芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:その他議員活動 > 研修、勉強会など

今日は関西学院大学大阪梅田キャンパスにて行われた経営戦略講座「自治体監査のための監査論入門」に参加。 母校です。母校ですが梅田キャンパスは初めてです。 これから毎週火曜日の夜に研修があり、計10時間、みっちり勉強します。

自治体監査について、従来は議会からも1名選出するという法律でしたが 平成29年の改正において、そのルールがなくなりました。

第百九十六条 監査委員は、普通地方公共団体の長が、議会の同意を得て、人格が高潔で、 普通地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を有する者 (議員である者を除く。以下この款において「識見を有する者」という。) 及び議員のうちから、これを選任する。 ただし、条例で議員のうちから監査委員を選任しないことができる。

これを受けて、大阪府などでは議選監査委員を条例で廃止することに。
大阪府監査委員、議員枠を廃止へ 条例改正案(産経WEST)

名誉職的な位置づけになっているというのが理由だそうですが、 全国的な流れとして議選監査委員の是非が問われている状況があると言えます。

一方で、僕が所属する芦屋市議会では、議選監査委員の枠をまだ設けています。 僕自身、監査委員に興味があり、やってみたいとは思っているものの、未経験。 是非と言われても、未経験だしよく分からんわっていうのが本音です。

なので、自治体監査とは何ぞや??というのを学ぼうと言うのが目的です。

アメリカ会計学会によると、監査の定義とは以下のように定義されているとのこと。

監査とは、経済活動と経済事象についての主張と確立された基準との合致の程度を確かめるために、 これらの主張に関する証拠を客観的に収集・評価するとともに、その結果を利害関係をもつ利用者に伝達する体系的な過程である。

貸借対照表に借入金:10億円と記載されている場合、経営者の主張としては以下のものがあります。

  • 借金は10億円(発生性)
  • 10億円以上の借金は存在しない(網羅性)

監査では、この両者を立証するための証拠を集める必要があります。 源泉が同じ証拠だと証拠としての価値が低いため、なるべく異なる源泉から証拠を集める必要があります。 借入金だけを見ても粉飾には気づきません。支払い利息と合わせて見ることで嘘に気付くことができます。

どれだけ源泉が異なる証拠を集めることができるか?が監査の鍵だそうです。

石原先生の授業は初めて受けましたが、かなりスピーディに進んでいくため ついていくのが大変。4回の講義でしっかりと勉強し、少しでも物にしたいと思います。

今日も昨日に引き続き、JIAMでの研修でした。 昨日同様、「住民とのコミュニケーション~対話と発信力の向上~」というテーマでの研修です。

今日は市政報告ビラ等での見せ方、伝え方について。 個人的には、ネットでの見せ方云々よりも、ビラや市政報告会のあり方についての方が気になっていました。

プロフィール一つとっても、人生の山あり谷ありを折れ線グラフで表現したり 自分のアイデンティティを円グラフで表示することで、より多くの人に伝えられるという 手法を学びました。いずれにしても、文字から得られる情報よりもグラフィカルな部分から得られる情報の方が多いとのこと。 いずれにしても、ビラには図やグラフ、写真やイラストなどを入れないとダメですね。 次回以降は何とか、そういう情報も入れられるよう工夫していきたいと思います。

意見聴取の方法として、ダイアローグ(dialog)という手法があるそうです。 今日も実際にやってみました。目をつぶって、一斉に発言するというもの。 目をつぶるのは、視覚から得られる情報で意見が変わることを防ぐため。 また、一斉に発言するのは、人の意見につられないため。

これは面白いです。人の意見を否定せず、多様性を楽しむための手法なので ブレーンストーミングにも似ているかもしれません。普段はなかなか難しいかもしれないですが、 市政報告会や議会報告会など、大勢の人が集まるところではできるかもしれません。 何とかして取り入れていきたいと思います。

全体を通して、講師の先生のとても楽しい語り口調で大事なことを学ぶことができました。 昨日のヒーローインタビューの手法や、より多くの人に市政報告ビラを読んでいただくための 工夫について、今後はしっかりやっていきたいと思います。

今日は滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(通称JIAM)での研修に参加。 今日のテーマは『住民とのコミュニケーション~対話と発信力の向上~』です。 議員仲間の間でも評判が高いこの研修。今日も定員60人のところに110人を超える参加があったとのこと。 名実ともに人気研修です。今日から1泊2日でみっちり研修を受講することになります。

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市町村議会議員研修[2日間コース]「住民とのコミュニケーション~対話と発信力の向上~」(JIAM)

間に選挙とかが入ったりして、なかなか予定が組めなかったのでJIAMに来るのも久しぶり。 他の議員研修が2時間半で15000円とか、コスパが最悪のものが多い中、JIAMの研修はコスパ最高です。 1泊2日の泊まり研修で7300円とかされると、他の研修には行けませんね(笑)

