芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 本会議

今日も昨日に引き続き、本会議。 また、本会議終了後には決算特別委員会も開かれました。

本会議

一般質問の最終日です。今日、質問した議員さんは以下のとおり。

No氏名質問項目
1徳田 直彦◆スマート自治体について
◆防災について
◆行政に対しての不公平感について
2前田 辰一◆行政における委託契約について
◆地域自治活動と地区集会所について
3森 しずか◆熱中症対策について
◆高齢者の暮らしを支える介護保険制度について
4福井 利道◆家で子育て「芦屋こども育成券」補助が必要な理由
◆無電柱化の促進と進め方について
◆市内商工業者に対する事業発展助成の考え方について

一般質問のやり取りの中で、興味があったのは、スマート自治体についてというところ。 AIやRPAの利用によって作業の効率化を図るというのは効果がありそうです。 AIの利活用については、総務常任委員会の視察項目でもあります。

職員さんの稼働状況を見ると、超勤が多い部署も多く、まだまだ業務が多い印象。 なので業務の標準化と合わせて作業効率の改善には取り組んでいく必要があります。 僕も研究して、12月定例会には取り上げたいと思います。

決算特別委員会

平成29年度決算に関する議案が上程されたため、 審議を行うための決算特別委員会が設置されました。 今年は以下のメンバー。

役職氏名会派
委員長中島 健一あしや真政会
副委員長森 しずか日本共産党
委員岩岡 りょうすけあしや真政会
福井 利道
帰山 和也公明党
大原 裕貴日本維新の会

僕も入りました!決算審査好きなので、嬉しいです。 また、役なし委員も嬉しいです。委員長をさせていただいている関係で 日頃は質問を控えています。決算委員会ではガンガン質問したいと思います。

なお、審査に用いられる決算の資料は芦屋市HPにアップされています。 ボリュームが多いですが、興味のある方はご覧ください。

平成29年度決算の概要(芦屋市)

審査そのものは9月26日(水)~9月28日(金)の3日間。 ちょっと間が空きますが、その間、じっくりと資料を読みこんでおこうと思います。

今日も昨日に引き続き、本会議。 一般質問2日目です。

今日質問した議員は以下のとおり。僕もやりました。 毎度のことながら、反省なしで終わる質問はありません。 12月議会がラストですから、悔いの残らないようにしたいと思います。

No氏名質問項目
1帰山 和也◆さらなる防災対策について
◆野生鳥獣について
2大原 裕貴◆災害発生時の対策について
◆広報について
◆駅前の違法駐車に対する対応について
3山田 みち子◆河川水難事故の防止対策について
◆働き方改革について
◆マイナンバーカード活用事業について
4中島 健一◆児童の発達支援について
◆認知症初期集中支援について
5ひろせ 久美子◆JR芦屋南再開発について
◆防災について
6平野 貞雄◆市の施策における公的責任に関する市長の基本姿勢について
◆平和行政について

詳しくは、動画を確認した上で更新しますが 今日のところはやりとりについて、簡単にご紹介。

災害発生時の対策について

この項目では、大きく分けて以下の2点について質問しています。

  • 災害対策本部の設置について
  • ICT部門の事業継続計画(BCP)について

災害対策本部の設置について

質問の背景

6月18日に発生した大阪北部地震の際、電車などの交通インフラが麻痺。 発生時刻が7時58分と早朝だったこともあり、定刻に登庁できなかった職員が少なくなかったと報告があったため。 市は、大災害が発生すると直ちに災害対策本部を設置する必要がある。

幸い、当日の芦屋の被害はそこまで大きいものではなかったものの 定時外に大災害が発生する可能性も大いに有り得る。教訓にする必要があると感じている。

質問概要

  • 大阪北部地震発生時、職員の登庁が遅れたことによる災害警戒本部および通常業務への影響はなかったか?
  • もっと大きな災害が発生した場合においても、初動体制を組むことができるか?

