今日は決算特別委員会。 金曜日までの3日間で平成29年度決算についての審査が行われます。

今日の審査対象は以下のとおり。

会計区分費目(審査順)所管
一般会計議会費市議会事務局
総務費企画部
総務部
市民生活部
都市建設部
各種委員会
公債費総務部
諸支出金総務部
予備費総務部
特別会計公共用地取得費総務部
宅地造成事業総務部
財産区会計打出・芦屋総務部
三条・津知総務部
一般会計消防費消防本部
都市建設部

一般会計を審査したり特別会計を審査したりしているのは所管部署別でまとめているためです。 所管単位でなるべくひとまとめにした方が、無駄が少ないという委員会運営です。

僕も委員として参加しています。久々にヒラの委員として参加しましたので、 割とフリーに質問させていただきました。フリーな質疑ができる立場は楽しいです。 今日、質疑したことのうち、代表的なものを簡単に。

総務費について

歳入について

  • ふるさと納税について
  • 返礼率3割を超えている返礼品が問題になっているが、本市で返礼率3割を超えている返礼品は存在していないか?
    本市では存在していない。
    芦屋市民からの寄付も多いように見受けられるが、問題はないか?
    制度上の問題はない。市外の方に芦屋の魅力を発信できるよう、努めていく。

歳出について

時間外勤務手当について

民間で言う36協定(月45H、年360H)を超えている部署が多い。 能力がある職員でも、超勤が続くと作業効率が著しく落ちる。 公務員は労基法の対象外だが、ある程度の遵守は必要では?
必要と考える。 要員配置については人事課でコントロールしている。 業務内容については所属部署でコントロールしている。
超勤が増えている原因の分析は実施しているのか? 突発的な発生は仕方ないが、恒常的な超勤は改善すべき。
対象職員との面談を実施している。
要望:業務の標準化や作業効率の改善など、行革的な要素も視野に入れて検討してほしい。

職員研修について

情報セキュリティ研修は全職員が毎年受講すべきだが、実態はどうか?
その認識はあるが、業務等もあるため全職員の実施には至っていない。
要望: 民間ではプライバシーマークを取得していないと取引さえもできない。 プライバシーマークの認定を継続するためには、最低年1回の研修と効果測定の実施が必要。 行政についても民間と同レベルのセキュリティ意識を持ってほしい。 eラーニングも含めた対応で、受講率向上を図ってほしい。
それ以外の研修について、職員の1人当たりが年間で受けなければならないコマ数は決まっているのか?
職員1人1人に対する規定はない。
要望: 研修は気づきを産む意味でも重要。 職員が最低でも何らかの研修を受けられるような体制を構築してほしい。

地区集会所について

夜間と人口が少ない奥池地区を除くと、利用率に大きな差がある。 大原、茶屋、前田、西蔵、三条の利用率が60%を超えているのに対し 潮見、浜風、竹園、打出、春日、朝日ケ丘が平均を下回っている。 うち、春日と朝日ケ丘の利用率は30%を切っている状況。

朝日ケ丘は山手という立地があるので仕方が無い部分があるが、 春日については立地を理由にできない。利用率の向上は 春日地域の市民参画を活発にするためにも必要なので、 原因を分析した上で対策を講じてほしい。

立地が原因だと認識していたが、原因分析をし、改善に当たる。

潮芦屋交流センターについて

テニスコートの利用率が90%近いのに対し、国際交流部門の利用率は42%。 国際交流部門の拠点としての位置づけが期待されている施設なので、 しっかりと周知に努め、国際交流部門の利用率の向上も図ってほしい。
周知を進めていく。

芦屋サマーカーニバルの補助について

地域コミュニティづくりのための祭りであるとしながら 市外からの参加者が多くなっている。当該地域の違法駐車も増えている。 市補助金がなければ運営できないのか?
交通安全対策のための補助金であり、必要な補助金だと認識している。