今日は議会運営委員会。 9月定例会でのイレギュラーケースを確認する事例研究が行われました。 また、3月議会の際に行われる総括質問の質問形式についての協議が行われました。

総括質問の質問方式

芦屋市議会では、一般質問は一括質問 or 一問一答のいずれかの 質問方式を選択して質問します。しかし、総括質問だと一括質問方式しか 選択ができませんでした。

一括質問方式

一括質問方式とは、その名のとおり、一括で質問するやり方です。 一度にまとめて質問する形式なので、議員に認められる発言回数は3回までとなっています。 たくさんの分量を質問する場合とかはこっちの方が良いのかもしれません。 ですが、最近だと一括質問方式を選択して質問される議員さんはいません。

一問一答方式

一問一答方式は、その名のとおり、一回の質問に対して一回の回答を行う形になります。 回数制限がある一括方式と違って、発言回数には制限がないため、短い質問を繰り返して テーマを深堀していくことが可能となっています。

一問一答方式の場合、細かく詰めていく2回目以降の質問が肝になっています。 なので、壇上からの質問が短くなってきているような感じがします。

総括質問は範囲が広い

特定のテーマに絞り込んで質問する一般質問と違い、総括質問は 次年度の施政方針全般に対して質問するものです。そうなると自ずと 質問する所管部署も多くなります。

例年の総括質問だと、部長が次から次へと答弁する形になります。 そのやりとりがかなり長くなるので、「今何を聞いてたか?」が分かりづらくなります。 施政方針の資料がある僕らでも分かりづらいので、傍聴をしている人にとっては 訳分からないやり取りになっている可能性があります。

やりとりを分かりやすくするために

やりとりをもっと分かりやすくするためにも、総括質問時においても 一問一答方式を選択できるようにしたらどうか?という協議がされていました。

今日の議運において、全会派の同意が得られたため 次の総括質問の際には、従来通りの一括質問方式と一問一答方式を選択できるようになります。

ただ、一般質問と違ってテーマをグイグイ深堀していくために使うのは違うかなと。 所管別に質問を区切るために使っていくのが望ましいのかなと思っています。

簡単な変更ではありますが、全会派の合意がなければ変わりません。 小さい変更を積み重ねて、大きなうねりを起こしていくことが重要だと思います。

さて、次の3月定例会における総括質問は十中八九僕が登壇します。 せっかく決めた新たな取り組みを良い感じで活用したいと思います。