当局答弁

  • 大阪北部地震発生時の対応
  • 災害警戒本部の初動については、支障は無かった。 通常業務についても、充足している他部署から応援体制を組むことで、通常業務への支障を来たさないよう対応した。
  • 大災害発生時の対応
  • 160~170人の早期参集が見込まれるため、災害対策本部の設置への支障はないと考える。

答弁を受けて

年度が変わると要員配置が変わる。160~170人にニアリーの体制を維持できるように、 遠方から通勤する職員が極端に増えることが無いような配慮をお願いしたい。

ICT部門の事業継続計画(BCP)について

質問の背景

災害発生時にサーバやシステムが停止すると、市の機能が停止するといっても過言ではない。 なので復旧計画が重要である。芦屋市ではICT部門のBCPは策定済み。

ただ、訓練の実施などで計画を都度見直していく必要がある。 あまり取り沙汰されない部門なので、取り上げることで訓練意識を持ってもらうことを期待する。

質問概要

  • インフラ麻痺などの理由でサーバのベンダー担当者が芦屋に来られない場合、常駐メンバーで対応することは考えているのか?
  • 年次訓練ではどこまでの訓練を実施しているのか?

当局答弁

難しいオペレーションになる。素人が触って下手に事態を悪化させることを危惧するため 基本的にはベンダー担当者に任せる方針。なので手順書等は用意していない。

訓練については、これまでは伝達訓練やサーバの異常検知訓練をしてきたが、 今年はサーバ復旧訓練を実施する。

答弁を受けて

確かにエンジニアでも難しいオペレーション。 ただ、スペシャリストにはならないにしても、ベンダー担当者を お助けできるレベルのスキルは身につけてほしい。

訓練については、経験値の蓄積としてなるべく実地訓練をするのが重要。 また、そのときに出た問題点を計画にフィードバックし、 なるべく精度の高い計画に仕上げてほしいと要望しました。

広報について

質問の背景

情報を届けたいメインターゲット、SNSの有効性(拡散性・即時性)を意識して配信する必要がある。 しかしアカウントによっては、二桁のフォロワーしかいないアカウントもある。 有効性が生かされているのか疑問が残る。

質問概要

  • 市ホームページのアクセス解析を実施することで訪問者のニーズに合致した分かりやすいホームページにできないか?
  • SNSの情報発信について、情報を届けたいメインターゲットとSNSの有効性を意識した上で効果的な情報発信ができないか?

当局答弁

SNSは情報発信の多様な選択肢の提供と言う意味で活用している。 平時の発信が不足しており、フォロワー数に繋がっていない現状があるので 今後は情報発信を強化する。

答弁を受けて

SNSでフォロワーを増やしていくことを考えると、毎日投稿するのは最低限。 ただ、専門の担当者を設けずしてそこまでの対応をするのは困難だと思われる。 情報の種類によっては即時性が不要なものもある。 特質を見極めながらストック型メディアであるホームページやブログも活用して 効果的な情報発信に努めてほしい。

駅前の違法駐車に対する対応について

質問の背景

駅前は依然として違法駐車が多い。 特に夕方のお迎えの時間になると、一定時間停車する車が多く危険度もピークである。 ただでさえ暗く、視認性が落ちているのに両側の車線に車が止まっているなど、 危険度の極めて高い道路となっている。

質問概要

受け皿として、ラポルテ駐車場の初め数分を無料開放するなどの対応を採り 厳しい取り締まりをしていくことはできないか?

当局答弁

ラポルテ駐車場は民間管理者もおり、無料とするのは難しい。 ただJR芦屋駅南再開発が終わった後は取り締まりを強化するよう警察と連携する。

答弁を受けて

JR芦屋駅南の再開発が終了した後は、新しい再開発ビルおよび交通広場のイメージ戦略として 撲滅キャンペーンを大々的に売って出てほしい。何もない中で取り締まり強化をしても受け入れられにくいが 施設が新しくなったタイミングだと「JR南は停められない」というイメージも受け入れやすくなる。

また、JR南での駐車禁止のイメージが定着することで、他の駅前についても同様に対応してほしい という市民の声が広まる可能性もあり、他の地域への波及効果も考えられるのでしっかりと対応してほしい。

