今日は先日完成した市役所分庁舎内の男女共同参画センターのオープニングセレモニーに来賓出席。

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施設の移転

男女共同参画センター ウィザスあしや は、これまでは公光町の分庁舎内に設置されていました。 そこからの移転ということになります。会議室が増設されたり、以前よりも使いやすい施設になっているとのこと。

芦屋市男女共同参画センターウィザスあしや移転のお知らせ(芦屋市)

また、市役所周りが芦屋のランドマーク的位置づけであることを考えると、 市役所に隣接する形での設置は市民への認知度向上という部分でも 大いに期待できるのではないだろうかと思います。

旧施設の立地は、位置的にはルナホールと税務署の間ぐらいのところ。 物理的に言うと、市役所からそこまで離れている訳ではありませんでした。 歩いても10分かからないぐらいのところにあります。 ですがやはり、市民の中にはマイナー感があったのではないでしょうか。 メインストリートから外れた立地というのは得てしてそういうものです。

ただ、依然として「よく分からない施設」と思われているところもあるでしょう。 潜在ニーズを掘り起こす意味でも、施設のリニューアルを機に、より一層の広報活動をしてもらいたいと思います。

市長によるイクボス宣言

今日のセレモニーでは、市長によるイクボス宣言がありました。 代表して市長が宣言をされていましたが、これは密かに大きなことだと思います。 もっと大々的に取り上げても良いのでは?と思うほどに。

※イクボスとは

「部下や同僚等の育児や介護・ワークライフバランス等に配慮・理解のある上司」のことです。 イクボス宣言は、NPO法人ファザーリングジャパンが行っているもので、イクボスとしての宣言を対外的に行うものです。

宣言といっても理念的なものだし、宣言しておきながら形骸化するという実態もあると思います。 でも、芦屋市長が市長の立場で表明することに意味があるのかなと思います。

共働き世帯による仕事と子育ての両立は難しいですが、行政が民間を引っ張り、 新しい「日本らしい」働き方を模索して行ってもらいたいと思います。

所感

男女の平等というのは、難しいです。 かつてのように給与面での圧倒的不利はなくなりましたが、女性の人が働くのは未だ厳しい状況のようです。 まだまだ封建的な仕事現場も多いんだと思います。でもそれも仕方ない部分もあるのかなと。 経営層の人たちが若い頃は、そういう時代だったからです。

自分が育ってきた価値観を捨てて、臨機応変に対応していくのはやはり難しいです。 僕も偉そうなことを言っていますが、やはり新しい世代の価値観について行くのはしんどいです。

これからは働き方も見直していく必要があるんだと思います。 そのためには価値観も変える必要がある。それには多くの痛みを伴うかもしれません。 ですが過渡期の世代として、しっかりとこれからの日本の働き方について考え、模索していきたいと思います。