今日は建設公営企業常任委員会。 僕は風邪気味だったこともあり、自宅でネット中継を見ました。 普段は委員外でも登庁して聞いているんですけど、時節柄、菌をまき散らしてもダメなので…。

今日の審査対象は以下のとおり。 議案書については、こちらをご覧ください。

番号件名
第5号 芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第9号 令和元年度芦屋市都市再開発事業特別会計補正予算(第1号)
第11号 令和元年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)

また、以下の3件の所管事務調査も行われました。

  • 市立芦屋病院について
  • 都市施設の整備に関する基本方針等について
  • 芦屋市営住宅等ストック総合活用計画(後期計画)について

所管事務調査の資料は、こちらを参照ください。 今はまだアップされていませんが、後日アップされる予定です。

気になったところを中心に触れておきます。

芦屋病院について

補正予算も議案として上がっていますが、これは年度末による 歳入の確定によるところがメインなので、特筆すべきこともないかなと思います。

それよりは、所管事務調査で行われた 「第5回市立芦屋病院新改革プラン評価委員会の結果報告について」の方が重要度が高いかなと。

病院については個人的に気になるのは経営状況です。

0041 0051 0030

経常収支比率、医業収支比率が計画を超えており、上期の状況としては非常に好調であることが分かります。 長期計画を見る限りだと、今年度はまだ単年度赤字が出る見込みなので単年度黒字化はまだでしょうが、 徐々に経営状況が改善しつつあります。

まだ油断はならない

未処理欠損金がえげつないことになっているように、一時の芦屋病院の経営状況は本当に悪く 市として市立病院を保持することがプラスになっているのか?と疑問が残る時期がありました。

芦屋…というか、阪神南圏域の場合、自治体間の移動にはさほど困りません。 実際、芦屋市の方でも神戸や西宮、尼崎の病院を利用されている方も結構いると思います。

過疎地だと、市内に市立の総合病院がなければ市民が医療サービスを受けられないという恐れがあります。 ただ芦屋の場合、上述のとおり、他市の病院でもあまり不都合はなかったりします。なので、病院の統合という ような考え方も極めて現実的な考え方になります。

現状のように経営状態が改善しつつある状況ではそういう議論にはなりませんが 経営状態が前のように悲惨な状況に陥ることがあれば、そういう議論が再燃しないとも限りません。

近年の経営状況を見る限り、企業努力を重ねていらっしゃるので 大きな心配はしていないですが、まだまだ土俵際であることを意識した上でウォッチしていきたいと思います。

第5号議案について

芦屋市道路の構造の技術的基準を定める条例に以下の条件を加えるというもの。

  • 交通量の多い道路など、歩行者及び自動車から自転車の通行を分離する必要がある場合、自転車通行帯を設置する。
  • 設計速度60km/hの道路には、車道との間を工作物により分離した自転車道を設置する。

自転車通行帯とは、神戸とか伊丹で見られる青く塗られた通行帯です。 一番近いところだと、鳴尾御影線を西に行き、神戸市東灘区の方に入ると見られます。

実際にやるの?と心配になる

条例改正もされたため、芦屋市も稲荷山線や鳴尾御影線で試行的な実施も視野に入ってくるようです。 歩行者の安全を確保するのは大事だと思うのですが、個人的には「うーん」です。

というのも、前述の神戸市を走ると路駐の車が通行帯をふさいでいるケースが非常に多く見られます。 そして、自転車の多くは歩道を走っています。青色の通行帯の意味は何なんだろうと思いながら通ることが多いです。

僕は車も自転車も運転するので両方の立場が分かります。 自転車の立場だと、ガードもない通行帯を走るのはめちゃくちゃ怖いです。 そして、路駐があったら車道側に膨らまないといけない。もっと怖い。

車の立場でも、自転車が車道を走っているのは非常にストレスが溜まります。 自転車や原付の場合、何かの拍子に転ぶことがあります。車道でこけられると、命にかかわる事故に繋がりかねない。

一方で、歩行者の立場だと確かに危ない自転車も多いなぁと思います。 特に朝の通勤時間帯はかなりのスピードで飛ばしている自転車も多いです。 また、最近よく見られる電動アシスト付き自転車。これもかなりスピードが出ます。 こうした自転車が歩行者の横を走るときは、もう少し配慮してくれよ…と思うのは確か。

どういうゴールを目指した施策なのか分からない

自転車に歩道を走らせないという方針は一定理解するものの、 車道に色分けしただけの通行帯を走らせるというのはどうなのかなぁ。とずーっと思っています。

実態と照らしてもあまり意味がなさそうだし、 歩行者VS自転車の事故と自転車VS自動車の事故だと後者の方が 人命にかかわる事故に繋がる可能性が高く、ハイリスクです。 なんでわざわざハイリスクな方を採るんだろうと不思議でなりません。

あと、ド派手な青色に塗られた通行帯は景観的にはチーンです。 芦屋市内の鳴尾御影線は街路樹もあり良い感じの景観になっているのに台無しだなと。 色々と、困った制度になってしまったなぁと思わざるを得ません。

理想としては、西宮市内の国道2号線のように、歩道の中に明確に区分けされた 自転車道を設けるのがベストです。芦屋でも、臨港線や中央線の場合、歩道の中に 自転車通行帯が設けられています。これで良いのに!って心の底から思います。