今日は芦屋市役所で行われた防災士養成講座を聴講。3回目で、最終だそうです。 僕は聴講していただけですが、受講していた方は今日に試験を受けるとのこと。

職員の方は研修の一環として参加されている方がおられます。 芦屋市議会でも防災士を取っている方が何人かおられます。 市議会でも、試験は受けないまでも聴講等をした方が良いのかもしれませんね。

さて、今日の講義内容は以下のとおり。 簡単に振り返ってみたいと思います。

  • 土砂災害警戒区域について
  • 地域の自主防災組織における危機管理とタイムラインについて
  • 災害情報が命を救う
  • 災害時の生活支援制度・被災者生活・災害時要援護者対策

災害発生時の対策

大規模災害が発生した場合、行政の職員の方は災害対応の最前線に立たされます。 ご自身やご家族が被災をしていても、災害対策に応じなければならないというのは 本当にキツイと思います。僕が議員になって以降、芦屋は大きな災害には見舞われていないものの 災害対策本部や災害警戒本部という形で対応してくださっています。職員さんの災害時対応には 本当に頭が下がる思いです。

それって職員さんがやることなの?

避難所の設立・運営や物資の運搬は大事な仕事ではありますが、 職員さんがやるべきことなのか。運搬なんかは男手であれば誰でも良いと思います。

誰でもできる業務はボランティアなどのマンパワーに頼れば良いじゃないか。 当たり前のことです。平時には、普通に誰もが考えることだと思います。

ですが、平時から業務分担やBCPの準備ができていない場合、 現場が混乱してうまく人を回せなくなるというケースも想像できます。

実際、職員さんのリソースがそういうところに割かれてしまって 罹災証明の発行が遅れてしまったりというケースがあるそうです。

芦屋は他市よりも防災意識が高い自治体だと思うので、 その辺の準備はぬかりないと思いますけどね!

災害時の正常性バイアスは相当手ごわいらしい

風水害などの場合は「避難する」時間があります。ですが実際、近年の風水害では迅速な避難が行われていないことが多い。

「自分のトコは大丈夫やろ」という正常性バイアスは本当に手ごわいようです。 正直なところ、よーく分かります。僕自身、自分は死なないような気がしてなりません。 それが正常性バイアス。だって、自分が死ぬかもしれないって思うのは怖いし。 死んだらどうなる?というようなことを考えだすと、大人でも夜寝れなくなるもの。

多分、防災の専門家の人でも自分の想定外の事件に出くわせば 正常性バイアスが働くじゃないでしょうか。それぐらい根強いものだと思います。

思うに、正常性バイアスが働くのは仕方ないので、災害が発生したときには こういう行動を取るというのを決めておいて、スクリプト的に実施するようにしないと いけないんじゃないかと。それさえも難しいと思いますが。

災害時の情報発信のチャンネルは少しでも多く

災害時にはフェイクニュースが良く流れます。 どこの誰か分からない人の呟きは情報ソースにはならなくて、 見て笑うぐらいのものだと思っているのですが、実際はそんな感じでもないようです。

人々に正しい情報を伝達してフェイクニュースをぶっ潰すためには 行政など、出所が信用できる情報ソースによる情報発信をどれだけやるかということです。

SNSで情報収集する人も増えています。一方で、防災行政無線などアナログな手法で 情報収集する人もいます。どれが正しいじゃなくて、どんなチャンネルでも良いので 積極的に活用するしかないです。

僕自身、情報発信は大事と思いながらも色々なチャンネルでの発信には至っていません。 チャンネルを使いこなすのもリソースが必要です。それを行政に頼むのは難しいと思いながらも 重要だなぁと改めて感じました。