芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:芦屋市議会 > 本会議

ここのところ、敢えて沈黙を守っていたんですが満を持して更新。 ホントは都度、更新すべきやったと思うんですけど、色々ありまして。 コメント欄にたくさんのコメント、ありがとうございました。 コメントに返信するかは分からないですが、読んでますので。

さて、ご存じの通り、芦屋市議会ではJR芦屋駅南の再開発をめぐる色々な動きがありました。 これまでのことは新聞とかを見ていただくことにして、今日のことを書いておきたいと思います。

議案等審議結果一覧表(議員別)3月26日(芦屋市議会)

結論から言うと、会派として、個人として「先の議決のとおり決すること」について反対する姿勢を取りました。 この言い回しがややこしいんですが、修正案については反対。原案について賛成ということです。

あれれ~おかしいぞ~?と思う方もおられるかと。 確かに、16日の予算特別委員会、23日の本会議においては修正案に賛成しています。 その辺の話を書いておきたいと思います。

修正案が出た背景についておさらい

修正動議が出るきっかけになったのが事業計画変更に伴う事業費の増加…だと思ってます。 市が提示している資料から、数値をおさらい。

過去の委員会資料(2020/1/27建設公営企業常任委員会)によると、 総事業費が130億4200万円(2018/5/30時点)⇒188億700万円(2020/1/27時点)にアップ。

0020

また別の委員会の資料(2020/2/18JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会)によると、 財源の内訳としては、以下のようになるとのこと。

0002
 2018/2時点2020/2時点
市負担88.599.1
国庫補助41.944.1
特定建築者0.057.4

上と下で金額が異なるのは、国庫補助の補助率が異なるためだそうです。 総事業費は58億ほど上がるものの、市負担としては10.6億円の増となるということですね。

ここに、保留床処分金がプラスオンされます。 特定建築者に保留床処分をゆだねる計画に変わっているので、保留床処分益が小さくなる。

保留床処分益をプラスした場合の市負担は41.9億円⇒78.4億円。 結果的には36.5億円の負担増です。

本会議の中では、58億もの大金が云々…って話をよく聞いてたんですけど、 市負担にフォーカスを当てた場合はちょっと印象が違ってきますね。 まあそれでも大きいからいいんですけど。

判断基準について

判断基準は以下のポイントで、以前のときから一貫して変わっていないつもりです。

  • 事業の採算性や発展性など、事業が成功する可能性の部分がどうなのか?
  • 事業を一時停止した場合の財政効果とリスクを比較した場合、どちらがベターなのか?

とりわけ、一つ目の部分については、特別委員会とかでも聞き出そうと頑張っていましたが なかなか出てこなかった。確かに未来の話だし、芦屋だけで完結するものでもないから 答弁はしづらいと思うんだけども、再開発のその後のことはなかなか出てきませんでした。

でも、そもそも論として一番大事なところです。 ここがクリアになってないことには、そもそもの事業を認めること自体が難しいです。

事業を一時停止した場合はどうなのか?

事業を一時停止して見直した場合、 そもそもの事業計画にまで立ち返って見直す猶予はないだろうと思いますから 事業計画変更分を見直すことになるのだろうと思います。

そうなると、2020/1/27建設公営企業常任委員会において 示された情報に基づいた話で言うと工事変更に伴う予算増が大体15億円ほどになります。 あとは地価や資材の高騰による予算増ということですから、フルスペックで削減できるのは約15億円。

一方で、事業を一時停止して見直した場合に生じるリスクはかなり大きいです。 これは再議書の中でつらつらと書かれていたとおり。

両者を最悪想定で比較すると、一時停止した場合のリスクの方が大きいだろうと思います。 最悪想定で考えるのは、リスクマネジメントの観点です。

当日での確認事項

事業の採算性や発展性の部分について、特別委員会などで確認しても出てこなかったので 再議のフィールドがラストチャンスだろうと、質疑の中で確認しました。

危惧していたのは、再開発が単体で動いているんじゃないか?というところ。 正直、単体での採算性を上げるのはちょっときつい。それよりも、芦屋市全体のグランドデザインに基づいて 計画をされているのか?再開発を含めた点の整備をつなぎ、よりダイナミックなまちづくりに繋げることを考えているのか? が大事だと思っていました。

