今日は芦屋浜・南芦屋浜まちづくり調査特別委員会がありました。 僕は委員ではないので傍聴を。今日の委員会は、以下の項目の調査という名目で当局からの報告を受けました。

  • 廃棄物運搬用パイプライン施設の今後のあり方に係る市民意見募集の実施について
  • 高浜町1番住宅の入居希望者登録について

それぞれの資料については、市議会HPにアップされます。 本日時点でのアップはまだですが、明日以降にアップされるはずなので、 URLだけ貼っときます。

委員会調査資料(平成30年度)- 芦屋浜・南芦屋浜まちづくり調査特別委員会(芦屋市議会)

廃棄物運搬用パイプライン施設の今後のあり方に係る市民意見募集の実施について

芦屋浜と南芦屋浜のごみ収集に使われている廃棄物運搬用パイプライン施設、通称パイプライン。 このパイプラインの今後のあり方について、市として考える方向性が定まったので 市民意見を聴取するというもの。要するに、パブコメです。 閲覧可能場所などの詳細については、広報あしやの8月15日号に掲載されるそうです。 市の計画にモノ申したい方は、広報あしやをご覧ください。

市の方向性について

市の考える方向性についても、簡単に紹介しておきます。

パイプライン運用継続の課題

  1. 多額な経費を要する大規模改修や施設更新
  2. 輸送管等の老朽化が深刻。改修に要する経費等を考えると、運用し続けることは困難。
  3. 割高な運用経費
  4. 様々な取り組みにより経費削減はできたものの、車両収集と比較し割高である。

課題解決のための方針(案)

  • パイプライン施設の運用年数を定め、大規模改修や施設更新などは行わず補修等で運用する。
  • 運用経費についてはさらなる経費削減に努める。
  • パイプライン収集に替わる代替収集方法については、パッカー車による車両収集とする。
    • 現時点での案としては,オートロック施錠機能付ごみ集積施設を市の負担で設置。
    • 当初は最大で週5回収集を実施しながら適切な回数に見直しを行う。
    • 維持管理等の運用は利用者が実施することで一定の整理を行っている。

なお、45年間の経費比較は以下のとおり。

無題

パイプライン施設の運用年数(案)

  1. 芦屋浜地域
  2. 今後20年を限度とする(15年経過した時期から順次代替収集へ変更)
  3. 南芦屋浜地域
  4. 今後32年を限度とする(30年経過した時期から順次代替収集へ変更)

両者の違いは設置年度の違いによるものです。 先に設置された芦屋浜地域の方が老朽化が深刻であるが故の判断です。

所感

パイプライン利用者の会と市の協議の結果、芦屋浜地域は20年、 南芦屋浜地域は30年間ということになる話は聞いていましたので、驚きはありません。

とりあえず、これだけの膨大な施設を未来永劫継続し続けるのは芦屋市の財政規模では不可能。 設置当初も国のパイロット事業として国からの補助があったからこそできた事業です。

代替案についても、妥当だと考えます。 むしろ、現在パッカー車での収集を行っている地域において、それぞれで集積場を設けられていることを 考えるとそれでもなお、不公平感が残るぐらいの対応です。

欧米諸国を見ても結局はパッカー車収集が中心です。 ごみは毎日のように発生し、相当量発生します。その収集をオートメーション化するというのは そもそも論として、ちょっと無理があると思います。 空中で収集なんてことはできませんから、結局は地下化しかありません。 既に住宅が設置されている町中に地下埋設型の施設を設けていくのもなかなか非現実的。

もちろん、20年、30年と経過する中で技術革新が起こり、 画期的な方法が開発される可能性もゼロではありません。 なので技術革新の方向を期待するのは否定しませんが、今の時点での予測は不可能です。

もしかすると、20年の間で考えなければならないのは 世界一の排出量を誇る日本のごみ排出量を減らしていくことなのかもしれません。 属人的な対応による対策では無く、仕組みを設ける形で無理なく減らしていく必要があると思います。 ですが、ごみ収集のオートメーション化の低コスト化を考えるよりは現実的な路線なのかなと思うところです。

高浜町1番住宅の入居希望者登録について

移転対象者

世帯数単身世帯数高齢者単身世帯率入居者数(人)65歳以上(人)高齢化率
世帯数65 歳以上
2431139739.9%40325663.5%

高齢者単身世帯率、高齢化率がともに高めです。 若い方ならともかく、高齢者の方の移転はなかなか大変で、市による支援も必要となってきます。

高浜町1番住宅への入居募集について

空き戸数

1DK56
2DK21
3DK29
車いす2DK1
107

市営住宅等入居希望者登録における裁量階層世帯の拡充

小学校卒業までの子がいる世帯⇒中学校卒業までの子がいる世帯に拡充。 市営住宅入居者のうち、8割近くが単身または2人世帯であることを考えると 3DK住居は余りがち。そこに子育て世帯を入れることで、ミックスドコミュニティの構成を期待するというもの。 今回の拡充にて、2割程度の増加が見込まれるとのこと。

スケジュール

平成30年9月広報あしやに掲載(9月1日号)
10月入居希望者登録
平成31年2月あっせん

所感

集約計画がスタートした時よりも、空き戸数が多くなるという話が6月定例会で出てきました。 もしかしたら、100近い空き戸数が1年間遊んでしまうことになりかねない状況だったため、 今年度中の入居が間に合うことにホッとしました。

高浜町住宅によって、新たに107戸が追加されますので、全体としての戸数が増えます。 ですが人気は高浜町住宅に集中するのは容易に予想できます。 だって、新築だしバスの便は良いし、スーパーも近いしと至れり尽くせりだからです。 内覧していないので断定はできませんが、条件だけ見ると、入居希望者が集中しない理由はありません。

既存の市営住宅の中でも、実は人気のある住宅とそうでない住宅に分かれています。 利便性が高く、かつ新築という高浜町住宅の登場により、それが更に顕著になるような気もします。

また、これまでの団地における自治会も再編されることになると思います。 加えて、子育て世帯の入居増も見込まれるとのことで、コミュニティづくりも含めた スタートアップが非常に大事になってくるんだろうと思います。今後も目が離せない事業です。