今日は屋外広告物条例についてのご相談を受けました。難しい条例ですよね。なので流れだけ簡単におさらいしておこうと思います。詳しい規定については、かなり細かく定められています。もし、興味があればこちらをご参照ください。

芦屋市には既に屋外広告物条例が存在していた

芦屋市の屋外広告物条例は日本一厳しい屋外広告物条例ということで話題になりました。ですが屋外に展示する広告物は、市が定める以前にも県条例にて規制されていました。

芦屋市の屋外広告物条例は、既存の県条例よりも更に厳しい規制になります。県条例を満たしていたとしても、市条例には抵触してしまうというケースが多数でてくることが予想されます。

看板はそう簡単には撤去できない

看板は、お金や時間の問題で「そう簡単に撤去できない」ものが多いです。なので、条例は「施行開始の7月1日時点で直ちに条例に守ってもらわないと困りますよ」という扱いではなく、一定の猶予期間を設ける形になります。また、撤去にかかる費用についても補助制度を設けています。

猶予期間をもらうためには

猶予期間をもらうためには事前に県条例を満たす必要があります。ただ、現時点で県条例を満たしていない事業者さんも残っている状況とのこと。なので、現在は所管課である都市計画課の職員さんが市内の事業者さんにアナウンスを行っています。それにより、県条例に適用していない事業者さんを無くそうと考えているところです。

実際のところ、どうなの?

所管課から出てきた資料によると、市内で県条例を満たしていない件数は731件とのこと。 これら全ての事業者さんが6月中に県条例を満たせるのかというと正直疑問が残ります。程度の差はあると思いますが、ちょっと件数が多いような気がします。

初めから、条例なんぞ無視!という態度を取られてしまうと困ります。ですが「前向きに考えていますが、時間やお金の問題で6月中の対応は間に合いません」という事業者さんも少なくないんじゃないでしょうか。

こういう方々に対して、7月1日時点で県条例を満たしていない場合はすぐに条例違反という扱いにするのではなく、緩やかな対応を取ってもらいたいと思います。731件もの事業者さんが県条例を満たしていないという実態は、芦屋市によるこれまでの県条例の取り締まりやアナウンスが不十分だったということを示していますしね。