芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

今日は建設公営企業常任委員会。審査対象の議案は以下のとおり。 同委員会は所管課があまり多くない関係でいつも議案が少なくなりがちですが、今回は多いです。 議案の詳しい内容は、市議会のHPをご覧ください

議案番号件名
第61号芦屋市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第62号芦屋市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第68号芦屋市無電柱化推進条例の制定について
第69号芦屋市無電柱化推進基金条例の制定について
第72号平成30年度芦屋市病院事業会計補正予算(第1号)
第75号芦屋市自転車駐車場の指定管理者の指定について
第77号損害賠償の額を定めることについて
第78号平成29年度芦屋市水道事業会計決算の認定について
第79号平成29年度芦屋市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
第80号平成29年度芦屋市病院事業会計決算の認定について

全議案ともに可決すべきものと決しました。 色々あがってますが、特筆すべき議案としては病院事業会計の決算と無電柱に関する議案かなと思います。 簡単に紹介しておきます。

第80号議案(病院事業会計決算)

多くの人の関心は数字だと思うので、その辺を抜粋。

  1. 営業損益
    • 営業収益
    • 入院収益2,901,008,683
      外来収益1,057,043,745
      その他営業収益630,237,199
      合計4,588,289,627
    • 営業費用
    • 給与費3,015,101,007
      材料費808,808,191
      経費722,429,662
      減価償却費607,402,069
      資産減耗費806,000
      研究研修費11,172,249
      合計5,165,719,178
    • 収益-費用
    • 4,588,289,627円-5,165,719,178円=△577,429,551円
  2. 営業外損益
    • 営業外収益
    • 受取利息8,682
      他会計負担金・補助金281,173,000
      補助金3,235,000
      患者外給食収益29,508
      長期前受金戻入4,357,970
      その他営業外収益78,808,180
      合計367,612,340
    • 営業外費用
    • 支払利息及び企業債取扱諸費103,676,692
      患者外給食材料費1,669,578
      雑損失113,487,254
      合計218,833,524
    • 収益-費用
    • 367,612,340円-218,833,524円=148,778,816円
  3. 経常損益
  4. △577,429,551円+148,778,816円=△428,650,735円
  5. 特別損益
    • 特別利益
    • 過年度損益修正益2,995,919
    • 特別損失
    • 過年度損益修正損19,708,676
    • 収益-費用
    • 2,995,919円-19,708,676円=△16,712,757円
  6. 当年度純利益
  7. △428,650,735円+△16,712,757円=△445,363,492(純損失)
  8. 当年度未処理欠損金(累積赤字)
  9. 前年度繰越欠損金11,536,919,276+445,363,492=11,982,282,768

毎年積み上がる累積赤字。今年も4億を超える純損失が出ています。

純損失 累積赤字

単年ごとの決算について、反対するというもんでもありません。 毎年言ってる気がしますが、方向性を考えないといけないところには来てるとは思います。

芦屋市が山間部とかで、他市の病院まで数時間!っていう立地なら赤字覚悟でやらないと。 でも、実際はそうじゃなくて、神戸も西宮も近い立地です。 各市とも苦しい台所事情ですから、阪神南での広域化も 視野に入れていく必要があると思うんですけどね、難しいんでしょうかね。

まあ、これは話が大きすぎるから、市長選の争点にして市民に問うてからの判断になりますが。

第68号、第69号議案(無電柱化関係)

第68号議案(芦屋市無電柱化推進条例の制定について)

詳しい内容は、上述の議案書を見ていただきたいんですが、 どちらかというと、11条~13条で定めている新たな電柱・電線の設置を禁止する条文が大事な気がしますね。

無電柱化を新たに進めようと思うと膨大な費用がかかりますから、 きっちり計画を立てた上で計画的に進めないといけません。 なので、整備済みのところに新たに電柱をつくることを制限する条文の方が効力を発揮しそうです。

先般発生した台風と高潮の影響で、南芦屋浜において浸水被害がありました。 無電柱化が本当に災害に強いのか?を検証すべき事案だと思います。 本当に災害に強いことが実証できれば、それを旗印にして事業の推進を図っていくべきかと思います。