答弁の中では、再開発単体で終わるというものではなく、グランドデザインに基づいた計画であり 再開発を含めたブランディングプランを構想として持っているということが確認できました。

ここの部分は大きいです。今後、グランドデザインについての議論を進め より洗練したものにしていくというステップは必要かもしれませんが、 組織体はリーダーが決めたビジョンを実現するために中長期計画を練ります。

大事なのは、○○という事業者を誘致しますよ~とかミクロ的な視点のプランではなくて 民間参入を活発化させ、新たな歳入構造を創出するまちづくりをするというようなマクロ的視点のプランです。 今日の話では、ミクロ的なものは確認できないものの、マクロ的な部分は聞かせてもらいました。

それは個人的には妥当な方向性であろうと思います。

芦屋市の歳入を生むスキームは限界であり、新たな歳入確保をスキームを創出する必要がある

今後、後期高齢者の爆発的増加による社会保障費の高騰など、 義務的経費が加速度的に進むことが予想されます。時間がたてばたつほど、 政策的経費に回せる余裕は少なくなります。

一方で、歳入。人口減少は然ることながら、大規模自治体に囲まれているという立地に加え 自治体間競争が激化することを考えると、芦屋市の歳入のメインである個人市民税を確保する スキームが崩壊することだって起こり得ます。

こうしたことを考えると、新たな歳入の仕組みの模索は必至。 再開発単体でそれを背負うのは難しいものの、再開発を含めた大きな範囲でのまちづくりの中で 民間資本の投入を促すダイナミズムを生み出していくということであれば、 一定の妥当性はあると判断しました。

再開発を完全ストップしたら

ちなみに修正案の中では頓着されていませんが、個人的にはそっちも視野にいれて考えていました。 今現在、再開発ビルの事業費として200億が見込まれています。やめるとなると、これがまるっと浮きます。

その代わりに別の投資的事業を打つぞってことであればまた違う想定になるんでしょうが、 その対案も特に出てきていません。

となると、200億円が余剰金となり、半分の100億円が財政調整基金に乗ります。 2019年時点での財政調整基金は120億円ですが、長期財政収支見込みでは 2027年にはゼロになるという見込みになってます。

だから、プラス10年ぐらいは耐えられるかなーって感じになると思います。 20年耐え忍んだ先に光がっていうのが分かっているのならいいけども、 多分、なかなかしんどい状況だと思います。

耐え忍んだとしても、ジリ貧であることは変わらないだろうと。 芦屋市は歳入確保のスキーム自体を見直さないといけない。

個人の家計の話だと、子や孫に貯金を残すねっていう話もなくはないんでしょうが 組織の場合は違います。歳入確保のスキームを残す必要があるんです。

対案があれば良いんですが、示せないんであれば ちょっと凍結というのもつらいです。

ヒトモノカネがない芦屋市はまじしんどい

芦屋市の周りは神戸市、西宮市、尼崎市。 いずれも中核市以上で、人口も面積も財政規模も芦屋市とは雲泥の差です。 資本に劣る芦屋市が生き残ることを考えると、イメージ戦略しかないと思います。

いわゆる「芦屋らしさ」という表現が適当なんでしょうが、 それは市民のイメージと他市の人のイメージは違うと思います。 僕も芦屋市民なので、よその人は芦屋らしさを誤解しているぜ!っていうのは分かります。

