今日は議会運営委員会。 週明けの月曜日から9月定例会が始まりますので、その進行についての協議がメインです。 定例会の進行については特段変わったところはないので、日程は粛々と対応していくことになると思います。 議案の審査や一般質問は頑張らないといけませんが。

今日は月曜日の本会議の次第に加え、表面化した課題について進めていた協議について色々と決定しました。 イレギュラーなケースが発生したときを契機として、再発防止の取り決めをできる今の体制は良い感じです。 小さな課題解決の積み重ねを続けていくと、最終的には大きな改善に繋がると思います。

陳情の取り扱いを明文化

一番大きな部分として、陳情の取り扱いです。 これまで、市議会で審査するのがふさわしくない内容については 議長の裁量で議長供覧に留め、委員会審査をしないというルールがありました。

(陳情書の受理)
第12条 陳情書の受理は,第4条に規定する請願の受理に準ずる。
2 陳情書には,嘆願書,要望書,声明書及び決議の類で議長が必要と認めるものを含む。
3 陳情書のうち,次の各号に該当する事項を含む陳情は,議長供覧にとどめる。
(1) 明らかに市の事務に属さないもの
(2) 既に願意が達成されているもの又は実現の見通しが明らかなもの
(3) 明らかに実現性のないもの
(4) その他議会が関与することが適当でないと認められるもの

上記要綱の3項のうち、「明らかに市の事務に属さないもの」については ちょっと表現がふわっとしているため、もうちょっと明確に定めた方が混乱が少ないんじゃない? という問題提起があり、「市の権限に属さない事項及び市に所管する部署がない事項」という 内容を申合せとして追記することになりました。

ちなみに申合せとは、議会内で合意の上で決める約束事です。 要綱の記載内容よりは弱い拘束にはなりますが、 議員同士で決める約束事なので、原則守ります。

審査したいけどできない

陳情はなるべく全部審査したいところではありますが、 市に所管部署がなく、芦屋市議会の調査権が及ばないところの審査は はっきり言って、調査のしようがありません。

インターネットなどの媒体からしか情報を得られないような内容については 芦屋市議会として責任ある判断は難しいことが多いです。結果としては、 「結論を得ず」という結論に至ってしまいます。

市の事務から明らかに外れている内容の審査は、初めっから 「結論なんて出せっこない」というような雰囲気の中で行われますから、 入口の時点で絞る対応は、まあ悪くないのかなと思っています。

来週の市議会

芦屋市議会では、委員会審査をした後に一般質問を行います。 なので、来週は月曜日に本会議を行った後、以下の順番で常任委員会が開かれます。

  • 火曜日:建設公営企業常任委員会
  • 水曜日:民生文教常任委員会
  • 金曜日:総務常任委員会

なんだか、2期目になって1期目以上に燃えているところがあるのを感じます。 もう少し肩の力を抜いた方が良いのかもしれません。ですが委員会に諮られる議案は 大事な議案ばかりです。来週からの委員会審査もしっかりと対応したいと思います。