第69号議案(芦屋市無電柱化推進基金条例の制定について)

無電柱化の推進を目的とする事業の経費に充てるため、芦屋市無電柱化推進基金を設置する条例です。 ふるさと納税やその他の寄附を原資とした基金を設置するようです。

特定事業についての寄附を求むというものなので、クラウドファンディングに近いのかもしれませんね。 というか、何らかのインセンティブが無いとお金は集まらないです。多分。

所管事務調査について

以下の4件について、説明を受けました。 資料については市議会HPをご覧ください。 そのうちアップされると思います。

  • 市立芦屋病院について
  • 無電柱化の取り組みについて
  • 芦屋市自転車ネットワーク計画について
  • 芦屋市下水道事業の経営戦略策定について

陳情について

今回、1件だけ陳情も出されました。

陳情第17号:歩道を走行の自転車に左側歩道を走行することを促す兵庫県条例制定を求める陳情書

歩道上で自転車が交差する危険性を防止するため、 自動車の進行方向と合わせる県条例をつくるよう、意見書を出してほしいと言う陳情でした。

理想としてはそうだけど、全ての歩道、道路でそれを進めていくのは難しいということで 「結論を得ず」という結果になりました。ですが、自転車の危険性も色々言われています。 誰がいつ、加害者になるか分からない時代です。 自転車運転者、歩行者の双方の安全を守って行けるよう市としても取り組みを強化して行く必要があると思います。

今日は総務常任委員会。 審査対象は以下の議案…の予定でした。

議案番号件名
第58号芦屋市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第59号芦屋市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第60号芦屋市職員定数条例の一部を改正する条例の制定について
第70号平成30年度芦屋市一般会計補正予算(第2号)
第73号芦屋市立潮芦屋交流センターの指定管理者の指定について

詳しい議案内容は市議会のHPをご覧いただきたいん ですが、第70号議案の補正予算の審査が注目を集めていました。 というのも、昨日の民生文教常任委員会の所管事務調査として報告を受けた 学童保育の体制変更に関係する内容が含まれる補正予算だったためです。 実際、大勢の傍聴の方が来られていました。

ですが結論から言うと、第70号議案の審査は実施しませんでした。 注目を集めている議案でもありますし、どういうこっちゃ!?ということを書いておきたいと思います。

審査内容の予定変更について

第70号議案の審査は、9月10日(月)の民生文教常任委員会開催後に開く総務常任委員会で行うことになりました。

なぜなら、昨日の民生文教常任委員会で行われた所管事務調査の報告(留守家庭児童会のあり方について)において、 教育委員会の答弁に誤解を招く表現があり、民生文教常任委員会にて再調査の時間が設けられることになったためです。

極めてイレギュラーな対応ですね。総務常任委員会としては、所管事務調査は所管事務調査。議案は議案という考え方で 補正予算の審査も敢行してしまうという判断もありました。

ですが、教育委員会・当局側から民生文教常任委員会に対して発言の訂正と再調査の依頼が来ていたこと。 そして、民生文教常任委員会が再調査を行う判断をしたということから、総務常任委員会としても 民生文教常任委員会の再調査を待ってから議案審査に入ると言う判断をしました。

公開の場での発言に間違いがあり、訂正が行われないままに 関連議案である補正予算の審査を行ってしまうと、当局側の答弁に齟齬が生じる可能性が出てきます。 そうなるとややこしいことになってしまうので、議案審査としてあるべき論で進めました。

傍聴に来られた方、インターネットで見ようと時間を調整していた方々には申し訳ありませんが、 なにとぞ、ご了承いただきたく存じます。

議案審査について

全議案とも、可決すべきものと決しました(第70号議案は除く) 全議案詳しくは議案書を見てねっていうものだと思いますが、分かりやすい変更としては、 第58号議案でしょうか。

第58号議案について

結論から言うと、市議会議員の選挙において4000枚のビラを配ることができるようになりました。 今までは選挙期間中のビラ配布は公選法でNGとされていました。今回、公選法が改正されたことで 市条例も改正されることになりました。