ですが少なくとも、多くの人が来訪する駅周辺については 「世間が思う芦屋のイメージ」に限りなく近づけていく必要があるのだろうと思います。 世間が思う芦屋のイメージが膨らめば、民間の目が芦屋に向き、芦屋に資本が投入される 流れが出来上がるだろうと思います。

芦屋がこれからも20年、30年と生き抜いていくことを考えると、 より大きな歳入を生むためのブランディングプランが必要不可欠。 これをどう落ち着けるかで芦屋の将来が決まると思います。

今日は本会議。 以下の議事が執り行われました。

  • 総括質問(残り3会派)
  • 新年度議案の委員会付託
  • 予算特別委員会の設置

自分も発言していますし、メインディッシュは総括質問です。 今日のところは総括質問を中心に。なお、今日の登壇者は以下のとおり。

No氏名会派名質問項目
1大原 裕貴改革維新の会◆「人と人がつながって新しい世代につなげる」について
◆「人々のつながりを安全と安心につなげる」について
◆「人々のまちを大切にする心や暮らし方をまちなみにつなげる」について
◆「人々と行政のつながりをまちづくりにつなげる」について
◆行財政運営について
2帰山 和也公明党◆財政規律について
◆JR芦屋駅南地区再開発事業について
◆新年度予算における市長独自の事業について
◆国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実施と広報について
◆今後のまちづくりについて
◆学校教育について
3長谷 基弘あしや しみんのこえ◆芦屋市の未来への提言

今回から総括質問も一問一答方式が採用できるようになりました。 各事業の細かいところを問いただす一般質問と総括質問は明らかに質問の趣旨が異なります。 その意識もあり、踏み込みは甘かったと思います。でも踏み込むというよりは方向性を問う!というような 趣旨だと思っているのでこれはこれで良いかなと。まあ、どっちにしても一般質問の方がやりやすいです。

当然、全文は長すぎて書く気もしないし読む気も失せるので要点をかいつまんで。 施政方針について、どうなん?というやりとりになりますから、何で質問したの?というところは割愛。 質問の要約を書いておきたいと思います。それでなくても多岐にわたっていますので…。 答弁は間違ってたらダメなので、あとで確認したうえで記載します。

通告1:「人と人がつながって新しい世代につなげる」について

  1. 9言語への自動翻訳を行う情報発信ツールについて
  2. 外国人居住者率を向上させるための取組みなのか。 芦屋は国際文化住宅都市だが市内の外国人居住率は近隣市と比べても低水準にある。

  3. 不育症治療費支援事業の実施について
  4. 外国人居住者率を向上させるための取組みなのか。 芦屋は国際文化住宅都市だが市内の外国人居住率は近隣市と比べても低水準にある。

    日本が抱える深刻な問題として人口減少があり、出生率の向上は解決策として有効。 子どもを産みたいのに産めずに苦しんでいる方々に対するサポートの手を広げる事業については評価する。

    妊娠前ケアに関する事業が市の事業となることで、広報を強化することになる。 不妊も含めて、女性特有の話ではなく男性も関係する問題。男性の理解がまだまだ低いという 社会的課題の解決につながる啓発の取り組みを要望する。

  5. 打出・大東保育所の民間移管事業について
  6. 保護者や地域にも、色々な考えがある。コンセンサスを取るのは難しいものの 時間や態度など、理解を得るためのやり方がある。そうした取り組みを総称して「丁寧に」 ということになると思うが、丁寧に進めてもらいたい。

    事が大事になった場合、迷惑をこうむるのは利用する子ども達。 大人の問題で子ども達が迷惑することがないように丁寧に進めてもらいたい。

  7. 子どもたちに対する読書推進活動について
  8. 山手圏域の小学校だと、図書館への立地的距離があるために経常的な利用が難しい。 学校間で格差が生じている状況があるため、彼らが不利にならないようなサポートを要望する。

