今日は予算特別委員会総務分科会。僕は総務委員会の委員なので、委員として参加。

今日審議した主な内容は、消防費、議会費、総務費などです。少ないような気がしますが、総務費の中身はかなり細かく別れています。だから実際には、けっこう遅くまでかかりました。

今日審議した内容では、そこまで盛り上がる話題はありませんでした。ですが今回の予算では、広報に力を入れだしたところが良い部分かなと思っています。

芦屋市は真面目な自治体なので、広報物自体はしっかりとした内容のものを作ります。見栄えとかよりも堅さの方が強い印象です。マスコミの作るものではないから、仕方がないのかもしれませんが。

まあ、それは置いておいて、平成27年度まではせっかく真面目につくっているのに、それが市民全体には行き届いていませんでした。広報紙の内容についてのアンケートを取っても「そもそも広報紙が届かない」などの内容以前の意見も少なくありませんでした。

平成28年度からは、広報紙の配布は従前の新聞折り込みから全戸配布に変わります。最近はニュースはネットで済ましちゃう人も多く、新聞を取らないご家庭も多いんですよね。また全戸配布と言うことは、ポスティングでの配布になります。シルバー人材センターにもお仕事を振れますし、正にWin-Winですね。

そんなこんなで、広報紙については大きな一歩を踏み出しました。ですが個人的に不満なのは動画を使った広報についてです。

現在、CATVにて『あしやトライあんぐる』という市の広報番組を流しています。これも真面目に作ってるところが好感を持てる内容です。ただし、市の作るものなので、民放の報道特集とかと比べたらダメですよ。そもそも、これについては芦屋市民でも知ってる人はめっちゃ少ないと思います。なのでどこかのタイミングで紹介する特集記事を書こうと思います。

現状、このプログラムはテレビでしか観られません。しかも、過去のバックナンバーを観ようと思うと、市役所でDVDを借りなければなりません。そこまでして過去放送を観てくれる人は少ないよ、絶対。しかも、毎月1日と15日に内容を更新しているので、同一プログラムは実質2週間しか観られません。そんな状態なのに、年間で1240万も投じています。実にもったいない。せっかく大きな予算をかけて良いものを作っているんだから、もっと大勢の人に観てもらえるよう工夫すれば良いのにと思います。

ということで、インターネットでも観られるように、例えばYouTube上に芦屋公式チャンネルを作り、そこでバックナンバーを流したらどうですか?と提案。答弁としては、「現状、そういうことは考えていない」と却下されました。やらない確固たる理由があるようには感じませんでしたが、今日は予算審議。それ以上は突っ込みませんでした。ですが一般質問でもう一度突っ込もうと思います。

さて、明日はいよいよ予算特別委員会分科会の最終日。民生文教分科会において、教育費の審議が残っています。明日中には終わるそうです。無事、日程通りに終わりそうで何よりです。