今日は本会議。 今任期最後の定例会となる3月定例会は今日から3月22日まで。 3月定例会は平成31年度予算の審査もあり、なかなか大変な日々が続きそうです。
さて、今日の本会議では以下の議事が執り行われました。
- 市長提出議案(現年度分)の趣旨説明、付託先委員会の決定
- 第1号議案の議決
- 平成31年度施政方針演説
- 地方自治法第74条第4項に関する手続きの委任
市長提出議案(現年度分)の趣旨説明、付託先委員会の決定
現年度分議案として、第1号~第10号議案が上程されました。 第1号議案については人事案件につき、本日の本会議で即決となりました。
それぞれの議案の詳細についてはこちらを参照ください。
第1号議案を除く9議案の付託先委員会は以下のとおり。
- 建設公営企業常任委員会
- 民生文教常任委員会
- 総務常任委員会
議案番号 | 件名 |
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第6号 | 平成30年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第2号) |
第9号 | 平成30年度芦屋市病院事業会計補正予算(第2号) |
議案番号 | 件名 |
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第2号 | 芦屋市地域包括支援センターの職員に係る基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について|
第4号 | 平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)|
第7号 | 平成30年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)|
第10号 | 三条デイサービスセンターの指定管理者の指定について
議案番号 | 件名 |
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第3号 | 平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第5号) |
第5号 | 平成30年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号) |
第8号 | 平成30年度芦屋市打出芦屋財産区共有財産会計補正予算(第1号) |
第1号議案の議決
固定資産評価審査委員会委員の任期が切れたため、新たに選任するものです。 今回は任期が切れた委員の方に再び再任いただくことになりました。
地方税法第423条第3項で定められているとおり、市長提案の方に対して 市議会が同意することで任命されることになります。
(固定資産評価審査委員会の設置、選任等)第四百二十三条 固定資産課税台帳に登録された価格に関する不服を審査決定するために、市町村に、固定資産評価審査委員会を設置する。3 固定資産評価審査委員会の委員は、当該市町村の住民、市町村税の納税義務がある者又は固定資産の評価について学識経験を有する者のうちから、当該市町村の議会の同意を得て、市町村長が選任する。
本議案については特に質疑はなく、全会一致で可決されました。
平成31年度施政方針演説
「安全・安心」「住宅地としての魅力向上」「子育て」「教育」に重点を置き、 成長戦略型の行政改革の視点を持って、市民の皆さまをはじめ、多様な主体との協働・連携のもと、 創生総合戦略の総仕上げに向けて施策を展開するとともに、多くの方に憧れと夢を持って選ばれる 「住み続けたいまち・住んでみたいまち芦屋」が、市制80周年、そして更なる将来につながるよう 市民の皆さまとともに新しい総合計画の策定に取り組んでまいります。
新聞記事になるような目新しいことは発言されていないと思いますが、大事なことです。 「特に成長戦略型の行政改革の視点を持って」というところについては、行政の在り方として 現状維持は有り得ないと思っていますので、応援したいと思います。
重点施策としては、以下の2点を掲げておられます。
- 安全・安心で良好な住宅地としての魅力を高めるまちづくり
- 若い世代の子育ての希望をかなえるまちづくり
山中市長は、芦屋市については住宅地としてのビジョンを示しています。 芦屋市の住環境が優れていることは間違いないと思います。 それは、芦屋市の地価の高さからも表れていると思います。
詳しい話は代表質問で行うので、 今日のところは市長からの説明がありました。ということで。 それにしても、長かったなぁ。こんなに長く喋ると喉も乾いちゃいますね(笑)
個人的には、ペーパーを読むだけの会議は好きじゃないんですけどね。 議論を活発にするためには、資料は事前に見ておくものだと思っているので、 資料を読むだけなのは儀式的と言うか…。 4年近くやってきましたが、これだけは慣れないですね。
地方自治法第74条第4項に関する手続きの委任
このたび、市民より直接請求がありました。
第五章 直接請求第七十四条 普通地方公共団体の議会の議員及び長の選挙権を有する者 (以下この編において「選挙権を有する者」という。)は、政令で定めるところにより、 その総数の五十分の一以上の者の連署をもつて、その代表者から、普通地方公共団体の長に対し、 条例(地方税の賦課徴収並びに分担金、使用料及び手数料の徴収に関するものを除く。)の 制定又は改廃の請求をすることができる。○2 前項の請求があつたときは、当該普通地方公共団体の長は、直ちに請求の要旨を公表しなければならない。○3 普通地方公共団体の長は、第一項の請求を受理した日から二十日以内に議会を招集し、意見を付けてこれを議会に付議し、その結果を同項の代表者(以下この条において「代表者」という。)に通知するとともに、これを公表しなければならない。○4 議会は、前項の規定により付議された事件の審議を行うに当たつては、政令で定めるところにより、代表者に意見を述べる機会を与えなければならない。
直接請求があった後、市長は20日以内に議会を招集する必要があります。 閉会中であれば、臨時議会として議会を招集する必要がありますが 今回は3月定例会とタイミングが重複するので、定例会中の追加議案として 上程されることになると聞いています。
どういう内容の請求かは聞いていますが、 議案として上程されたときに改めて紹介したいと思います。
今日のところは、代表者の意見陳述を求めるところなど、 諸々決めないといけない手続きの部分は議会運営委員会にお任せするということを決めました。
明日の予定
明日は建設公営企業常任委員会です。 明日の委員会では2議案の審査と2つの事案の所管事務調査が行われます。
議案番号 | 件名 |
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第6号 | 平成30年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第2号) |
第9号 | 平成30年度芦屋市病院事業会計補正予算(第2号) |
所管事務調査は以下のとおり。
- 市立芦屋病院について
- 芦屋市下水道事業の経営戦略策定について
明日一日で終わる内容だと思います。 委員会のネット中継もありますので、興味のある方は見てみてください。