  9. SNS等の利用トラブル防止について
  10. 「知らない人に付いて行ってはいけない」など、現実社会に置き換えた場合は 到底やらないようなこともネット社会だとやってしまっている。

    新型コロナウイルスではパンデミックではなくてインフォデミック(情報の爆発感染)が生じている。 ウイルスとは全く関係ないトイレットペーパーが店から消えているような状況で世界から笑われている。 指導すべき大人もまだまだSNSやネットについてのリテラシーに欠けていることを肝に銘じて取り組んでもらいたい。

  11. 子ども達に対する体力・運動能力の取組みについて
  12. 遊ぶ楽しさを学んだとしても、遊び場所がなければ外遊びはできない。 公園によってはボール遊び等が一切禁止されている場所もある。 公園の利用も含め、市長部局と調整しながら取り組みを進めてほしい。

  13. 小中学校の電話への音声応答機能付加について
  14. 保護者からの時間外の電話は、日中は授業があって連絡が取りづらいことも影響している。 LINEやメールアドレスをうまく活用し、日中でも連絡が取れるような仕組みも検討してもらいたい。

  15. あしやキッズスクエアと放課後児童クラブの協働について
  16. キッズスクエアと放課後児童クラブの連携についてはかなりの要望が出ている。 仲のいい友達が校庭で遊んでいるのに、放課後児童クラブを利用しているから共に遊べないというのは あまりに理不尽で、不満があるのは理解する。

    更なる発展対応として、システムの利用で自由な出入りができるようにはならないのか。 子どもの状況把握は属人的な対応であるためアナログ対応になるのはわかるが、 入室管理は機械的な対応で問題ないため標準化できる。より的確な安全担保のためにも 前向きな研究が必要ではないか。

通告2:「人々のつながりを安全と安心につなげる」について

  1. 国民健康保険の医療費適正化対策について
  2. コンビニ受診やはしご受診の抑制についても啓発を進めてもらいたい。 また、中学3年生以下の子どもについては医療費が無償となっているため、無意識な コンビニ受診やはしご受診の温床になっている可能性がある。はしご受診については お薬手帳の作成と持参を促すことで医療費の肥大化の抑制を図れないか。

  3. 土砂災害警戒区域への対策について
  4. 神奈川県逗子市において、住宅街における土砂災害に巻き込まれ女子高生が亡くなる事故があった。 当該値は民有地のイエローゾーン。類似の事故が芦屋でもないとは限らない。

    また土砂災害と言われると、山中での災害とイメージしがちであるため 住宅街でも起こりうる災害であるということを啓発する必要がある。

    自分は大丈夫という正常性バイアスとの戦いになるが、 啓発を聞いたことがあるとないのでは大きな違いがあるため、地道な啓発活動をお願いしたい。

通告3:「人々のまちを大切にする心や暮らし方をまちなみにつなげる」について

  1. 指定ごみ袋の検討について
  2. 指定ごみ袋の効果としては、それそのものに減量効果はない。 ただ、ごみ出しに注目を集める一つのタイミング、きっかけとなる。 その絶好のタイミングを生かし、分別による数値的効果を啓発して うまく燃やすごみの減量につなげてほしい。

  3. JR芦屋駅南地区再開発について
  4. 投資的経費であるため、投じた事業費を超えるメリットを生み出す事業である必要がある。 交通課題を解決するための面的整備という性質であることを考えると、再開発単体で経済効果を生み出すのは難しい。 再開発を起点としたまちづくりを進め、より大きな経済効果をもたらすべきと考えるが、具体的なプランはあるのか。

  5. 南芦屋浜のまちづくりについて
  6. 潮芦屋ライフガーデン内にあるホームセンターの撤退は「にぎわいと交流」の低下を意味するのではないか。 また、防潮堤のかさ上げ工事により、安全性は高まるものの「海が見える」というストロングポイントが消える。 南芦屋浜のまちづくりプランについて、見直す必要もあるのではないか。

