芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

カテゴリ:その他議員活動 > 研修、勉強会など

今日は関西若手議員の会の研修会のため、高砂市に。 以下のテーマの研修を受けました。

  • ご当地WAONを活用した市民ポイント制度について
  • 今こそイノベーションする時!”若手デザイナーによる地域活性化の取り組みについて
  • 伝わらないを可視化で解決!グラフィックレコーディングについて

個人的には、一つ目の「ご当地WAONを活用した市民ポイント制度について」と 三つ目のグラフィックレコーディングについてが気になりました。

市民ポイント制度について

高砂にこにこポイント制度(高砂市)

高砂にこにこポイント制度は、以下の期待を込めて実施された施策とのことです。

  • 検診受診のきっかけづくり
  • 運動を始めるきっかけづくり
  • 市の各種事業・イベントへの参加促進
  • 施設利用の増加
  • WAONカード利用による商業活性化
  • 高砂の全国アピール
  • 高砂市への寄附(WAONカード利用金額の一部が高砂市に寄附される仕組みのため)

きっかけづくりのための自治体独自のポイント制度は、ある程度の効果があると思っていました。 それを電子マネーの仕組みとくっつけるという発想は面白いと思いました。

高砂市ではWAONカードを使っています。WAONカードはイオン系の電子マネーです。 WAONカードの発行元であるイオンリテール(株)がCSR活動の一環として実施している 「ご当地WAONカード」の仕組みを利用する形での推進と言う位置づけです。

「ご当地WAONカード」は利用金額の0.1%が当該自治体に寄附されるという仕組みを設けたサービスです。 寄附を意識する必要がないところまでハードルを下げる仕組みは良い仕組みかと思います。 そして、実はお隣の西宮にもご当地WAONカードがあったみたいです。全然知らんかったけど…。

芦屋市での導入可能性はどうかと考えてみました。 高砂市でやられている仕組みを参考にするのは検討の余地ありだと思います。 ですが、その場合、WAONカード以外の電子マネーの方が良いんだろうなと思います。

芦屋の場合、市内にイオンがないので、WAONカードの普及率はあまり高くないと思います。 イオン系の店が少ないということもあり、市内で積極的に活用されるシーンも多くないと思います。 高砂市の利用者の大半が高砂市民と言うことを考えると、イオン系が弱い芦屋では爆発力は小さそう。

他の電子マネーだと、楽天Edyでも同じようなご当地サービスをやっています。 楽天Edyの方が芦屋市内で使える店舗数が多く、利用拡大は見込めそうです。

芦屋でも他市と同様、少子高齢化や2025年問題を抱えています。 健康増進・介護予防のための取り組みは取り組んで行く必要があると思っています。 このご当地電子マネーを利用したポイント制度は、高齢者のみならず、老若男女が恩恵を受けられるものです。

高砂市では、議会報告会に対してもポイントを設けているらしく、 ちょっと研究してみたいテーマだと思いました。

グラフィックレコーディングについて

グラフィックレコーディングというのは初めて聞きました。 説明を聞いた上でネットでも検索してみました。

会議の「伝わらない!」を可視化で解決。描いて語るグラフィックレコーディング(フルスイング)

例えば議会報告会や市政報告会をする上で導入してみると良さそう。 とは思うものの、上記リンクの画像のような良い感じのものは僕には書けません。 誰かにお願いできるものなら、試験的にやってみても良いかと思いますが、 いったい、誰に頼めば良いのだろう。。。

今日は実際にグラフィックレコーディングの記録も取られていました。 難しい。毎日描いていたら、描けるようになりますよ~とのことでしたが、難しい気がします。

DSC_0201

よく、議事録を書きながらディスプレイに投影して会議をやっていましたが グラフィカルに議事録を取ったことはありません。そりゃあ、グラフィカルな方がイメージとして 記憶に残りやすいということがあります。今日の説明を聞き、グラフィックレコーディングなるものの 存在を知ったので、もしも導入機会があるようであれば、検討したいと思います。

今日は研修参加のため、吹田市に。かつての大阪市営地下鉄の江坂駅を利用しました。 何気に、Osaka Metroに変わってから初めて利用したかもしれません。 この仕事になってから、梅田以外の大阪に行くことも減りました…。 ただ民営化したと言っても、駅の感じは特に何も変わってないような感じがしましたね。 トイレがきれいに!という話をよく聞きますが、江坂のトイレは古いままでした。

