省略して採決を行いました。

議案番号件名
第42号公平委員会委員の選任につき市議会の同意を求めることについて
第43号人権擁護委員の候補者の推薦につき市議会の意見を求めることについて
第44号人権擁護委員の候補者の推薦につき市議会の意見を求めることについて
第45号人権擁護委員の候補者の推薦につき市議会の意見を求めることについて
第54号芦屋市指定金融機関の指定について
第55号監査委員の選任につき市議会の同意を求めることについて

公平委員会委員の選任については、前任者任期満了に伴う選任です。 前任者と同じ方に再任していただくことになります。 地方公務員法第9条の2第2項で定められているとおり、市議会の同意を以って選任する必要がある役職になっています。 結果としては、全会一致で同意となりました。

(人事委員会又は公平委員会の委員)
第九条の二 人事委員会又は公平委員会は、三人の委員をもつて組織する。
2 委員は、人格が高潔で、地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、且つ、人事行政に関し識見を有する者のうちから、議会の同意を得て、地方公共団体の長が選任する。

人権擁護委員の選任については、前任者任期満了に伴う選任が2件と、本人の申し出により解嘱したことによる選任が1件です。 再任していただく方が1名。新たに選任される方が2名ということになりました。 こちらについては人権擁護委員法第6条第3項で定められているとおり、市議会の同意を以って法務大臣に対し提案する必要がある役職になっています。 結果としては、いずれも全会一致で同意となりました。

(委員の推薦及び委嘱)
第六条 人権擁護委員は、法務大臣が委嘱する。
(第2項省略)
3 市町村長は、法務大臣に対し、当該市町村の議会の議員の選挙権を有する住民で、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある社会事業家、教育者、報道新聞の業務に携わる者等及び弁護士会その他婦人、労働者、青年等の団体であつて直接間接に人権の擁護を目的とし、又はこれを支持する団体の構成員の中から、その市町村の議会の意見を聞いて、人権擁護委員の候補者を推薦しなければならない。

監査委員については、上述のとおり、山田みち子議員を議会選出委員として選任するものです。 地方自治法第196条第1項で規定されているとおり、市議会の同意で以って選任することになります。 議選監査委員は、選任しないことを条例で定めることが可能となっています。 ですが芦屋市ではそういった改正を加えていないので、従来通り、議選監査委員を設けています。

個人的には、勉強もしているので、これをやりたかった…。名誉とかそういうやつじゃなくて、実務的な希望で。 まあ、自分1人でやっていることではないので、やりたい!だけではできませんが。

(選任及び兼職の禁止)
第百九十六条 監査委員は、普通地方公共団体の長が、議会の同意を得て、人格が高潔で、普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者(議員である者を除く。以下この款において「識見を有する者」という。)及び議員のうちから、これを選任する。ただし、条例で議員のうちから監査委員を選任しないことができる。

来週月曜日からは委員会審査が始まります。11日(月)は、建設公営企業常任委員会です。 朝10時から、南館4階大会議室にて行われます。インターネット配信も行いますので、 興味のある方は是非、ご覧になってください。

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