通告4:「人々と行政のつながりをまちづくりにつなげる」について

  1. 窓口コンシェルジュ機能について
  2. 市役所での手続きについて「あちこち行かされて面倒くさい」という根強いステレオイメージがある。 こうしたイメージの打破のため、総務省ではワンストップ化も含めた窓口業務改革が推奨されている。 更なる市民サービスの向上のため、窓口業務改革を検討すべきではないか。

  3. RPAの試験導入について
  4. RPAは1ライセンスで複数タスクを動かせるはずなので、 なるべくたくさんのタスクを動かすようにした方が効果を得られる。 適正作業の見極めは必要であるものの、なるべく多くの作業を自動化してほしい。

  5. 働き方改革について
  6. 新型コロナウイルスのこともあり、フレックス勤務やテレワークといった 多様な働き方への流れが急激に動き出している。より早期の制度化に向け、 具体的に検討を始めるべきではないか。

通告5:行財政運営について

スクラップアンドビルドは当然重要。しかし、各業務を作業単位に分類し、 それぞれの業務量を客観データで見積もらなければ細かい作業単位での仕分けができない。 業務量についてうまく定量化できれば、アウトソーシングやRPAの有効活用につながるため、 専門知識を持つコンサルを使いながらも業務の定量化は進めてほしい。

行革について、経費削減の考え方も重要であるが、自治体間競争が生じている現状においては 歳入を増やすための投資や取り組みも積極的に進める必要がある。各自治体が躍起になっている 子育て世代の呼び込みについての競争に真っ向勝負しても、体力が続かない。近隣市とは財政規模が 違うため、芦屋ならではの武器を見出していく必要があるのではないか。

今日は本会議。 令和元年度分の議案の議決と総括質問が行われました。

議案の議決について

議決については、いずれも全会一致で可決すべきものと決しています。 議案はこちら

12号議案までが現年度分議案。以降は次年度分の議案ということになります。 次年度分の議案は、明後日以降の委員会で審査したのち、本会議で議決されます。

総括質問について

以下の議員が会派を代表して総括質問を行いました。 ちなみに、順番は大会派順。自民党は一番多いので一番目は確定ですが それ以外の5会派は3人で同列。なので、くじ引きして決めました。

No氏名会派名質問項目
1福井 利道自由民主党◆施政方針における取組について
◆今年度策定の第5次総合計画・第2期創生総合戦略について
◆教育のまち芦屋の考え方
◆長期的な財政運営について
◆芦屋市の行政改革について
2ひろせ 久美子日本共産党◆暮らし・福祉について
◆環境問題について
◆財政問題について
◆平和行政について
◆教育について
◆市民参画について
3青山 暁BE ASHIYA◆施政の基本方針について
◆主な取組「人と人がつながって新しい世代につなげる」について
◆主な取組「人々のまちを大切にする心や暮らし方をまちなみにつなげる」について
◆主な取組「人々と行政のつながりをまちづくりにつなげる」について

総括質問は、一般事務全般について質す一般質問と違って 次年度の施政方針に基づいて質問します。

いつもの一般質問は40分間発言できますが総括質問は60分。 今回から、発言回数に制限がない一問一答方式を採用しました。 結果としては、一人当たりの時間がめっちゃ長いということになりました。 長いのはいいんですが、それは一般質問だねというような感じになったのはどうだろうか。

新型コロナウイルスについて、市として決まったこともあります

昨日、県内で初めての感染者が出たということもあり 芦屋市としても急きょ色々な対策が講じられることになりました。 大事なことなので、書いておきます。

  • 市主催イベント等の延期・中止期間を3月31日までとする(中止期間の延長)
  • 職員の時差出勤を実施する。
  • 市立小・中学校の臨時休校に伴い次のとおりとする。
    • 市立中学校の卒業式を3月17日に変更する。
    • 放課後児童クラブ(学童保育)に登録していない児童についても学校で預かる。
    • 図書館閲覧室及びリフレッシュルーム並びに体育館自習室を3月25日まで閉鎖する。