備忘録の意味も込めて、今日学んだことを記しておきたいと思います。

コミュニケーションの3つの機能

理解を増やす

理解を深めることで、先入観や固定観念、思い込みを減らしていく。

人間関係に影響を与える

基本はフェイス to フェイス。 言語コミュニケーション(内容)よりも、 距離感・視線・表情(笑顔)・動作・声のトーンといった非言語コミュニケーションの方が影響が大きい。 結局は、内容よりも伝え方の方が重要になってくる。

僕らの武器でもあるマイクでの演説でも、内容よりも熱意とか本気度の方が心に響くものがあります。 それはこの間行われていた西宮の補欠選挙でも痛感しました。

信頼関係を築く

  • 聴く
  • 言行一致
  • 守秘義務

言語コミュニケーションのポイント

ブラインドウォークという実習を行い、身を持って体感しました。 ブラインドウォークとは、目をつぶって案内してくれる人の誘導の通りに歩くというものです。 視覚から情報が得られなくなるため、案内人の声が全ての頼りです。

目が見えない状態で、危険を回避させるためには以下の点が重要です。 それは、市民とのコミュニケーションにおいても同様。

  • 相手の立場に立った分かりやすい指示
  • 急な指示ではなく、予告が重要
  • 相手に合わせ、表現を変える。

距離は定量的な表現だが、人によって歩数が異なる。 目が見えない人には距離nメートルと伝えても分からないため、歩数で伝える必要がある。

⇒具体性のあるコミュニケーションを行う必要がある。

また、人間は学習する生き物。時間経過によって理解度は異なってくる。

⇒「今の」相手に合わせて伝え方をカスタマイズ・バージョンアップする必要がある。

コーチングの基本

コーチングとは、「教え込む」ティーチングとは違い、 可能性や自発性を「引き出す」こと。

傾聴について

アクティブリスニングの3要素は以下のとおり。

  • あいづち
  • うなずき
  • くりかえし

聴く=受け身ではなく、相手に話させるための能動的な聴き方。 アクティブリスニングをすることで、話に華が咲き、色々な情報を聞き出すことができる。 また、それにより信頼関係も構築できる。

質問のスキル(ヒーローインタビュー)

興味や好奇心をフルに発揮する映像が浮かぶように質問する。 それにより、心と心の通い合うコミュニケーションに繋がる。

ヒーローインタビューは実際にやってみましたが、なかなか難しい。 本家本元のプロ野球のヒーローインタビューでも、「ん?」っていう質問もあったりするので テクニックが必要なのかもしれません。 こういう聴き方は今まであまりしていないので、芦屋に帰ったあとも使ってみたいです。

研修はあと1日あります。 こちらの言いたいことを伝える、相手の言いたいことを理解する。 広報紙や演説、対面など、相互のコミュニケーションがありますが、 いずれのケースでも効果的にコミュニケーションが取れるよう、しっかり学びたいです。

今日は関西若手議員の会の総会&研修会に参加。場所は明石市でしたが、運転免許証取得時以来の明石です。前はもっと遠いところだったような気がしましたが、芦屋から新快速で25分。思ってたより近かったです。

研修会の内容は、選挙プランナーの方を招いての研修でした。某地域政党(≠大阪維新の会)の候補者選定の話であったり、同会の新人対象の研修会で行われた議員としてのあり方についてのお話をいただきました。

政務活動とは言い難い内容で、交通費を政務活動費として充当するのは難しそうですが、政治家としてのあり方の部分など、参考になる研修会でした。

某地域政党においては、候補者選定にあたり以下のテストを行ったとのこと。

  • 言語理解(長文読解)
  • 係数理解(表やグラフの読み取り)
  • 論文提出(その場で)

相手の言っていることを「正しく」理解すること。そして自分の意図する内容を人に「正しく」伝えること。これこそが本来のコミュニケーションであり、議員として求められる能力だと思います。また、数字を読み取ることができる。これも議員として必要な能力。

ただ、別に特段難しいことではないよねって言う。こういう能力は民間企業で「普通に」仕事をこなすためにも必要な能力ですよ。ぶっちゃけた話。なので、少なくとも民間企業で「普通に」仕事ができている人であれば誰でも議員として最低限の仕事はやっていけるはずなんですよ。わざわざこんなテストをしないといけないということは…。どういうことなんでしょうね~。

また、良い候補者とは?と言う話もありました。

  • 忘れない
  • 途中で辞めない
  • 手を抜かない

耳が痛い。雨が降ってたら「やめとこうかな」とか、どうしても自分に甘くなってしまうんですよね。そんなことではダメですね。また、以下のようなことも重要なファクターだとのこと。

