今日は議会活動用の新しいタブレットの貸与を受けました。 なお、今日は現職のみ。新人の議員さんについては後日貸与を受けるそうです。 アカウントの設定とか、継続して利用する人と新たに利用する人で対応が異なるために 別日を設定しているんだと思います。

芦屋市議会とタブレット端末

芦屋市議会ではペーパーレス化を図るため、タブレット端末を用いた運用を行っています。 時系列的には、以下の流れになります。

平成28年8月連絡や資料配布、議会内部の会議資料等を電子化
平成29年3月定例会ペーパーレス会議の運用開始
(議員、議会事務局職員、部長級以上)
9月定例会課長職以上の職員にタブレットを貸与

芦屋市で使っている端末

iPad Proです。この度の交換でiPad Pro 11インチに変わりました。 詳しくチェックしてませんけど、iOS12を積んでる型です。新型です。

画面が大きいし、Apple Pencilも使えて良いのですが、持ち歩くには重たいです。 前に使っていた12.9インチよりは軽いはずですけど、手に持った感じではやはり重い。 持ち歩く用ではなくて、きっとノートPCのように使うのが正しい使い方なのだろうと思います。

芦屋市は先進自治体らしい

行政職の方々にも貸与しているという点で、芦屋市は割と先進的な自治体だそうです。 タブレットを含めたICT化という項目を視察に来られる自治体も多いみたいです。 議会という世界が如何に古い慣習で行われているかを如実に示していますね。

民間だと、ISO14001認証の際にペーパーレスを含めた環境マネジメントがとっくに行われています。 ISOの話は90年代ぐらいの話ですから、僕が社会人になったときには、膨大な紙資料を配布する というようなことはなかったです。

議員になったときに電話帳ぐらいの厚さの議案書をもらった時は面食らったし、嫌になりました。 連絡もFAXでしたし。お願いですからメールでお願いします…と思いました(笑)

電子化による弊害は?

ちなみに、電子だと資料が見づらい!という声があります。それは分からなくもないです。 僕はそういうときは、必要なところをピンポイントで印刷するとか、デュアルディスプレイで対応しています。

でも慣れたら電子でも別に不便はない気がします。 もしかしたら、僕がIT畑出身だからかもしれませんけど。

タブレット操作も分からん!と言われます。 僕もアップル派ではないですけど、適当に触って覚えます。 物理的に壊さない限り、多少めちゃくちゃ押しても壊れはしないですし、習うより慣れろ。 もしかしたら、僕がIT畑出身だからかもしれませんけど(笑)

コスト的にはどうか?

詳しくは過去の記事で触れていますが、 ぶっちゃけた話、ランニングコストVSコスト削減額で比較した場合はあまり差がありません。 なので、イニシャルをペイするのは難しいです。

ですが、環境マネジメントをしないというのは世界の流れからしても反しています。 役所に環境マネジメントを促していくのであれば、議会から変わっていくべきだと僕は思います。

ただ、税金で取得しているものです。 無駄遣い!と言われないようにしっかりと活用していきたいと思います。