詳しくはこちら

個人的注目は時差出勤

個人的に注目は時差出勤。いわゆるフレックスはまだ制度化はされていないはず。 緊急事態ということで、かなり弾力的な対応をしてくれたと思います。

満員電車が一番感染する可能性が高い閉鎖空間です。 でも、電車を止めちゃうと経済が止まる。そうなると、倒産が増えるので 最悪、新型コロナウイルス感染による死者以上に自殺者が出る可能性があります。

ということを考えると、電車は止められないけど、ラッシュの時間をつくらないようにする 対応が重要なわけです。30分でも1時間でも各自がズラすようにすれば、満員電車のシチュエーションを 緩和できます。これは社会的に考えて、大いに意義があります。

議会としても感染拡大のための取り組みを

議会としてもマスク着用を「励行」ということでしたが、ふたを開けてみたら ほとんどの議員さんがマスクを着用していました。マスク着用の意図としては、次の点に基づく… と僕は考えています。

  • 新型コロナは潜伏期間中も感染する(らしい)
  • 人によっては肺炎を引き起こす可能性がある(らしい)が、軽症で済む人もいる(らしい)
    • ⇒誰が保菌者か分からない。
  • 喋ったり、くしゃみ、咳で唾がかなり飛ぶ。

全部「らしい」とつけてるのもポイント。 ぶっちゃけ、母体が分かりませんから、どの説もデータ的裏付けはありません。 でも、だろう運転よりもかもしれない運転。悲観的対応が必要でしょう。

いずれにせよ、各個人を守る感染予防の観点ではなく感染「拡大」予防です。 一般流通しているマスクに感染予防効果は気持ち程度です。ですが、保菌者がウイルスを ばらまくことの抑制効果としては、確実に効果があります。

感染した人によっては肺炎を引き起こし、場合によっては死に至る可能性があるウイルスが 流行しているため、感染拡大を食い止める必要があります。

議場は閉鎖空間であり、誰かが保菌していた場合、感染が広まる可能性があります。 民間では、会議を電話会議にするなど工夫をしていますが、議会は未だに全員集合。 そこの対応が遅れていることにより、議会が感染源になることは避ける必要があります。

また、議員さんの中には感染リスクが高いとされる喘息を患っている議員さんもいます。 そうした議員さんを危険に晒さないためにも、対策が必要だと僕は思っています。 議会での発言の重さやら責務だとか、そういうこととは別次元のお話です。 名より実を取るべきと思います。

今日は本会議。今日から3月23日までの間、3月定例会が行われます。 伊藤新体制になってから初めての予算なので、何かにつけて注目を集める会になりそうです。 と言いつつも、今日は傍聴者は少なく感じました。コロナウイルスの影響でしょうかね。

今日は以下の議事が執り行われました。

  • 議案第1号の議決
  • 現年度分議案(第2号~第12号)の上程
  • 施政方針演説
  • JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会の設置

議案第1号の議決

議案書はこちら

固定資産評価審査委員会の委員の任期が切れたので、新しい人を任命するというものです。 根拠法である地方税法第423条によると、固定資産評価審査委員会の委員は3人以上の定数で 構成する必要があり、以下の者のうちから市長が選任します。

  • 当該市町村の住民
  • 市町村税の納税義務がある者
  • 固定資産の評価について学識経験を有する者

芦屋市は、3人の委員で構成する委員会として設置しており、 今回の方は、学識経験者枠です。

地方税法第423条に定められているとおり、市長が選任する際には 市議会が同意する必要があるために第1号議案として上程されています。

こうした人事案件については、委員会を通さずに即決するものとしています。 仮に否決する場合、代わりの候補者を示す必要がありますが 適任者を探すツテも含めて、地方自治体の方が優れています。

