今日は午前中に議案説明会や議会運営委員会があった後、 午後からは芦屋浜・南芦屋浜まちづくり調査特別委員会がありました。 僕は所属委員ではありませんので、傍聴。
今日の報告内容は、「高浜町1番社会福祉施設建設用地における社会福祉複合施設の整備について」。 進捗報告と工事中に発生した問題についての報告でした。
どういった施設か
同委員会の前回開催日は5/12で、同施設の話が話題に挙がったのは久しぶり。 なので簡単に振り返っておきます。
- 高浜町に集約される市営住宅の一角につくられる施設。 場所でいうと、赤マルをつけてる辺り。
- PFI事業でつくられる施設
- 運営担当事業者は、茶屋之町などで保育所をやっている社会福祉法人山の子会
これまでの経過
7月25日 | 施工業者入札・決定 |
9月30日 | 工事に関する住民説明会 |
10月1日 | 工事着工 |
建設用地の状況
土壌について
高浜町1番住宅等大規模集約事業において実施した土壌調査の結果、 社会福祉複合施設用の土地の一部でふっ素及びその化合物が基準値を超過していることが判明。
元々同じグラウンドとして利用していた土地なので、基準値超過があるのは想定範囲内。 また、以下の理由につき兵庫県からは「人への健康影響の恐れはない」との見解が出ています。
- 地下水を飲んでいる地域ではない
- 当該地は建物建設現場であり、一般の者が立ち入ることはない
とはいえ見つかった以上、放置もできないので粛々と対応するという感じです。
地中障害物について
建設工事を開始した際、コンクリートの塊が地中(地下1m)に埋まっていたため、 一時的に工事をストップ。
埋立地である芦屋浜に何でコンクリートの塊が埋まっているのか詳しい原因は不明。 当該地を埋め立てたのは兵庫県ですが、以下の理由から兵庫県に負担を求めるのは難しいだろうとの答弁がありました。
- 元々、グラウンドとしての用途を目的とした土地だった ⇒芦屋市が用途変更を行っている
- 相当年数が経過している
このコンクリート塊が何なのか、質疑の中では防潮堤や砂留だったりするんじゃないか?という やりとりもありました。ですが当該地が埋め立てられたのは昭和40年代の話。 今となっては真実は誰にも分かりません。
ただ、用地全体を調査した訳ではないようなので、他にも埋まっている可能性があります。 基礎工事とかをしようにも、地下1mのところに埋まっていると工事が進まない。 なので他の場所でも埋まっていないか確認し、埋まっているようであれば撤去するしかありませんよね。
今後のスケジュール
~平成30年3月 | 事業者と費用負担の協議及び協定書の締結 |
平成30年10月1日 | 建物完成 |
平成30年11月1日 | 運営開始 |
所感
事業者の瑕疵責任がある訳でもありません。また、県の責任を問うのも難しい。土壌汚染対策および、地中障害物撤去費用については、市が持つしかありません。
ただ、気になるのはスケジュールへの影響。遅れが出ないように注意しながら進めていただきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (5)
老朽化で取り壊しが決定した住人を入れても
まだ他の方たちが入れる空きはどのくらいあるのでしょうか??
まだ確定はしていませんが、おおよそ70戸前後は空きが出る見込みだとのことです。
電話してもわからないの一言ですしやっと最近350戸数の募集がわかりましたが収入年金が減り生活に支障が出ていますので早く市営に変わりたいのです。今年8月に市営募集があるそうですけれどそれも空きがどこかで出て初めて権利が生まれますし出なかったら権利が消滅しますから困っています。
電話してもわからないの一言ですしやっと最近350戸数の募集がわかりましたが収入年金が減り生活に支障が出ていますので早く市営に変わりたいのです。今年8月に市営募集があるそうですけれどそれも空きがどこかで出て初めて権利が生まれますし出なかったら権利が消滅しますから困っています。
http://www.city.ashiya.lg.jp/juutaku/shiei.html
市営住宅の入居については、市の方で調査させていただいた困窮度に基づいて決められます。基本的には、困窮度が高い方から優先して入居していただけるようになっています。
詳しくは住宅課の担当者に聴いていただければ良いですが、市営住宅の中でも人気の有無があります。人気の高い住宅を希望されるというのであれば、即入居というのは難しい恐れがあります。逆に、場所を問わないというのであれば、入居の可能性が高まる可能性があります。
市営住宅については、困っている方に等しく提供されるべきですから、口利き等はしていません。ご了承いただきたく存じます。ただ、それ以外の部分のご相談であればいつでもおっしゃってください。
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