昨日で議会が終わりました。 例年であれば、議会が終わると議会に関する報告をビラにまとめて 街頭などでお配りをすることになります。個人的には、手渡しが好きなので ポスティングなどはせずに、なるべく手渡しでの配布をしていました。

新型コロナはビラ配りにも影響を

ただ、ご存じのとおり、新型コロナウイルスの影響で人との接触はなるべく断ちましょう。 不要不急の外出は控えましょう。という流れになっています。

なので3月のときは、手配りは当然ご法度。 ポスティングも不要不急の外出にあたるだろうと配布を自粛していました。 新聞折込という手段がありましたが、個人ビラは自腹と決めているので経済的事情で控えさせていただきました…。

街頭での政治活動に思うこと

そして、今は少し落ち着いてきている状況です。色々な自粛も緩和されつつあります。 それを受けてなのか、最近、SNSとかで駅に立ってビラの配布をしている政治家の投稿を見かけるようになりました。

それぞれの考え方なので、そこを否定するつもりはありません。 でも個人的には「街頭に立つのはまだ早い」と思っています。

今は落ち着いてきているものの、「新しい生活様式」として テレワークやフレックスの継続や、会議での対策など、働き方も変わってきています。 そして、人々の中で漠然とした不安が残っている状況だと思います。 前と同じ生活には戻っていません。

政治活動は憲法で認められた権利であり、尊重すべきだと思います。 ですが、市井が「新しい生活様式」に取り組んでいるのに、議員や政治家は昔と同じやり方で良いのか? という疑問が自分の中で生じているのも事実です。

ほかのやり方を模索

他に手段がないんだ!ということであればまだしも、 報告についてはネットを使うなど、別のやり方があります。 またビラを配布するとしても、人前に出なくても新聞折込やポスティングなど、 コミュニケーションを伴わない配布方法もあります。

個人的な考え方としては、代替手段があるのであれば 新しい生活様式側に倒した手段を用いるべきだろうと思います。 少なくとも、新型コロナが終息し、人々の不安が解消されるまでは 前のやり方には戻れないと思っています。

前は駅に立ってたけど、最近は全然立ってないね!と言われるかもしれないですが、 そういう考え方で対応していますので、ご理解いただければと思います。 というか、そういう風に言っていただけるということは、 少なからず意識していただいているということだと思うのでめちゃくちゃ嬉しいですが!

新聞折込でも配ります

芦屋市議会では、市政報告ビラに対して政務活動費を適用することが許されています。 ですが、会派ルールとして「個人ビラへの適用は認めない」というものをつくっています。

経験上、不正の温床となりやすいのが市政報告ビラです。 実際には印刷していなかったり、配布していなかったり…。 個人に対して支給するのではなく、会派に対して支給することで 抑止力としたいというのが目的の一つ。

そしてもう一つの理由が、個人ビラの内容は似通ってくるということです。 というのも、市政の主な話題って同じだから。重要案件を取り上げると 自ずと同じような内容になりがちです。それを重複適用するという考え方も引っかかる部分があるからです。

前段が長くなりましたが、今回は会派ビラを新聞折込で配布。 個人ビラはポスティングで配布というやり方をしたいと思います。

街頭で手配りするのは、新型コロナが終息してからになるのかな?って感じ。 まあ、先になってみないとわからないですが、今のところはそんな感じで思ってます。