ビラの配布が認められるだけでなく、作成費用も公費で負担されます。

単価上限(a)枚数上限(b)限度額(a × b)
7円51銭4,000枚30,040円

ただ…選挙管理委員会の証紙を貼ったビラでないと配れません。 証紙は、立候補届を出したときにもらえます。なので、告示日にならないと ビラに証紙を貼ることができません。

また、ポスティングは不可です。あくまで以下のタイミングでしか配布できません。

  • 街頭演説中
  • 個人演説会の会場内
  • 選挙事務所内
  • 新聞折り込み

大勢の人が集まり、長時間の街頭演説ができるようなスペースがほとんどない芦屋市において、 1週間で4,000枚を手配りするのはほぼ不可能。新聞折り込みで消化せざるを得ないでしょうね。 政策論争に持って行けるのは喜ばしいことですが、なかなか大変そうですね。

ホントは…全戸配布される選挙公報の1人当たり面積を大きくする対応が良かったなと思います。 政策を広めるという意味でも、コスト面でも。法律を決めるのが国会議員の大先生方やからしゃーないかなとは思ってますが…。

所管事務調査について

以下の所管事務調査報告を受けました。

  • 公共施設の包括管理業務について
  • 高浜用地(芦屋高浜松韻の街)について

資料については、市議会HPをご覧ください。 後日アップされます。

公共施設の包括管理業務について

現行で、各所管課が管理していた施設の維持管理業務について、一元化するというものです。 対象は全部で53施設で、49種580業務が対象になるようです。 実務的なところは職員が担当するのではなく、プロポーザルで民間業者を選定して行うとのこと。

建物とかの維持管理については専門性が高い業務も含まれます。 特に電気工事とかエレベータとか、機器の管理については職員さんがやらなくても良いと思います。 また、まとめて発注するとかでコスト削減効果もあります。

職員さんからこういった業務を開放することで、トータルで5人月ぐらいの時間をカットできるようです。 プロジェクト管理をしていれば、頭数で考えると言うよりは工数で考えますので5人月のカットはありがたい。 ですが市役所の場合、こういった工数の削減でどこまで効果的な人員配置ができるのか。疑問は残ります。

趣旨は分かりますし、意義のあることだと思います。 うまくやれば大きな効果が出る取り組みだとも思います。 ○○業務に何時間という形で仕事のボリュームの定量化も合わせてやっていかないと 効果的に機能させるのは難しいと思います。

…ということを発言したかったですが、今日は時間の関係もあり、 言いづらかったのでまた後日の審査のときにでも発言しときたいと思います。

高浜用地(芦屋高浜松韻の街)について

高浜町のドラッグストアの西隣の戸建てのエリアです。 市として宅地造成⇒販売していたエリアですが、なかなか完売しないと言われていたものです。 ですが、平成29年度を以って、晴れて完売したとのこと。 ずっと残っていた特別会計もクローズされています。

色々紆余曲折あったようですが、最終的には 南芦屋浜にある総合公園の事業費を補填する形で進められた事業でした。 間にリーマンショックがあったり東日本大震災の影響による地価の下落などあり、 思うように進まなかったようですが、結果的には当初計画とニアリーの収支になったようです。

結果オーライではありますが、厳しい総括をしてくださいよという意見が出ました。 僕もそう思います。何年にも渡る大きな事業の場合、間に色々と想定外の事態も発生しますから、 難しいところはあると思いますが、結果の分析は必要不可欠です。

今日は民生文教常任委員会。 市長を初めとした当局の皆さん方は昨日の台風対策から引き続きの議会対応。 頭の下がる思いです。

今日の審議対象は以下のとおり。 議案の詳細については、市議会のHPをご覧ください

議案番号件名
第63号芦屋市男女共同参画センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第64号芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第65号芦屋市立幼保連携型認定こども園の設置及び管理に関する条例の制定について
第66号芦屋市留守家庭児童会条例の一部を改正する条例の制定について
第67号芦屋市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
第71号平成30年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第74号芦屋市立休日応急診療所の指定管理者の指定について
第76号芦屋市立美術博物館及び芦屋市谷崎潤一郎記念館の指定管理者の指定について
第81号芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について

