昨日今日と地方自治法第179条に基づく専決処分を行いましたという報告がありました。 3月26日に行われた本会議での結果ともリンクするところなので、事実ベースで紹介しておきます。

なお、専決処分とは以下のとおりです。

議会が議決すべき事項を、時間的に議会の招集を待てない緊急な場合などに、市長が代わって意思決定することをいいます。 専決処分の後には、議会に報告し承認を求める議案の提出が必要です。 このほか、あらかじめ議決によって特に指定したものは専決処分(議会の委任による専決処分)ができますが、その後議会への報告が必要です。

一連の流れでは、以下の2つの予算についての専決処分が行われました。

  • 令和元年度一般会計補正予算
  • 令和2年度都市再開発事業特別会計暫定予算

一般会計について

基本的には新型コロナ関係。 民生費と衛生費と教育費について、新型コロナ感染症対策の国庫補助が降りてきたので それに伴う対策を行いましたというものです。

バクっというと、以下の予算をプラスするとのこと。

  • 児童福祉施設等への備品配布
  • 放課後等デイサービスの体制強化
  • 放課後児童クラブの体制強化
  • ファミサポ事業の利用助成

詳しい内容については、6月定例会の委員会で報告を受けることになると思いますのでそのときに。

特別会計について

前提として、3月26日の本会議において原案が否決されたということがあります。 特別会計予算の中には人件費など、4月1日からの通常業務にかかる予算も含まれています。 これらもまるっと否決となると、4月1日からの業務ができなくなります。

当然、職員の給与も支払わないといけませんからそれは困ります。 なので最低限必要な部分だけを暫定的に予算組みした上で、最低限の部分の業務を行います。

僕も初めての経験なんですが「暫定予算を組んで対応する」というのはそういうことだそうです。

暫定予算での対応については、やむを得ない部分があると思います。 再議を経て、原案が否決されていますから、議会の認可を得るためには何らかの修正は必要だと思います。 議会では過半数を超えないとどうやっても可決にはならないので、仕方ない。

今後の動き。これは予想の範囲ですが、 暫定予算を組む一方で、再開発事業を進めるための予算を含む補正予算の検討に入っているはず。 再編成された予算は恐らく6月の定例会で示されることになるのでしょう。

ただ6月に出すのもギリギリなのかな。というのも予算編成にはそれ相応の時間がかかります。 そもそも論として3月26日~年度末までのわずかな時間で修正するのは無理な話。 6月に間に合わせるよう、今、急ピッチでやってくれているのだろうと予想します。