芦屋市議会議員 大原ゆうき活動報告

芦屋市議会議員、大原ゆうきの活動内容などを記したブログです。 日本維新の会、兵庫維新の会所属です。

今日は朝から総括質問のヒアリングでした。 総括質問は、施政方針全般に対して広く質問するものなので 所管部署の数もえらい多くなります。

通告期限が21日までで、ヒアリングが25日までというスケジュールの中、 21日に通告してしまった関係で、今日はヒアリング三昧です。 人がどんどん入れ替わるので売れっ子気分でした。 今日1日でえらい疲れたので、実際に売れっ子の人は大変ですね。

いや、通告を早くしなさいよっていう話もあるんでしょうが、 自分一人で完結する一般質問と違い、総括質問は会派を代表しての質問になるので 会派内調整も必要だったんですよと言い訳。

ヒアリングは質問を円滑に進めるために必要な工程

ちなみに、ヒアリングは事前にゴニョゴニョするための機会ではなくて 質問の意図を間違いなく伝えるということを目的とした機会です。 時間制限もありますから、質問が噛み合わないということがないように という趣旨でやっているものです。

決して、台本づくりのための事前打ち合わせではありません。 僕は、壇上に上がって行う一度目の質問以外についてはアドリブでやっています。 原稿がないから、スラスラ言えなかったりしますが原稿を読むだけの会議はつまらないし 議場でやる意味がないと思うのでアドリブで頑張っています。

原稿作成で夜も眠れず

ヒアリングのあとは、恒例の原稿作成です。 これも別にお遊戯会にするためのものではなくて質問の意図を 文章に起こしたものを渡すことで、質問趣旨の齟齬が生じないようにするためのものです。

原稿の提出は今日中ということになりました。 なので、今日は多分寝れません。前職の関係で徹夜は慣れっこですが 若くないので無理しないようにしたいと思います(笑)

今日は総務常任委員会。 以下の議案についての審査を行いました。

番号件名
第6号令和元年度芦屋市一般会計補正予算(第5号)
第8号令和元年度芦屋市公共用地取得費特別会計補正予算(第1号)

それぞれの議案書についてはこちら。 なお、議案についてはいずれも全会一致で可決すべきものと決しています。

また、所管事務調査として「長期財政収支見込みについて」の報告もありました。

気になるところを書いておきます。

第6号議案について

一言で補正予算と言っても、かなり色々な要素が含まれていました。 今回は、その内訳が整理された資料が提示されたので分かりやすくなりました。

0001 0002

ひと際目立ったのが、プレミアム付き商品券事業費の不調。 国の補助金で実施している事業で持ち出しはないので、まあ構わないっちゃ構わないんですが 国の施策が空振りましたね。

ちなみに、どれぐらい空振ったかというと…。 歳入のうち、プレミアム付き商品券の売り上げを示す、商工費雑入を見ると分かります。 半分をちょっと超えるぐらい売れ残りました。

補正前歳入補正額補正後歳入
388,003△209,775178,228

プレミアム付き商品券の概要としては、最高で2万5000円の金券を2万円で買えますよ! 25%のプレミアムですよ!ということでした。5000円稼ぐのは大変ですから、確かに破格です。 商品券自体、市内の主だったスーパーマーケットで活用できたことを考えると、買った方がオトクだと思います。

でもなぜ半分しか売れなかったのか。原因調査はできてませんということです。 キャッシュレスのポイント還元と時期が被ったから?とかそういう話もありました。

個人的には、今回は購入できる層が限定されていたことが原因でもある気がします。 限定的なものだと、ワイドショーとかでもあまり取り上げられないですから。

ちなみに、購入できる人は以下の条件を満たすだけでした。

  • 2019年度の非課税世帯
  • 2016年4月2日~2019年9月30日までに生まれた子供がいる世帯

恐らく、二つ目の子持ち世帯の方々は購入されたんだと思います。 まだ若く、フットワークも軽いでしょうし、商品券をややこしいとも思わないでしょうし。

ただ、非課税世帯については、高齢者も多いでしょうし 「なんかめんどくさい」が勝ってしまったのではないかなと思います。 経済政策はなかなか難しいですね。

長期財政収支見込みについて

資料はこちら。

昨年の今頃に出された長期財政収支見込みでも5年後の基金残高が底をつきそうで ヤバイという話をしていましたが今年は更に悪化するという見込みになりました。

0016

なかなかショッキングなグラフです。今の流れだとそうなってもおかしくないと思っていたので 僕は驚きませんでしたが、委員会でもかなり危機感があるようなやりとりがありました。

公共施設の老朽化に伴う更新(建替えなど)をフルスペックで積み上げているものです。 なので、人口減少社会を受けての公共施設の統廃合。あるいは民間で同じような施設があるような 公共施設については廃止するなど、事業の取捨選択を進める必要があると思います。

投資的経費の投入については、市民にとってプラスのある投資に限るようにしていかないといけません。 そうでないと、投入時に起債した市債は将来の芦屋市民が支払うことになり、 あまりイケてない建物が負の遺産として残ってしまうことになります。