1日で終わらんだろうなと思っていましたが、議案の審査は全て終わりました。 あと2件の所管事務調査の報告がありましたが、遅くなったので続きは後日ということに。 議案審査の結果としては、全議案ともに可決すべきものと決しています。

今日、聞いていた感想は、時間のほとんどは所管事務調査として報告を受けた 「留守家庭児童会のあり方について」に費やされたなぁという感じでした。

これについては、あくまで所管事務調査と言うことで決議はしません。 なので、明日の総務常任委員会のプレ審査という感じでした。 ちなみに、資料については市議会のHPをご覧ください。 後日アップされると思います。

やりとり自体はすごく長かったですが、新たな情報としてはあまり出なかったかなという印象。 やりとりを聞いてわかった情報を書いておきたいと思います。本件、本番は明日なので。

ただ…学童の件については、当局の答弁も奥歯に物が挟まったような言い回しですっきりしません。 他にも、はっきりさせて欲しいのによく分からん。というところがあります。 賛否を判断するにしても、ありのままを答弁してもらわないことには判断もできません。 その辺は、明日の委員会でしっかりと聞き出したいと思います。

平成31年度の体制について

留守家庭児童会、通称学童保育について、平成31年度から以下の体制にしたいとのこと。 ピンクで網かけしてる学校が変わります。赤太字の箇所が具体的な変更点。

小学校学級数委託化備考
平成30年度平成31年度
精道小学校22  
宮川小学校22 
山手小学校11 
岩園小学校12拠点校
朝日ケ丘小学校11  
潮見小学校22  
打出浜小学校22  
浜風小学校12拠点校

拠点校となっている学校で、他校の待機児童を受け入れるということだそうです。 そして、次年度の待機が発生する見込みなのは山手小学校と宮川小学校。 なので、山手小学校の待機児童は岩園小学校で、宮川小学校の待機児童は浜風小学校で受け入れるという格好。 学校間の移動には、タクシーを用いるとのこと。

変更の理由について

近年の社会情勢を受けた人手不足による指導員不足に対応するためということが大きいようです。 『子ども・子育て支援事業計画』で定めている、平成31年には小学6年生まで受け入れるという目標達成のためということも言ってましたが、 人手不足解消以上の理由は無いように思います。

人手不足の内訳について

  • 嘱託職員の配置基準については充足しているが、加配職員の充足率が50%を切っている状況。
  • 加配職員の募集もかけているが、集まらないので臨時職員(バイト)を募集して穴埋めしている。
  • ただ臨時職員についても集まらない状況。
  • 最終的な穴埋めとしては、青少年育成課職員が学級に入ることで対応。

各学級に2名配置しているメインの指導員については、嘱託職員で対応しています。

またメイン指導員以外にも、配慮を必要とする児童等の面倒を見る加配の指導員も配置しています。 不足しているのはこの加配職員の指導員です。穴埋めのため、募集をかけているが集まらないそうです。

気になること

加配については、芦屋市の募集を見る限りでは、賞与も2回あるし、待遇としては悪くない気がします。 留守家庭児童会指導員募集(芦屋市)

それなのに、予定の半分しか集まらない理由は何なんだろう?ということ。 仕事があまりに過酷すぎて、条件が悪すぎるのか。 それとも他の要因があるのか…。

今日の答弁を聞いてもすっきりしなかったので、 この辺は、明日の委員会において確認したいと思っています。

タクシー移動について

これが一番の問題だと思っています。 全ての児童が移動するということであればまだしも、学校内の学級に入る子と 移動しなければならない子に分かれてしまうのはあまりよろしくないです。

暫定処置とのことですが、何年ぐらいこの体制でやっていくつもりなのか分かりません。 また、学校内ではどうやっても対応できないものなのか。その努力があったのか、説明はありません。

宮川⇒浜風はともかく、山手⇒岩園の移動は大人でも徒歩での移動が難しいほどの距離です。 この移動はどうなんだろうかと思います。同じ山手圏域でもすごく遠いところです。 少なくとも、小学校区内の施設で考えるぐらいの努力は欲しいところでした。 この辺の説明もなかったように思います。

納得感が得られない状況なので、明日の委員会では確認したいです。

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