なので、即決なのは妥当と捉えています。 当然、全会一致で可決(同意する)という結果になっています。

現年度分議案の上程

それぞれ、以下の委員会に振り分けられました。 明日から順次行われる常任委員会において審査されます。

  1. 建設公営企業常任委員会
  2. 番号件名
    第5号 芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
    第9号 令和元年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第1号)
    第11号 令和元年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
  3. 民生文教常任委員会
  4. 番号件名
    第2号 芦屋市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
    第3号 芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第4号 芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
    第7号 令和元年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
    第10号 令和元年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
    第12号 芦屋市霊園合葬式墓地等建設工事請負契約の締結について
  5. 総務常任委員会
  6. 番号件名
    第6号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)
    第8号令和元年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号)

施政方針演説

長かったですね。議会が言論の府であり、議会で発言した内容が公式記録になるという 前提については理解するものの、原稿の丸読みを1時間近く聞かされるのはしんどいですね。

民間の企業で働いていたときの会議だと、資料は事前に読んでるので丸読みするなら結構です。 とやってましたが、議会ではできないんですよね。だから、議会の会議はすごく長い時間が 経過しているように感じちゃいますね。

ちなみにどんな内容やったん?っていう話は 市当局の方でまとめてくれているサイトがあるので、ここを見た方が早いと思います。

令和2年度施政方針(芦屋市)

まあ、詳しい話は3月2日と3日に行われる総括質問の中で~ということにします。

JR芦屋駅南地区再開発事業調査特別委員会の設置

今日はメンバーと正副委員長を決めただけです。 なぜ設置した?ということは、特に言わなくてもわかると思います。

今後の芦屋市の流れに大きく影響を与えるほどに大きな事業だからです。 一つの事業、当事者だけの話という考え方ではなく、広い視野で考えないといけないだろうということで 常任委員会からは切り離して、しっかり議論していこうということですね。

委員と正副委員長は以下のとおり(敬称略)

役職氏名会派
委員長徳田 直彦公明党
副委員長福井 利道自民党
委員川上 あさえ自民党
大塚 のぶおBE ASHIYA
大原 裕貴改革維新の会
中村 亮介あしや しみんのこえ
川島 あゆみ日本共産党

僕も委員として参加します。重要案件なのでしっかりやります。 しかし…。もっとベテランが揃うのかしら?と思っていたら 1期目と2期目の議員ばっかりの構成になりました。 この極端な人選がどういう風に作用してくるかですね。

今日は本会議。12月定例会の最終日です。 今日は以下の議事が執り行われました。

  • 市長提出議案、請願の採決
  • 議員提出議案の提出、議決
  • 閉会中の継続調査の手続き
  • 議員派遣

とりあえず議決のところが大事なので、そこを書いておきます。 結論としては、以下のとおり。

種類番号件名結果
市長提出議案第72号使用料・手数料等の適正化に係る関係条例の整備に関する条例の制定について
第73号芦屋市立地区集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第74号芦屋市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第75号芦屋市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
第76号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第4号)
第77号令和元年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計補正予算(第1号)
第78号芦屋市立あしや市民活動センターの指定管理者の指定について
第79号権利の放棄について
第80号芦屋市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第81号芦屋市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第82号芦屋市フルタイム会計年度任用職員の給与に関する条例の制定について
第83号芦屋市パートタイム会計年度任用職員の報酬,期末手当及び費用弁償に関する条例の制定について
第84号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
請願第3号「マンション管理の適正化の推進に関する法律」の周知等に関する請願書

一重丸(グリーン)が賛成多数で可決。二重丸(ブルー)が全会一致で可決です。 議員ごとの態度についてはこちら

うちの会派としては、第80号議案と第81号議案について反対の態度を採っています。 賛否が分かれた議案として、第72号議案もありますが、これについては 総務常任委員会の日に詳しく書いているので、ここでは割愛。