今回の研修は『公共施設の老朽化・更新問題をこうして打開せよ!-「経営的・実践的」公共施設マネジメントのすすめ-』 というもの。芦屋市でも策定している公共施設等総合管理計画にも関連する内容で、非常に興味深く拝聴しました。 約3時間で5000円なので、お得でした。東京とか福岡とか、夜が楽しいところで行われる研修は1時間半で15000円とか取られるので…。 交通費も入れると、とんでもないコスト。在来線で行けないところは、拘束時間も含めて費用対効果が悪すぎるから絶対行きません(笑)

当研修は有料講座なので、詳しい内容は書けませんが 感じたところを備忘録的にさらっとまとめておきたいと思います。

なお、芦屋市の公共施設等総合管理計画は下記リンク参照です。 本編は59ページもあるので、概要版を見るのが良いかもしれませんね。

公共施設等総合管理計画(芦屋市)

公共施設の総合管理を考える上で、民間の施設も視野に入れ、街全体を俯瞰して 管理していく必要があるという話がありました。そのとおりだと思います。 これからの少子高齢化、人口減少社会が進むことも踏まえると、自治体財政は苦しくなってきます。 民間でできるところは民間でやっていくようにしないと、今までのように全部行政が自前でやる というのはナンセンスなやり方だと思います。

建物の場合、統廃合という選択肢もありますが、道路や橋梁のようなインフラ周りについては 廃止する訳にはいきません。高い維持費を投じて、老朽化対策を講じていく必要があります。

芦屋市の場合、それぞれの更新費用は以下のようになっているようです。

  • 建物
    • 公共施設の将来負担可能な投資的経費の見通し:年平均27.3億円
    • 公共施設の将来に予測される更新費用:年平均30.2憶円
  • つまりは年間で約2.9憶円不足。
  • インフラ
    • インフラ施設の将来負担可能な投資的経費の見通し:年平均16.1億円
    • インフラ施設の将来に予測される更新費用:年平均33.2憶円
  • つまりは年間で約17.1億円不足。

芦屋市の試算では、50年間の年平均として1年当たり約20億円の更新費用が不足する いうことになっています。財源はどうするのか? 国からの補助金?市債の起債?いずれにしても、自主財源ではありません。 他市に比べたらまだマシな金額ですがが、厳しい状況が続くのは間違いありません。

また、研修ではPPPとPFIについての詳しい事例をたくさんご紹介いただきました。

PPPとは、Public Private Partnershipの略。 公民が連携して公共サービスの提供を行うスキームのことを指します。 PFIとは、Private Finance Initiativeの略。 公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法です。

当然ながら、メリットとデメリットがあります。 ですが多くの場合、デメリットを補って余りあるメリットがあると言われています。 芦屋市においては、高浜町の市営住宅の集約事業においてPFIを用いました。 行政だけで色々な計画を立てて事業を進めるよりも、民間のノウハウを用いた方が良いケースが多いです。 当然、不適格な事業もあるので、見極めは必要だと思います。 ですが、これからの芦屋市の状況を鑑みると、積極的に進めていく必要があるとは思います。

今日も研修の予定だったんですが、大雨でJR湖西線が完全に止まってしまったため 講師の先生が会場に来られない…というアクシデントが。

到着も何時になるか分からないということで、午前中の講義は急きょ中止に。 JIAMには何回か来ていますが、こういうケースは初めてです。 ただ、分厚い資料はいただきました。まだ全部は読めてないですが、 せっかくの資料なので、読みたいと思います。

僕はJR湖西線が止まっていることは分かっていて、 「湖西線止まってるやん、帰りはタクシーで京都まで行かないとアカンなぁ…。」と思っていました。憂鬱になっていた矢先、JIAMの方々が受講者全員が乗れるだけのバスを手配してくださり、JR京都駅まで送って下さいました。 神対応とはこのこと!ネックやと思っていたところが回避できたので、 めちゃくちゃ時間がかかったものの、無事、芦屋まで帰ってくることができました。 JIAMの皆様、ありがとうございました。

元々、とてもリーズナブルでかつ濃い内容の研修を受けさせてくれる同施設が 大好きでしたが、更に大好きになりました。特に内容は無いんですが、 感謝の意を表明しておきたいので記事に。施設の方が読んでくださることを願いながら。

また、職員の方が「午前中の講義は中止にします。京都駅まではバスでお送りします。」と案内したところ、なぜか阿鼻叫喚に。JIAMの人たちはJRの職員と違いますよっていう話で、動かないことを文句言われても…。動いている昨日の夜のうちに帰っておくということもできたでしょうし…。