今日は本会議。 今日から3日間、一般質問が行われます。 一般質問初日の本日は、以下の議員が質問を行いました。

No氏名質問項目
1寺前 尊文◆公立幼稚園の運営について
◆幼稚園保育の充実について
◆総合公園の設備充実について
2岩岡 りょうすけ◆全公立小中学校体育館にクーラー設置を
◆子育て支援について
◆若者世帯の定住施策について
◆労務管理と労使交渉について
3松木 義昭◆市長の政治姿勢について
◆子供が自ら学び考え、たくましく生きる力を育てるために必要なことは何か
4中島 かおり◆教育について
◆カラス対策について
◆空き家対策について
◆JR芦屋駅南地区再開発に伴う影響について
◆市役所内に障がい者就労支援のスペースを求める
5いとう まい◆生きる力を身につける夜間中学について
◆潮芦屋のまちづくりに対する芦屋市の姿勢について
◆未来に向けたJR芦屋駅南口の再開発事業の取り組みについて
6田原 俊彦◆共生社会に向けて
◆防災について
◆健康について
◆消費生活について

他の議員が一般質問している間、他の議員は基本的にやりとりを聴いている感じです。 一般質問を控えている議員など、内職をしている議員も多いですね。かくいう僕も…。 まったく聴いていない訳ではなくて、メモるところはメモってますけど。

詳しいやりとり等については、各議員さんが発信されると思いますので 気になったところとか、数字的なところとか、簡単に書いておきたいと思います。

  1. 公立幼稚園について
  2. 園長先生とクラス担任については正規職員を充てている。 クラス数も減ったこともあり、平成25年以降は新規採用をしていない。

    正規職員の年齢構成は以下のとおり。

    50代14人
    40代6人
    30代15人
    20代1人
    36人

    幼稚園内の駐輪場として、新たに以下の園に設置している。 岩園幼稚園と宮川幼稚園については、敷地に余裕がないために整備は進んでいない。

    小槌幼稚園15台
    西山幼稚園10台
  3. 小中学生の熱中症について
  4. 熱中症と思しき症状が出た児童・生徒:172人(5月~8月) 小中学校の体育館へのエアコン設置は、専門の機械室や室外機の設置が必要となる。 暑い日には体育館を使わないなど、運用ベースでの対応を考えている。 集会については、放送で実施することも検討している。

  5. 職員の市内居住率について
  6. 25%。 ただ、災害発生時には6割の職員が参集できる見込み。

  7. JR南再開発によるバス停への影響
  8. 駅北から南側に発着するバスを南に集約する。 駅南から南側に発着する便数は102⇒271便に増える見込み。 また、現在1つの発着場を3つに拡張するので、南の状況は改善する。 北側についてもバス発着便数が減るので、少なからず影響はある。

  9. ホームページの全暗号化について
  10. これまではログインページとか、情報入力のページだけを暗号化されることが多かったです。 httpsプロトコル接続は速度が遅くなるとか言われてましたし。

    ただ、HTTPの新規格である「HTTP/2」がだいぶ普及してきており、今やhttps接続の方が速いとも言われてます。 なので最近のトレンドとしては、Webサイト全域についてSSL接続できるようにした方が良いと言われています。

    自身のサイトでは、入力フォームのところだけは対応してました。 ですが全体の対応については放置していたなぁと反省。 SSL証明書は取得しているので、設定を変えるだけで対応できます。 ちょっとだけごめんして、一般質問が終わった後、落ち着いたら対応します。

    ただ、独自SSLの中でも一番セキュリティレベルが低いドメイン認証ですけどね。 最高レベルであるEV SSLとかになると契約料が年間5万円ぐらいになっちゃうので、 維持管理がちょっとしんどいです(笑)

さて、明日は僕も登壇します。 2人目なので、恐らく11時ぐらいからかな? 思いっきり平日の午前中なので、多くの方はご覧になれないと思いますが 残り少ない一般質問、しっかり取り組んでいきたいと思います。

