今日は関西若手議員の会の総会&研修会に参加。場所は明石市でしたが、運転免許証取得時以来の明石です。前はもっと遠いところだったような気がしましたが、芦屋から新快速で25分。思ってたより近かったです。

研修会の内容は、選挙プランナーの方を招いての研修でした。某地域政党(≠大阪維新の会)の候補者選定の話であったり、同会の新人対象の研修会で行われた議員としてのあり方についてのお話をいただきました。

政務活動とは言い難い内容で、交通費を政務活動費として充当するのは難しそうですが、政治家としてのあり方の部分など、参考になる研修会でした。

某地域政党においては、候補者選定にあたり以下のテストを行ったとのこと。

  • 言語理解(長文読解)
  • 係数理解(表やグラフの読み取り)
  • 論文提出(その場で)

相手の言っていることを「正しく」理解すること。そして自分の意図する内容を人に「正しく」伝えること。これこそが本来のコミュニケーションであり、議員として求められる能力だと思います。また、数字を読み取ることができる。これも議員として必要な能力。

ただ、別に特段難しいことではないよねって言う。こういう能力は民間企業で「普通に」仕事をこなすためにも必要な能力ですよ。ぶっちゃけた話。なので、少なくとも民間企業で「普通に」仕事ができている人であれば誰でも議員として最低限の仕事はやっていけるはずなんですよ。わざわざこんなテストをしないといけないということは…。どういうことなんでしょうね~。

また、良い候補者とは?と言う話もありました。

  • 忘れない
  • 途中で辞めない
  • 手を抜かない

耳が痛い。雨が降ってたら「やめとこうかな」とか、どうしても自分に甘くなってしまうんですよね。そんなことではダメですね。また、以下のようなことも重要なファクターだとのこと。

  • 謙虚に
  • 人当たり良く
  • 図々しく

謙虚さと図々しさ。議員には相反するものが求められます。僕的には、図々しさが難しいです。議員さんの中には厚かましいぐらいの人もいます。そういう人を見て凄いなぁと思いながらも、僕も図々しさを身につけていく必要があるんですよね。

当選した途端に「大先生」になってしまう方。芦屋の議員さんではないですが、残念ながらおられます。「応援してもらって当たり前」と思っちゃってる人も。議員って、特別な仕事だけど特別な存在では無いんですよね。それが分からない人はちょっとなぁ~って思います。

質疑応答の中では、ネット広告の効果についての話題もありました。個人的にもちょっと気になっていたところ。でも報告会の告知などで使うには有効だが、日頃の広報を行う上では有効なツールではないのでは?とのこと。そんな気がしました。やはり広報活動は汗をかくと言うか、地道な活動が大事みたいですね。

僕の議員としての任期はあともう少しありますが、謙虚に、図々しく頑張っていきたいと思います。