しかも、京都で降ろされても困るっていう言い分が訳分かんない。地元まで送り届けてくれってことかな?個人的には、いつ復旧するかも分からない湖西線沿線の唐崎駅で待機してることの方が困ります。新幹線に乗るにせよ、飛行機に乗るにせよ、色々なところまでのアクセスが良い京都までは出ておいた方が良いに決まってる。

JR西日本の情報を見る限りでは、明日は湖西線も復旧するらしいので、 今日はJIAMに泊まる選択をした人も結果的には正しかったと言えるかもですが、 緊急事態の判断は、正しい情報を得た上で迅速に行動すべきですね。 意外なところでリスクマネジメントについても考えさせられることになりました。 福祉施策についてのお土産ももらって帰れましたし、参加して良かったです。

今日も昨日に引き続き、「社会保障・社会福祉」に関する研修受講です。 芦屋は大雨で大変なようで、芦屋を離れていて大変申し訳ない気持ちですが、 市議会から招集がかかっていない以上、こちらでの研修をしっかり受講したいと思います。

今日は以下のテーマの3本立てを9:30~17:30までみっちりと。濃密な時間でした。

  • 介護保険と地域包括ケアシステム
  • 地域医療の現状と課題
  • 認知症の基礎知識と社会参加による予防の可能性

かなり具体的な内容だったと思います。 いずれも興味深く聞かせていただきました。 例によって有料研修なので詳細には書かないですが、簡単に振り返りをしておきたいと思います。

介護保険と地域包括ケアシステム

介護報酬は介護保険開始から17年で、既に8%も下がっている。 そうするとやはり事業者は事業継続も苦しくなってきますし、新規参入の大きな障壁となる。 厚労省や財務省は、給付削減の意向があるが、自治体としては高齢者が安心できるケアシステムの構築を図らなければならない。

福祉制度は経済事情や家族の事情など、特定の理由があって初めて使用される限定性がある。 一方で、介護保険制度については、要介護認定が下りれば全ての国民が利用する制度であり、普遍性がある。 なので、収入が多い人の負担が大きくなるという現状の仕組みは、あるべき論から外れた形であり、 保険制度として欠陥がある制度である。

高齢者の中でも、介護保険に対する考え方は2極化している。

  • 保険料が高くなるから特養はこれ以上いらない。
  • 特養に入りたいが、空きが無いため新しい特養をつくってほしい。

どちらの意見も高齢者の意見であるため、自治体は中途半端な対応をせずに 介護保険に関する方向性を定めた上でサービス展開していく必要がある。

  • 特養を全入制にする代わり、保険料を上げる。
  • 介護予防を進め、特養の建設は凍結。保険料は据え置きとする。

所感

自治体の方向性を決める判断については、非常に難しい判断だと思います。 すぐに答えは出せません。大いに議論が必要な事柄だと思います。 喧々諤々で議論をした結果、下された判断であれば、それは否定できません。 ただ、2025年問題を目前に控え、現状でこういった議論が行われているのか、 確認する必要があると強く感じました。

また、特色ある介護保険制度を設けている和光市についても話題に挙がっていました。 こちらについては、メンバーを募って視察したいところ。

地域医療の現状と課題

第7次医療計画(2018年4月~2024年3月)では、以下の見直しが行われた。

  • 医療と介護の連携のため、計画期間を5年⇒6年に変更。
  • 地域医療構想の達成に向けた取り組み

新たな介護保険施設として、介護医療院という仕組みが新設。 住まいの機能を重視した新たな形態。医療提供施設ではあるが、介護保険適用施設である。 多くの特養は医療提供施設ではないので、終末期医療まで対応してくれる施設の登場は 多様な選択肢になりうる。

超少子高齢化社会においては、人の住居をある程度集約する必要がある。コンパクトシティの考え方。 在宅とは、自宅とは限らない。多様な選択肢の中から(その人がふさわしい)適切な場所を選び、 そこで暮らすことが重要である。

公立病院の経営については、地域医療構想の中で、自らのポジショニングが問われている。

所感

芦屋市が加わる地域医療構想は南阪神地域医療構想。 近くに神戸市や西宮市がある中で、芦屋病院がどういう役割を果たしていくかが重要です。 単独運営という形から広域での運営という形に変わっていくんだろうと思いますが、 しばらく様子を見ないと行けないんだろうなと思っています。

認知症の基礎知識と社会参加による予防の可能性

認知症自身は病気ではなく、脳の認知機能に障害が出ている状況のことを指す。 認知症の原因となる病気は多種多様に富んでいる。原因の一部である脳血管性認知症については 生活習慣の見直しによって危険因子を抑えることが可能。