今日は本会議。今日から9月定例会が始まります。 今日は初日なので、以下の議事が執り行われました。

  • 市長提出議案(第56号議案~第81号議案)の上程と委員会付託
  • 第56号議案と第57号議案の採決

市長提出議案について

詳しい内容については、市議会のHPにアップされている各議案のPDFをご覧ください

委員会の付託先については、以下のとおり。

  • 建設公営企業常任委員会
  • 議案番号件名
    第61号芦屋市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
    第62号芦屋市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第68号芦屋市無電柱化推進条例の制定について
    第69号芦屋市無電柱化推進基金条例の制定について
    第72号平成30年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
    第75号芦屋市自転車駐車場の指定管理者の指定について
    第77号損害賠償の額を定めることについて
    第78号平成29年度芦屋市水道事業会計決算の認定について
    第79号平成29年度芦屋市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
    第80号平成29年度芦屋市病院事業会計決算の認定について
  • 民生文教常任委員会
  • 議案番号件名
    第63号芦屋市男女共同参画センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第64号芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第65号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定について
    第66号芦屋市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定について
    第67号芦屋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
    第71号平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
    第74号芦屋市立休日応急診療所の指定管理者の指定について
    第76号芦屋市立美術博物館及び芦屋市谷崎潤一郎記念館の指定管理者の指定について
    第81号芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  • 総務常任委員会
  • 議案番号件名
    第58号芦屋市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第59号芦屋市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第60号芦屋市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
    第70号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第2号)
    第73号芦屋市立潮芦屋交流センターの指定管理者の指定について

いつもは民生文教常任委員会の議案数が多い傾向がありますが、 今回は建設公営企業常任委員会に付託される議案が多いですね。 建設公営企業常任委員会や民生文教常任委員会は1日では終わらないような気がしますね。

第56号議案、第57号議案の採決について

議案番号件名
第56号教育委員会委員の任命につき市議会の同意を求めることについて
第57号人権擁護委員の候補者の推薦につき市議会の意見を求めることについて

人事案件と呼ばれるもので、いつも委員会審査を省略して初日に議決してしまう議案です。 今回も慣例に則り、初日のうちに議決。いずれも全会一致で可決となりました。 それぞれの議案に関する詳しい話は以下のとおりです。

第56号議案

教育委員会委員の1名の任期が終了したため、新たに選任するために市議会の同意を求められました。 教育委員会委員の人選については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項に規定されているとおり、市議会の同意が必要となります。 結果的には、任期を終了した委員の方に継続してお願いするという格好になっています。

(任命)
第四条
2 委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化(以下単に「教育」という。)に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。

第57号議案

芦屋市の人権擁護委員の枠が1名増えたため、新たに推薦するため、市議会の意見を求められました。 人権擁護委員の推薦については、人権擁護委員法第6条第3項で規定されているとおり、市議会の意見を求める必要があります。 こちらについては増員となりますので、新たに教員経験者の方を推薦することになりました。

(委員の推薦及び委嘱)
第六条 人権擁護委員は、法務大臣が委嘱する。
3 市町村長は、法務大臣に対し、当該市町村の議会の議員の選挙権を有する住民で、人格識見高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について理解のある社会事業家、教育者、報道新聞の業務に携わる者等及び弁護士会その他婦人、労働者、青年等の団体であつて直接間接に人権の擁護を目的とし、又はこれを支持する団体の構成員の中から、その市町村の議会の意見を聞いて、人権擁護委員の候補者を推薦しなければならない。

明日の委員会について

明日の建設公営企業常任委員会については9月7日(金)に延期となりました

明日は非常に強い台風21号が近畿に上陸すると言われており、 市長を初めとした執行機関側が災害対策に動く必要があります。

上陸はお昼頃と言われており、状況によっては午後から開催できる可能性もあります。 ですが中途半端に議会対応をすすめるよりも災害対策に注力してもらいたいという判断から、中止となりました。

明日は芦屋市等が発信する災害情報を確認し、安全確保に努めていただきますようお願いいたします。

今日は本会議。6月定例会の最終日です。 以下の議事を執り行いました。

  • 市長提出議案、議員提出議案、請願の討論と採決
  • 議員提出議案第26号、第27号の提出、討論と採決

市長提出議案、議員提出議案、請願の討論と採決

各種議案等の採決結果は以下のように決しました。

番号件名結果
報告
第1号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
第2号芦屋市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
市長提出議案
第46号芦屋市市税条例等の一部を改正する条例の制定について
第47号芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第48号芦屋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第49号芦屋市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定について
第50号芦屋市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定について
第51号阪神間都市計画事業(芦屋国際文化住宅都市建設事業)第二種市街地再開発事業の施行に関する条例の制定について
第52号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第1号)
第53号JR芦屋駅改良工事等の施行に関する協定の締結について
議員提出議案
第25号台湾の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定参加に関する決議
請願
第15号国に「核兵器禁止条約」への署名・批准を求める意見書採択についての請願書×
第16号教職員定数改善と少人数学級の着実な推進をはかるための、2019 年度政府予算に係る請願書

