今日は政務活動費あり方検討会。

畑中前議長から諮問を受け、10月頃から会議を繰り返してきて今日で6回目。 2月頃の答申を目指し、ぼちぼち終了に近づいてきました。

社会情勢は刻々と変化している訳ですから、政務活動費の使用マニュアルは 一度作成したからオッケーというものではありません。そういう意味では、 任期の終盤で、見直しの機会を設けられたのは非常に良かったなと感じています。

政務活動費は、第二の給料と揶揄されることもあります。 僕の周りの地方議員の方は真面目に使っている方が多いです。 一部の方が不正に使用することで、それが大々的に報道される。 そして、政務活動の幅が狭められる。真面目にやっている側からすれば、 大いに遺憾に感じますし、由々しき事態でもあると思います。

ただ、マニュアルは性善説で成り立っているところもあります。 芦屋市議会の今期のメンバーは、根が優しい方が多く、きちんとした方が多いです。 だから、マニュアルで明記しなかったとしても運用上の工夫で 真っ当な使われ方がされています。

ですが次の改選でどうなるか…分かりません。バッジをつけられたらそれでオッケー。 そういう人が当選できてしまうのもまた選挙です。そういった事態を避けるためにも、 性善説による運用でカバー…というよりもマニュアル上で悪用させないように 規定していく必要があるとの観点から色々な提案をしてきています。

なかなかドラスティックに改善・改革していくのは難しいながらも、 合意形成ができる範囲でマニュアルの改善提案を進めているところです。

いずれにしても、議員が使いやすいものにするという観点と同時に、 市民からどう見られているか?という観点に立って考えていく必要もあると思います。 詳しい話は、また答申書を報告する段になったときに可能な範囲で紹介していきたいと思います。