また、これまで以上に効率的な業務運営と要員配置をシビアにやっていく必要もあるでしょう。 いずれにしても、これからの10年、市長には厳しい判断が迫られるんじゃないかなと思っています。

僕も議員の立場ですが、今日聞いたヤバイ話を現実にしてしまわないための 取組み、提案を進めていきたいと思います。

今日は民生文教常任委員会。

今日の審査対象は以下のとおり。 それぞれの議案書は、こちらをご覧ください。

番号件名
第2号 芦屋市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
第3号 芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例及び芦屋市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第4号 芦屋市福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第7号 令和元年度芦屋市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
第10号 令和元年度芦屋市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
第12号 芦屋市霊園合葬式墓地等建設工事請負契約の締結について

また、以下の報告と所管事務調査を行いました。 所管事務調査の資料は、こちらをご覧ください。 今日時点でのアップはまだですが、後日アップされる予定です。

  • (報告)兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の報告について
  • (所管事務調査)芦屋市環境処理センター長期包括的運営業務について

なお議案の審査結果としては、いずれも全会一致で可決すべきものと決しています。

例によって、気になるところをピックアップしてご紹介。

霊園の合葬式墓地について

芦屋霊園に新たに合葬式墓地の建設が行われます。 今日の議案は、その発注業者が決まったというもの。

合葬式墓地って?

その名の通り、亡くなられた方のご遺骨を共同で埋蔵するお墓です。 近年の都市化・少子高齢化といった社会情勢の変化によって、墓地へのニーズも多様化しています。

具体的には、以下のような特徴を持っています。

  • 管理者(市)が合葬室とモニュメント(玉石や樹木など)でひとつの大きなお墓を建設
  • 骨壺から出して他の方々と一緒に納骨(共同埋葬)(はじめは骨壺のまま一定期間安置し、その後に骨壺から出して納骨されるケースもある)
  • 納骨後の遺骨の取り出しは不可(安置期間中の遺骨の取り出しは可)
  • 使用期限は永年
  • 承継は不要
  • 墓の管理は管理者(市)
  • 使用料は「一般的な墓地」や「納骨堂」と比べると安価
  • 安置期間中は維持管理費が別途かかる場合もある

一般的なお墓と比べた場合、個別での納骨はできないものの 安価で納骨でき、かつ普段の管理の手間も省くことができます。 また、無縁墓になる恐れもありません。

ニーズが高まっている

芦屋市が平成28年に行ったアンケートにおいても、以下のような心配事が見られました。

  • 子供や孫に負担をかけるのではないか
  • 世話する人がいないため、無縁にならないか

実際、仕事などで田舎から都市部に出てきた人にとっては田舎にあるお墓を定期的に手入れするのは大変です。 また、お墓の維持費にもそれ相応のコストがかかります。ご先祖様を軽んじるわけではありませんが、 現実的には管理運営が難しくなってきているのも事実な訳です。

そうした声は芦屋市だけではなく全国的な流れになっています。 特に、都市部の自治体では顕著なのではないでしょうか。 事実、ここ数年で色々な自治体で合葬式墓地が設けられだしています。

芦屋の場合はどういう形でつくられる?

芦屋の場合、以下の2種類のお部屋を用意する計画になっています。

  • 一時安置室:骨壺に入れたまま個別に区分けされたロッカーで一時的に安置する。
  • 合葬室:骨壺から出し、他のお骨と一緒に納骨する。

一時安置室は800体を安置し、合葬室には4500体を納骨することになっています。 一時安置室に置いておける年数やそれぞれの利用料については現段階ではまだ決まっていないとのこと。

合葬式墓地の建設は安いものではありませんが、 故人が眠られるお墓についてはちゃんとすべきだと思います。

近年では、無縁墓になってしまい、そのまま撤去されるというケースも増えているそうです。 無縁墓になってしまうのはあまりに不憫です。芦屋市を創ってこられた方々に敬意を表しながら 安らかにお休みになることができるお墓にしてもらいたいと思います。

兵庫県後期高齢者医療広域連合議会の報告について

後期高齢者の医療費については2年に一度改定されます。 令和2年度が改定年度とのことで、その説明もありました。

0111 0112

後期高齢化の影響で人数も増えており、後期高齢者医療費は年々増加しています。 各人の医療費負担を小さくするためにも、個人負担が重くなるのはやむを得ないところがあります。

ただ、これから先。2025年には団塊世代が後期高齢者になり、人数は爆発的に増加します。 また、平均寿命は年々伸びているため、しばらくは総医療費がどんどん増えることが見込まれます。

そうなると、個人負担を上げるということになるのでしょうが 後期高齢者の方々は、年所得が低い方が多いです。 個人負担が重荷になる方も多くなってくることが予想されます。

今のペースで進めていくと、いずれ制度維持が難しくなるのではないかと危惧します。 健康寿命の延伸により、個人にかかる医療費を抑制するしか今のところは策がなさそう。 今日の委員会では敢えて発言しませんでしたが、終末期医療の在り方も議論しなければならないフェーズが来るのかもしれません。

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