  • 謙虚に
  • 人当たり良く
  • 図々しく

謙虚さと図々しさ。議員には相反するものが求められます。僕的には、図々しさが難しいです。議員さんの中には厚かましいぐらいの人もいます。そういう人を見て凄いなぁと思いながらも、僕も図々しさを身につけていく必要があるんですよね。

当選した途端に「大先生」になってしまう方。芦屋の議員さんではないですが、残念ながらおられます。「応援してもらって当たり前」と思っちゃってる人も。議員って、特別な仕事だけど特別な存在では無いんですよね。それが分からない人はちょっとなぁ~って思います。

質疑応答の中では、ネット広告の効果についての話題もありました。個人的にもちょっと気になっていたところ。でも報告会の告知などで使うには有効だが、日頃の広報を行う上では有効なツールではないのでは?とのこと。そんな気がしました。やはり広報活動は汗をかくと言うか、地道な活動が大事みたいですね。

僕の議員としての任期はあともう少しありますが、謙虚に、図々しく頑張っていきたいと思います。

今日は福岡県大野城市にて「統合型行政評価システム(公共サービスDOCK事業)」を視察。兵庫維新の会の有志のメンバーで訪れました。前回、国東市に赴いたときと概ね同じメンバーです。

公共サービスDOCK事業というのは、簡単にいうと「市の事業について、第三者評価を受ける」という仕組み。大学教授や公認会計士、企業経営者といった人選で公共サービス改革委員会というものを設置し、市のいくつかの事業を外部評価にかけるという取り組みです。この事業については総務省のホームページにも紹介があります

市の内部評価だけでなく第三者評価を受けるべきだという観点は、先日視察させていただきました静岡県富士市における「議会事業評価」とも似ています。芦屋市においては現行でも監査を実施していますが、あくまで市内部の監査に留まっています。いずれにせよ、市の事業を第三者評価にかける必要性は高いと感じます。

ただ大野城市さんについては、財政規模も小さい自治体です。また、人口に対して職員数が少ないです。よって少ない財源を有効に活用していくという観点も強いようで、経営の最適化を図っていくために実施しているという背景があります。利益最大化を最大の目的としている民間企業と違い、行政は利益を追求していく必然性はありません。とは言いながらも、お金を動かします。経営の最適化という観点は絶対に必要。

以下では、備忘録の意味も込めて視察内容について簡単にまとめておきます。

概要

公共サービスDOCK事業とは、以下の診断を実施するもの。

  • フルコスト計算書診断(財政の視点)
  • 民間活用のあり方診断(業務プロセスの視点)
  • 業務・システム最適化診断(業務プロセスの視点)
  • 初期診断(市民満足度の視点)
  • 人財と育成の活用診断(人財と育成の活用の視点)

フルコスト計算書診断とは

毎年定例的に行う経常事業の収支をまとめたもの。どれだけの税金や人員を利用して事業を実施しているかを「視える化」。事務事業の効率化や必要性の診断を実施する。

ただし、人件費については厳密な算出はしておらず、あくまで概算。事業別のデジタルな時間実績は取っていない。

民間活用のあり方診断とは

市民サービスの効果を診断。実施効果が市民等に還元されているかを診断する。

直営 ⇒ 指定管理者への変更を検討する際にも実施。指定管理者制度への移行が妥当かどうかを客観的視点からチェックすることにも適用している。

業務・システム最適化診断とは

市の事務事業を簡潔に標記した業務フローを作成。重複事業の整理やIT化による事業の簡易化、標準化を実施。全庁的な業務改善に繋げる。

初期診断とは

総合計画に記載されている事業について、市民満足度の視点から事業の成果目標、市民ニーズ、事業効果などの診断を実施。今後の新規事業の選定に役立てたり、事業のスリム化に繋げる。

市民満足度の調査については、毎年アンケートを実施。約10万人の市民に対し、1000人を抽出している。

人財と育成の活用診断とは

働き方改革に主眼をおいた取組み。現在協議を進めている。協議事項は以下のとおり。

  • 時間外勤務の現状および問題点の把握
  • 適正な年齢構成および業務量に対応した配置の検証
  • 職員ニーズに合致した休暇制度の在り方の検討

芦屋市での実現は?

事業別のコストを明確にするなど、芦屋市でも実施すべき点がありました。ただし、大野城市の取り組みは全庁で総合的に実施しなければならない取組みです。大野城市のやり方を直ちに芦屋で取り組んでいくのは難しいと思われます。まず、概算でも構わないので事業別のコストを明確にしていくところから実施していただけるよう、検討したいところ。

事業の評価という意味では、本来は議会がやるべきことです。しかし、今の予算・決算の審査のやり方ではあまりに広範囲。それぞれの事業について、細かく評価をしていくのは難しいと言うのが実態です。

全体を総括的にチェックする機関と事業をピックアップして、細かなところをチェックする機関の両者が必要だと思います。議会による事務事業評価と合わせて検討していきたいところです。

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