主な原因であるアルツハイマー病は、加齢が進むと誰しもが発症してしまう病気。 以前よりも平均寿命が長くなってきたことにより、表面化してきた。 薬による認知症予防は困難であることが分かってきたため、薬に頼らない予防法が研究されている。

社会的繋がりや家族、友人との交流によって認知症を抑えられるため、 絵本の読み聞かせなどによる新たな関係性の構築は重要である。

所感

絵本の読み聞かせについての取り組み(認知機能低下抑制プログラム)については効果がありそうです。 導入について、所管課と相談してみたいと思います。 また、認知症は早期発見であれば、遅らせることができるので 物忘れ外来等で検査を受けることの啓発も重要。 そして、高齢者の定期検診のメニューに認知症検査も加えられないか、 検討してみたいと思います。

今日は、全国市町村国際文化研修所(通称JIAM)で行われている「社会保障・社会福祉」についての研修を受講。 同研修は今日から金曜日まで、2泊3日で行われます。このテーマは興味はあるものの、専門的知識に自信がない分野。 案内を見た瞬間に「参加しよう!」と思った研修です。

これまでは5日間で行われていたカリキュラムらしいですが今年から3日にスリム化されたため、応募者が殺到。 今回はなんと2倍の倍率だったとか。普通に研修決まりましたよーって案内が来ていたので そんなラッキーが起こっていたとは気づきませんでした。涙をのんだ人の分も、頑張って勉強したいと思います。

さて、今日の研修テーマは「2025年問題と社会保障政策」。 例によって、有料の講習になるので事細かには書きませんが、かなり全体的な話でした。 地域包括ケアシステムなどの個別具体の政策については、明日以降になるそうです。 楽しみにしておこうと思います。

今日の内容については、まあそうだよなぁという内容が多かったように思います。 そんな中で興味深かったのは、「高齢者の社会参加」について。

「高齢者の定義と区分に関する、日本老年学会・日本老年医学会 高齢者に関する定義検討ワーキンググループからの提言」の紹介の中で示された 高齢者の身体能力が過去に比べて上がっているというデータ。そして、高齢者が自身を高齢者だと思う年齢は、概ね70歳以上というデータ。

やはり、60代の方は「高齢者」とお呼びするのは適当ではないと思います。 見た目からして、一般論的な「おじいちゃん、おばあちゃん」のステレオイメージには含まれないような気がします。 また、例えばタバコの有害性についての考え方など、健康に対する考え方や食べ物など、昔とは色々なことが変わってきています。 「高齢者」の体力などもかつてとは変わってくるのではないかと漠然と思っていたので、裏付けができました。

以前、同世代の方と高齢者について話をしていたとき、 「僕らは高齢者になっても多分、普通にゲームしますよね」という話をしたことがありますが、 僕は高齢者になってもスマホ等のデジタルガジェットを使いながら、ゲームもしていると思います。 なので、今現在、高齢者である人とこれから高齢者になる人では、状況も変わってくるんだろうなぁと思います。

なお、同ワーキンググループからの提言では、高齢者の区分を以下のようにすべきだとの提言があったそうです。

  • ・65~74歳 准高齢者 準高齢期(pre-old)
  • ・75~89歳 高齢者 高齢期(old)
  • ・90歳~ 超高齢者 超高齢期(oldest-old, super-old)

講義の最後には意見交換。同じ班の議員さんは、郡部の議員さんが多く 芦屋とは状況が大きく異なるエリアでした。高齢化率も芦屋の比では無いぐらい深刻なもので、 危機意識も相当に高いようです。行政だけで全てフォローアップするには財源が足りないということもあり、 地域の方々が行政の役割を代行しているような状況とのこと。保育所がいらなくなったから 高齢者向けの施設に回してるという意見も新鮮。やはり地域が変わると問題意識もまったく変わってくるなと 参考になりました。

また、意見交換の中では、「高齢」とか「老」というネーミングが悪いという意見がありました。 僕もそう思います。「シルバー」も含めて、60代の方々についてはステレオイメージ的な高齢者を連想させる 言葉は似つかわしくないような気がします。こういったところも改めていくことで、社会の認識を改めていくのは 有効なのではないかと感じます。

少子高齢化の影響で、就労世代が大きく減少していくことからも、 少なくとも60代の方々については労働力として活躍する機会が必要になってくると思います。 平均寿命が伸びている関係で、60代でリタイアしてしまうと年金だけではしんどくなってくるという 現実的な問題もありますし。

今日は踏み込んだ話はありませんでしたが、意見交換など 参考になる部分もたくさんありました。明日の研修も楽しみにしたいと思います。

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