今日は総務常任委員会。 委員会終了後には、予算特別委員会総務分科会も開かれました。

常任委員会

以下の議案の審査が行われました。 議案書についてはこちら

番号件名
第34号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第6号)
第32号訴えの提起について
第13号芦屋市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び芦屋市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第33号芦屋市指定金融機関の指定について

いずれの議案も可決すべきものと決しています。 じゃあ、気になるところをピックアップして。

談合で生じた損失について、損害賠償します(32号議案)

  • 相手方
  • 沖電気工業(株)
  • 理由
  • 相手方の消防救急デジタル無線設備整備事業無線機器購入に係る入札における談合行為により本市が損害を被ったため。
  • 経緯
  • 2013-05-16 入札執行
    • 予定価格(非公表):284,325,000円(税抜)
    • 入札業者及び入札金額
      • 沖電気工業(株)   262,000,000円(税抜)
      • 日本無線(株)    294,000,000円(税抜)
      • (株)富士通ゼネラル 268,000,000円(税抜)
    • 契約業者:沖電気工業(株)
    • 契約金額:275,100,000 円(税込) 落札率:92.15%
    2013-05-17仮契約を締結
    2013-06-07市議会へ第49 号議案「財産の取得について」を提出
    2013-06-28議会の議決を得たため,本契約を締結
    2014-03-19納品(同日,検査実施)
    2014-04-30本契約に係る支払いを完了
    2017-02-02
    1. 公正取引委員会が独占禁止法の規定に基づき排除措置命令及び課徴金納付命令を実施
      • 違反事業者
        • (株)富士通
        • ゼネラル日本電気(株)
        • 沖電気工業(株)
        • 日本無線(株)
        • (株)日立国際電気
    2. 公正取引委員会が本市の入札における談合の事実を認定していることが判明
      • 沖電気工業(株)の談合期間は2009年12月21日~2014年4月8日まで
    3. 全国で236件、県内で9件の談合があったことを確認。
    2017-03-08沖電気工業(株)に対して指名停止措置を実施
    2017-04~2019-12談合による損害額算定などの対応を顧問弁護士と協議
    2020-01-06 沖電気工業(株)本社及び関西支社へ請求書を送付
    • 損害賠償請求金額:44,178,617 円(納付期限1 月31 日)
    2020-01-07沖電気工業(株)本社及び関西支社に請求書が到達
    2020-01-31損害賠償金の納付がないことを確認
    2020-02-02談合(不法行為)の消滅時効
    2020-07-07提訴までの期限(請求書送達から6か月)

損害賠償請求に応じてくれたら提訴ということにはならなかったようです。 ただ相手方的には、市が示した請求額は高すぎる!という判断だったらしく こういう形になりました。

今後、上訴するのか和解するのかは分かりません。 いずれにせよ、談合があると公募をかけている側としては損をすることになるので 賠償請求ということになっています。

僕が議員になる前の話が未だに続いているのが驚きですが、 双方が納得いく決着がつくことを期待したいと思います。

ラスパイレス指数は依然として高いんですが(第13号議案)

芦屋のラスパイレス指数がまだ高いんで…ということの対策として 部長級と課長級の職員の給料を引き下げますよということです。 ちなみに、両者については既に引き下げを実施しており、減額期間を延長しますということです。

 改正案現行
減額割合減額期間減額割合減額期間
部長級職員5/100令和2年4月1日~令和4年3月31日4/100平成30年4月1日~平成32年3月31日
課長級職員3/1002/100

加えて、部下の給料を引き下げるのに上司がやらんわけにはいかんだろうということで、 特別職である市長・副市長・教育長の期末手当の減額も併せて提案されています。

 改正案現行
減額割合減額期間減額割合減額期間
市長・副市長10/100令和2年4月1日~令和4年3月31日8/100平成30年4月1日~平成32年3月31日
教育長10/1004/100

ラスパイレス指数とは

国家公務員と地方公務員の給料水準について、国家公務員の職員構成を基準として 学歴別、経験年数別に平均給料月額を比較した指数です。 100だと国家公務員と同じ。100を超えていると国家公務員<地方公務員ということになります。

ただ、国家公務員と地方公務員は職責の範囲も違うし仕事の内容も当然異なります。 個人的には、単純比較して高い低いを言うのはちょっと乱暴だろうとは思っています。

じゃあ他の地方自治体と比較してっていうのも、 バックボーンが全く異なってくるので、それを比較するのはどうなんだろうか… と思います。

公務員の給料について、分かりやすい指標があればいいんですけどね。

芦屋のラスパイレス指数は

本市のラスパイレス指数について(芦屋市)

平成31年時点で102。国家公務員よりもわずかに高いという位置づけ。 県下では1番高いそうです。

ただ、年齢区分ごとのラスパイレス指数を見た場合、 勤続15年未満の職員のラスパイレス指数は100を切っています。 これは抜本的なラスパイレス指数対策を講じていることの影響だとのこと。

よって、高齢層がラスパイレス指数を引き上げていることになります。 年月が進み、高齢層が退職するとラスパイレス指数は下がってくる見込みになります。

数値的な業績がないから難しい

個人的には仕事内容に胸を張れるなら、もらえば良いやんとは思っています。 ただ、行政の職員さんも利潤最大化にこだわってほしいなと。 行政に対して利潤とか利益とか言うと、抵抗感があるみたいです。

確かに民間企業の目的は利潤最大化です。 でも、別にアコギなことをして儲けてやろうじゃないかグフフ。 ということを思って儲けているわけではありません。

民間企業で働く人は収入を少しでも増やして、支出を少しでも削ろうという 不断の努力の積み重ねで利益最大化を図っているわけです。 こういう姿勢は行政職員も見習うべきだろうと。

確かに単純に利益という言い方は確かにできないです。 でも、業務効率化を進めれば支出を減らせますし、ものやサービスが売れたら歳入は増えます。 例えばネーミングライツとか、税収以外の歳入を確保できないか?と取り組んだり 業務効率化を進めて支出を削った部門については勤勉手当の部分で色をつけてあげるように すればいいと思うんですよね。

今、芦屋に求められる行革があるとすれば、職員さんのマインド改革だと思っています。 そもそも、行革は市長が音頭を取って大々的にやるものじゃなくて不断の努力で行うべきものです。 これを事業の柱に据えられても困るんですよ。それをするのは当たり前やんって話ですから。

予算特別委員会

今日も15時頃まで委員会があったので、予算はちょっとだけ入りました。

  • 一般会計予算
    • 消防費
    • 議会費

続きは10日(火)です。 例年、総務の予算審査は2日かかっているので、まあまあ予想通りですね。