上記表中で使っている記号の凡例は以下のとおり。

  • ◎(濃い青):全会一致で可決
  • ○(薄い青):賛成多数で可決
  • ×(ピンク):否決

議員ごとの態度については、市議会HPにアップされているPDFをご覧ください。 また各議案の内容については、以下のリンク先をご覧ください。

賛否が分かれている議案の中でも、 討論に立とうとしていた(実際には立たなかった)件について簡単に触れておきます。

議員提出議案第25号

台湾はCPTPPに参加すべきという決議案です。

本件、日本の利益だけを考えた日本ファーストだと違う判断になると思います。 個人的には、日本だけを見て云々というよりも、世界経済の約13%を占めるGDPを有する巨大な貿易圏をつくること。 日本がリーダーシップを取って、アジア圏の発展に寄与していくことが重要であると思います。 そしてCPTPPの拡大発展が続けば、アメリカの加盟に繋がっていく可能性も出てきます。

台湾が貿易圏に加入し、自由貿易を進めることで台湾の発展に繋がります。 一方で、貿易圏を更に拡大していくことにも繋がるため、台湾の加入を認めることに意義があると感じており 本議案には賛成をしています。

請願第15号

核兵器禁止条約にまつわる政治的駆け引きがあるのは理解します。 日本が核の傘に守られてきたという事実も否定できません。

しかし、芦屋市議会は昭和60年10月15日に「非核平和都市宣言」を決議しています

その中では、以下の文章を謳っています。

  • 核兵器の廃絶は、今や全人類の死活にかかわる最も緊急の課題であり、最大の願いにほかなりません。
  • わたしたちは、この理性と決意を信頼し、かけがえのない生命の星、青く輝く地球を笑顔にあふれる子供たちに残すため、いまふたたび、心をひとつにして核兵器を廃絶するよう、全世界によびかけます。

決議した当時は今とは全く違うメンバーです。 ですが、市議会としては、かつて決議した内容は重く受け止めるべきものです。 ないがしろにするんであれば、別途決議が必要になると思います。

ただ、芦屋市役所の正面玄関の一番よく見えるところに 「戦後70年及び非核平和都市宣言30周年記念銘板」を設置しており、 芦屋市としてのスタンスを示しています。

国には国の考えがありますが、地方には地方の考えがあって然るべきだと思います。 今までのスタンスを覆す態度は取れないということで、会派としては賛成に回りました。

議員提出議案第26号、第27号の提出、討論と採決

議員提出議案第26号について

全会一致で可決となった請願第16号の要望趣旨を国に提出する意見書として作成したもの。 所管委員会である民生文教常任委員会で全会一致となったため、同委員会として提出されたものです。

議員提出議案第27号について

同27号については、中島かおり議員に対する問責決議。 個人的には、問責決議を出さなければならない事態に陥ったこと自体、とても残念に思っています。問責決議の提出は避けられないか?と最後まで諦めずにいましたが、 問責提出も最終的には止むなしという形に。

多分、文面だけを見ても何が起こったのか、よく分からないと思います。 なので、何が起こっていたのか?ということだけ、時系列に記しておきたいと思います。 代表者会議は秘密会なので、詳細については触れずに概要だけ。

6月15日(金):議長宛に匿名の市民から投書

投書内容は、要約すると以下のような内容でした。

  • 中島かおり議員から議会報告ビラとともに、ポスター掲示の依頼文を含む封書が届いた。
  • 国会議員や県議会議員はともかく、市議会議員は人数が多い。
  • 21人全員がポスターを掲示するとなると、市内の景観が乱されるため、看過できない。
  • 市議会議員のポスターについて、議会として検討してほしい。

