今日は総務常任委員会。 僕は委員長を仰せつかっているので、質問というよりは委員会運営に注力。 本当は質問に注力できる立場が良かったんですが、自分1人でやってるんじゃないので仕方ないです。 委員長職にまい進したいと思います。

今日の審査内容は以下のとおり。 議案等の詳しい内容については市議会HPをご参照ください

種別議案番号件名
報告第1号芦屋市市税条例の一部を改正する条例の制定について
市長提出議案第46号芦屋市市税条例等の一部を改正する条例の制定について
第52号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第1号)

審査結果としては、以下のように決しました。

  • 報告第1号:全会一致で承認すべきもの
  • 市長提出議案:いずれも賛成多数で可決すべきもの

議案数が少ないので15時ぐらいには終わる予定なのかな?と思っていました。 ですが実際には議論が過熱し、終わったのは17時。やはりオールアドリブの委員会は読めません。

内容について書いていきたいところですが、報告第1号と市長提出議案第46号は、 税制関係の改正で非常にテクニカルで多岐に渡っています。 書き出したらマニアックになるので、詳しくは議案書を見ていただくということで 分かりやすい補正予算について書いておきたいと思います。

議案第52号について

以下の2点の部分で補正が入っています。

  • 債務負担行為の一覧に「JR芦屋駅改良等事業」を追加
  • 歳出に「市立認定こども園(精道)整備に係る用地取得費」を追加計上

債務負担行為の一覧に「JR芦屋駅改良等事業」を追加

「JR芦屋駅改良等事業」というのは、先日の建設公営企業常任委員会でも審査されている JR芦屋駅南の再開発事業のことです。だから内容については割愛。

ただ、債務負担行為っていうのがややこしいですね。 なので、この辺を記しておきたいと思います。

債務負担行為とは、地方自治法第214条にて規定されている行為です。

(債務負担行為)
第二百十四条 歳出予算の金額、継続費の総額又は繰越明許費の金額の範囲内におけるものを除くほか、 普通地方公共団体が債務を負担する行為をするには、予算で債務負担行為として定めておかなければならない。

行政が使うお金は税金なので、全て予め「予算」として計上しておく必要があります。 「予算」は市民から選ばれた代表である議会が承認して初めて執行可能になります。 行政が行政の判断で税金を消費できないよう、制約をかける仕組みになっています。

そして予算は1年に1回作成する必要があります。 将来的に数年間に支払う予定がある支出を予め予算に盛り込んでおくということは 原則としてできません。

と言いながらも、実際には複数年かけて実施する大規模事業もあります。 複数年に渡って支払いを行う前提で工事業者と契約締結したとして、 間の予算が通らなかったので支払えない…なんて事態が発生すると、業者としては困ります。

なので、○年間の支出を忘れないように 向こう○年間で○円の予算が発生しますよーということを記しておくということです。

今回の補正では「JR芦屋駅改良等事業」について、平成31年~平成35年までの間で34億8481万2000円発生するよ」 という記載が行われたということです。

平成31年~平成35年の間、年度ごとに支出が行われますので、 債務負担行為は年度を重ねるごとに少しずつ小さくなっていきます。 そして平成35年度予算において債務負担行為の一覧から「JR芦屋駅改良等事業」についての記載が無くなります。

歳出に「市立認定こども園(精道)整備に係る用地取得費」を追加計上

精道幼稚園と精道保育所を統合して、公立の幼保連携型認定こども園をつくる計画になっています。 場所は精道保育所跡地に決まりましたが、精道保育所だけの敷地面積ではちょっと手狭。 なので、隣接地の用地を取得することも視野に入れて動いていました。

結果としては、隣接する以下の用地を取得することに。

  • 精道保育所の北東隣の用地(367.90㎡)
  • 南隣の用地(569.78㎡)

今回の補正は、上述の2か所にかかる用地取得費として4億8030万1000円が計上されるものです。 財源内訳としては、市債が90%で一般財源が10%。市債は30年間での償還だそうです。

審査の中で挙がった情報としては、坪単価が約170万円。この界隈の相場としては少し割高ですが、 直近で坪単価150万円ほどの取引があったようで、それに引っ張られた結果という報告でした。

僕も不動産については素人ですが、市だって専門家がいる訳ではありません。 小さい規模の用地取得であればまだしも、大規模な用地取得となると交渉段階で損をしないように 専門的なチームをつくった上で対応していく必要があるのかもしれません。

それが用地管財課なんだとは思いますが、市は職員の異動がが多いので専門家が育ちません。 専門性の高い部課についてはスペシャリスト養成を考えても良いとは思うんですが…。

所管事務調査について

今日は、所管事務調査として以下の2件の報告を聞いています。

  • 第5次芦屋市総合計画について
  • 行政改革について

第5次芦屋市総合計画について

平成23年(2011年)に定めた第4次芦屋市総合計画が平成32年度(2020年)で終了します。 なので、ぼちぼち第5次芦屋市総合計画を定める必要があります。

今日のところは、策定に先駆けて行われた市民アンケート(3000人対象)の結果報告を聞きました。 まだまだ序の口といったところ。閉会中の継続調査事件に追加することを決めましたので、 閉会中も含めて今後少しずつ進捗状況を聞くことになると思います。

行政改革について

平成29年度~平成33年の行政改革計画を立てています。 今回の行政改革は、財政部分の改革と言うよりは職員の意識改革の方に主眼を置いた計画… だと思ってたんですけど、そういう側面もあるよってぐらいの空気感でした。

意識改革は難しいけど、成功するとかなり強力な改革になります。 それぐらいの気概でやらないと、フワッとした感じで終わってしまうような気がします。

僕が今まで観てきた感じだと、中小企業の方がフットワークが軽く色々動かして行けるはずなのに 中の人は受け身な人が多い印象があります。そして大企業の方が能動的に動く人が多い。 普通に考えたら逆だと思うんですが、僕が見てきた中でそんな感じでした。

そして行政においても、大きな自治体の職員さんの方が主体的な人が多く 先進的なことにもチャレンジしている事例が多いような印象を受けます。

芦屋市ぐらいの規模の組織だと、比較的フットワーク軽く動いて行けるはずです。 トップダウンだけでなく、ボトムアップの進め方だってできるはず。 それぞれの職員さんがそれぞれで考えて、よりよい改善を検討できる。 そういう職場の風土を育てていってもらいたいと思います。

今日のところはあまり深くは突っ込めませんでしたが、 またどこかのタイミングでその辺を指摘したいと思います。