議案の内容についても上述の記事内に書いてますので なんで反対したのか?というところにターゲットを絞って書きます。

第80号議案について

まるっと反対ということではない

議案の中で示されている以下の点については高く評価しています。

  • 若年層に傾斜をつけての引き上げ
  • 住居手当の引き下げ

実際、会派の中でも「賛成しても良いのではないか?」という議論もしています。 それほどにこれらのポイントは評価高いのです。額面だけで言うと、 住居手当の削減額が大きく、給与引き上げを考慮しても減額になります。

芦屋の財政は厳しい

しかし、芦屋の財政は現状はともかく、将来的にみると極めて危ういものがあります。

  • 少子高齢化による社会保障費の増加
  • 人口減少による市税収入の減少
  • 不交付団体になり、交付税措置が受けられなくなる(+臨財債の償還)
  • 公共施設の更新やJR芦屋南再開発など、大規模事業が予定されている。

実際に危なくなってから下げたらええやん。という意見もあります。 ですが、今は既に危なくなることがかなり具体的に見えている状況です。

昨年の3月に公開された長期財政収支見込みを見る限り、 10年後の財政調整基金の残高は4億円です。

芦屋市の標準財政規模は約230億円。 そんな団体の貯金残高が4億円とか、ちょっと厳しすぎます。 地方自治体は民間の事業者と違い、事業縮小はできないんです。 不採算事業を切るということもできません。

給与を少し触ったぐらいでは財政的には変わらない

また、給与をちょっと弄ったぐらいでは財政効果はほとんどないです。 地方自治体は必要な(やらなければならない)業務量は変わりませんから、 民間のような事業縮小を視野に入れた大規模なリストラはできません。

「給与を上げない」という判断は直接的な財政効果云々ではなくて、 職員に現状の財政の厳しさを意識してもらう。そして高い原価意識を持って 業務に臨んでもらうというところが大きいです。金額では無くてマインドの話です。

公務員給与が高すぎる!みたいなルサンチマンでもありません。 マインドの話をしているのに、金額の多寡で話をすると論点がずれます。 パフォーマンスするなら金額の話をすべきですが、それをしても芦屋のプラスになりません。 政党や個人の人気取りにはなると思いますが。

厳しい状況を乗り切るために

厳しい状況が目前に迫っているからこそ、一度立ち止まって 業務の有り方を見直してみませんか?というのがうちの会派の言い分です。

サービスの総量を減らすことなく、歳出を減らす努力をやっていく必要があります。 長期財政収支見込みの予測が外れたねという10年後をもたらす必要があるんです。

僕は、今期の議員としてのテーマとして「行政改革(議会改革)」と 芦屋の魅力向上による「歳入増加」を掲げています。選挙のときもそれ一本で勝負しています。

行政の意識を変えるため、心を鬼にして「待った!」が言える会派が芦屋市議会には必要です。 そのために一定の力を持ちたいですし、しっかりと取り組みます。

第81号議案について

これは言うことないです。 議論に参加する立場でない職員さんの給与を取り沙汰するのは 心苦しいところがありますが、これは特別職の話。議論の中心にいる自分たちの話です。

議会にいると財政が厳しくなるというような趣旨の話を良く聞きます。 でも、期末手当の引き上げはすんなりと。では、説得力がありません。 人に厳しく自分に甘い人の言うことは誰も聞いてくれないです。 僕もそういう人の話は聞きません。

これからの財政を乗り切るために、現場の意識を変えようと言うメッセージを込めて 自ら範を垂れる姿勢、リーダーシップを出してもらいたかったのが本音です。

会派としては、議決に対する姿勢の責任をしっかり取るために、 被災地等に対する寄附を行うことで決めています。 公選法の制限があり、芦屋市に返還できないのが心苦しいところですが、 上がった分は受け取らないということです。

この件でパフォーマンスをする気はさらさらありませんので 大々的な発表はしませんが、しっかりエビデンス含めた対応をしたいと思います。

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