6月18日(月):代表者会議

議長より、市民から投書があった件が報告される。 市民あての封書の中の文面にある「中島かおりの名前を広めることにご協力頂ける方はご連絡頂けましたらとても嬉しいです。」 という文言が、公職選挙法違反にならないかという疑義が生じる。

選挙管理委員会の見解としても、ポスター単独であれば問題ないが この文章とセットとなる公職選挙法に抵触する可能性があると指摘。

とは言え状況が全く分からない状況なので、議長から本人にヒアリングし 代表者会議で再度報告を受けるということに。

6月19日(火):代表者会議

議長から、ヒアリング結果について報告。 結局、よく分からないので代表者会議に中島かおり議員を呼び、状況を聞くことに。

6月21日(木):代表者会議

中島かおり議員からは、議員のポスターを掲示しないような 申し合わせや決議を進めてほしいという提案があった。

ただ、そのタイミングで議会として問題にしていたのは政治活動のポスター掲示の是非ではなく 公選法に抵触している可能性があるというところだった。

なので、各会派代表者からの質問が行われた。

  • 当該ポスターは何枚印刷したのか?
  • 当該ポスターは何枚掲示したのか?
  • 当該文書を何人に送付したのか?

という数字の部分が話題にあがる。 本人は、資料を持ち合せていないので回答できないと回答。

議長より、資料を確認の上、再度回答するよう要請。 本人より、文書で提出してほしいとの要望があったため、議長より質問書を出すことに。

6月22日(金):議長からの質問書送付

中島かおり議員に対し、以下の点を問い質す質問書を送付。 6月27日(水)までに回答を求めた。

  • 代表者会議で問題となっていた以下の点について、議員本人の見解を求める
    • 市議会議員全員がポスターを掲示することになった場合、市内景観に与える影響について
    • 公選法に抵触している恐れがある部分について
  • 資料が手元にないので回答できないという上述の問いについての回答を求める

6月27日(水):中島かおり議員からの回答文書が議長に提出

6月28日(木):代表者会議

中島かおり議員からの回答を見ると、景観に対する見解についての回答はあるものの、 それ以外の質問に対する回答については触れられていなかった。

回答が不足しており、本人に直接聞く必要があると決定。 中島かおり議員に登庁可能かどうかを確認するが、連絡がつかなかったため 代表者会議は後日開催することに。

6月29日(金):代表者会議

本会議開催前に急きょ開催することに。 中島かおり議員も登庁していたので、同席してもらい、本人から事情を確認。

本人からの反省の弁はなく、会派代表者との質疑は平行線。 あしや真政会から、問責決議を出したい旨が報告され、代表者会議で認められた。

所感

僕も代表者会議に出席していました。 正直なところ、今日の代表者会議がラストチャンスだと感じていました。

議長の質問書に対してきちんと回答しない、事務局からの連絡に応じないなど、 一連の流れの中で、不誠実な対応が目立っていました。

公選法に抵触してしまう恐れの部分は、非常にファジーな要素が強い部分で 自分では大丈夫と思っていても、他者から見ると抵触していると取られる可能性がある部分だったりします。 だから、他者からの指摘については真摯な対応が必要だと思います。 それが議員の倫理観であり、議会の自浄作用だと思います。

だからこそ、中島かおり議員には不誠実な部分については謝罪をしていただきたかった。 その上で、真摯な対応をしていただければ、こういう形にはならなかったと思います。 そういう意味では本当に残念です。

僕としては、助け船を出そうと質疑を繰り返していたんですが、その思いが伝わりませんでした。 真政会の提案に対し、苦渋の選択として、提出も止むなしという態度を取らざるを得ませんでした。 問責決議という形は回避できたと思います。だからこそ、本当に無念でした。 本会議での採決のときは、ずっと悔しい思いでいっぱいでした。

12月定例会、3月定例会、本定例会と、こういう形が続いています。 他議員の落選行動に繋がる行動をしてしまった議員に対する対応はともかく、 後はコミュニケーションも含めた応対が問題になったために大きな話になってしまったこと。

信念を曲げないのは素晴らしいと思います。 ですが完璧な人間はいません。おかしいんじゃないか?と指摘を受けた際には 真摯な対応をすることで、お互いに高い倫理観が保持できる、自浄作用がある議会を目指したいと思います。

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